目次
自分を見つめ直すことで得られる3つのメリット
メリット①:自己理解が深まり自分を認められる
自分を見つめ直すことで得られる1番のメリットとなるのは、自己理解が深まり自分を認めれるようになることです。
ほとんどの人が「自分のことは自分が1番わかっている!」と思ってしまちがちですが、実は人間は、自分のことは自分が1番分からないものですなんですよね。
「自分は何者で、何が好きで、何が得意なのか?」
こんな問いかけをされて、スラスラと答えられる人はあまりいません。
自分を見つめ直す習慣を身につけると、今まで知らなかった自分や、好きなこと・得意なことに気がつくなど、自己理解が深まり自分を認められるようになります。
メリット②:自分を大切に扱えるようになる
自分を見つめ直すことで得られるもう1つのメリットは、「自分との時間を持つ」ということです。そして、自分と向き合う時間を持つことで自分を大切に扱えるようになっていきます。
普段、あなたは、1日の中で自分のことを考える時間はどのくらいありますか?実は意識していないと、自分との時間は1日の中でほとんどない!という人は多くいます。
普段「人との約束はきちんと守る」「人のことを傷つけないように気を遣う」など、自分と他者に対しては常に意識している人でも、それが対自分になると結構いいかげんなことってありませんか。
自分を見つめ直すことで、自分と向き合う時間が増え、自分自身を大切に扱えるようになります。
メリット③:自分の成長につなげられる
自分を見つめ直すことで得られるメリットには、「自分の成長につなげられる」ということも挙げられます。
自分と向き合う時間を作ることで自己理解が深まると同時に、それが習慣化していくと「自分が今どんな状況にあるのか?」「どの方向に向かっていきたいのか?」など、その時々でしっかり軌道修正ができるようになります。
自分では中々気がつきませんが、日々の中で自分自身も変化し続けているんですよ。そのため、根幹は変わらなくとも、自分の趣味嗜好の他、価値観や考え方も生きていく中で変化していきます。
自分を見つめ直すことで、「今の自分の状態」を確認でき、自分の成長につなげることができます。
①自己理解が深まり自分を認められる
②自分を大切に扱えるようになる
③自分の成長につなげられる
自分を見つめ直す習慣
ここまで、自分を見つめ直す意味やメリットについてお話ししてきました。そこで実際のところ、自分と向き合う方法って具体的にどうすればいいの?と思いますよね。
ここからは私自身が行っている習慣を交えながら、自分を見つめ直す方法についてお話していきます。
①振り返りノートを作る
忙しい中で生きていると、「もう今月も終わってしまった…!」なんて経験はありませんか?
そこでオススメしたいのが、振り返りノートを作ること。1日の終わりに振り返りをすることは、自分を見つめ直すうえでとても有効です。
ポイントは、1日の出来事を振り返るのではなく、何か強く心が動いたことや、感じたこと、理由はわからないけど、心に残っていることにフォーカスすること。
ノートに書くという行為は、その場で自分を見つめ直せるだけでなく、後日振り返って見直すこともできるのでオススメです。
②ジャーナリングで思考整理
「書く」ことでもう1つオススメしたい習慣は、「ジャーナリング」です。「ジャーナリング」は、書く瞑想とも言われており、頭に浮かんだことを紙に書き出すというシンプルな方法のことです。
たとえば、5分間など時間を決めて、その間に思いついたことをひたすら書いてみてください。
ポイントは、思考を使って考えるのではなく、頭に浮かんできたことをそのままノートや紙になぐり書きしていくことです。
浮かんできたことに全く関連性がなかったとしても、いったん書き留めるという意識でやってみると、自分でも「こんなことを考えてたんだ」と頭の中が可視化できますよ。

やってみた後の文字を見てみると、意外な関連性に気がつくのもジャーナリングの面白いところです!
③断捨離で「自分に必要なもの」を見極める
自分を見つめ直すのに「断捨離」も意外と有効です。
「え?なんで断捨離?」と不思議に思う方もいるかもしれませんが、自分ががよくわからなくなってしまう原因の1つに、情報量が多いことで本来の必要なものが見えなくなっていることが挙げられるからです。
何のために自分を見つ直すのかと考えてみたら、それは「本来の自分に戻る」ことが大きなポイントかなと私は捉えているんですね。
そのため、思い切って「今の自分に本当に必要なもの」だけを残し、必要のないものは削ぎ落とすということを意識をしてみてください。
物理的に自分の身の回りのモノを断捨離するのもよし、人間関係を断捨離してみるのもよし、やり方はいくらでもありますので、「今、自分に必要ないものは何か?何を必要としているのか?」と考える習慣を身につけましょう。
④1日5分は1人になって、ゆっくり向き合う時間を確保する
自分を見つめ直すということは「自分と向き合う時間」をつくること、つまり「良し悪しに関わらずに自分自身を知る」ことだとお話しました。
ところが、1日24時間ある中で自分と向き合う時間を5分でも確保していないという人は、とても多いです。
1日の中で、たった5分でも構いませんので1人になり、ゆっくりと内省する時間をとることから始めてみましょう。
習慣化するポイントは、すでに習慣としてやっていることと、くっつけてしまうことです。
たとえば、歯磨きの後、寝る前など、自分がルーティンとしてやっていることの前後に時間を決めると、継続しやすくなります。
さきほどご紹介したジャーナリングをやってみても良いでしすし、振り返りや日記を書くなどでも良いかもしれませんね。

私はいつも、寝る前と朝一に自分と向き合う時間を確保しています!
⑤親しい友人や親など周りの人に聞いてみる
ここまで紹介してきたように、自分自身でできることもたくさんありますが、「周りの人から自分はどう見えているのか?」を聞いてみるのも1つの手です。
「自分のことは自分が1番わかっていない」と先述したように、自分のことは意外と知らないですが、「他者のことはよくわかる…!」という人は多いのではないでしょうか。
そのため、自分の親しい友人や親など周りの人に、自分は「どんな人間なのか?」「どんな特徴があるのか?」聞いてみると自分では気がつかなかった自分を知れるはずです。
少し小っ恥ずかしいかもしれませんが、「ちょっと人生迷子で、相談にのってほしい。笑」などとお願いすれば、聞きやすいですよ!
⑥定期的に自分の本音を話す場を持つ
最後にご紹介したい習慣は、定期的に自分の本音を話す場を持つことです。「自分の本音を話す場」と聞くと、中々イメージしにくいかもしれませんが、「対話する場」と思ってください。
対話は会話と違うの?という声が聞こえてきそうですが、会話はおしゃべりするという意味合いが強いのに対して、対話は相互理解のためのコミュニケーションという意味合いを持ちます。
同じ言葉でも、人それぞれの価値観が違うため、言葉の意味が違うということが日常的に起きますよね。対話では「どんな話でもお互い受け入れる」という姿勢であることが前提としてあります。
そのため、自分の本音を話すことで、自分の価値観が共有できるうえ、客観的な視点から話したことに対してフィードバックをもらえるので、自分の思考が整理され、自分のことがよくわかります。
最近だと、オンラインでもリアルでも「対話のイベント」がありますし、1対1の方が安心するのであれば、相手の話に耳を傾け、内面にある答えを引き出す対話の手法であるコーチングを受けてみるのも有効ですよ。
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