自分が決めつける人にならないために
ここまでは、自分以外の他人が「決めつける人」だった場合に関してのお話でした。しかし、知らずしらずのうちに自分が決めつける人になっている可能性もあります。
ここでは、自分が決めつける人にならないためにできることをご紹介しましょう。
人の意見には耳を傾ける
人の意見に耳を傾けられなくなると、主観でしか物が考えられなくなり、自分の意見以外は受け付けることができない決めつけ人間になってしまいます。
特に、何もかもうまくいっている時や、人に褒められた時などは自分が絶対に正しいという全能感に支配され、人の意見が聞けなくなってしまうため要注意です。
また、心に問題を抱えている時や、落ち込んで余裕の無い時は、一時的に人の意見を聞きたくないと思うこともあるかもしれません。
そんな時にでもなるべく、人の意見に耳を傾けられるよう努力しましょう。

人の意見にも耳を傾けながら、自分はどうするか考えられるのがいいですね
他者の課題には踏み込まない
他者の課題には踏み込まない…と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、要は「人を変えようとしない」ということです。
ここでも、先ほどのアドラー心理学の考え方
引用元:著書「嫌われる勇気より」
が参考になりますよね。
相手がどんな人であってもどんなことをしていても、それは相手の課題であり、あなたが介入して操作することはできません。
ちなみに、明らかな決めつけ発言の他にも
・△△しないでほしい
というようなことも相手の領域に土足で足を踏み入れる行為(決めつけ行為)です。
人を変えるよりも、自分が変わる方に注力することで、決めつける人にならずに済みますし、人間関係のトラブルに発展することも極端に減らすことができるでしょう。
これもまた、アドラー心理学では「他者との分離」として語られている、人生をより良く生きるためのコツです。
ーアドラーの言葉より引用




相手も自分も尊重しあえる関係が理想ですね
相手に共感する
決めつける人に徹底的に足りていないこと、それは「共感力」です。
共感力とは、相手の立場や気持ちを理解して慮ることです。
同じことを体験しても感じることは人それぞれですし、そのあとの行動も人によって違います。相手に共感することができれば、主観的に何かを決めつけるということはほとんど無くなります。
たとえ自分にとって不本意なことが起こったり、理解できない状況に出くわしたとしても、心を乱すことなく、自然に相手を許すこともできるようになるでしょう。
共感力を高めるためには、相手の状況や気持ちを想像してみる、どんな気持ちなのか直接相手に聞いてみることが有効です。
自分にも「決めつけ」をしない
決めつけの対象者は他人だけではありません。
決めつける人になりたくないのであれば、自分にも決めつけをしないように発言を見直してみましょう。何故なら、自分を決めつける人は必ず他人にも決めつけを行うようになるからです。
・どうせ自分は○○できないに決まっている
・うまくいきっこない
自分にこのようなことを普段から投げかけてしまっている人は、決めつけ癖がつくようになります。決めつけ癖がついてしまうと
・今の行動は△△のつもりでやったんだわ
など、他社に対して自分を被害者的に見るような決めつけを行いやすくなるのです。これも立派な決めつけ人間です。
決めつけは、「あなた○○でしょ」というふうに、ただ相手にダイレクトな表現をするばかりではありません。
被害者的な考えが強くなってしまうと、自分への決めつけから発展していきやすいので、注意しましょう。




年齢を重ねると自分の思考が変わらなくなったり、当たり前が増えてくるので、それが決めつけにならない様にできたらいいですよね
まとめ
決めつける人に対しては、距離をおいたり受け流したりすることで、いくらか対処することができます。
基本的には反論は避けた方がいいですが、どうしてもの場合は、まずは相手の意見を聞き入れてから柔らかく意見を述べるといいでしょう。
また、人を決めつける行為は、人間関係のトラブルを招き、自分のステップアップや成長の機会を奪ってしまいまうため、自分が決めつける人にならないように心がけておくことも必要になります。
自分を大切にしながら、これからたくさんの人と楽しい時間が過ごしていってください。
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