大きな挫折を経験した時、深く傷ついた時、何をやっても上手くいかない時に、「希望がない…」と感じてしまうことってありますよね。
その時の経験が辛ければ辛いほど、気持ちを立て直そうと思っても上手くいかなくて、なかなか前向きな気持ちになれません。
私も、中学生の時に思いもしなかった不登校になるという経験をした時に、明るい未来を想像することができなくて、
どうやって生きていったらいいの…
と悩んだことがありました。
でも、そのまま夢も希望も持てない状態で生きていくのはとても辛いものです。
と思い、どうしたらもっと毎日を楽しく過ごせていけるのだろうか?ということを考え、そこから1つずつ調べたこと・思いついたことを実践していくことにしました。
すると、いつの間にか
「あれ、そういえばしんどくなくなってきてる…!」
と、あんなに辛くて苦しくてもうダメだ…と思っていた日々が変わっていき、夢も希望もなかった状態から「あれやってみたい!これやってみたい!」とやりたいことが見つかるようになり、毎日を楽しめるようになってきたのです。
そこで今回は、希望がないと感じてしまう理由と私が前向きな気持ちを取り戻すことができた方法をシェアします。
「希望がない…」と思う日々から抜け出して、自分の人生をもっと楽しんでいきたい!幸せを感じて笑って生きていきたい!という方、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
希望がないと感じてしまう理由
初めに、希望がないと感じてしまう理由についてみていきましょう。
心も体も疲れきっている
精神的にも、体力的にも疲れてしまっている時に前向きな気持ちでいることは難しいものです。
その疲れをその日のうちに癒すことができれば、落ち込んでいる時間も少なく済みますが、うまく気持ちが切り替えられなかったり、体の疲れも溜まった状態が続いたりすると、今の状況を何とかする気力さえもなくなってしまいます。
心も体も疲れきってしまい気持ちの余裕もなくなって、とにかくしんどい…と感じてしまう時間も長くなってしまうのです。
大きな挫折をしてしまい、お先真っ暗な状況の中にいる
大きな挫折を経験してしまった時もまた、「希望がない…」と感じてしまいがちです。特に挫折の真っ只中にいる時は「もう私はダメだ…」と思って希望が持てませんよね。
自分になんて価値がないと思ってしまっている
自分は才能も何もない、取り立てて秀でたものもない価値のない人間だと思ってしまっている時も、「どうせ…」と考えることが癖になってしまい希望を感じられないようになってしまいます。
自分自身に価値がないと思っていると、自分に対して期待することもありません。
私にはあれができる!これができる!と自信を持てるものもないため、悲観的になってしまい、希望が持てません。
自分のことを、小さなことからでいいので認められるようになると良いですね。
やりたいことが見つからなくて、ただ生きるだけの日々に満たされない
もっと楽しく生きられればなと思い、あれこれ試してみるものの、自分のやりたいことが何なのか分からない時もまた、希望がないと感じてしまいがちです。
ただ生きるだけの日々になんだか違う…と思うものの、自分が本当にしたいことが何なのか、自分の望むものが何なのかが分からず満たされていないと、自分が生きる意味も分からなくなってしまい、落ち込んでしまうことがあります。
やりたいこと、夢がないと悩んでいる時はこちらの記事もおすすめです。
人に裏切られたり、恋愛で失敗したりして心が傷ついている
信じていた人に裏切られたり、この人!と思う人に出会えたのに結局別れることになってしまったりした時には、とても傷つきますよね。
と深く心が傷つき落ち込んでしまう時も立ち直るのに時間がかかってしまい、幸せな未来を思い描くことができず、希望がないと感じてしまうのです。
・心も体も疲れている
・大きな挫折をしてしまった
・自分に価値がないと思っている
・やりたいことが見つからない
・人に裏切られたり、恋愛で失敗し傷ついている
希望がないと感じてしまいがちな人の特徴
希望がないと思ってしまう理由についてシェアしました。次は希望がないと感じてしまいがちな人の特徴についてみていきましょう。
頑張り屋さんで完璧主義
自分の理想を叶えていくために努力できることはとても素晴らしいことなのですが、行動しているのになかなか上手くいかなくて壁にぶちあたってしまった時は、完璧主義が故に「なんでもっとこうできないんだろう…」「私ってダメだ…」と自分を責めてしまいます。
頑張りすぎて自分を追い込んでしまい、希望が持てなくなってしまうのです。
自分が思う完璧ではなくても、理想を叶えるために行動していること自体を認められるようになれるといいですね。
繊細で傷つきやすい
繊細だからこそ、細やかな気配りができたりと素敵な所もたくさんあるのですが、誰かの些細な一言で傷ついてしまったり、何か嫌なこと・悲しいことがある度に落ち込んでしまいがちです。
またいろんなことが気になってしまい、
と後悔してしまうことも多く、そういう経験をする度に落ち込み、前向きな気持ちになることができなくなってしまいます。
人に頼ることが苦手
人に何かしてもらうのは悪いからと何でも自分1人でやろうとして抱え込んでしまう人は、何か落ち込んでしまうことがあって自分ではどうしたらいいのか分からない時でも人に頼ることができず「もうダメだ…」と希望を見失ってしまうことがあります。
私も元々人に頼ることができなかったことで苦しんだ経験があります。でも、人は意外と頼ってもらえると嬉しいと思ってくれるものです。勇気を出して、人に頼ることができるといいですね。
自己否定を繰り返してしまう
と自分を否定してしまうことが癖になってしまっている人も、そんな自分にできることなんてない、と自分の未来に対しても前向きなイメージを持てなくなってしまいます。
「どうせ私には無理だろう」という気持ちが強く、希望がないと感じてしまいがちです。
自分を褒めて、認められるようになりたいという方はこちらの記事もおすすめです。
今、希望がなくても大丈夫!夢も希望もない状況から抜け出した私の話
希望がないと思ってしまう理由と、希望が持てないと感じてしまいがちな人の特徴についてお伝えしてきました。
今、希望がないと感じている人はこの理由と特徴をみて、「ああ私のことだ…」と思った方が多いのではないでしょうか。
何を隠そう私自身がガッツリ当てはまっていました。
私が希望がないと感じるようになったのは冒頭でお話した通り、中学生の時に不登校になったことからです。
体調不良がきっかけで、学校に遅れて登校するようになり、そうなるとクラスメイトの視線が怖くなってだんだんと教室から足が遠のいて学校へ行けなくなりました。
それまで興味のあったバレーボール部に入部しレギュラーになれるように一生懸命練習し、勉強も、学年2位の成績を取ったくらい頑張っていたので、このまま順調に推薦をとって高校に入学して、また推薦とって大学に入学できたらいいな〜と思っていたのですが、そんな人生計画さえも一気に崩れるような、思ってもみなかった出来事です。
その時の状況自体も苦しかったですが、将来に対しての不安も一気に押し寄せてきて、その焦りや希望を持てない状況というのが本当に辛かったです。
その後中学を卒業し、私立の高校に入学することになりますが、いきなり普通の学校生活に戻るのは難しく、結局すぐにその高校も通うことができなくなってしまいました。
もう、
そう思った私は本を読んだり、インターネットで調べたりして、そこで学んだことをまずやってみることにしました。
すると、いつの間にか毎日泣いているばっかりだった日々だったのにしんどいと感じる時間も減っていき、「将来、こういうことしてみたいな!」「あれやってみたいな!」という夢や希望も持てるようになっていったのです。
そして、
・英語を話せるようになる
・海外旅行に行く
・心ゆるせる友だちと出会い、楽しく会話する
・憧れている、尊敬している人に会いに行く
など、自分がやってみたかったこともどんどん叶えられるようになっていきました。
あれから10年以上が経ち、今は会社員をしながら私のやりたかったことの1つである“発信者になる。伝える人になる。”という夢を叶え、こうしてライターとして記事を書いたり、電子書籍も出版することができました。
そう、夢も希望もなかった状態から抜け出すことができたのです。
今、希望がないと感じている方もぜったいに大丈夫です。希望がないと感じていた時間が長かった私でも、そこから抜け出すことができました。
そんなしんどい日々を卒業してやりたいことを叶えられるようになった方法を次でお伝えしていきます。
ぜひ実践して、「毎日が楽しい!」と心から笑って生きていく日々にしていってくださいね!
希望がないときはどうしたらいい?しんどい日々から卒業する10の方法
1.まずは健康第一。心と体の調子を整えよう
まず大事なことは、心も体も健康であることです。健康という土台がない状態で、前向きな考え方をすることはとても難しいからです。
心が疲れているのだとしたら、誰かに話してみる、紙に書き出してみるなど、自分の気持ちを溜め込まずに出していきましょう。
体の調子が良くないのであれば、まずは体調を整えることを最優先にしていきましょう。
心と体の調子が整えば、それだけで少し気持ちの余裕がでてきます。まずは自分の心と体を大切にすることから始めてみてください。
2.今、希望がなくても生きている。それだけで素晴らしいのだということを認めよう
今、希望を感じられていない状況というのは本当につらいですよね。
そんな中でも、生きている、それだけで素晴らしいのだと認めてあげてください。
つらい状況でもよく頑張っていること、よくやってきたということを自分に伝えてあげましょう。
人は認めてもらえるだけで気持ちがラクになってきます。今、しんどい時もよくやっているということを自分で認めるだけで気持ちが落ち着いていき、前より少し前向きな気持ちになれます。
3.自己否定をやめて、自分の良いところをみてあげよう
つらい状況の中にいる時ほど、「私はなんてダメなんだろう…」と自分のことを否定してしまいがちです。
でも、自分のことを否定していても状況が良くなることはありません。それどころかもっと毎日がつらくなってしまうだけです。
自分をジャッジすることをやめて、小さなことで良いので自分の良い所をみつけていきましょう。
など、自分の良い所を自分で認められるようになると、自己肯定感も上がっていきます。
必ず良い所、ステキな所はあります。ご自身の素晴らしさを認めていってくださいね。
4.1人で抱え込まず、人に頼ってみよう
頼ることが苦手な人な人は、自分がしんどい状況にいる時でもなかなか人に頼ることができず、さらに苦しい状況の中に自分を置いてしまいがちです。
私も頼ることが苦手で、せっかく相手が申し出てくれた厚意も断ってしまったことがありました。
でも、思いきって頼ってみると意外と人は快く受け入れてくれます。
自分1人ではなかなか立ち直ることができない状況の中でも、誰かがいてくれることで状況が好転していくことがあります。
勇気を持って、信頼できる人に頼ってみましょう。
5.とにかく笑える時間を作ろう
1日5分でも10分でも良いので、笑える時間を作りましょう。そんな時間があるだけで、辛い1日の中でも、明るい気持ちになることができます。
お笑いを見るのが好きだったらお笑いの動画を見る、誰か好きなアーティストさんがいるのならその人が出演している番組を見る、など自分が笑顔になれることならなんでもいいので、そんな時間を作ってみてください。
1日の中で楽しみだなと思う時間を作ることで、少し希望が持てるようになりますよ。
こうして少しでも笑顔になる時間があることに本当に救われました。ぜひ少しでもいいので、気持ちが明るくなる時間を作ってみてくださいね。
6.自分の好きなことをやる時間を大切にしよう
自分が好きなこと、楽しいと思うことはなんでしょうか?
笑顔になる時間を作るのと同じように、自分の好きなことをやる時間も大切にしていきましょう。
しんどい時というのは、自分が好きなことをやる時間を作ることさえも忘れてしまいがちです。でも、こういう時間があることで毎日に楽しみができ、心の余裕もでてきます。
気持ちが沈んでいると好きなことをやる気分にもなれないかもしれませんが、やってみると本当に気持ちが明るくなっていきます。
億劫な気持ちをちょっと横に置いて、やってみてくださいね。
自分の好きなものが分からないという方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
7.少し前向きになってきたら、自分のやりたいことを見つけてこう
ここまで来ると、以前より前向きになる時間が増えてきているはずです。今度は、自分のやりたいことを見つけていきましょう。
・夢も希望もない…と感じる前までは、どんなやりたいことがありましたか?
・興味や関心を持つことは何でしょうか?
・気になっていたカフェに行ってみたい
・留学してみたい
と小さなことから大きなものまで書き出してみてください。書き出してみるだけで気持ちがワクワクしていくことを感じられますよ。
8.本当はどうしたい?と自分に問いかけよう
やりたいことを見つけよう、と思っても最初はなかなか出てこないかもしれません。そんな時は日常の中で「自分はどうしたい?」と自分に問いかけることを意識してみてください。
普段の洋服を選ぶ時でも、昼ごはんのメニューを選ぶ時でも、「何を着たい?」「本当は何を食べたい?」と自分が心から望むものは何かを問いかけてみるのです。
すると、
と自分が本当に望むものがわかっていきます。
脳は問いかけるとその問いに対する答えを探してくれます。
普段から「どうしたい?」と問いかけてみることで、自分の望みややりたいことも見つけやすくなっていきますよ。
9.1つずつ、自分がやりたいことを叶えていこう
自分のやりたいことが見えてきたら、それを1つずつやっていきましょう。やりたいことを叶えていくための行動をしてみるのです。
例えば、京都に行きたい!ということがやりたいことの1つであるならば、
などできることからやってみましょう。
やりたいことに向かってく行動はとても楽しいです。自然と気持ちも明るくなっていくのを感じられますよ。
10.挑戦してみることで、自分にとっての希望が見えてくる
1つずつでも、自分のやりたいことに挑戦していくと、自分が本当に望んでいたものが何なのかが見えてきます。
と、自分の本音や“希望”に気づくことができます。
やってみなければ、それが自分に合うことなのか、本当の望みなのか分かりません。経験してみることで、自分の思いを発見することができます。
1度きりの人生です。自分がやってみたいと思ったことに対して挑戦し、自分にとっての“希望”を見つけてみてください。
1.心と体の調子を整える2.今生きているだけで素晴らしいと認める
3.自己否定をやめる
4.人に頼ってみる
5.笑える時間を作る
6.自分の好きなことをやる
7.自分のやりたいことを見つける
8.どうしたい?と自分に問いかける
9.やりたいことを叶えていく
10.挑戦しつづけ自分の希望をみつける
まとめ
希望が持てない理由と、希望がない状況から抜け出すための10の方法についてお伝えしました。
私自身、長いこと希望を持てない時があったのでその日々がどれだけつらいかとてもよく分かります。
でも、このまま希望がない状態でいるのは嫌だ!もっと自分の人生を楽しんでいきたい!と思ってるからこそ、こうして最後まで読んでくださっているのですよね。
そうやって、まずはこの状況をなんとかしようと思って行動した自分のことを認めてあげてください。
そして、ぜひ10の方法を実践して、「毎日が楽しい!」と心から思える日々にしていってくださいね。
これからの人生が、明るく希望に満ちたものになることを心から願っています!
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