いい人間関係は人生を豊かにしてくれ、自分を前向きにもしてくれますが、反対に「どうしたらいいのか」「うまくできない」と人付き合いが苦手だと悩んでいる人も多くいます。
2017年に株式会社JTBコミュニケーションデザインは、2,060人以上の大学生、会社員、主婦、リタイヤ層を対象に「コミュニケーション総合調査」を行いました。
調査結果では、「2017年は楽しくコミュニケーションできた」と答えた人が55%。しかし、この結果に反するように「コミュニケーションが苦手」と感じている人が58%もいて、2人に1人は人付き合いが苦手だということが分かりました。
コミュニケーションが「楽しい」と同じくらい「苦手」と感じていたり、悩みを抱えている人もいるんですね
普通に生活をしていると毎日、仕事やプライベートでさまざまな人と関わりますよね。現代社会で生活していくためには、円滑な人付き合いが欠かせません。
実は、どんな人でもコミュニケーション能力を高められるトレーニング方法があります。そこで今回の記事では、人間関係を楽にできる方法をお伝えします。
どうしたら「人とうまく付き合えるか」人間関係に悩んでいる人は、感覚だけで行動して失敗することがあります。まずはなぜ苦手に感じるのか!?その解決ができるコミュニケーション術紹介するので、最後まで読んでコツ・考え方を手に入れてみてください。
目次
人付き合いが苦手な人の特徴・共通点
そもそも人付き合いが苦手な人とは、どのような人でしょうか。人付き合いが苦手な人の特徴をみていきましょう。
自信がない
自信がないと何に対しても積極的になれない引っ込み思案になっています。なぜかというと、自信がない原因は、自分を否定してしまっているからです。引っ込み思案なので自分から積極的に人と関わろうできないのです。
自分に自信がないと、「人から否定されるかも・・・」と積極的に行動できませんよね
心が傷つきやすい
心が傷つきやすい人は、他人が冗談で言った言葉でも「バカにされた」とネガティブに受け取ってしまいます。
人からの言葉に傷つきたくないので自己防衛が働き、人付き合いを避ける傾向があります。人一倍優しい人とも言えますが、会話をしないとそれも相手は気づいてくれませんね。
警戒心が強い
警戒心が強い人は心を開かず人と交わろうとしません。自分をさらけ出せないので友だちができづらくなってしまいます。
過去に人付き合いで嫌な思いをした・傷ついた経験があると、人と関わる前から警戒心・自分の心を守る防衛本能が働いてしまう場合もありますね。
周りの目を気にする
周りの目を気にする人は「人に批判されたくない、嫌われたくない」気持ちが強いです。
周りの目を気にするので、自分の気持ちは発信せず周りに同調してしまいがち。さらに相手の気持ちを気にしすぎてしまうため「人の意見に振り回される」「人から頼まれたら断れない」状態になり、心が疲れることで人付き合いが苦手になってしまいます。
会話が続かない
人付き合いが苦手な人との話は、すぐに会話が途切れてしまいがちです。
聞き上手であればいいのですが、相手に話す話題を頭の中で考えすぎてしまい、何を話していいのか分からないので相手の話を聞くだけで、返事も自信がないものになってしまいます。
他にも話題がうまく見つけられず考えすぎてしまうと、「自分から話題を出さない」「相手の話に質問しない」「話題に入ってこない」など状況が悪化してしまうこともありますよ
会社の飲み会など人が集まるイベントに参加しない
大勢で集まる場所へ行くのが苦手なので、会社の飲み会やなどのイベントに積極的に参加したいと考えていません。そのため、誘われても断ることが多いです。
相手が、「誘ってもいつも断られる」と感じてしまうと、その内声もかからなくなってしまうため、交友関係も減ってしまいますね。
ネガティブ思考
常にネガティブ思考(悪い方向に考える)になってしまうことも多いです。
人と関わるとき「相手に悪い印象を持たれたらどうしよう」など、何に対しても悪い方向に考えています。そのため人付き合いに対して後ろ向きです。
ネガティブな態度や発言が続いてしまうことで、人との関わりも減ってしまう可能性がありますよ。
人と関わりたいのに人付き合いが苦手な人は、「自分に自信がない」「会話が苦手」「相手に気を使いすぎる」など、難しく考えて空回りしている可能性がありますよ
では、これらの特徴を生み出している原因とは何でしょうか。次の章では、人付き合いが苦手になってしまった原因について紹介します。
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