休み方のマネジメント!脳のスイッチを上手にオフにする2つの方法
コラム

【休み方のマネジメント】脳のスイッチを上手にオフにする2つの方法

実は、カラダの疲れよりも脳の疲れの方が深刻

脳の疲れさて、そうは言っても仕事はあるわけで。

1日中パソコンに向い、デスクワークをして「疲れたー」と疲労感を感じる方は多いと思います。

寝てもなかなか疲れが取れず、休みの日にゴロゴロしてもすっきりしない。

実はこれ、そもそも休み方を間違えているんです。
なぜなら、疲れているのは体ではなく、「脳」だから。

脳が疲れると人は疲労を感じます。

拭き掃除ではぁはぁ言っているのも、からだではなく、脳が疲れているからというケースもあって、最近ではカラダの疲れではなく、脳の疲れのほうが深刻と言われています。

ただ、体を休めていても脳の疲れは回復しないんですね。

脳の2つの疲れと間違った休み方

脳この脳の疲れですが、2つあります。

・悩みやストレスによる疲れ
・複数の作業をこなすことによるマルチタスク疲れ

特に最近は副業(複業)がしやすい環境になったこともあり、複数のことをこなす機会が増えています。

ネットやSNSなど、情報の見過ぎによる疲れもこれ。

そして、やっかいなのが、休んだつもりでも脳は休めてないってことなんです。

休の日にお出かけしたとしても、今はどこでもメールや電話に出れてしまうし、情報にもアクセスできます。

その結果、仕事のことが頭から離れきってないんですね。

くに
kuni

仕事からの解放度が低いんです

「ちょっと休憩」といってスマホを見る人も多いと思いますが、スマホは情報がいっぱいなので、脳は全然休めてません。

体を休めるときにはいいけど、脳を休めるのにスマホやネットを見ていてはむしろ逆効果。

そして、疲れからといって、休みにいつもより長く寝ていても脳の疲れはとれません。

「脳の休め方」と「カラダの休め方」は、分けて考える必要があるんですね。

脳を休める2つの方法

休み方ということで、ここからは「脳の休め方」について、2つの方法をご紹介していきます。

シングルタスクのことをする

先ほどの話で、マルチタスクによる脳の疲れが多いと紹介しましたが、そこでおすすめなのが、シングルタスクのことをする、という方法。つまり、1つのことをやる。

たとえば、座禅やヨガ、最近ではよく耳にすることが増えた「マインドフルネス瞑想」などなど。

マインドフルネスとは、心を「今ここ」に向けるもので、GoogleやAppleの社員研修でも導入されていて、「今ここ」に意識を集中させることで、複数のことを考えている状態をリフレッシュでき、脳疲労を軽減してくれるものとしても活用されています。

瞑想と聞くと難しく聞こえますが、腹式呼吸などでもOK。簡単にできるのでおすすめです。

他には、1つのことだけを楽しむ。

たとえば、僕はコーヒーが好きで毎日コーヒーを飲むんですが、コーヒーを飲みながら仕事をしたり本を読んだりするのではなく、「コーヒーを飲むことだけ」を楽しむ時間を持つということです。

コーヒーお湯を沸かしながら豆を挽いて時間をかけてゆっくりとコーヒーを淹れ、ソファに座ってコーヒーの匂いと味を楽しむ。

その間、スマホも本も触らず、TVもyoutubeも観ない。

これだとシングルタスクになるので、脳もリフレッシュされます。

丁寧に料理づくりをする、でもいいし、ジャズをただただ楽しむ、でもいいです。

散歩をするなら、「おしゃれな雑貨屋をみつける」という1つの目的を持って散歩すると、そこに意識が集中するのでおすすめです。

僕はキャンプが好きで、焚き火をみながらぼーっとすることもあるんですが、これもシングルタスクです。

くに
kuni

ちなみに、焚き火の炎を眺めることで「1/fゆらぎ」という、人が心地よく感じるリズムに触れることができ、α波が増えると言われています

1つのことに意識を集中して、マルチタスク脳になっている状態を解放してあげる。これが脳を休ませる方法の1つです。

新しいことに取り組んで脳を切り替える

切り替える脳の疲れを軽減させるもう1つのおすすめが、脳を「切り替える」という方法。

たとえば、いつもと少し違ったことをする、やらなかったことをやってみるなど、ワクワクする感情を生み出すことをすると、脳がリフレッシュされます。

仕事のなかでルーティンを作ることは大切ですが、1日すべてがルーティンになってしまうと、それは「マンネリ」になります。

好奇心など生き生きとした感情が生まれなくなり、それが続くと何にも興味を感じない状態になってしまうんです。

くに
kuni

もし、今この状態ならこのあとすぐに何かやってみましょう!

だからこそ、いつもと少し違う行動をとってみる。

・日帰りできるプチ旅行をする
・自転車で遠くの街まで行ってみる
・映画館をはしごしてみる
・気になっていたお店にとびこんでみる
・次の休みの過ごし方を計画してみる

などなど、ちょっとしたことでもいいので、ワクワクする何かをやってみると、脳疲労を軽減してくれますよ。

ぜひお試しください。

おまけの話:体が疲れていたらむしろ動かす

体を動かすこれは体の疲れを取る方法の1つなんですが、体が疲れているとき、むしろ動かしたほうが休まることがあります。

デスクワークなど、同じ姿勢を続けていると筋肉が固まっていき、血流が悪くなる。その結果、老廃物が溜まっていくんですね。

それを解消するために、あえて軽く動かすことで血流を改善させ、疲労物質を排出する。

「アクティブレスト」という方法なのですが、スポーツ選手がやるクールダウンもまさにこれ。翌日に疲れを残さないためにやる方法です。

ポイントは、あくまで軽く動かすことなので、ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチもおすすめで、背伸びをする程度でもいいです。

体が疲れているときは、むしろ軽く動かしてみるのも1つの方法なので、ぜひお試しください。

パシリな人

kuni

kuni

サラリーマン → 個人事業主 → 会社経営 と、様々な立場や環境を経験してきました。どうやったら自由で楽しい働き方ができるかを追求した結果、色んなことに詳しくなり、一級建築士なのにメルマガやブログ、ディレクション、マネジメントが得意になってしまいました。そんなわけで、今はパシリとして活動中。 90才になってもめちゃ元気なおじいちゃんを目指し、体のメンテナンスに熱中。BBQやキャンプ、フェスなどのアウトドアが大好き。 株式会社いないいないばぁ創業者。

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