会話ができない状態から抜け出すには?苦手意識を克服するコツ
人間関係

会話ができない状態から抜け出すには?苦手意識を克服するコツ

会話は、会社やプライベートで人間関係をスムーズにしていくためのコミュニケーションとして欠かせないものですよね。

しかし、中には「どう会話をして良いか分からない」「緊張して、つい気構えてしまう」「初対面の人とうまく会話ができない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

会話ができない経験から「自分はコミュニケーション力がない」とか「相手に嫌われてしまったかも」と感じ、人間関係をどんどん制限してしまうことに繋がることもあります。

苦手意識をもってしまったために、自分の新しい可能性や人と出会うチャンスを知らない間に失っていたとしたら、もったいないですよね。

そこで今回は、会話が上手くできない理由や、会話を楽しんでいる人が心がけていること、会話のキャッチボールができるようになるコツを紹介していきます。

会話への苦手意識が減れば、自分の可能性が広がりますよ♪

会話が上手くできない人の特徴

落ち込む
ではまず、会話ができない人はどのような人な特徴を持っているのでしょうか。

会話上手になるには、まずは苦手意識の原因を知ることから始めると、なぜ会話ができないのか理解できますよ。

大勢での集まりだと極端に話せなくなる

会話ができない・苦手だと感じる人の中には、周りの反応を気にして空気を読み過ぎてしまう傾向があります。

1対1ならそういった空気を気にせずに話すことはできても、大勢で集まった時は周りの反応を気にしてしまうあまり「上手くタイミングがつかめない」など何も言えなくなってしまうことも多いのです。

ゆか
ゆか

話すのに得意な人数と苦手な人数や雰囲気を把握しておくと、気分が楽になりますよ

話しかけられてもうまく反応できない

会話ができない人は突発的な質問に対して戸惑ってしまったり、気の利いた解答ができず苦手意識を持ってしまうことがあります。

解答自体も端的になってしまったり、解答するだけで終わってしまうなど会話が続かずどうしていいか分からなくなってしまう人も多いです。

もし会話が上手くいかなくても、同じことを相手にも聞いて聞き役に徹するのも方法ですよ。

会話自体が苦手~文字との温度差がある~

会話が苦手な人の中にはメールやSNS、ブログを介しての方が、自分の気持ちを伝えられる人もいます。

SNSなどでやり取りをしている時と会って話すときとイメージが違う人っていますよね。

そのため、会話と文章でのテンションにギャップがあり、会ってみた時に会話が弾まないと感じてしまうこともあります。

ゆか
ゆか

それも個性だと認められるとお互い楽なので、相手にそのことを伝えるのと気持ちがらくになりますよ

自分のことを話すのが苦手な人

友達同士なら、気軽に悩み相談ができそうな気もしますが、会話が苦手なタイプの人は、相談事や愚痴などを自分自身についてなかなか話すことができません

そうすると、初対面での印象が「自分のことを話してくれない人」「秘密主義なタイプ」と思わせてしまうことにより、相手も心を開かなくなり会話が弾まない状況になってしまいます。

人の悪口や噂話を話す必要はありませんが、自分のことをここまでならオープンにできると決めておくと曖昧な解答をして相手との距離を作ることがすくなくなります。

自分のことを話下手だと思っている

いつもおもしろい会話をしてくれる、ムードメーカーなタイプの人と仲がいいと、「自分の話はあまり面白くない」「話下手」だと感じてしまい、話をすることを躊躇ってしまう人がいます。

会話の本題に入る前にタイミングがつかめない人もこのタイプです。

お笑い番組が当たり前のように放送されていて、何か話していると「オチ」を求められることも増えて「話が上手くない」と感じてしまうこともあるかも知れませんが、大切なのはその人との時間を楽しむことですよ。

【会話が上手くできない人の特徴】
①大勢での集まりだと極端に話せなくなる
②話しかけられてもうまく反応できない
③会話自体が苦手~文字との温度差がある~
④自分のことを話すのが苦手な人
⑤自分のことを話下手だと思っている
ゆか
ゆか

「会話が苦手」「会話ができない」理由や苦手意識の原因が分かったら、次は会話を楽しんでいる人の考え方を見ていきましょう

会話を楽しんでいる人が当たり前にしている事

スマイル
会話ができないと苦手意識を持っていると、人と接する上で悩みを多く抱えてしまう原因になります。

会話を楽しんでいる人と苦手意識を持っている人は何が違うのか!?会話の苦手意識を克服する前に、会話を楽しめている人が当たり前にしていることをご紹介していきます。

程よく自分の意見を言いながら会話する~リアクション上手~

人との会話を楽しんでいる人は、ひたすら聞き役に徹するわけでもなく、時に自分の意見も会話の中で語ります

会話が楽しくないときやつまらないな・・・と感じてしまう場合、相手の意見がよくわからない・気持ちが見えないということがないでしょうか。

1人で何かについて熱く語るのも時には楽しいですが、それは相手の反応があってのことです。また、「○○さんと話すと楽しい」と思う理由に「自分の整理できていないことがクリアになった」「話していてスッキリした」などもあります。

そんな会話ができる人の特徴が

・会話を聞いてくれる姿勢がある
・時に相手の話をまとめてくれる
・自分の意見も否定ではなくしてくれる
・分からないことは聞いて理解しようとしてくれる

などが伝わっているのです。

大切なのは話すときに相手を否定しないのと、理解を示し共感することを大切にしながら、会話の途中で聞いているサイン(質問・意見・相槌)を出すことですよ。

ただ聞くだけでなく、内容を理解しようとしているリアクションが見える

その人との時間を楽しんでいる

会話が苦にならない人の特徴に、「その人との会話を楽しんでいる」のも大きな理由の1つになります。

自分が緊張していると何となく相手にもそれが伝わってしまい、知らないうちに気を使わせてしまうことがあります。

社会人の方は、OBOG訪問などで学生と接するときに相手が必要以上に緊張して、それがこちらにも伝染してしまった経験などはないでしょうか。

気の置けない人との会話は、特に何か準備するわけでもなくリラックスした状態で話していることが多いです。

コミュニケーションスキルが高いと言われている人は、相手が緊張していてもリラックスした雰囲気を上手につくり、知らない間に相手の心を開いてお互いにとって楽しい時間を作りだすことに長けています。

これは一朝一夕でできることではなく、場数をこなしてできることが多いため、いきなりは難しいですが、相手と親密な空気を出すために『ミラー効果(同調効果)』を使ってみると好意的に感じることが増えますよ。

ミラー効果:心理学用語で、 好意を持つ相手のしぐさ・表情または、同じような表情を行うことを言います。相手に好感を持ってもらうためのテクニック

相手と同じ目線で話す~自慢話はしない・興味の幅が広い~

会話が好きな人は、多くの人と会話を楽しむことができるので、年代、職種、性別などに捉われないで相手に合わせた会話をすることができます

それは、何にでも興味があり、知識の幅が広かったり経験していることが多いなどもありますが、自分の知らないことでも相手に聞くことで自分の知識を増やしているため、色んな会話ができるからです。

また、自分が知っていることを相手が知らなくてもバカにした態度や発言をせず、難しい言葉を使わない人が多いので相手も安心して話せます。

会話でマウンティングしてくる人だったり、自慢話が多かったり、やたらと横文字で話されると話が頭に入ってきませんよね。

まとめると

・色んな話に合わせられる知識がある
・難しい言葉を使わない
・自慢話やマウンティングをしない
・どんな話でも興味を持って会話が続けられる

と言えます。

コメント:話していて楽しい人は共通項を見つけるのが上手なので楽しい会話ができるんですね

会話のキャッチボールをうまくするために~会話が苦手な人がすぐできるコツ~

考える
それでは、会話ができない人が苦手意識を克服するにはどうすれば良いのでしょうか。おすすめのコツをご紹介します。

コツ①上手な人の会話術から学ぶ~相手の話をしっかり聞く~

会話が苦手な人に多いのが、「会話を弾ませる為に質問しないと」「もし、会話が止まったときに何を話そう」など、相手の話を実は半分くらいしか聞いておらず、他の事で頭が一杯になってしまいます。

まずは相手の話をきっかり聞き、「あなたの話に興味があります」という姿勢をとることで相手にもその気持ちは伝わり、相手も話すことが楽しくなるので会話が続くようになるのです。

そして、もし自分の周りに「この人と話していて楽しいな~」「この人がいると会話を無理に探さなくても安心する」という人が周りにいたら、なぜそう感じるのかを観察してみるといいですよ。

100%マネできなくても、相槌が上手い・誰に対しても同じように接する・裏表がないなど何か会話のヒントが見つかります。

上手な人の会話術を見て、できることから対応してみよう

コツ②質問力を磨く

会話に苦手意識を持っている人は、自分が話すのではなく、質問することを意識してみてください。

たまに、会話していても話を聞いていなかったな・・・という様な質問をされると会話するのが盛り上がらなくなることもありますよね。

逆に、話が盛り上がっている時は、話している人が話し上手なのもありますが、その話を引き出した質問があるのです。

そういう質問ができれば、会話は弾みますし、思ってもみなかった相手からの経験談や学びを聞けるようになるため、話している側も聞いている側も有意義な時間が過ごせます。

質問の内容は、

・具体的
・お互い興味のあること
・経験談
・現在対応していること
・価値のある本質的なこと

などに注意すると相手も答えやすくて深い話ができます。

相手が何と答えていいのか分からない、質問の意図が理解できないことを聞いてしまうと、曖昧な答しか返ってこないので、注意が必要ですよ。

良い質問は会話を弾ませるキッカケになる

コツ③新しいことにチャレンジする~数をこなす~

会話が苦手だ・会話ができないと感じる人の中には、相手と共通の話題がなく何を話て言いか分からない状態になってしまうことがあります。

もし、自分が相手の興味があることに詳しかったり経験をしていたら、「私もやったことがあります。それって~~~ですよね?」と話を続けることができます。

そのためには、自分が経験したことがないことや、会ったことが無い人と会話できるチャンスがあったら、自分から飛び込んでみるのがオススメですよ。

何か新しいことにチャレンジするのは自分の経験値を増やし共通点をつくるだけでなく、そこで出会った人とコミュニケーションをしなければいけない状況になります。

場数を踏むことで、会話ができない状況から、どうしたら会話ができるかだけでなく、会話をすることに慣れたり、自分の得意な会話方法(状況・人数など)が理解でき、苦手意識が少なくなってきます。

初めての場所や集まりに参加したり、知らない人が多い場所は緊張するかも知れませんが、笑顔でいると周りも話かけやすく感じるので、その場を楽しむ心をわすれないでくださいね。

新しいことにチャレンジすることで会話の幅を広げることができる

まとめ

おしゃべり
会話ができないと思っている人が苦手意識を克服するには、まず「相手の話を聞くこと」、そして、「相手のボール(話題)を投げ返すこと」が大切です。

聞く時は相手の話す口調に合わせて聞いたり、関心を持ちながら聞くことで、相手も心を開いてくれるようになります。

会話が苦手だと、「会話が止まったらどうしよう・・・」などネガティブな感情が先に来てしまいますが、重要なのは自分が「会話を楽しもう」と、リラックスしながら相手と接っすることです。

たくさんの人との会話を楽しめば、今以上にもっと楽しくて、嬉しい出会いがあなたを待っていますよ。

都会から飛び出た人

ゆか

ゆか

大学卒業後、20代はEC運営会社でプランナーとWEBマーケティングを担当しました。 もともと「独立したい」という想いを持っていたことから、4年前に副業としてライターの仕事も開始。1〜2年経った頃にライターの知り合いから声をかけてもらい、会社を退社。 現在はフリーランスライターとして活動し、500本以上の執筆を担当しています。 独立した経験や趣味(友人との旅行やカフェ巡り)をテーマに、ALIVEで発信していきたいと思います♪

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