他人に興味がないのに優しいと思われる人の特徴と他者との関わり方

他人に興味がない人の特徴と心理

他人に興味がない人とはどんな人なのでしょうか？言葉から考えると、「他者に関心がない」ということになりますが、「興味がない」というのは「嫌い」と同義ではありません。

ここでは、「他人に興味がない」＝「優しい」と思われる人にフォーカスして、その特徴や心理についてみていきます。

あまり他人に興味がない人は、「ジャッチしない」という特徴があるため、受容力が高いです。たとえば周りの誰かが普通とは違うことをしていたとしても、それも「本人がいいならいいんじゃない」というスタンスでいるなどです。

Ayana

人によっては「冷たい」と思われてしまいがちですが、当の本人は個々を尊重しているだけだったり！

他人に興味がないというよりも、「人が嫌い」という人であれば、単に関わりたくないのかもしれませんが、他人に興味がない人は「人は人、自分は自分」という考えが根底にあるので、動じないイメージがありますね。

一方で、「人に嫌われたくない」という心理もあるため、何でも受け入れてしまい、我慢強い人も不特定多数いるのが特徴です。

さきほどお伝えしたように、「人は人、自分は自分」という考えから、「〜すべき」など他人をコントロールしようとしない特徴があります。自分自身も干渉されるのが嫌いなので、相手も干渉しないといったところでしょうか。

そのため、人によっては「興味持ってくれてもいいのに」と思うかもしれませんが、同じように干渉されるのが嫌いな人には「尊重してくれている」と感じるはずです。

そう考えると、他人に興味がない人＝優しいと感じるのは人それぞれとも言えますね。

他人に興味がない人は、基本的に「周りが落ち着いていないとストレスを感じる」傾向にあります。そのためか、平和主義な人が多いのも特徴です。

Ayana

他者に対してあまり関心がないので、怒ったり否定的なことも言わず、誰にでも優しいといった面が目立つ！

その心理にはやはり、争い事が嫌いだったり、嫌な雰囲気が苦手だったりがありそうですね。

常に良いことしか言わないので、関わる上では安心感を持たれますが、「何を考えているかわかない」と、壁を感じられてしまうこともあるようです。

「周りが落ち着いていないとストレスを感じる」にもつながりますが、自分を犠牲にする傾向にあるといった特徴もあります。

何か問題が起きたとしても、全部自分が背負い込めばその場が収まるだろうといった心理が働いていると考えます。

そこについての善悪は場合にもよりますが、他人に興味がないがゆえに、自己犠牲を払うことによって周りがどう思うかまではあまり深く考えていないのかもしれません。

他者に関心を向けないという心理には、「コントロールできない他人に期待しない」と割り切った点があるのではないでしょうか。そのため、感情の浮き沈みが少ないといった特徴があります。

「他人に興味ない」というと、どうしても悪い意味として捉えられてしまいがちですが、ある意味、自分には何が必要で何が不要なのかがわかってる人とも言えます。

Ayana

さまざまな場面において客観的な立場にいるためか、冷静に物事を判断できるうえ、感情の起伏が少ない！

他人に興味がない分、そのエネルギーを自分に向けられるので、自分の興味あることには没頭するといった特徴もあります。

他人に興味がないと言っても、この世の中の人全員に興味がないわけではありません。

たとえば、自分の大切な人や親しい人のことを心配するなど、深く介入せずとも興味をもって接する場面はあるはずです。

また、周りを気にしない分、自分のやっていることが人にどう思われるかもあまり関心がないため、趣味などの自分の興味あることには、こだわりが強い人も一定数います。

特徴の初めにもお話ししたように、他人に興味がない人は、「人は人、自分は自分」という考えを基本的に持っている人がほとんどなのではないでしょうか。

他人の課題と自分の課題は別ものとした上で、自分や他者にとって何が必要なのかを上手に見極めることができる人がいる一方で、それが他者への尊敬がなく自己中心的な考えを持つ人の場合は、自分のやり方や考えを押し付けようとします。

他人に興味がない＝優しいという考えは、単に「他人に興味がない」という性質だけでは判断しかねます。

また、他人には無関心でありながら、あからさまに嫌われたり、孤独になってしまったりすることは避けたいので、当たり障りない距離感から壁を感じてしまう人も多いのが現状です。