会話が上手な人がしていること
相手の懐に入る
会話上手な人は、相手の懐に違和感なくスッと入り込むのが上手です。相手の趣味や今一番話したいことを瞬時にキャッチし、そこにフォーカスして絶妙な問いかけをしたり、知っていることを話したりできます。
すると、相手はたちまち「この人は話が分かる!」と感激して、ノリノリで話してくれたりしますよ。話していて気持ちいいと感じるので、これが仕事なら商談がまとまったり、異性が相手なら、思いの外仲良くなれたりします。
情報のインプットが多い
会話が上手な人は、情報のインプット量が人の何倍、何十倍にも及びます。本、新聞、雑誌、SNSなど幅広いソースから一般常識、雑学、ノウハウなど、あらゆる情報を常に吸収しています。仕事上の専門知識についてもアップデートに余念がありません。人の話もよく覚えてます。
よって、話の引き出しが多く、どんな話題にも柔軟に合わせることができます。物知りになると、自分よりずっと立場が上の 人からでも興味を持たれて、思わぬチャンスが与えられることもあるでしょう。
以前に相手が話したことをよく覚えていると、とても喜ばれて一気に好感度がアップしますよ。これは、と思うとっておきの情報や人の話は、メモしておいて定期的に見直すのもおすすめです。

どんな話題でもできる人は、いろんな人と楽しい時間が過ごせますよね
無理に話そうとしない
自分から無理して話そうとしない、というのも大切な会話術です。何とかして話しかけようとすると、かえって押し付けになったり、相手を枠にはめることになりかねません。相手が望んでいないことを必死になって話しても、知らない内に窮屈な思いをさせてしまうので、かえって無駄です。



沈黙に耐えられなくてついつい話しすぎてしまった・・・なんてありますよね
それより、相手が話してきた内容や温度感に合わせて、少しずつ口を開いていく方が、結果として会話が長続きするものです。しかも楽しくて、後味もスッキリするでしょう。自分の言いたいことを話すのは、その後でも十分ですし、その方がよく聞いてもらえるはずですよ。
○○さんといえばこれっというものを持っている
「○○さんといえば、ヨガですよね」とか「○○君は、キャンプの達人だね」というように、「この人といえば△△!」というものを何か一つ持っておくのも、会話を大きく助けてくれます。
話題がない時でも、「最近どこかキャンプに行ったの?」という具合に相手も会話の糸口が見つけやすくなるでしょう。それをきっかけに、土地の話、アクセス方法、天気や花、料理、さらには子どもの頃の遠足の思い出など、話が様々な方向へ自然と広がります。
人の悪口や噂話を避けることもできるので、当たり障りがなく、無難な会話術としても有効です。しかも話が不得意な人でも、得意分野や好きなことについては自ずと口数が増えるため、十分に「話の上手い人」として認識されるようになるものです。これはおすすめですよ。
学ぶ姿勢を大切にする
ヒトはその気になれば、どんな人からでも学べることがあります。話をしながら、相手から何かを学ばせてもらおうという謙虚な気持ちをもつと、それが相手にも伝わって良好な人間関係が築けます。
「妻から料理を教えてもらおう」「後輩にパソコンの使い方を指導してもらおう」という感じで、相手を立てることができれば会話がスムーズになります。
分からないことは、どんどん尋ねる。そんな素直な態度でいると、相手の自尊心は満たされて、親切に優しく教えてくれるようにもなります。結果として早く習得でき、何より自分が得をするでしょう。
会話術とは、決して話すことだけでありません。いい雰囲気で話が弾むような空気感を作りだすことこそ、好かれるのに欠かせない大事な会話術だと心得ておきましょう。
まとめ
「会話術」というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、決して難しいものではありません。言い方を変えると、「目の前の相手とどれだけ楽しい時間を共有できるか」と言ってもよいでしょう。
「話を聞く時の自分の表情はどうだろう」「最近は、知らないことを知ろうという勉強心が欠けてなかっただろうか」「家族の自尊心など意識していなかったなぁ」など、この記事をきっかけに自分の日頃の様子を見直してみると、自然と会話術がアップデートされるはずです。
まず一週間、会う人会う人から学ぶような素直な気持ちで、自分の考えにとらわれず、笑みを湛えてしっかり話を聞いてみてください。
相手が楽しい状況になれば、自ずと自分も心地いい時間になるはずです。最初は努力が必要でも、自分の方法が見つかれば、少しずつ目の前の人と楽しく話すことができますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
コメント