ブータンで生きる
人生にワクワクを

自分の人生どう生きたらいい?海外に16年住んで見えてきたこと

自分の居場所を見つけると、特別なことがなくても幸せを感じられるようになる

kami
かみ

今日はよろしくお願いします。では今からもっと人生を楽しくするにはどんなことを意識して、何に気をつけて行動したら良いのかをまさこさんの人生経験とともに伺えたらと思います。よろしくお願いします。

まさこ
まさこ

よろしくお願いします。

かみネットやSNSで他人の人生を簡単に覗けるようになった今、自分らしく生きていくのが難しくなってきましたよねそこで伺いたいのですが、まさこさんは今、自分らしい生き方をされていると思いますか?

 

まさこ:そうですね、ブータンにいる自分は自分らしいですね。

 

かみ:どんなところが自分らしいと思うのかぜひ教えてください。

 

まさこブータンって大家族なんですよ。ブータン人の夫の母や姉兄家族も一緒に住んでいて15人くらいいるんですが、その家庭の雰囲気が大好きで。

 

できる人ができることをする。
したくなかったら、しない。

 

ありのままの自分を受け入れてくれるお国柄なんです。

 

かみ:できる人ができることをして、したくなかったらしなくていいってサイコーですね!

 

まさこ:そうなんです!ブータンに関わるようになって、ここでお年寄りになったら幸せだろうなってすぐに思いました。

 

お年寄りでも子どもでも、みんなに居場所があるんですよ。

 

ブータン家族でピクニック

2020年、ブータンで家族とピクニック(まさこさんは左から2番目)

かみ:自分らしく生きるにはまさこさんのように、ありのままの自分を受け入れてくれる自分の人生の居場所を見つけることが大切なのかも!まさこさんにとって、家族の在り方って大切なんですね。

 

まさこ:そうです、ブータンの家族の在り方に恋をして、そしてご縁あってブータン人の夫と結婚しました。

 

私は出身は岡山県なんですが、両親ともに地元ではなくて、仕事の関係で岡山に住んでいた父の所に、お見合いで母が別の土地から嫁いで来たんですね。

 

2人とも両親や兄弟は大切にしていて、毎年両方の田舎に行っていました。でも、核家族で暮らしていたし、私たち子どもの成長とともに食事の時間もバラバラ、仲は悪くないけど、同じ箱の中に自由に住んでいるという感じでした。

 

かみ:それが一般的な日本の家庭のイメージです。

 

まさこ:私が末っ子だったのもあって、身の回りに、小さい子もいない、年を取った人もいないという環境だったんですね。

 

そして、年齢幅のある家族構成を知らないからこそ、私が大人になっても都会で自分達だけで子どもを育てることに自信がなかったし、老いていってからのイメージが持てなかったんですよね・・・。

 

かみ:それが、ブータンでは違ったってことでしょうか。

 

まさこ:そう、ブータンに嫁いで、子どもからお年寄りまで一緒に暮らす姿を見て、普通に日常を家族で暮らす、生きるということが良いなと思えたんですよね。それで、特別何かができなくても幸せはあるというのが今の私です。

 

かみ:特別に何かができなくても、居場所があって幸せがある・・・。話を聞いているだけで、心が温かくなってきました。

 

自分らしく過ごせる場所を見つけると、特別な何かがなくても幸せを感じることができる!

可能性を伝える人

紙(かみ)

紙(かみ)

抽象度を上げていくと、「その人の持つ素晴らしい可能性」を伝えることが好きでワクワクすることに気づいた!どんな教育を受けるとどのように育つのかリサーチ中。日豪で14年間小学校教員をしたきっかけは、20代はじめにアメリカ大陸を歩いて横断する中で、刑務所や児童観察施設、ホームレスの保護施設などを取材し世の中を良くするのは教育だと確信したから。 現在は日本の田舎に住んで、翻訳やブログ講座などをしながら夫と3姉弟の子ども達と過ごしています。 世界&日本の家族旅の様子はABC(オーストラリア国営放送)ウェブサイトでも放送されました。9エピソードあります。エピソード1はこちらから→ https://youtu.be/7LRJctVm0Yw

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