働き方改革やワークライフバランスなどで、働き方が見直されたり、ノマドワークやテレワークが増えてきて家や1人で過ごすことが増えると、人恋しくなるときがありますよね。
特に、新社会人になったり、転職したり、環境が変わった時は、新しい場所で、新しい人たちと、新しいことにチャレンジする一方で「新しい友達を作りたい、心許せる友達がほしい。けれど、社会人の友達作りって、どうしていいのかわからない」と悩むことも多いのではないでしょうか。
学生時代のようにクラスのメンバーや部活の友達と一緒に何かを成し遂げる機会が少ない社会人になると友達の作り方が急に分からなくなって、行動範囲が狭くなったり、誰に何を相談して良いか分からなくなるのはあなただけではありません。
そこで、新しい友達を作りたい社会人必見!加えて、新しい働き方が進んでいく世の中で、人恋しく友達を作りたい大人たち、必見!
社会人になってからでも心を許せる友達の見つけ方を具体的な行動例と共に、伝授します。
目次
社会人の友達って何?
社会人の友達の意味
そもそも、社会人の友達って、これまでの友達と何が違うのか、学生時代の友達と一体何が違うのでしょうか?
仕事探しサイト”マイナビ”が社会人男女500人を対象に行ったアンケート調査によると、「Q.学生時代の友人と、社会人になってからの友人に違いを感じるか?」という質問に対して、
「違いは感じない」と回答した人は64%
で、過半数を上回りました。
多くの人が、社会人と学生時代での友達に違いはないと感じている一方で、やはり違うと感じている人も、少なからずいるようです
では、どういう点が違うのか?
アンケート回答者のコメントを見てみると、学生時代の友達は付き合いが長い分、どんなことでも相談できて信頼して本音が言える関係、という人が多数でした。
その一方で社会人の友達は、付き合いが短い故に本音はなかなか言いづらいものの、
・節度を保って関係を維持でき、近すぎず遠すぎず心地良い
というメリットも感じられているようです。
一言に「友達」といっても、学生と社会人で立場が異なれば多少なりとも関係性は違ってくるのが普通です。なんだ、やっぱり社会人になってからじゃ学生時代のように本音を言い合える友達は見つけづらいのか…。
そう思ってしまった、そこのあなた!
確かに、付き合いが短いのに、学校で毎日顔を合わせていた旧友たちと同じ関係は築きづらいかもしれませんが、違う見方をすれば、社会人だからこそ築ける友情や深まる関係性があります。
今までのように学生時代の友達と同じ一緒に居続ける関係を求めず、社会人だからこその友達、を作るという方法で友達の輪を広げるのです。
それは、学生と比べて社会人は、とにかく時間がありません。1日の大半を仕事に費やすため、自由時間は限られており、好きな仲間とだけ過ごせるわけはなく、苦手な上司や同僚、取引先、色々な人たちと関わって抱えるストレスも様々です。
その限られた時間のなかで
・良きアドバイスをくれる先輩友達
・遊びに連れ出してくれる後輩友達
・仕事の悩みを共有して励ましあえる友達
など、その時々のシーンに応じて必要な友達、頼りたい友達、反対に頼ってほしい友達、を賢く使い分けるのが社会人流です。
友達を使い分ける、なんて、ちょっと響きが悪いかもしれませんが、毎日連絡するのが友達。友達だから何でも共有して当然。といった学生時代の友情定義はアップデートし、必要な時に必要な人と効率的に会う、話す、楽しむ!これが社会人だからこその友達なのです。
社会人になってから友達の多い人の特徴
ちょっと振り返ってみてると、学生時代の友達の多い人って、どんな人だったでしょう。
かっこよくて、勉強ができて、スポーツもできて、面白くて、おしゃべり上手な人気者など、毎日顔を合わせる学校において、友達の多い人気者には目立つ特徴があったことでしょう。
では、社会人になってから友達の多い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
特徴①アクティブ
休日はおうちでのんびり過ごすより外に出たり、人に会ったりと、活動的に過ごしていれば自然と出会いの機会も増え、友達の数も増えていきます。
独りで完結する趣味もあれど、キャンプに行く、テニスをする、など大人数で楽しめる趣味があれば一気に友達の輪が広がります。
社会人になっても友達が増えていく人の特徴は、アクティブ故に人の誘いを断らず、フットワークが軽いのもポイントです。
大人数が苦手な人でも、何か活動しながら自然に人と触れ合えるものは、共通項が見つかりやすいので、相手との距離感が縮まりやすいですよ。
動けば動く程出会いが増えるのは必然ですね
特徴②ポジティブ
前向きで明るい人には不思議と人が集まります。
いつも楽しそうで、笑顔で、プラスのエネルギーに溢れている。そんな人、友達ではなくても近くにいるだけでこちらまで元気になりますよね。
使う言葉もポイントで、
「どうせ」「自分なんか」というネガティブワードより「大丈夫」「どうにかなるよ」といったポジティブワードが口癖の人には不思議と吸い寄せられるものです。
ネガティブな言葉ばかり使っている人と友達になりたいとは感じませんよね。まず、自分が日常よく使っている言葉がネガティブな言葉ばかりになっていないか確認しましょう。
何かあってもポジティブに考えられるようになれば、自然に前向きな人が多く集まってくるようになりますよ。
はじめに自分の使う言葉を見直してみましょう。
特徴③聞き上手
仕事に多忙で悩み多き社会人はいつだって相談したり、不安を打ち明けたり、前に進むためのアドバイスを求めたいものです。
おしゃべり上手な面白い人でも自分の自慢話ばかりしていたのでは、なかなか人が寄り付きません。
反対に、口数は少なくとも人の話をちゃんと聞ける人、話を聞いて受け止めてくれる人、親身にアドバイスをくれる人には、「友達になってほしい」という需要がとてもあります。
学生の時に人気があった、かっこよくて、仕事ができて、スポーツができて、面白くて、おしゃべり上手な人。が社会人になっても必ずしも人気者になるとは限らないのです。
社会人になっての友達はお互いが理解し合える、話を聞いて相手の気持ちを理解してあげられる人が相手に安心感を与えるんですね。
①アクティブ
②ポジティブ
③聞き上手
社会人の友達を作る方法【実践】
社会人で友達が多い人はアクティブで、ポジティブで、聞き上手・・・という特徴が分かったところで、では、自分が果たしてそうなれるのか?
性格を変えるのって簡単じゃないですよね。いきなりポジティブに考えろと言われてもそれってやっぱり無理があります。
では、誰でも社会人で友達を作るために実践できることは何か?どんなアクションが、新たな友達を引き寄せてくれるのか考えていきましょう。
実践①1人で外出して行動範囲を広げる
いつも同じエリアばかりに出かけているなら、ちょっと一駅足を延ばしてみたり、気になっているお店があるなら、勇気を出して立ち寄ってみるのがオススメです。
まずは知っている場所、所縁のあるエリアを広げましょう。
もし立ち寄ったお店が気に入れば、店員さんやマスターと仲良くなれるかもしれないですし、常連になれば、他の常連さんと友達になれるかもしれないですよね。
最初から出会いを求めるのではなく、まずは気になる場所に自分から足を運んでみて行動範囲を広げ、自分を興味や趣味を広げてみるのが友達をつくる第一歩です。
また、自分の興味を広げることは気分転換にもおススメですよ。
実践②勉強を始めてみる
なにか勉強を始めてみましょう。仕事に必要なスキルや資格でもよし、趣味として始めてみたいものでもよし、なにか新しい学びを自分のためにスタートしてください。
スキルアップは自分の自信にも繋がり、自信が持てると、ちょっと活動的になれたりもします。
勉強にハマってきたら、習い事としてレッスンに通ったり、資格取得に向けた勉強会に参加したりすることで、仲間ができます。同じ目標を持った仲間が集れば、共通の話題がすでにあるので、自然話がはずみ友達もできやすくなりますよ。
自分の知識もついて、同じ目標を持つ仲間が、社会人になってから友達として増えるなんて嬉しいことだらけですね
実践③今いる友達を大切にする
新しい友達作りも勿論大切ですが、今いる友達との関係を、今一度見直してみましょう。
連絡が疎遠になっていたり、ふと、どうしているかな?と気になる友達がいれば積極的に連絡をとってみるのが社会人の友達を広げる方法です。
・今いる友達との縁をより深くする
そうすることで、友達の輪が広がって新たな出会いを呼ぶことがありますし、そもそも、新しい友達ばかりを求めなくても既にいる大切な存在に気付けるかもしれません。
友達は多ければ多いほどいい。
そういう価値観もありますが、量より質ですよ。あなたが友達だと思える人、あなたを友達だと思ってくれる人が1人でもいれば、それって実は十分幸せですね。
①1人で外出して行動範囲を広げる
②勉強を始めてみる
③今いる友達を大切にする
まとめ
友達が欲しいけど自分から積極的に声をかけられない、けれど、
・行動すれば人間関係は広がる
社会人になってからの友達作りを難しいと感じているのは、決してあなただけではありません。
環境が違えば価値観も違いますし、仕事が忙しくて時間もない時だってあります。そんな時は友達なんて作っている余裕は正直ないのが本音です。
けれど、やっぱり友達って必要です。
Byキケロ
まずは実践できることから試してみる。行動することで人間関係は必ず広がり、きっとあなたの求める友達に出会えるはずですよ。
あなたの小さな一歩が素敵な出会いに巡り合わせてくれますように。
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