目次
トーク力が必要なわけ
トーク力がどんなものなのか説明したところで、実際にトーク力があるとどんな良いことがあるのかを考えてみましょう。
・信頼関係を築く時間を短くする
・相手に興味をもってもらえる
・場を盛り上げながら色んな人に話す機会を与えることができる
・自分が大切に思っている人同士を繋げることができる
一つずつ解説していきます。
信頼関係を築く時間を短くできる
トーク力は自分の伝えたいことを伝えると同時に相手が話していることを理解する力でもありますので、相互理解が深まるので信頼関係を築くのにも役に立ちます。
楽しいお喋りというのも時間を重ねれば信頼へと繋がるのですが、トーク力があると信頼関係を築くまでかける時間を短くすることができますよ。ランチ会や講座などその後定期的に会う予定がない時に、トーク力があると限られた時間の中でその後に繋がる人間関係を築けるようになるものです。
信頼関係を築くことができれば「あなたに会って欲しい人がいる」とか「あなたの困っていることを解決できる人がいるよ」などと、その先の人へとご縁が広がるスピードも変わってくるものです。
相手に興味をもってもらえる
トーク力があると自分のことを知ってもらい相手を巻き込む力があるので、自分に興味をもってもらい「あなたをもっと知りたい」という気持ちにさせることもできます。「この人にまた会いたい」と思ってもらうことは次につながるので、限られた時間の中でそう思わせるトーク力は必要なスキルとなるのです。
「また会いたい」という気持ちをもってもらえるとその後の関係も続きますので1回で終わらず、また沢山の人にそう思ってもらえれば自然と人間関係も豊かになっていきますよね。
場を盛り上げながら色んな人に話す機会を与えることができる
テレビなどを見ていても、場を盛り上げる人はトーク力がありますよね。また、ご本人の話が面白いだけではなくその場にいる人たちに上手に話を振ることができるものです。講座やセミナーの参加者としても、その場にいる人同士が仲良くなれるととても嬉しいものです。それはその場を作っている人のトーク力によって変わってきます。
仕事仲間や友人との休み時間やランチでも、雑談をしている中から相手をより深く知ることもできるので人間関係が良好になり、その結果仕事の効率がよくなったりすることにも繋がるものです。
トーク力は、スピーチと違い人の話を一方通行で聞くことだけではありません。1対1での話しでも1対多であってもトーク力があると、沢山の人と繋がることができるようになります。話しを一方的に聞いてもらうだけでなく、相手にも話す機会を与えることでお互い理解し合えるようになりますよ。
自分が大切に思っている人同士を繋げることができる
周りの人を繋げていくことでどんどんご縁が広がり、より人間関係が広がります。自分の周りで困っている人がいた時にその知識が豊富な人を紹介したり、良好な人間関係が築けているからこそ自分が紹介した人を信頼してもらえます。
人脈は勝手に広がっていくときもありますが、意識すると広がる速度が変わりますし、必要な人と繋がることができるようになるものです。自分が人と人を繋げるだけでなく、人を紹介してもらうことももちろんあります。
一人でできることには限界があるので、沢山の人を巻き込むことでより大きな夢を叶えることができるようになります。トーク力があれば自分の夢の話しを聞いてもらったり、相手の夢の話を聞くこともできるようになるのです。
次は、具体的にトーク力を持っている人の特徴についてお話しますね。
トーク力が高い人はこんな人!自分の周りでトーク力高い人を見つけよう
トーク力が必要な理由を今まで書いてきましたが、ここでは実際にトーク力が高い人はどんな人なのかを書いていきます。全ての特徴をもっていなくても一つでも持っている人がいると、学ぶのに参考になりますので是非身近にいないか探してみてくださいね。
話しに引き込まれる
物語を読んでいても話しに引き込まれるとついつい「で、その先は?」と続きを知りたくなりますよね。小説でも読み始めたら一気読みしてしまうような物語があります。トーク力が高い人の話も同じです。知らぬ間に話しに引き込まれて、もっとその人の話しを聞きたくなってしまいます。
世界観が相手に伝わる
同じ内容の話でもトーク力がある人から聞くのとない人から聞くのとでは、理解するまでかかる時間が変わります。
例えば、誰もが知っている昔話も一般人から聞くよりもプロの語り手から聞くのとでは違いますよね。それはプロは声色を変えられるというような技術の違いだけではなく、その物語全体の世界観を伝えるのが上手いからです。
自分の話をする時も、自分が描いている世界をまず自分自身が理解している必要がありますし、それをちゃんと相手に伝える事が大切です。
内容が明確
どんなに話がうまくても「あー楽しかった。で、なんの話だったっけ?」となってしまっては、自分の時間も相手の時間も無駄にしてしまう可能性があります。雑談もとても大切な事ですが、何か目標に向かって進むときにはきちんと相手に内容が伝わっている必要があります。
そうしないと相手にして欲しいことや自分がやりたいことが伝わらず、目標を達成することができなくなってしまいます。自分が伝えたいことをきちんとわかりやすく伝えるということは、トーク力でとても大切なことです。
相手の話を聞きだすのが上手
トークというのは、スピーチと違いお互いに話しをすることです。一方的に話すだけでなく、相手の話しを引き出すからこそ信頼関係をより深く築けます。そのためトーク力がある人というのは、相手の話を聞きだすのが上手な人が多いです。
自分の話をしながらも、上手に相手に質問して相手の答えからさらに話題を広げて気がつけば自分ではなくその相手の人が話題の中心になっていることもあります。
テレビを見ていてもバラエティー番組でMCの人が上手だとその場にいるゲストの人が話題の中心となり楽しく会話が弾んでいますよね。トーク力でその場の雰囲気も作っているので、和やかな場になり色んな人に話題を振り参加者みんなで盛り上がることができます。これはお喋りのプロでなくても同じです。
たとえ話がたくさんできる
話す内容が難しかったり、抽象的になると相手に伝わりにくいものです。それを伝わるようにするために必要なのが『たとえ話』です。作家の本田健さんは、同じことを7つのたとえ話で表現できるようにすることでより多くの人に伝えられるとお話しています。
色んな言い方をすることで、違うタイプの人と繋がることができます。そうして、自分と同じような人とばかりではなく、違う考え方の人と出会い人間関係が豊かになっていくのです。
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