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自分の意見が言えないままだとどうなる?
前述の2つのタイプいずれにしろ、その時々に何か重大な問題が起こる訳でもなく、自分の意見を言わないまま、なんとなくやり過ごしていくことは可能かもしれません。
ですが、多くの人にとって、自分の意見が言えないというのは、何かしら精神的負担を伴うものではないでしょうか。
ここでは、自分の意見が言えないままだとどうなる恐れがあるのか、みていきましょう。
ストレスが溜まる
本当は言いたいことがあるのに、我慢して口に出せずにいると、
なんて、後から不満が出てきます。
ひとつひとつは小さなことであっても、それらが積み重なると、大きなストレスになります。
自信がなくなる
意見が言えず、周りに合わせてばかりの自分、人に頼ってばかりの自分に対して、セルフイメージがどんどん下がっていきます。
いつしか、「私の意見なんてなくても、みんな困らないんだよ・・・」と感じるようになるかもしれません。
自分の意見を言わないことで、自分の存在価値を勝手に見失ってしまう恐れがあります。
周りからの評価が下がる
何か意見を求めるたびに沈黙、あるいは
なんて言われると、話の内容に関して「興味ないし、どうでもいい」と言われているような気がしませんか。
自分の意見が言えないと、周りからそんな風に思われ、「やる気がない」「他人任せ」など、マイナスの評価をされやすいです。
自分の意見が言えない原因とは
では続いて、自分の意見が言えないのはなぜなのか、主な原因についてみていきましょう。
正しい意見を言おうとしてしまう
意見を言う時、「大丈夫かな?間違ってないかな?」なんて不安になることがあります。
せっかく意見を求められているのだから、
こんな風に言われたいと思ってしまうのは自然なことです。
みんなから「正しい」「良い」と思われる意見を探そうとすると、何にも言えなくなってしまいます。
自分の気持ちや意見がまとまっていない
専門的な会議など、話の内容が難しすぎて理解できないこともありますよね。そんなとき急に話を振られたら、何を言えばいいか分からず頭が真っ白になってしまうものです。
また、自分の中で迷っていて、結論が出ていないことに対して答えを求められた時も同様です。考えがまとまっていない状態で、それを言葉で表現しようとするのは難しいですよね。
自分の中で気持ちや意見がはっきりしていない事柄について、「どう思う?」なんて聞かれても、すぐには答えられません。
自分の意見に自信がない
自分の意見を言ったせいで、何かしら嫌な目にあった経験がある人もいます。
考えを素直に口にしただけなのに、親や先生、友だちから頭ごなしに否定されたり、馬鹿にされたりしたことはありませんか。
子どもの頃のつらい出来事は、なかなか忘れられないものですよね
過去の経験から自信をなくし、「私の意見なんてどうせ・・・」と考えがちな人は、自分の意見を言っても意味がないと感じ、話せなくなってしまいます。
空気を読み過ぎてしまう
感受性が強い人ほど、その場の空気を読み過ぎて、自分の意見が言えないこともあります。
たとえば、何かを決める際、
なんて感じ取ったとします。そうすると、波風立てないよう、自分の意見を言わないでおくという選択をとってしまいます。
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