職場でも、友人とでも、人間関係が上手くいっていない時に「めんどくさいな…」と思ってしまうことってありますよね。
自分とまったく合わない仕事仲間と対応しないといけなかったり、ちょっとした意見の不一致からケンカに発展してしまい友だちとの関係が悪くなってしまったりすると、人付き合いが憂鬱になってしまうことは誰しもあるのではないでしょうか。
私も人間関係に悩み、「はあ、もうなんで……」と悩んだことが何度もあります。
そんな時に、気持ちを切り替えることができたり、「私って人に恵まれているな」と思えるような良い人間関係が築けるコツを知ることができたら良いですよね。
そこで今回は、
・めんどくさいなと感じてしまう時の具体的な対処法と
・人付き合いがもっと楽になる良好な人間関係を築くコツ
をお伝えします。
読んでいただくことで、なんでめんどくさいと思ってしまうのか理由が分かってスッキリし、人間関係の悩みから解放されるコツが分かっていくので人付き合いがより楽になっていきますよ。
人間関係がめんどくさいと思う理由と対処法を知って、人間関係の悩みから解放されたい!という方、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
人間関係がめんどくさいと思う時とは?
初めに、人間関係がめんどくさいと思う時はどんな時なのか、見ていきましょう。
機嫌を取らないといけない時
と顔色を伺い、機嫌が悪そうにしている場合はどういう声かけをしようか、と毎日その人の機嫌を伺い、機嫌が悪い時には地雷に触れないようにするにはどうしたら良いかと考えないといけない時、めんどくさいと感じてしまいます。
機嫌を取らないといけない相手が自分の上司であったりすると、特に気を遣わないといけない相手なため毎日気疲れしてしまい、憂鬱になってしまうのです。
私も経験ありますが、誰かの機嫌をずっと伺って、その人の気分が悪くならないように…って気を遣っている時って本当にしんどいですよね…
愚痴をずっと聞かないといけない時
仕事仲間からでも、友人からでも、ずっと誰かの愚痴を聞かないといけない時もまた人間関係がめんどくさいと感じてしまいます。
愚痴を聞くのは気持ちの良いものではないですよね。
その時限りの愚痴で「スッキリした!ありがとう!」と相手が立ち直れるのなら良いですが、ずっと同じ愚痴の繰り返しを聞かないといけない時は「またか…」と感じて疲れてしまいます。
1度くらいの愚痴ならまだしも、同じことを何度も聞かないといけない時はめんどくさいなと思ってしまいがちです。
嫉妬したり、嫉妬されたりする時
と自分が嫉妬してしまったり、
と誰かから嫉妬されてしまう時もまた、人間関係に疲れてしまいます。
自分が嫉妬している対象が自分の近しい存在だったりするとその人に対して嫉妬心を抱いている自分に罪悪感を抱きますし、誰かから嫉妬されている時は「そう言われても…」と戸惑い、あ〜めんどくさいなと感じてしまうのです。
集団行動をしないといけない時
日本は特に、誰かと一緒に行動する、ということが当たり前になっていますよね。
学生時代には、トイレに行く時でさえも誰かと一緒に行っていた、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
何か行動する時も誰かと一緒に、ということが習慣になってしまっていて、本当は1人で行動したくても、なかなかそれを言い出せなかったり、誰かとずっと一緒にいないといけない時は「めんどくさいな…」と感じてしまいがちです。
1人が好きなのに、その時間が持てなくなってしまうと人と距離を置きたくなってしまうのです。
陰口を聞いた時
誰かが自分に対して陰口を言っていたということを知った時って、あまり気分の良いものではないですよね。
また、言われたことが自分に全く身に覚えのないことであったりすると「それは違うのに…」と傷つき、行き場のない怒りや悲しみを感じてしまう時があります。
その陰口を言っていた人と話さないといけない時は「また後で陰口言われるのかな…」と心配になったり、陰口を言われないようにと気を遣いすぎて疲れてしまいます。
ケンカしてしまった時
ちょっとした意見の食い違いや、すれ違いがきっかけとなってケンカに発展していってしまった時もまた人間関係に対してめんどくさいと思ってしまいます。
と理解してもらえない悲しみや、相手への怒り、その後の関係性がどうなっていってしまうのかという不安を感じて「人間関係ってほんとうにめんどくさい!」となってしまうのです。
・機嫌を取らないといけない時
・愚痴をずっと聞かないといけない時
・嫉妬したり、されたりする時
・陰口を聞いた時
・ケンカしてしまった時
人間関係がめんどくさいと思ってしまう時ってどんな時なのかお伝えしました。「あるある〜」と思うような共感するポイントもたくさんあったのではないでしょうか。
続いて、人間関係がめんどくさいと思う理由について見ていきましょう。
気を遣わなければいけない
人への気遣いは相手への思いやりということでもあり、そうやって人のことを気遣えるということはとっても素敵なことです。
しかし、気遣いを必要以上にしないといけない時、相手がどう思っているのかが気になり過ぎて自分を押し殺し、相手に気を遣っている時には疲れてしまい、「めんどくさいな…」と感じる原因になります。
相手への思いやりは大切ですが、必要以上に気を遣いすぎてしまう時間は少しずつでも減らしていけると良いですね。
自信がなくて自分を出せない
嫌われたくなくて、相手にとって都合の良い存在になってしまい、自分を出せないことも人間関係をめんどくさいと思ってしまう理由になります。
と他の人から言われることがあっても、自分に自信がないため、なかなか自分を出すことができず、悩んでしまいます。
自分に自信を持って、自分を出せるようになりたい!という方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
相手に合わせないといけない
と思うことがあっても、相手が上司であったり自分が気を遣わないといけない立場の人であったりすると、自分の意見があっても言い出せず相手に合わせないといけないため、疲れてしまいます。
口では「いいですね」と言うけれど、心の中では「私は絶対こっちの方が良いと思うんだけどな…」と、言ったことと思っていることが違う自分に違和感を抱き、どんどんストレスが溜まっていってしまうのです。
信頼できる人が周りにいない
自分の周りに信頼できる人がおらず、自分が本当に思っていることを伝えられる相手がいないことも人間関係をめんどくさいと感じてしまう理由になります。
気を遣いすぎて疲れてしまった時、人間関係で悩んでしまった時に、それを相談できる相手がいれば、それだけで気持ちが楽になり、切り替えられるようになりますが、そうやって相談できる相手、本当に信頼できる人がいない時は、全部のストレスを自分でなんとかしなくてはならないので、人間関係で何か起こった時は「めんどくさいな…」と感じてしまうのです。
信頼できる人が誰もいない!と思う場合は自分が楽しく参加できそうなコミュニティなどに参加してみるなどして、心を開ける人と出会えるよう行動できると良いですね。
人に嫌われたくなくて必要以上に気を遣いすぎてしまう
周りの人に嫌われたくなくて、常に良い人でいようとすると、どこかで本当の自分とのズレが生じてしまいます。
でも、自分を出してしまったら嫌われてしまうと思っているので、自分を出すことができません。そして、気を遣い過ぎて家に帰るとドッと疲れてしまうのです。
私も人に嫌われたくないという気持ちが強くて、自分を出せない時が長いことありました。でも自分を出して嫌う人であるのならば、その人はもともと自分に縁のない人なんだ、と思うようにしたら、気持ちが軽くなり、ちょっとずつ自分を出せるようになってきました。
自分の心に余裕がない
自分にとって良くないことが立て続けに起こり、「もうなんでこんなに上手くいかないんだろう…」と悩んでしまいますよね。
自分の心に余裕がない時は他の人のことまで考える余裕さえもないため「めんどくさい…」と感じてしまいます。
人間関係で自分が思った通りにいかない・対応したくない(許容量を超えた)と思った時に「人間関係がめんどくさい」と感じてしまうんですね。
「人間関係めんどくさい!」と思う時はどうしたらい?対処法をお伝えします
人間関係がめんどくさいと思ってしまう時と、その理由をお伝えしました。次は、「めんどくさい!」と思う時の対処法についてご紹介します。
ぜひ実践してみて、人間関係の悩みから少しでも自分を解放させてあげてくださいね。
めんどくさいと思う人のことを必要以上に考えない
まず、「めんどくさいな…」と思う人のことを必要以上に考えないことが大切です。人間関係に悩んでしまっている時ってその人のことをずっと考えてしまいますが、ずっと考えていて気持ちが軽くなっていくことってないですよね。
必要以上に考えないために、
などをして、考える時間を減らすようにしていきましょう。
考えだしてしまったら「今のはナシ!」とそのモヤモヤをどこかにポイッと捨ててみるイメージをしてみるのもおすすめです。
最初は気づくと考えだしてしまうこともありますが、意識して考えない、気持ちを切り替えることを意識していくことでだんだんと悩む時間が減っていきます。
自分が好きだな、大切にしたいなと思う人を大切にする
自分を悩ます相手のことを考えている時間を、自分が大切にしたい人を大切にする時間に変えていきましょう。
「めんどくさいな…」と思ってしまう人がいる時って、自分が大切にしたい人のことよりも、自分が悩んでいる人のことを考えている時間の方が長くなってしまっていることが多いのではないでしょうか。
時間は24時間しかありません。その時間の多くを悩みの種となってしまっている人のことを考えているとすると、ちょっとその時間がもったいないと感じますよね。
自分がちょっと…と思う人のことを考えるくらいならば、自分が大切にしたい人のことを大事にする、その人たちとの時間を大切にする方に時間を使いましょう。
そして、
と、自分が好きだなと思える人も私の周りにはちゃんといるんだなということに気づくと、それだけで気持ちが軽くなっていき、「めんどくさい…」と感じる時間を減らすことができます。
合わない人はいると思って気持ちを切り替える
人は生きてきた環境も違いますし、何を思い、考え生きてきたかも人それぞれ違いますよね。それぞれ違う価値観を持っているので、合わない人がいてもおかしくはありません。
と思うようにしてみましょう。
全ての人と良い関係を築かないといけない!となるとそれはやっぱりしんどいですし、人間関係がうまくいかないときに「めんどくさいな…」と思ってしまう原因にもなってしまいます。
初めから、「合わない人もいるんだ。自分と合わない人がいたって良いんだ」と思うようにしておけば、実際「なんか馬が合わないな…」と思う人と出会っても、「そういう(自分と合わない)人もいるよね」と思えて、気持ちが楽になります。
全員と仲良くしなくても良い、と思うだけで人付き合いが楽になっていきますよ。
なかなかそんな風に気持ちが切り替えられない…という方は、気持ちの切り替え方がわかるこちらの記事もおすすめです。
距離を置いてできるだけ関わらないようにする
「めんどくさいな…」と思う人とは、できるだけ関わらないようにしましょう。
仕事で一緒だったりすると、全くその人と接しないようにする、というのは難しいですが、何度も接しなくて済むように、相手に伝えないといけないことはまとめて伝えられるように要点を整理しておく、など少し工夫をしてみるといいですね。
「どうしても付き合いがあって…」という場合でも、その人と接することが絶対に必要なのか?ということをよく考えてみましょう。思い切って距離を置いてみても何も問題なかった、ということもあります。
考えてみて、どうしてもその付き合いを断ち切れないという場合はできるだけその人といる時間を減らしてみる、など自分の負担にならないその人との付き合い方はないかな?と考えてみるのもおすすめです。
距離を置いてできるだけ関わらないようにするだけで、自分の精神状態が安定します。すると、前よりも「めんどくさいな…」と思う時間が少なくなっていきますよ。
素直に気持ちは伝える
めんどくさいと思う相手には自分の意見や考えを伝えることさえ億劫になってしまいますが、できるだけ自分の気持ちは伝えるようにしましょう。
何も言わなければ、相手はあなたが何を思っているのかが分からないため、そのまま傷つくことや「うん?」と違和感を抱くような言葉を何度も言われる、ということもあります。
ポイントは、怒りなどの感情にまかせて言わないことです。
誰かから怒りをぶつけられるとこっちもムカムカしてきて怒ってしまうという経験はありませんか?感情のまま気持ちをぶつけると、相手も同じ感情をぶつけてきます。
そのため、感情にまかせて言葉を伝えるのではなく、気持ちを落ち着けて素直な気持ちで伝えるようにしましょう。
と、素直にそして淡々と伝えられると、相手も理解してくれることがあります。
「どうせわかってくれないから…」と思ってしまいがちですが、思いきって素直に伝えてみることで、相手の態度が変わる、ということもありますよ。
気持ちを吐き出してもいい
「もう、めんどくさい!」となった時は、自分の気持ちを吐き出すことも大切にしましょう。溜め込み過ぎているといつか爆発してしまいます。
そのため、爆発するまえに「めんどくさい…」と思う時があったら、その時にそのストレスを発散していくことが大切です。
おすすめはノートに書き殴ってみることです。
誰かに見せるためのものではないので、思いっきり気持ちを吐き出していきましょう。自分が思うままにスッキリするまで書きだしていくとだんだんと気持ちが落ち着いていきます。
そして、書いた紙をビリビリッ!っと破いてしまうのも、さらに気持ちがスッキリするのでおすすめです。
と思うと自分の気持ちを否定し蓋してしまうので、どこかでその感情が溢れてきてしまいます。
人間ですから、マイナスな感情を抱くことは誰だってあります。気持ちを吐き出していいんだ、と思うこと、そして適度に発散していくことで、自分の心がスッキリし、楽になっていきますよ。
【人間関係がめんどくさいと思った時の対処法】
・めんどくさいと思う人のことを必要以上に考えない
・自分が大切にしたいと思える人のことを大切にする
・合わない人はいると思って気持ちを切り替える
・距離を置いてできるだけ関わらないようにする
・素直に気持ちは伝える
・気持ちを吐き出す
周りの人との人間関係に疲れた時のポイント
人間関係がめんどくさいと思う時の対処法についてお伝えしました。続いて、周りの人との人間関係に疲れた時のポイントを職場編・友人編と分けてシェアします。
職場の人間関係のポイント
職場だけの関係と割り切る
職場の人との関係が「めんどくさい…」と感じている場合は、相手と全く関わらないでいることは難しいですよね。
また、会社員であれば1日8時間程はその人と一緒に仕事をしないといけないため、ストレスがどんどん溜まっていってしまいがちです。
全く関わらない、ということは難しいなかでどうしたら少し気持ちが楽になれるかというと、ご自身の考え方をちょっと変えてみることです。具体的には、その人とは職場だけの関係だから、と割り切って考えてみることです。
プライベートな時間まで一緒に過ごさないといけない訳ではありません。その人とは仕事の時間だけ一緒、後は相手が何をしていようが、自分が何をしていようが関係ありません。
そんな風にその人とは職場だけの関係だと割り切るようになると、その人に振り回されなくて済むので、めんどくさいと思う時間も減っていきます。
プライベートな時間まで悩むのをやめる
仕事だけの関係だと割り切って考えられるようになったら、今度は自分のプライベートな時間までその人のことで悩むのをやめていきましょう。
人間関係で悩みがあると、ついついその人に言われたことなどを自分のプライベートな時間の時にも思い出してモヤモヤしてしまいます。
ですが、仕事が終わっても仕事の相手のことを考えているといつまでたっても気持ちは休まりません。
プライベートな時間くらいは、悩むのをやめて、できるだけ自分がリフレッシュできるように過ごしてみてください。
そして、
と自分に伝えてあげましょう。
そうやって良くやっている自分のことを認め、プライベートな時間まで悩むことをやめて心からリラックスできること・リフレッシュできることをやっていくと、気持ちが明るくなっていきます。
すると、職場で何かあっても以前よりも動じることなく対処できるようになっていきますよ。
どうしても辛すぎる!という時はその職場から離れることも考える
対処法を試してみて、できるだけ職場だけの関係だと割り切ってプライベートな時間は自分を大切にするようにしていても、それでもまた仕事でその人と会うと嫌なことを言われたりしてドッと落ち込み、疲れてしまうこともありますよね。
何をやっても無理、どうしても辛い!という時はその職場から離れることも考えてみましょう。
転職サイトに登録し、少し気になるところがあれば受けてみましょう。自分の心を守るためにもいつそこを離れても良いように準備しておくことで、安心できます。
1番大切なのはあなた自身です。あなたがあなたらしく働ける場所や、心地良い人間関係を築ける場所に私は移ってもいい、そこから離れてもいいのだ、と思うことで気持ちが楽になっていきますよ。
・職場だけの関係と割り切る
・プライベートな時間まで悩むのをやめる
・どうしても辛い時は、その職場から離れることも考える
友人関係のポイント
本当に一生付き合っていきたい人なのか?を問いかける
ケンカしてしまった時、ケンカまではいかないけど会う度にその人の言動に対して「うん?」と違和感を抱き、帰った後に思い出してモヤモヤとしてしまう時って友人関係に悩んでしまいますよね。
何かのきっかけで、友人との関係に悩んだ時にご自身に問いかけて欲しいのが、
ということです。
その答えがYESであれば、何かあったとしても関係を修復できるように行動することができます。もしその答えがNOであれば、自分にはご縁のない人だったのだなと思えるので、そこまで悩まずに済みます。
自分が大切にしていきたい人なのか、これからも仲良くしていきたい人なのかを問いかけてみることで、自分の答えが分かり、その人との関係に対する悩みを減らすことができますよ。
どういう人と友だちでいたいのか?を明確にする
友人関係で悩み、「めんどくさいな…」と思った時は、自分がどういう人と友だちでいたいのかを明確にしてみましょう。
・一緒にいるのが本当に楽しいと心から思える人
・信頼して本音を話すことができる人
など、自分の理想とする友人はどういう人なのかを明確にしていくことで、自分が大切にしていきたい人が明確になります。
どういう人と一緒にいたいか、ということが明確にできない場合は、逆にこういう人とは友だちになれないな…ということを書き出してみると、その反対が自分が望んでいる人、とも言えるので、自分が大切にしていきたい人が分かっていきますよ。
嫌なお誘いはちゃんと断る
友人からの誘いだからと言っても、自分が
と思うものはきちんと断るようにしましょう。
無理して言っても、自分がしんどくなるだけですし、あまり楽しそうにしていないあなたを見て「どうしてそんな楽しくなさそうなんだろう?」と他の人は思い、心配になったり誤解を生んでしまったりすることがあります。
無理して付き合うのではなく、自分が「楽しそう!」と思うものには積極的に参加するようにしていきましょう。
そうすることで、自分自身も疲れずに済みますし、友人との関係も良い状態でいられるようになります。
・一生付き合っていきたい友人なのか?を問いかける
・どういう人と友だちでいたいのかを明確にする
・嫌なお誘いはちゃんと断る
人付き合いがラクになる!良好な人間関係を築くコツ
職場での人間関係と友人関係に分けて、悩んでしまった時のポイントをお伝えしました。「めんどくさい…」と思った時にどうしていったらいいのかを知るだけで気持ちは楽になりますし、心が軽くなっていきますよね。
ここではさらに良好な人間関係を築いていくために意識してみると良いコツについてお伝えします。
実践されてみると気づくとあなたの周りは「本当に人間関係に恵まれているな〜」と心から思える人たちばかりになっていきますよ。
相手の意見をまずは認めてから、自分の気持ちを伝えよう
誰だって、自分の意見や考えを否定してくる人のことを好きにはなれないし、心を開くことはできないですよね。
◯◯が好きなんだよね〜
えー、私は◯◯は嫌い。△△の方が良いよ
……そ、そうだね…
と最初から否定してくる人と仲良くなるのは難しいものです。なので、まずは相手の意見や考えを認めてから、自分の気持ちを伝えていくようにしていきましょう。
◯◯が好きなんだ
◯◯が好きなんだ!いいね。私は△△も好きだな〜
△△も良いよね!
とただ、相手の意見を否定せずに認めて、それから自分の気持ちを伝えるようにしていくと、相手との心の距離もグッと縮まり、良好な人間関係を築いていけるようになりますよ。
お互いの気持ちを認め合っていける関係でいられると良いですよね!
ミラーリングを使って相手との信頼関係を築こう
ミラーリングとは、鏡のように相手のしぐさ・動作を合わせたり、相手の言葉を繰り返したりすることで相手が好感や親近感を抱くようになる方法のことです。
仲の良い友だちと食事をしていると、気づくと同じタイミングでグラスを持ち上げてドリンクを飲んでいる、というようなことはありませんか?人は心の距離が近い人とは同じような動作をします。
そのため、ミラーリングをしてみることで無意識に相手が親近感を抱いてくれることがあります。相手の呼吸や動作に合わせてみたり、相手が言ったことを繰り返して言ってみることで、「この人は私の話をよく聞いてくれる人だな」と感じて、信頼関係を築けるようになっていきますよ。
相手をコントロールしようとする意図で使わない
相手の意見を否定せずにまずは認めること、ミラーリングを使ってみるという2つの方法をお伝えしましたが、大事なのはその方法を使うことで相手を“コントロールしようとしない”ことです。
自分の思い通りに動いてもらうために、や、自分が優位に立ちたいから、という理由で使っても、そういう気持ちは相手に伝わってしまい、あなたに対して違和感を抱くようになります。
コントロールしようとするために、思い通りにさせるために、という気持ちで誰かがあなたに近づいてきたら嫌ですよね。
それと同じように、コントロールしようとする気持ちで使うのではなく、純粋にその人と良い関係性を築いていきたいから、という気持ちで使うようにしましょう。
使おうと意識しなくても、本当に好きな人の前では自然とこの2つのポイントを使っているはずです。意識して使う時はそれくらい自然に、ちょっと取り入れてみるくらいの気持ちで使うようにしてみてくださいね♪
・相手の考えをまずは認めてから、自分の気持ちを伝える
・ミラーリングを使って信頼関係を築く
・相手をコントロールしようとする意図で使わない
まとめ
人間関係がめんどくさいと思ってしまう理由と、そう感じた時の対処法についてお伝えしてきました。
人は1人で生きていくことができません。必ず誰かと関わりながら生きていっているからこそ、人間関係に悩み、「めんどくさい…」と感じてしまうことがありますよね。
そんな時に、気持ちを切り替えていければ心が軽くなり、人付き合いも楽になっていきます。
ぜひ実践していただき、人間関係の悩みから解放されて、素敵な人たちと良い関係性を築いていってくださいね。
あなたのこれからの毎日がより楽しくなり、心地よく過ごしていけることを願っています。
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