元気を出す方法を知っている?気持ちの切り替えがラクになるコツを伝授!
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元気を出す方法を知っている?気持ちの切り替えがラクになるコツを伝授!

どの人にも実践して欲しい、元気を出す方法で最も大切な3選

いつも頑張っているあなたへご自愛下さい

冒頭でもお伝えしましたが、『自分で自分の心を丁寧にみていくこと』が元気を出す方法の要となります。

この章では、前の章より根本的な部分に焦点をあて、元気を出す方法で最も大切な3選について解説していきます。

落ち込んでいる自分をそのまま受け入れていく

気持ちが落ちている時は、自分を責めがちとお伝えしましたが、ストレスを感じていたり、不安がある時ほど、自分の気持ちを受け入れていきましょう。

繰り返しになりますが、人にはバイオリズムがあり、感情に波があるのは誰しもあることです。気持ちの波がある時は

『あー今、私、落ちてるんだなぁ』

ぐらいに思えるとベストです。

毎日、台風の日はないですよね。気持ちも一緒で、台風が過ぎ去れば、晴天になっていきます。気持ちが落ちている時は、自分の気持ちを静観するだけ。これだけで良いのです。

ここでポイントとなるのが、事実と感情を切り離していくことです。例えば、仕事で失敗をした時に、実際に起こったことはひとつの事実としてありますが、解釈はいくらでも変えていけます。

事実=仕事で失敗した
感情→
失敗して悔しい(残念な気持ち)
次も失敗しちゃうかも(不安な気持ち)
なんで失敗しちゃったんだろう(後悔と問題解決したい前向きな気持ち)
もっと努力すれば良かった(後悔)
失敗したダメな自分(自責)
やっぱり自分はないもできない(自責)
解釈=仕事ができないダメな自分

上記のような感情を抱く中で、自分を責めてしまうと、この失敗は良くないこととしてダメな自分という解釈をしてしまいますが、そうではない受け取り方もできるのです。

私の書道仲間の話なのですが、ある出版社で、美文字についての本の出版依頼があったそうです。何人かの書道家に声をかけていて、書作品などの書類選考があって、誰に書いてもらうかを決める形式だったそうです。

書道仲間は、書道家として駆け出しだったので、その話がとても嬉しく、勝ち抜いて選ばれたい思いで、作品を作り、書類を郵送しました。

しかし、締め切り日の翌日に、出版社の方から『作品が届いてない』と電話があったそうです。

書道仲間は焦り、いろいろ調べましたが、作品が紛失してしまい、どこに行ってしまったかわからない状態で、それを出版社に伝えるも、結果としては、落選。その時、とても落ち込み、自分を責めそうになったところ、奥様とのやり取りで気持ちを整えて行ったそうです。

Aくん
書道仲間

なんで、作品が紛失しちゃったんだろ…せっかくのチャンスが…

A子
奥様

本当に、どこに行っちゃったんだろう。でも、これで良かったのかも!

Aくん
書道仲間

えっ?紛失して良かったってこと?

A子
奥様

そう!

Aくん
書道仲間

どう言うこと?

A子
奥様

今回は、書道仲間に書いて欲しくて依頼されたお仕事じゃないから。誰でも良い状態で本を出さなくて良かったよ。『書道仲間がいい!』と言ってくれる出版社がいるはず!今はタイミングではないってことだよ。

Aくん
書道仲間

確かに!本が出るかもって嬉しくなって、そこに気持ちがいっていたかも。本を出すなら、俺が良いって言ってくれるところが良いよね。また声がかかるように今できることを頑張るよ。

この書道仲間は、落ち込んでいる自分の気持ちはそのまま受け止め、自分の事を責めるのはやめたそうです。そして、今できることは何かを考え行動していかれました。

事実=作品が紛失。期日までに出版社に届かず、落選
感情→悔しい気持ちや紛失した事実はそのまま受け止め、仕方がないと諦める。自分を責めるのではなく、物事の本質(誰でも良いではなく、あなたが良い)をみていく。
解釈=誰でも良いではなく、あなたが良いと言われるように努力していく。紛失したことで、今はタイミングではないと気づけた。

と、捉えたそうです。そして、この紛失事件から数年後に

担任
出版社

ホームページをみて、字に惚れました!ぜひうちで出版してもらえませんか!!

と本の出版のオファーがあったそうです。もし、感情で自分の事を責めていたり、誰かのせいにしていたら、結果が変わっていたかもしれませんね。

感情をそのまま受け入れることはとても大切なことです。

あなたの心はあなたにしかわかりません。なので、悲しい気持ち、嫌だった気持ち、悔しい気持ちなどはそのまま受け止めていき、その感情の中で、自分を責めないことがポイントになりますよ。

そのまま受け止めるだけ。自分を責めたりする感情は付け加えず、事実に対しての感情だけをみて、受け止めていきましょう。

自分の気持ちを無視して無理しようとする

ストレスがあったり、不安があると、とても気持ちが辛くなりますよね。その辛い気持ちを見ないようにして、頑張ってしまうと、身体にも支障をきたしてしまいます。

何度も伝えますが、心と身体は繋がっています。

どんなに辛くても、苦しくても、周りはわからないのです。あなたの心はあなたにしかわかりません。あなたの心にあなたが耳を傾けなければ、誰もわからないのです。あなたが感じた感情は大切に受け止めていきましょう。あなたが感じた,

苦しい気持ち
悲しい気持ち
不安な気持ち
悔しい気持ち
羨ましい気持ち

これらは、これからのあなたの人生で、あなたの心がどこに向かいたいかの指針になるものです。

このような気持ちになることは嬉しくないかもしれません。でも、これらの気持ちを感じたからこそ、人の気持ちに寄り添えるし、いろんな人の気持ちを察することができるのです。

自分の気持ちを見ないふりして無理してしまうと、心だけでなく身体にも支障をきたします。身体が疲れている時に無理をすると心に支障をきたします。

今のあなたの気持ちがどこにあるのか、自分で自分の心を丁寧にみていくことが元気を出す方法の要となります。

その気持ちを見ないふりをして無理をすることはあとで自分に返ってきます。無理をすることで、頑張っている自分を感じられるかもしれませんが、確実に自分の身体と心を蝕んでいます。

昔の私は自分の声に気付かず、仕事もプライベートも全て、周りの事を優先して過ごしていました。

辛い自分の気持ちや身体の声を聞かずに、問題に取り組んだり、仕事を受けていました。それは、周りの人が喜ぶことと、頑張ることが周りのためになると思い込んでいたからです。

しかし、問題解決をしたり、仕事がひと段落すると、ホッとするのか、何日も高熱を出したり、謎の蕁麻疹がでたり、身体がSOSを出してきたのです。

natsu
natsu

その時は気付いていなかったけれど、今、思い返すとめちゃくちゃ辛かったです(笑)今は犠牲と貢献は別のものだとわかるのですが、その時の私はわからず、ずっと自分を犠牲にして、周りの事を優先して物事を進めていました。

でも、それは周りのためにも私のためにもなっていないことに気付き辞めました。結果として、辞めた方が私は私の事を大事にできるし、周りにとっても、その方が貢献できることがわかったのです。

natsu
natsu

自分の気持ちを丁寧にみて、聞いている今は、とても楽しく過ごせています。

自分の気持ちを丁寧に見ていくこと、その時の感情を大切にして無理をしないことがとても大切になっていきますよ。

常に自分の機嫌を自分で取っていく

元気を出す方法で最も大切な3選の最後は、そもそも落ち込まないようにするために事前にしておくと良い事をお伝えします。

人の気持ちにはバイオリズムがあり、波は必ずあるモノです。それに一喜一憂していては、自分が疲れてしまいます。

お天気もそうですが、毎日雨の日はありません。晴れもあれば、曇りも、時には台風もあります。

人も同じで、元気な時もそうじゃない時もあって当然なのです。その波が大きくならないようにするために、

自分で自分の機嫌を整えていく

ことがとても大切になります。

自分の気持ちがどこにあるのか丁寧に見ていくことが要とお伝えしましたが、その理由は、自分の気持ちがどこにあるかわかっていないと自分の気持ちを整えていけないからです。

・自分の気持ちがどういう時に落ちやすいのか
・ストレスを感じやすいことはなにか
・不安に感じることはなにか
・苦手なことはなにか
・緊張することはなにか

など、自分に負荷がかかる時はどういう時なのかを把握していくことで、気持ちを整えやすくなったり、気持ちを切り替えていけます。

気持ちが落ちやすいことが起こった時には、波が大きくならないように対応をしていけば良いのです。これは日頃から、自分の気持ちを整えていくクセをつけていくことで調整していけますよ。

私も絶賛、調整中です。例えば、嫌なことが起きた時は、

『今、嫌な気持ちしたね』

と、まずは受け止めて

『何が嫌だったんだろう』

と問いかけ、自問自答しています。自分で自分の気持ちを受け止めることで、嫌な気持ちが共有できたと感じ、その嫌な気持ちが和らいでいきます。

そして、嫌な気持ちより、気持ちを整える方に意識が傾いていくのです。

自分の気持ちを整える

これがとても大切なことになりますよ。

natsu
natsu

自分のいる空間に、常に自分の好きなものを置いて機嫌を整えてくのも、おすすめな方法ですよ。

感謝する人

natsu

natsu

師匠となる、ある書道家と出会い、毎日がパラダイスの、楽と自由のワクワク人生を歩んでいます 元保育士 | 書道家 | スタイリスト | ライター

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