目次
自分を見つめ直す際の3つのポイント
ここまでは自分を見つめ直す習慣についてお話してみました。次に、自分を見つめ直す際のポイントについてご紹介していきます。
ポイント①:自責はしない
自分を見つめ直す際、自分のネガティヴな面や今まで無意識に避けてきた自分の弱さと向き合う場面もでてくるでしょう。
自分の短所や嫌な部分を見つめ直すのには勇気がいりますよね。
その際に注意ししたいのが、自責をしないことです。
「こんな自分だからダメなんだ」「やっぱり自分は劣っている」などと、自責をしてしまっては、ネガティヴな感情になってしまい、自分と向き合うことが嫌になり…と負のループに陥ってしまいます。
どんな人にだって、短所も弱さもあるのです。まずは、どんな自分も’’受け入れる’’という姿勢で自分に寄り添う気持ちで自分を見つめ直しましょう。
ポイント②:出来事の裏にある感情にフォーカスする
自分を見つめ直すと聞くと、「自分は何を成し遂げてきたのか」「どんな体験をしてきたのか」など、出来事を振り返って終わりにしてしまう人がいます。
ですが、大切なのは出来事よりも、その裏にある自分の感情です!
なぜなら、自分の感情にこそ自分が大切にしている価値観や、本音が隠されているからです。
もちろん出来事を振り返ることが悪いわけではありませんが、その時自分は「どんな感情をいだいたのか?」「なぜそのような感情になったのか?」と、自分の感情にフォーカスしましょう。
ポイント③:定期的に自分を見つめ直す
特に今まで自分と向き合う時間をとってこなかった人にとっては、すぐには自分のことがわからないかもしれません。
それでも、定期的に自問自答する癖を付け、見つめ直すことを続けると、自分の気持ちがわかるようになり、自分とまっすぐ向き合えます。
自分と向き合うのを習慣化するようになった私ですが、今だにふとした時、自分がよく分からなくなることがあります。
だからこそ、1度や2度だけでなく、定期的に自分を見つめ直すようにしたいですね。
今すぐ自分を見つめ直す「質問ワーク」
自分を見つめ直す習慣は、今日からでもできるのでこの記事を参考に取り組んでみてくださいね。
最後に、今すぐできる自分を見つめ直す簡単な質問ワークをご紹介してこの記事を終えたいと思います。
ぜひ紙とペンを用意して、質問の答えを書いてみてくださいね。
自分に嘘つかないことと、頭であまり考えすぎず直感で書くのがポイントです!
質問1:これまでの自分の人生は100点中何点ですか?
回答例:70点。
質問2:プラス点、マイナス点の理由はなんですか?
回答例: 70点の理由は、お金も人間関係も満足していて、そこそこ楽しい人生を送っているから。 -30点の理由は、仕事が楽しくないから。
質問3:自分の人生に何の制限もなければ、どんな人生を送りたいですか?
回答例:海外で生活がしたい。自分が楽しい!と思える仕事を一生やり続けたい。
さて、皆さんは、どんな回答になりましたか?とてもシンプルな質問ですが、このように自分の人生を客観的に見つめてみると、少なくとも今の自分は「何を望んでいるのか?」がわかります。
もし余裕がありましたら、もっと具体的に自分を見つめ直す下記の質問にも答えてみてくださいね!
・時間を忘れてやってしまうことは?
・どうしてもやりたくないと思っていることは?
・最近「幸せだな」と感じた瞬間はいつ?
・身につけたいと思っている新しい習慣は?
・将来、絶対なりたくないと思う姿は?
・今まで最もお金を使ってきたことは?
・お金がなくなっても続けたいことは?
・どんな人と働きたいと思っている?
・昔の自分にアドバイスするとしたら?
質問の答えに、さらに「なぜ?」「どうして?」と理由まで深掘りしてみることをオススメします!
例
質問:どうしてもやりたくないと思っていることは?
回答:人からの指示通りにしか動けない仕事
なぜ?:自分の頭で考えることが好きだから。アレンジすることや、より良い方法を探すことが自分のやりがいに繋がるから。
このように深掘りしていくと、自分が得意としていることや、何にやりがいを感じるのか?など、自分の特性や思考に気づきやすくなります。
日々の振り返りでも「なぜ?」と自問自答する癖をつけるためにも、1段深く自分を見つめ直してみましょう。
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