誰だって、周りの人と良好な関係を築きたいですよね。
仕事でもプライベートでも、人間関係で悩みを抱えることが少なければ、日々のストレスはグッと減ります。
でも、人は自分とは違う経験や価値観の元で生きてきているので、時にぶつかってしまったり、すれ違ったりしてしまうことはあるものです。

私もそんなつもりで言ったんじゃなかったのに…とすれ違いで悩んだ経験、何度もありました(泣)
そんな時に大切なのが、「相手の立場に立って考えること」です。
相手の立場に立って考えることができれば、相手がどういう気持ちを今抱えているのか、ということが分かり、相手に寄り添った言動をすることができるようになります。




振り返ってみれば、自分の価値観で話してしまっていて、相手の立場に立って考えられていなかったな…と気づきました。
そこで今回は、
・相手の立場に立って考えることのメリット
・良好な人間関係を築くための相手の立場に立って考えるポイント
をお伝えします。
相手の立場に立ち、思いやりをもって人と接することができる人になりたい!もっと良い人間関係を築けるようになりたい!という方、ぜひ読んで見てくださいね。
目次
相手の立場に立って考えるとはどういうこと?


そもそも、相手の立場に立って考えるとはどういうことを言うのでしょうか?
相手のことを考えて行動しよう、という時によくアドバイスされるのが、
・自分がされて嬉しいことを他人にもしよう
・反対に、自分がされて嫌なことは他人にもしないこと
ということではないでしょうか。
これらは一見、相手の立場に立って考えられる良い例のように感じますがこれだと本当の意味で相手の“立場”になっているとは言えません。
なぜなら、“自分の立場”で考えて、嬉しいことを他人にし、嫌なことは他人にもしない、としているからです。
自分の基準で考えた嬉しいことが、相手にとっても嬉しいこととは限りません。また、自分がされて嫌なことでも相手にとってはそうでもない、ということもあります。
相手の立場に立って考えるというのは、自分の目線で考えて行動するのではなく、文字通り“相手の立場”で考えてどう思っているのか、何をされたら嬉しいのか、相手の思いを汲み取ることを言います。




自分目線で考えるのではなく、相手目線に立って考えることがポイントですね!
相手の立場に立って考えるメリットは?


相手の立場に立って考える、の意味についてシェアしていきました。
この、相手の目線に立って考えられるようになるとどんな良いことがあるのでしょうか。メリットを見ていきましょう。
信頼されるようになる
相手の立場に立って考えられるようになると、相手の人のことをより深く理解できるようになり、相手に寄り添った言動をすることができるようになります。
すると、その人は
と感じ、心を開いて信頼してくれるようになります。そして、相手と良好な関係を築くことができるようになるのです。
相手から求められていることが分かり、行動できるため仕事で評価を得られる
相手が何を求めているのかということを考えられることで、
・会議で必要になるから、この書類を先に処理しておこう
・〇〇さん、今たくさんのタスクを抱えているから、自分ができることはないか聞いてみよう
と、率先して行動できるようになります。
すると、周りの人から“気が利く人”“仕事ができる人”という印象を持たれるようになり、仕事で評価されるようにもなりますよ。
広い視野で物事を見られるようになる
自分自身の価値観でしか物事を考えることができないと、どうしても視野が狭まってしまいますが、相手の立場に立って考えられるようになると、相手の意見や価値観を自分の中にも取り入れられるようになるので、広い視野を持てるようになります。
すると、いろんな価値観を受け入れられるようになるので、人としても成長でき、より充実した日々を過ごせるようになるのです。
【相手の立場に立って考えることのメリット】
・人から信頼される
・仕事で評価を得られる
・広い視野で物事を見られるようになる
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