夢がないって悩んでない?夢を持てない人に伝えたい幸せに生きるコツ
人生にワクワクを

夢がないって悩んでない?夢を持てない人に伝えたい幸せに生きるコツ

「夢がない…!」「夢がある人って活き活きしてていいなぁ…!」

そんな風に夢がある人をみ見て、「夢がない自分の人生って何かつまらないなぁ…」と思ってしまうことってありますよね。

そもそも夢がないどころか、「自分のやりたいことが分からない!」と、’’やりたいこと’’を探して悩み続けている人は多くいます。

かつての私自身も、「いったい本当にやりたいことって何なのか?」と悩み、’’夢’’なんていう言葉は、小学校くらいの子どもが持つものであって、大人はもっと現実を見ないとね…と、自分に言い訳をし続けていたこともありました。

Ayana
Ayana

この世の中って夢や、やりたいことがないと生きづらい!

幼稚園では「○○ちゃんの将来の夢はなぁに?」と聞かれ、学生のころは「将来について考えなさい」と言われ、就活の時は「この会社で何がしたいのか?」と問われ、会社でも「ビジョンを持て!」と言われ、私たちは常に「あなたのやりたいことはなんですか?」という類いの問いを投げかけられるのだから。

心の中では「そんなの分からないんだ!!」と叫んでいるのに、人に認められるように、人に理解してもらえるように、人に応援してもらえるように、「夢を持たなくては!」と一生懸命に探してきた人も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな、「夢がない!」と悩んでいる人たちに向けて、夢についての捉え方や、自分の価値観に改めて向き合うきっかけを私の体験を含めてお話し、これからの時代を幸せに生きていくコツについて、お伝えしていきます!

読み終えた時には、「こんな考え方もあるのか!」と、心がスッと楽になってもらたら嬉しいです。

夢ってそもそも何?

Dreamの文字

ところでみなさん、’’夢’’という言葉を聞いて、どのようなイメージを持ちますか?

「大きな家がほしい」「結婚したい」といった、未来に叶えたい欲求のようなものだったり、「国際協力に関わりたい」「看護師になりたい」などの職業に関わるものだったりをイメージする人が多いかもしれません。もしくは、「こんな世の中にしたい!」といった、大きな使命感が伴ったものでしょうか。

私は学生の時、夢=職業だと捉えていました。そのため、「〜になりたい」という具体的な夢がなかった私は、一生懸命に自分にできそうなことや興味があることを職業に当てはめて、友達や親に「〜になりたいかも…」のような曖昧な答えで何とかごまかしてきたのをよく覚えています。

でも、今の私はというと、夢とは自分心に思い描く願いやありたい姿を、他人に分かりやすく言語化したものだと捉えています。そして、それは、誰もが立派!と言えるような大きなものでなくても、「ただ目の前の人を幸せにしたい」など、そういった小さく実現できることだって、あなたの立派な夢なのです。

夢とは…
・自分の心に思い描く未来に実現させたい理想(願い・ありたい姿)のこと!
・たとえ人に認められなくても立派な夢!

夢がないと悩む人の5つの共通点

横たわる女性

さて、夢について、「なんとなく捉え方が少し変わった!」という人もいるかもしれませんが、「まだよく分からないなぁ…」という人も多いと思います。ここからは夢がないと悩む人の共通点についてお伝えするので、夢について考えていきましょう。

①夢とは特定の職業だと思っている

前章で触れた私のパターンでもありますが、夢とは、’’特定の職業’’’’仕事に関わること’’だと思っているケースは多いです。私たちは幼稚園の頃から、「将来何になりたいの?」って聞かれてきたので、夢=職業というように、きっと大人から刷り込まれてきてしまったんですね。笑

そうなると、なりたい職業が明確になるまで、「夢がない!」といったように悩み続けてしまうのは当然です。

ですが、夢は職業だけではありません。特に今の時代は、自分ができることを職業に当てはめていくのではなく、自分で仕事を創っていける時代です。自分自身の小さな興味や好きなことが仕事として成り立つ素晴らしい時代に入っているのです。

Ayana
Ayana

そうなると、夢なんて無限大にあるっ!

②夢とは立派なものでなくてはならないと思っている

夢という言葉自体が、なんだか’’大きなこと’’を連想させますよね。

私自身、夢を聞かれた場面を思い出してみると、頭の中で浮かんできてことがあっても、「これは夢とは言えないなぁ…」と、自分の心の中で無意識に排除していたことが多くありました。

なぜこのように無意識に排除してしまうのかと言うと、やはり’’夢とは立派なものでなくてはならない’’と思ってしまうからです。

もちろん誰もが「立派だね!」と言うような社会から求められているような夢を持っている人は素晴らしいです。ですが、特に大きな目標や夢がなくても、それなりに生きていれば幸せと’’今を一生懸命に生きるあなた’’も素晴らしいのです。

私の知り合いには、’’夢は妻と子どもと、バスケットゴールにある家に住むこと’’と公言している人がいます。夢とは、社会に求められるような立派なものだけでなく、自分心にある本当の願いやありたい姿であれば、それは素敵な夢なのです。

③夢がない方がいいと思っている

夢がないと悩む人の中には、実は’’夢が見つかってしまったら困る’’と、潜在意識では思っていることがあります。

Ayana
Ayana

そんなバカな!って思いますよね。笑

なぜなら、夢を見つけてしまったら、現状を変えなくてはいけないなど、自分にとって不都合なことがある場合があるからです。

仮に、自分が’’現状を変えたくない’’と思っていたとすれば、夢なんてない方が変化しなくていいことになります。頭では’’夢がない’’と悩んでいても、心では、その方が良いと思っている可能性があるということです。

少し違う例を挙げてみると、「仕事やめたい!」と口癖のようにずーっと言ってるのに、何年も同じ仕事を続けている人って周りにいたりしませんか?

では、その人が何で仕事を辞めないかというと、心では’’仕事を辞めたら困る’’と思っているからです。

「仕事を辞めたら収入が無くなってしまうから怖い」とか、「転職活動をするのがめんどうくさい」とか、必ずそこには’’仕事を辞めない方か良いメリット’’があるのです。

このように、夢を持つことも同じで、夢がない方がその人にとってメリットがあるということはよくあるんです。

Ayana
Ayana

あなたが夢を持ちたい!と思う裏にある願いは何でしょうか?そこを深掘りしてみるといいですよ!

④夢中になれるような’’やりたいこと’’がない

「やりたいことがない」という悩みは、誰しもが人生で1度は持つ悩みですよね。私も今までの人生で、やりたいと思ったことは何でもやってきましたが、結局のところ「本当にやりたいことって何だ?」という問いにぶち当たることが何度もありました。

Ayana
Ayana

やってみたい!と思うことがあってやってみても、全然続かない!!!!!

やりたいことが分からないのですから、当然スケールが大きいというイメージを持ってしまう’’夢’’なんて、持てるはずがないですよね。

そんなあなたにお伝えしたいのは、夢はいったん置いておき、「自分はどうありたいのか?」「自分にとって大事なものは何か?」など、自分の人生はどうなったら幸せなのか?にフォーカスすることから始めてみることをオススメします。

Ayana
Ayana

自分が好きだなって思っている事柄や大事にしていることが、自分の源泉になっていることは多くありますよ!

⑤夢がないことはダメだと思っている

「夢がないって実は可能性に満ち溢れています!」と言われたらどんな気持ちになりますか?

Ayana
Ayana

ちょっと胡散臭いですかね。笑

あなたが将来の夢を聞かれた子どもの時って、「夢がない…」とは、悩まなかったはずです。かと言って、「夢を叶えるんだ!!」って毎日毎日そのことを考えていた訳でもないですよね。 

それはなぜかと言うと、夢なんて本気で考えていたわけではくて、毎日目の前の小さなことに興味を持って、エネルギッシュに動いていることが楽しかったからではないでしょうか。そんな子どもの姿って、可能性や希望に満ち溢れていますよね。

他人にどう思われるかなんて考えてもいないですし、特定の何かならなきゃいけないとも思っていません。だからこそ何でもできるのです。

Ayana
Ayana

そう思ったら、夢がないって可能性に満ち溢れていると思いませんか?


夢がないことはダメなことなんかじゃありません!そして、’’やりたいことがない’’というところにもつながりますが、誰にだって興味があることや好きなことって、自分の中に必ずあるんです。

旅が好きな人の中には、「外国人との交流が好き」「世界遺産を見るのが好き」「異なる景色の中でゆっくり過ごすのが好き」など理由は様々なように、趣味や興味を深掘りしていくと、思わぬところにあなたの幸せの源泉が見つかることが多くあります。

また、「人にきかっけを与える」「人の応援する」「人の相談に乗る」「計画を立てるのが得意」などなど、生きてきた中で日常的にやっていることが、自分が思っている以上に誰かのためになるのです。そして、これらはあなたの人生の喜びにつながります。

Ayana
Ayana

夢がないことがダメなのではく、そうやって目の前の興味や日常に目を向けてみるのを忘れてしまっているだけなのかもしれませんよ!

夢や目標を持つことだけが良いとは限らない!?

空バックの看板

私は30年の間、いわゆる夢というものを持ったことが1度も持ったことがありませんでした。

今では、自分の夢を’’モロッコで日本人向けにツアーをすること’’と言っていますが、それも人に分かりやすく言語化しているだけにすぎません。’’夢’’というイメージと対等なものとして、人に理解してもらえるであろうと、自分自身で思っているからこそ、そう言っているのかもしれないな…と気がついたからです。

なぜそんな考えにいたったのかと言いますと、ある1つの考え方に出会ったからです。この考えは、「夢がないと悩んでいる人にも伝えたい!」と感じたので、この章でご紹介させてください。

モロッコに興味のある方はよかったら覗きにきてくださいね!

人には2種類のタイプがいる

私が出会った考え方は、ビジョン型と価値観型という2種類のタイプがいるというものです。

これは、自分がどんなことで幸せを感じるのかにもつながりますので是非、「自分はどうかなぁー」と思いながら読んでみてくださいね!

夢があった方が幸せを感じるビジョン型

まず、ビジョン型というのは、夢・目標・などの理想に対して、そこ向かっていくことでやる気が出るタイプの人です。特徴は、3年後5年後10年後をありありと思い浮かべることができ、「こうなっていたい!!」という未来のビジョンに近づいていくことで幸せを感じられる傾向にあります。

今の自分は、そのビジョンに対してどの位置にいるのか?そして、ビジョンに近づくためには何をしなければいけないのか?逆算して叶えていくことで成果が得られ、楽しくワクワク人生を生きることができます。

夢を持たなくても幸せを感じる価値観型

一方で、価値観型というのは、自分の大事にしている価値観や自分らしさに対して、それを満たそうとすることでやる気が出るタイプです。特徴は、将来のことよりも今自分にできることが大事で、「こうありたい!」という自分のありたい姿に対して、自分の価値観が満たされることで幸せを感じられる傾向にあります。

ビジョン型と違い、「3年後とか言われても…」と、頭を悩ませてしまったり、目標が障害になってしまったりすることもあります。

過去も現在も未来も、自分の価値観が満たされていたい、そのためには今をどう生きるのか?日々の生活の中で自分らしく価値観を満たしながら進むことで、成果が得られ、ワクワク人生を生きることができます。

Ayana
Ayana

あなたは、どちらのタイプがより自分に近い!と思いましたか?

幸せを叶える方法は人それぞれ!

この2種類のタイプというのは、絶対にどちらかに当てはまるというわけでもなく、どちらの要素も持ち合わせている人だっていますし、状況によっても変わることはあるかもしれません。ただ、どちらの方が自分はやる気がでるのか、自分にあっているのかは分かれる傾向にあるようです。

夢や目標があった方がワクワクするのであれば、持っていた方がいいですし、逆に夢や目標を「決めないと…」と縛られてしまうのであれば、いかに自分の価値観を満たすかにフォーカスする方がいいのです。

この価値観型の人というのは結構多いのではないか?そんな風に感じています。ところが、社会的にはどちらかと言えばビジョンを持っている方が生きやすい傾向にあるので、悩む人が多いではないでしょうか。

「幸せに生きていたい」という願いは誰にも共通してある願いですが、人それぞれ成功の形も幸せの形は違うのですから、それを叶える方法も違って当然ですよね。

Ayana
Ayana

自分にあった方法で自分の幸せを叶えていきたいですね!

30年間夢がなかった私がたどり着いた幸せな生き方

モロッコのサハラ砂漠

モロッコの砂漠にて

私は、前述したビジョン型と価値観型という考えに出会って、すごく救われた気持ちになりました。なぜなら、今まで生きてきた自分の選択が、本当の意味で誇りに持てたからです。

というのも…

Ayana
Ayana

私は典型的な価値観型!

ビジョンや夢を持つとはもちろん素晴らしいことですが、今現在に自分の価値観が満たされることが大事な人は、夢や目標を見つけようとすることが、返って悩みの種が大きるなる場合もあるのではないか?と気がつきました。

私の過去を振り返ってみると、「あそこの制服を着て学生生活を送りたいな!」「海外の人と多く交流が持てたら楽しいな!」という理由だけで学校を選択し、「ここの人たちが好きだから!」「一緒に働きたいから!」という理由だけで就職先をを選び、なんか惹かれるから!好きだから!楽しそうだから!と、行き当たりばったりで生きてきた自分にとって、大人になればなるにつれて世の中は生きづらいことを察知していたように感じます。

Ayana
Ayana

やりたいことは?目標は?ビジョンは何か?って問われるばかりで、あなたにとって何が大事なの?とは1度も聞かれないんです…。

そのため、「今こうであれば幸せなんだ」という本音を隠しながら、「こういうことがやりたいんです!」「そこに向かって頑張っていきます!」という理由を、とにかく一生懸命に探してきたんですね。

Ayana
Ayana

そうしてきたからこそ、近しい人は私のことをビジョン型だと思う人が多いかもしれません。

でも、私は「今こうしたい」「今こうであれば幸せ」「この先もそれが続いたら幸せだ」といったように、自分の価値観が満たされていれば、夢やビジョンがなくても幸せに生きられるのです。

ありがたいことに、私は自由にさせてもらえる環境があったので、自分の価値観を満たしながら生きてくることができました。だから、思い通りにいかないことは沢山あっても、挫折したことは記憶上、ほとんどありません。

なぜなら、そもそも価値観が満たされているか、足りてないかで生きていきたので、挫折という概念がないからです。

とは言え、挫折したことがないなんて言ったら、本気で頑張ってないだとか、逃げているだけだとか、挑戦していないからだって思われるのが怖かったので、人に言うことはずっと避けてきました。

Ayana
Ayana

そんな自分って、お気楽すぎてダメなんじゃないか?って思っていたことも。

しかし、このビジョン型と価値観型の考えにであって、「いつかこうなっていたい!」よりも、「今こうであれば幸せ!」という自分の生き方をまるっと肯定してもらえたように感じて、心がスーっと軽くなりました。

ビジョン型の人は、「目標」や「夢」があって初めて、それが原動力となり、そこに向かって叶えていくことで幸せを感じられます。そして私のような価値観型の人は、「自分のありたい姿」や「自分の価値観」を定義し、そこを満たすことによって、幸せを感じられるということです。

Ayana
Ayana

どちらが良いとか悪いのではなく、自分の合った方法で自分の人生を幸せにしてあげられることが大事ですね!

自分の価値観を満たして生きる

そんな私の大事な価値観の1つ紹介すると、’’自分が本当に良いと思ったものは、他の人にも知るきっかけを与えること、そして共に分かち合う’’ことです。

モロッコでツアーをやること自体は、私の視点から見ると、夢や目標ではありません。ツアーをやることで「このくらい人を呼びたい」「このくらい認知されたい」という目標がある訳でもなく、大好きなモロッコを自分という人間を通して知ってくれた人に、最高の体験ができるきっかけを提供したい。そのきっかけを与えれたら、そしてその体験を共に分かち合えたら私は幸せなのです。

もっとシンプルにいうと、モロッコが好きだから、そこに関わっていたいし、それを人と分かち合いたいんです。

一見ひとりよがりな考えに見えるかもしれませんが、不思議なことに、モロッコでツアーをやりたいと話すようになって、私の周りにはモロッコに興味を持ってくれる人が増えていきました。

今では「絶対に行くから!」と言ってくれる人もいて、私は正直、ツアーをまだやってもいないのに、そんな風に’’モロッコに行ってみたい’’というきっかけを与えられたことで、結構満たされています。笑 

でも、応援してくれている人がいるから、その人たちに素晴らしい体験を実際に提供したいから、そのために私は今一生懸命に活動をしています。うまくいくかも分からないですし、その先も今は全く分からないですが、それでも私は幸せに生きられると確信しています。

Ayana
Ayana

あなたの大事にしている価値観は何ですか(^^)?

夢がない人もある人も楽しく生きられる!

風船を持った女性

あなたは、夢がない!と悩んでいますでしょうか?

夢があって、そこに向かっている人ってキラキラして見えますし、夢がない自分の人生はつまらないって思ってしまうかもしれません。

でも最後に、1つだけ伝えるとしたら、どんな人にも心にある本当の願いがあるということです。ひとそれぞれ、「こうあったら幸せだ」という想いが必ずあります。

それは夢と言える様なビジョンとして掲げることもあれば、こうありたいという大事な価値観を満たすことかもしれません。

世界平和に貢献したい!という使命感からくるものかもしれませんし、目の前の人を応援したい!という優しさからくるものかもしれません。

人それぞれ何が大事で、何に充実感を感じて、何を幸せと思うのか違うからこそ、人は補い合え、助け合えるのではないでしょうか。

夢がない人も夢がある人も、自分の幸せを叶える方法はいくらでもあります。自分の幸せとは何なのか?自分にとって大事なものは何なのか?改めて考えてみてください。

そうして少しずつでも自分の幸せのために行動していれば、必ず楽しく幸せに生きられますよ!

モロッコを愛する人

Ayana

Ayana

「人の人生の役に立ちたい!」と探究し続けるも、何ができるのか分からず人生迷子に。30歳の時に行ったモロッコがきっかけで、アラビア語とイスラームを学び始めると、人生が思わぬ方向へ。 現在は会社員を退職し、多拠点生活をしながらコーチング・対話・ライティングを通して"自分色の人生を生きる人"を応援&サポートしています。持ち前のポジティブマインドで軽やかに生きるを実践中。 夢はモロッコのリトリートツアーを提供すること。

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