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自分のために頑張れない人の自分を最大限活かす方法
これまでは、自分のために頑張れない人の特徴をみてきました。ここからは、そんな自分のために頑張れない人が、自分を最大限に活かす方法についてお話ししていきます。
何をやるかではなく、誰と関わるかを大切にする
これまで見てきたように、自分のために頑張れない人は、誰かと関わることでより、喜びや幸せを感じることができます。
その場合、「何をやるか?」というよりも、「誰と関わるか?」をまずは考えてみましょう。いくら誰かのために頑張れる人だって、’’誰のためにでも頑張れる’’というわけではないですよね。
自分はどんな人と関わると嬉しいのか、誰と関わっている時が楽しいのか、そういった’’関わる人’’を重視して行動しているうちに、自分は’’何をやりたいのか’’が見えてくるはずです。
自分のやりたいことが分からない…と悩む人にも言えることなのですが、’’やりたいことを探す’’ことに集中するのではなく、’’自分の喜び’’にフォーカスすることでおのずと道は見えてくる場合がほとんどです。
どんな人を応援したいのか?を明確にする
誰と関わりたいかということも大切なのですが、同時にどんな人を応援したいのか?を明確にしてみてはいかがでしょうか。
たとえば、「家族や友人」など身の回りの人を応援することにより喜びを感じる人もいれば、「自分と同じ悩みを抱えている人」を応援することが大きなエネルギーにつながる人もいます。
自分がどんな人を応援したいのかが分かれば、「人のためなら頑張れる」という特性を活かして、どんどん応援してあげてみてください。
私自身、人が応援してくれたことによって自分のやりたいことを叶えられたり、アイディアを出してもらうことで新しい選択をすることができた経験が沢山あります。
たとえば、応援することを軸として、自分でビジネスにすることもできますし、共同で何かを主催するなど、可能性はいくらでも広がるのです。
たかが「応援」、されど「応援」ですね!
相手の良さを引き出すサポーターになる
自分のために頑張れない人は特に、誰かの良さを引き出すのにも長けています。
人間誰しもが自分のことは自分では良く分からないので、そういった’’引き出してくれる人’’がいることは、とっても大きな価値となるんですよね。
ところが不思議なもので、誰かのために頑張れる人は、「自分がこんなこと言ったらおせっかいかな」「余計なお世話かな」と思っている人も多い印象です。
純粋に誰かのためを想うことで頑張れるということは1つの才能なんです!
「自分が応援したい人、サポートしたい人」という軸をもとに、仕事や日常で’’どんなことができるのか?’’を意識してみてはいかがでしょうか?
自分の存在を活かすことで人と深く関わる
誰かのためを想って生きてるということも、結果として自分を生きているにすぎません。自分のために頑張れないという人でも、自分の存在を活かすということを忘れないでくださいね。
自分をどう活かしていけばいいのか分からないという人もいるかもしれませんが、「人に対してどんな関わり方をすると嬉しいのか?」が分かれば、エネルギーの源が分かります。
たとえば私の友人には、自分が「素敵!」と思った人を人に紹介したり、人と人をつなげることに喜びを感じる人がいます。
その友人は、自分を通して自分の好きな人同士がつながっていくことに関わることが嬉しいようで、自然とそこにエネルギーがうまれ、結果として関わる人も自分も喜びにつながっていると言っていました。
自分のために頑張れなくても、自分の存在を活かして人のためになることで、自分のためにもなっている良い例ですね!
「誰かのため」と「自分のため」が重なるとGOOD
誰かのために頑張れるということは1つの才能だと先述しましたが、「自分のため」から完全に逃げてしまうと、自分が何をしているのか見失い苦しくなってしまうので注意が必要です。
誰かのためを想うことでエネルギーが出てくるという特性を活かし、「自分のため」にもなることを行っていくことで、その能力が発揮され、結果としてより自分の喜びにも相手の喜びにもつながります。
そのためには、自分のことを知ることが大切です。自分のために頑張れない…と悩む人の多くは、自分のことを知ることに無頓着だったりもします。
なぜ「誰かのためになら頑張れるのか?」、「誰かのために頑張ることで自分が何を得ようとしているのか?」、「どんな人と関わりたいのか?」などなど、自分を理解し、’’誰かのため’’と’’自分のため’’が重なる点を意識してみてくださいね。
時には自分で自分を評価する
自分のために頑張れない人は、「誰かに喜んでもらう」「誰かに認めてもらう」ことで喜びを得られる一方で、人からの評価がないと幸福感を得られなくなってしまいがちです。
そのため、時には自分で自分を評価することをやってみてくださいね。自分を評価することは、自分の価値を見つけることにもつながります。
自分のために頑張ることができなくても、自分の存在に価値を見出すことができれば、自分を見失うことなく、より誰かのために頑張れるのではないでしょうか。
誰かのために頑張っている自分を、自分で認めてあげてくださいね!
誰かのためでなくても、「このためなら頑張れる!」に気づけると強い
どんなに誰かのために頑張れる人でも、必ずどこかに「誰かがいなくても、このためなら頑張れる!」というものを1つは持っているはずです。
それはまだ自分では気づいていないかもしれないですし、もしかしたら「頑張っている」という意識がなく、自然とやっているのかもしれません。
多くの場合、自分が普段日常でやっていることや、日々行っている中にそのヒントはあります。
自分のちょっとした喜びや楽しさの感情に意識を向けながら、「どうして嬉しいのだろう?」「なぜ楽しいと感じたのだろう?」と自分に問いかけてみてくださいね。
きっと、’’誰か’’が関わっていないことでも、自分が好きでやっていることがありますよ!
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