目次
話を聞く時に注意したいこと
この章では、話を聞く時に聞き上手な人がしないことをお伝えしていきます。
あなたの中で自然としてしまっている事がないか、確認しながら読み進めてくださいね。
話に興味を示さない
話を聞く以前の問題として、そもそも相手の話に興味を示さないのは、相手の話す意欲を削いでしまいます。
話をしている時に、相手がスマホを触っていたり、目線が合わなかったり、興味がないのって、なんとなくわかりますよね。
この状態では聞き上手とは程遠く、相手に不快感を与えてしまいます。
ここでお伝えしておきたいのが、誰でもかまわず興味を示して話を聞く必要はないということです。
誰しも1日は24時間ですよね。話を聞く事はあなたの大切な時間を使うことになります。
あなたの大事な時間を使い、労力を使い、無理して話を聞く必要はないということです。
自分が大事。身を削る必要はないので、そこは注意していってくださいね。
最後まで話を聞かない
話を聞いている時に良くあるのが、最後まで話を聞かず、話の腰を折ることです。
誰しも1度は、最後まで話を聞いてもらえず、もやもやとした気持ちになった経験があるのではないでしょうか。
私は何度も経験があります。最後まで話を聞かない人には、だんだんと話さなくなったり、心の声が増えました(笑)
日本語は特に、最後まで聞かないと結果がわかりません。
話しを聞いている途中で、『あー、はいはい、その話ね』と話をさえぎり、話してしまうと、相手は中途半端なままでもやもやとした気持ちが強くなり、次回から聞いてもらいたいと思われなくなります。
自分の意見を話したくなる気持ちはわかりますが、先ずは相手の話を聞くことに気を付けていきましょう。
質問ではなく尋問をする
話しを一生懸命に聞いる中で、わからない事があり、質問をすることがありますよね。
その時に、問い詰めるような質問責めにする事に気を付けていきましょう。
あるタレントさんのマネージャーさんが、元警察官という経歴があり、その方と話していると、時折出てくる職質的な質問責め(笑)
ある日、そのマネージャーさんが新しく来たスタイリストのアシスタントさんと仲良くしようとし、話し掛けた時に
・一人暮らしですか
・実家はどこですか
・最寄り駅はどこですか
・兄弟は何人ですか
・兄弟は何をしているんですか
・兄弟は何歳ですか
と、質問責めにしていました。
実際はもっと聞かれています(苦笑)
本人は仲良くなろうとして、声を掛けているのですが、質問ではなく尋問。
ここまで聞く人はなかなかいないと思いますが、意外と質問責めをしている事があるので気を付けていきましょう。
質問する時は、相手が話しやすくなるようなことにしていくと良いですよ。質問についてはこの記事に詳しく書いてあるので、読んでみてくださいね。
相手を否定する
話しを聞いている時に、相手の事を否定するのもやめていきましょう。
正義感を持つと、必ず敵対する相手がうまれてしまいます。
よく例に例えられるのが、戦争。
『戦争反対!を正義』と思っていると、『戦争をしている国は悪』と敵対関係になってしまいます。
これと同じで、相手を否定すると、交わる事ができません。
否定されたり、非難されると、
と、悲しくなり、話すどころではなくなってしまいます。
自分の気持ちに嘘をついでまで、合わせる必要はありませんが、はなから否定するのはやめて、相手の話を聞いていきましょう。
どんな話も自分の話に持っていってしまう
話を聞いている時に、自分の話しにもっていってしまう、会話泥棒が意外と多くいます。
本人は気持ち良く話しているのですが、それとは反対に周りの温度が急速に下がるので気を付けていきましょう。
以前、スタバで長期間バイトをしていた人とスタバにたまに行く人と私との3人で話していた時に、私がスタバにうといので、バイトをしていた人に、
チョコ感満載にするカスタマイズを教えて欲しい
それは○○フラペチーノに△△を入れると
(話をさえぎり)そーそーそれって有名なカスタマイズ方法だよね、私もしたことあるよ。それってチョコ感っていうか…
と、カットインされ、びっくりした私とバイト経験者の人は目が合い、なんとも言えない微妙な感じになりました。この時は、たまにスタバに行く人の話を延々と聞く形になりました(苦笑)。
私はバイト経験のある人に教えて欲しかったのですが、途中で話が遮られ、結局その時はどのようにカスタマイズしたら良いかわからず、後でその人に個人的に聞くことになりました。
話をする時は、自分の話をしたくなる気持ちもわかりますが、会話泥棒にならないように気をつけていきましょう。
相手の気持ちを見ずに持論を語ってしまう
意外と多くの人がしているのが、持論を語るという行為。
話しをされている=頼られている、相談されている
と思い、何か返したくなる気持ちが強く出てしまい、相手の話を聞くということより、持論を語ることが中心になってしまう事がよくあります。
持論を語り、相手の話しを聞かないのはNG行為なので、注意をしていきましょう。
話しを聞いて欲しい人は、
・気持ちをわかって欲しい
のです。話をしたいのに、持論を語られては、もちろん何も解決はしないし、相手の気持ちもモヤモヤするだけになってしまいます。
話しの流れでアドバイスを求められた時は、もちろんあなたの考えを伝えていくことは大事なことです。
相手の気持ちを見ずに、あなたの持論を話していくことに気を付けていきましょう。
先入観を持って話を聞く
話しを聞く時に、目の前の人をそのままみることがとても大事になります。先入観を持って相手をみると、そのままを受ける事ができません。
日常の中で他の人からの情報で、目の前の人を色眼鏡で見てしまう事はありがちな話です。
自分はしていることが多いけれど、されたらすごく嫌な気持ちになるのが先入観。
あなた自身が関わって感じた事は、あなたにとっての真実ですが、誰かの話はその誰かを通した真実になります。
全く同じ人間はいないので、同じ人をみても必ず違う受け方をするのです。それを、他の人の話を真に受けては、相手に失礼ですよね。
参考にすることはもちろんありますが、全てを信じ、先入観を持って話を聞くと、相手の真意がわからなくなります。
人は色んな面を持っています。あなたが感じた事が、あなたにとっての相手の姿になるので、目の前にいる人のそのままの姿をみていくようにしましょう。
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