目次
合わない人との出会いはたくさんの気付きがある
合わないと思った時の出来事と学び
最近仕事先で、久しぶりに「この人合わない!!」と感じてしまったA子さんがいました。最初はイライラしてしまいましたが、少し落ち着いて考えると「これは、これからどうやって合わない人と付き合うか考えるチャンスでは!?」と考えるキッカケになったのでシェアさせて頂きます。
数人のメンバーがペアを組んである仕事を対応をしていた時、メンバー内で誰とペアを組むか問題が起き、たまたま私が経験者だったのでA子さんから相談を受けました。
私と一緒に仕事をしているあの人、仕事が遅いんですよね。ストレスが溜まってしまって・・・、担当ペア変えてもらえませんか
(えーーーっ。それって自分中心の理由じゃない!?仕事なんだから個人の感情でペア変えたいとかどうなの???ちょっとその発言はどうかと思うな~~~。でも、そんなこと言えないし・・・)
でも、ペアが決まっていて、対応する仕事なので・・・このまま続けるの難しいですか?
ん~~・・・
結局仕事のペアを変えることで、その時の仕事は無事終わりました。そして最後にA子さんは
今日は凄く楽しく仕事ができました
と言って明るく帰って行かれました。
(うん、良かった!A子さんも他のメンバーも楽しそうに仕事していたし、私も別に問題なく仕事を終えることが出来た、これでいいはず)
(でも、なんかモヤモヤした感情が残るな~何でだろう?)
誰かとの付き合いで、「え~何でそんなこと言うの?」「損な役回りがいつも回ってくる・・・」「この人とはもう仕事したくない!」と感じてしまうような経験は誰も一度はあるのではないでしょうか。
「もうあの人と関わりたくない!」とか「友達に愚痴を聞いてもらおう」という方法もありますが、これではまた同じことが起きた時に同じように人との関係を終わらせるか、グチを言うかでしかストレス発散できず、問題が解決できません。
何で合わないかを考えることが第一歩
仕事が終わった後、自分の感情と向き合ってみました。
合わない人と思っている人の事をずっと考えているは時間がもったいないし、そんな自分はイヤだな
どうしたらモヤモヤせずに人間関係が構築できるのかな?
と思い、どうしてこんな気持ちになったのか・どうしたらいいのかを紙に書きながら考えてみました。
頭で考えていると違う問題と結び付けたり他の事を考えてしまったりするので実際に文字に起こしてみると頭が整理されますよ。
なぜかが見えてくると、原因を踏まえたうえで、状況を回避する方法だったり、相手とのどう距離を保って付き合えばいいかなどの今後どう行動をするかを考えてみると、根本的な対応が策が見えてきて、自分がどう行動していくかも分かってきます。
では、次に自分の気持ちをどうしていけばいいか、自分の考え方を見直す方法を考えていきましょう。
人間関係を良くするために自分を変えてみる
もし、あなたが私のようにA子さんのように「合わない人だな・・・」と感じてしまうような人と出逢った場合、「もっと、○○してくれたらいいのに」と相手への変化を求めていないでしょうか。
相手が変わるのを待つより、自分が変わった方が早いですし、今後同じような状況になった時に対応することも可能になります。
そこで、ここでは自分のマインド(考え方)と行動を変える方法を紹介していきます。
ステップ1:感情的になっていないか
合わない人と一緒に居てイヤな思いをしてしまった時に感情的になっていませんか。
・イヤな思いをした
・ムカつく
・もう関わりたくない
など、マイナスな感情になって誰かにグチを言ってしまえば楽ですが、もし同じことが起きた時になんの解決にもなりませんよね。
そんな時は、
・何が原因でイヤな思いをしたと感じたのか
・何にムカムカしたのか
・なぜ関わりたくないと思ったのか
を考えてみてくださいね。紙に書き出してみると視覚化できるし、誰が見ている分けでもないので、普段言えないようなことを書けてストレス発散にもなりますよ。
言葉として自分の中に落とし込めるとGOODです。
それが分かると、自分の怒りポイントやものごとに対する考えが見えるので、まず自分の合わない人と感じるポイントを知ることができます。
ステップ2:自分の線引き基準をつくる
自分の怒りポイントや、何で合わない人と感じたのかが分かったら、今後どういう人と付き合っていきたいか、どういう人間関係を作っていきたいかを考えてみてください。
もしかしたら「できたらみんなとお互いにいい関係を築きたい」と考えていませんか。それができたら一番良いですが、100人中100人が「良い人」「好き」と相思相愛になるのはかなり難しいですよね。
オススメの方法は、「どんな人と一緒にいたいか」「どんな人とは一緒にいたくないか」「どう行動するか」を決める方法です。
自分の中にある程度の基準があると、人付き合いを楽しくすることができますよ。
例えば
・マイナスの発言が多い人
・人の悪口ばかり言う人
・自分の事だけを考える人
・ポジティブな考えになる人
・人の良いところを見れる人
・自分の良いところも悪いところもちゃんと言ってくれる人
・少し距離を空ける
・しばらく会わない時間をつくる
・関わりを少なくできるようにする
など
必ずしもこれが当てはまるわけではなくても、自分の基準をつくることで、「今のこの人はちょっと苦手な状況だから、少し距離をあけておこうかな」など自分で考えることができます。
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