目次
なぜか感じのいい人の特徴
これといって目立つわけでもない、普通の人。だけど、「話していて心地良いな」と感じる人。そんな人が、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。
彼らから学ぶ、話し方・聞き方のコツには、きっと、人に好かれる会話術の大事なポイントが隠されているはずです。
というわけで、ここからは、私の知っている「なぜか感じのいい人」の特徴についてまとめていきます。
話を広げるのが上手
「あれ?初対面の相手にこんなことまで喋っちゃった」なんてことないですか。
なぜか感じのいい人は、適度な相づちとリアクションをはさみつつ、相手への興味関心を示します。そのため、相手の話を引き出すのがとても上手です。
話を聞きながら、
などと質問し、話をどんどん広げていくことができます。

自分に興味を持ってくれてるって思うと、それだけで嬉しくなりますよね
褒め上手
褒められると、誰だって良い気分になるものです。なぜか感じのいい人は、相手を褒めるのも上手です。
など、相手の気持ちを高める言葉を自然と使っています。











褒められるとちょっと照れるけど、やっぱり嬉しい!
否定しない
話の途中で、
なんて言われたら、もう何も話したくなくなりますよね。
なぜか感じのいい人は、そんな風に相手の言葉を頭ごなしに否定することはありません。
「へ〜そんな考え方もあるんだね」など、一旦受け止めてくれるので、その後別の意見を提案されたとしても、あまり悪い気はしません。
ポジティブな言葉が多い
人に何かしてあげたとき、「すみません」って言われるより、「ありがとう」って言われる方が嬉しいですよね。
なぜか感じのいい人は、ポジティブな言葉を積極的に使っています。
たとえば、
・「疲れた」ではなく「今日も一日頑張った!」
・「○○したらダメ」ではなく「○○すればもっとよくなる」
など、話を聞く側が気分良くいられるような言葉を選ぶのが上手です。
人に好かれる会話術とは
さて、ここまで、「なぜか感じのいい人」の特徴についてお伝えしてきました。
彼らから学ぶ会話のポイントは、「相手を喜ばせる」「相手を不快にさせない」というごくごく当たり前のようで、でもできているかと問われたら心許ないものでした。
それらを踏まえた上で、ここからは「人に好かれる会話術」について、具体例を挙げつつまとめていきます。
ぜひ、実際の会話の中で色々試してみてくださいね。
相手の名前を呼び目を見て話す
「おはよう」より「○○さん、おはよう」、「どう思う?」より「○○さんはどう思う?」と言われた方が、ほんのちょっと嬉しくないですか。
名前を呼ばれると、「自分という存在が認識されている」と感じ、安心感や喜びを覚えるものです。
初対面であれば、「もう名前を覚えてもらえたんだ」と嬉しくなりますし、親しい間柄であっても、「私」を尊重されているようで嬉しくなります。











だからといって、一度の会話の中で毎回名前を呼ぶのはしつこくなりますから要注意!5分に3回など、ほどほどの回数にしてくださいね
また、会話中目をそらしたままだと、「あれ?私何か気に障ることしたかな?」なんて不安な気持ちにさせてしまう恐れがあるので、なるべく相手の目を見て話すようにしましょう。
相手が分かる言葉を使う
会話の中で急に知らない単語が出てきたら、「え?何言ってるの?」となりますよね。その場ですぐ質問できたらいいですが、聞けないままだと、話についていくのを諦めてしまうかもしれません。
ですので、相手の立場に立って言葉を選ぶことはとても大事なポイントです。
たとえば、同じ会社の人なら通じても、取引先やグループ会社の人には通じない言葉だってあるでしょう。
難しい専門用語は使わない、限られた人にしか分からない言葉は使わない、など、話の途中で相手の頭の中にクエスチョンマークが浮かばないよう気をつけましょう。











複数人で話していて、自分にだけ分からない言葉が出てくると、急に疎外感を抱いちゃいます・・・
相手との共通点を見つける
出身地が同じだったり趣味が同じだったりすると、急に親近感が湧きますよね。何かしら相手との共通点が見つかると、そこから話も発展しやすいです。
この、相手との共通点の見つけ方ですが、まずは
など、気になることをどんどん質問してみるのがいいでしょう。
相手の持ち物や行動を見て、
と話しかけるのも、話が弾むいいきっかけになります。











相手に興味を持って観察・質問してみてください。思わぬ共通点が見つかることもあり面白いですよ!
話のテンポや声のトーンを相手に合わせる
「ミラーリング」という言葉を聞いたことはありますか。
これは、相手の言動や仕草などを鏡のように真似ることで、相手に親近感や好感を抱かせるという心理テクニックです。
ぜひこのテクニックを活用し、話のテンポや声のトーンを相手に合わせてみましょう。
やり方は簡単です。もし相手が落ち着いてゆっくりと話すのであれば、自分も声のトーンやスピードを抑えてみます。そして逆に、ハイテンションで勢いよく話すのであれば、自分も元気よく話してみてください。











「なんとなく心地良い」「なんとなく話しやすい」というのは、こうした非言語の部分の影響が大きいですよね!
話のネタをストックしておく
という人も多いかもしれません。
そんな方は、いくつか話のネタをストックしておきましょう。
たとえば、
・仕事、勤務地
・趣味
・好きな食べ物
・好きな映画や音楽
・最近読んだ本
・旅行で訪れた場所
・好きなYouTube動画
・天気
・テレビ、ドラマ
など、スマホにメモしておけば、いつでも見られます。誰かと会う前にチラッと確認しておけば、「話すネタが何もない!」と焦ることがなくなりますよ。











女性同士だと、可愛い動物の動画を一緒に見て盛り上がりました!YouTubeだとスマホですぐ共有できるのがいいですね
相手が答えやすい聞き方をする
ちょっと想像してみてほしいのですが、「○○についてどう思いますか?」という質問と、「AとBどっちがいいですか?」という質問、どちらが答えやすいでしょうか。
きっと、後者ですよね。
初対面だと特に、打ち解けて話せるまで少し時間がかかる人も多いはずです。なので、はじめは答えやすい2択の質問を投げ掛けてあげるのも方法です。
たとえば、「お休みの日は何してるんですか?」といきなり聞くのではなく、
と聞いてみます。そして、相手がもし「出かけるほうが多いですね」と答えたら、
というように話を展開させていくのです。
このように、相手がすぐ答えられそうな質問からはじめていくと、「なんだか話しやすいな〜」と思ってもらいやすいですよ。
間を大切にする
たたみかけるように話してしまうと、相手は萎縮してしまいます。一方的なやりとりに疲れて、返事をしたくなくなる可能性だってあります。
ですので、相手に何か質問した後は、相手が考える時間、答える時間をきちんととるようにしましょう。
答えを待たずに次の質問をしたり別の人に話しかけたりしていると、「この人、私の話を聞く気がなさそう・・・」と思われても仕方ありません。
ひとつ質問したらちょっと待つことを意識してみてください。この「間」を大切にできると、相手からちゃんと言葉を引き出せるようになりますよ。











質問して相手が黙っちゃうとつい、「○○ですよね?」なんて勝手に話を進めてしまいがち。相手から考える時間を奪わないよう気をつけたいですね
相手の変化に気づく
髪型や服装、持ち物など、ちょっとした変化に気づいてもらえるのは嬉しいものです。











変化に気づいてもらえると、私のことちゃんと見てくれてるんだなぁって安心します!
もし、あなたが相手の変化に気づいた時には、ちゃんと言葉にしてみましょう。
たとえば、
というように、「気づき+感想」があると尚よしです。
自分がされて嬉しいことを相手にもする、という単純なことではありますが、分かっていても意外とできていないものです。











ほめられて嫌な気持ちになる人は滅多にいません。いいなと思ったことはどんどん口にしてみましょう!
意識を自分ではなく相手に向けてみよう
緊張してうまく話せない時って、大抵、
という気持ちがありますよね。それって、「自分がどう思われるか」を気にして、自分にばかり意識が向いている状態です。
そうではなくて、
というように、相手に意識を向けるようにしてみましょう。
自分ではなく相手に焦点を当てると、興味を持って相手の話が聞けるし、いろいろ質問が湧き出てくるはずです。無理なく自然と、聞く姿勢・話す姿勢が変わってきますよ。
ぜひ、自分ではなく相手を主役にして話してみてください。
聞き上手な人の特徴について書かれたこちらの記事もオススメです。
①相手の名前を呼び目を見て話す
②相手が分かる言葉を使う
③相手との共通点を見つける
④話のテンポや声のトーンを相手に合わせる
⑤話のネタをストックしておく
⑥相手が答えやすい聞き方をする
⑦間を大切にする
⑧相手の変化に気づく
⑨意識を自分ではなく相手に向けてみよう
コメント