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時間の無駄をなくすために行う方法を解説していきます
時間の無駄に関してのNG行動をお伝えしてきましたが、この章では、あなたが『無駄と感じる時間』を『有意義な時間』として過ごせる方法について、解説していきます。

どの方法もポイントは逆算することです!
自分の行動を振り返り、チェックをする!
先ずは、あなたが過ごしている1日を振り返り、どの時間が無駄だと感じるかをチェックしていきましょう。
これは、どういう時に無駄な時間と感じるかによって、あなたが大切にしていることが見えてくるからです。
どういうことかというと、私がお仕事でご一緒するあるタレントさん。
この方は『効率的な事』が基本軸にあって、いかに時間を上手く使い、時間の無駄を省くかを考え行動されています。
空白の時間があると、『時間がもったいない!』と感じ、何か出来ることはないかを考え、行動をするそうです。
とっても驚いたのが、私がお衣装の靴ひもを結んでいる1分にも満たない時間ももったいないと感じていたこと。
足元で靴ひもを結んでいるとそのちょっとの時間に新聞を読んでいたのです。
靴ひもを結んでいる時に、何かされている人がはじめてだったのでビックリしてお声かけすると、





この間にも、必要な情報収集がてきるからね!それに、ちょっとの時間を上手く使えると気持ち良いんだよね
とおっしゃっていました。
このタレントさんで云うと、何もしない時間を無駄な時間と捉え、どのように効率的に過ごすかを大切にされていることがわかりますよね。
あなたも、普段の行動を振り返り、
・どういう時にもっと有意義に時間を使いたいと感じるのか
・何をしている時に充実感を感じるのか
をチェックしていきましょう。
行動と感情を振り返ることで、あなたがどういう時に時間を無駄と感じるのかの傾向が見え、何に重きを置いているのかが明確になります。
時間の無駄はどういう場面かを認識できると、『あ!今、時間の無駄だ!』と気付け、気を付けていけるようにもなりますよ。
『無駄と感じる時間』をチェックすることで、あなたが大切にしていることもわかります。その大切にしたいことに添って、時間を使うことによって、有意義な時間としていけるので、じっくり振り返ってみてくださいね。
一番時間がかかっていることが何かを紐解いていく
あなたの価値観がわかったところで、次は、あなたは何に一番時間を掛けているのかをチェックしていきましょう。
時間がかかるということは、もしかするとあなたにとって得意ではなかったり、したくないことかもしれません。
例えば、お料理が得意な人にとっては、作ることは苦ではなく、楽しみだったり、リフレッシュの場であったりします。
でも、苦手と感じている人は、レシピを調べたり、材料を揃えたり、切り方を確認したり、時間がとてもかかりますよね。
人それぞれ得意不得意があり、物事の難易度が変わってくるので、あなたの中の時間がかかることは何かを明確にしていきましょう。
・どうしたら効率的にできるのか
などを考え、物事がスムーズ行えるようになるために考えてみてください。
例えば、上記のお料理でお伝えすると
→料理が苦手で、材料を揃えたり、切ったりするのに時間かかる
→メニューが決まっている、材料がカットしてある宅配セットを使用する
→週末に作り置きをまとめて作り、平日は簡単に準備できるようにする
など、どのようにしたら効率的にできるかを考えていきましょう。時間を節約していくことで、充実した時間を過ごしていけますよ。
物事には難易度があるので、時間がかかるものとかからないものが出てきます。その中で、あなたが時間の無駄と感じていることがあるなら、効率化できる方法を考えてみてくださいね。
失敗から学んだことを次に活かしていく
過去の失敗を引きずることは時間を有意義に過ごすためにはNG行動とお伝えしましたが、この失敗を次に活かすことが、時間の無駄をなくすポイントとなります。
・次回、失敗しないためにどうしていくのが良いか考えていく
をしていきましょう。同じことを繰り返し失敗していたら、時間の無駄になってしまいます。
失敗は成功の元と言いますが、失敗することは悪いことではありません。逆に良いことでもあるんですよ。






コカコーラは失敗から生まれました!失敗したからこその成功ですね
失敗からたくさんの発明品が生まれています。
失敗をどのように活かすかが、時間の使い方にも関わっていきます。失敗したら、次はもっとよくなるように、自分の中で考察してみてくださいね。
前日にスケジュールを決めていく
NG行動のところで、お伝えしましたが、前日のうちに翌日にすることを決めると、逆算して行動していけるので、時間を効率的に使うことができます。
仕事でもプライベートでも、やらなくてはいけないことはある程度わかっていますよね。時間の無駄を省くために、どのように時間を使っていくかを大まかに決めていきましょう。
大まかに決めておくことがポイントになりますよ。なぜ、大まかに決めていくかというと、きっちり決め過ぎてしまうと、予定通りにいかなかった時にストレスを感じて、感情に波ができてしまうからです。
気持ちが落ち着かないと、集中ができなかったり、ミスが増えたりして、逆に時間がかかってしまうことがあります。
大まかにすることを決めておいて、それを当日、一つずつ行っていくイメージです。
予定に余白があることで、何かハプニングがあっても対応していけるので、心の余裕が変わってきます。
私は、前日にタスクとして3つほどノートに書いて寝るようにしています。なぜ3つなのかは、ハードルをあげ過ぎないようにしているからです。
小さいことも含めた3つの予定なら、毎日、タスクを完了させられるので、『できた!』と感じられ、翌日も行おうとモチベーションに繋がるのです。
例えば、1日に20個のタスクにしてしまうと、できたことより、できなかったことに意識がいきやすいので、毎日続けられるように、3つにしてハードルを下げています。
そして、毎日、コツコツとタスクを完了させていくことで、しなくてはいけないことが確実に終わっていくので、時間に余裕も生まれるのです。
時間を上手く使うコツは、やらなければいけないことを効率的に行うことでもありますが、余白をどのように持つかとも言えます。
余白は心に余裕がないと生まれないので、限られた時間をどのように使うかを考えるクセをつけていきましょう。
人生の中で見ると、無駄なことは何もない
あなたの中で、時間の無駄と感じることは、長い人生の中でみていくと、無駄ではないかもしれません。
今は無駄と感じていることも、いつかその時間が無駄ではなくなる時が来るかもしれないからです。
私で伝えると、『あの時の時間、無駄だったかも…』と感じていたことも、記事のネタになっていて、お仕事になっています(笑)
私の価値観として、楽しいことが基本軸にあるので、楽しくない時間はもっと有意義に過ごせたのではないかと考えるのですが、それら全ての時間とその時に感じた感情が、私の経験であり、財産でもあると気付いたのです。
それは、ライターのお仕事の中で、ひとつの経験としてあなたに伝えられているので、その時のことは無駄ではなく、良き経験と捉えられるようになったからです。
ライターをする前は、無駄と感じていたことも、ライターをしてからはネタになると気が付いてからは、人生が面白くなりました。
など、嬉しくない感情はできるだけしたくないですよね。でも、それらを感じるからこそ、今の私があって、この記事も書けています。
あなたが今は無駄と感じることも、もしかするとこれからの人生であなたを助けとなるかもしれませんよ。






いつも記事を読んで下さってありがとうございます!
時には何もやらない
今までは、時間の無駄を充実した時間にする方法をお伝えしましたが、『???』と思われるかもしれませんが、何もしないということも有意義な時間を過ごすためのオススメの方法となります。
この何もやらないには大きな意味があるんですよ。何もしないと罪悪感を持ちがちですが、何もしないことのメリットもたくさんあるので、ここではその解説をしていきます。
1何かをしたくなるために、何もしない時間を過ごす
しなくてはいけないことがあるのに、ダラダラして、後悔したことがある人は多くいると思いますが、ダラダラすることは本当にいけないことなのでしょうか。
ダラダラすることは悪いことではありません。その行為に対して、罪悪感を抱くことがよくないのです。
NG行動でもお伝えしましたが、自分を責めても何も変わりません。もしかすると、今より、後退するかもしれません。それくらい、自分を責めることはよくないことなのです。






時間の無駄に関係なく、自分を責めることで良いことは何もないので、やめていきましょうね^ ^
何もしないことをなぜオススメするのかというと、何もしないでいると何かをしたくなるからです。
どういうことかというと、人は何もしないことをずっと続けていると、何かをしたくなる生き物だからです。
例えば、インフルエンザに罹り、外にも出れず、誰にも会えず、ただひたすら寝るだけの一週間。
だんだんと元気にはなってくるけれど、家から出れず、何もしないで1日中横になっていると、外出したかったり、誰かと話したかったり、運動をしたくなったり、何かをしたくなりますよね。
それと同じで、何もしないことを続けていると、何かをしたくなります。
時間を無駄にして、スマホを触っていた時とは違い、したいことがたくさんあって、時間を効率的に使うようになるのです。
何もしないことで、自発的に動くことを誘発していく方法です。この時の心の変化を楽しんでみるのも面白いですよ。
この時のポイントは、何度もお伝えしていますが、何もしない自分を責めないことです。






大事なことなので、何度も伝えています!!
何もしないと決め、その時間を存分に味わってくださいね。
2何かをするために何もしないのではなく、普段から何もしない時間を作る
もっというと、何かをするために何もしないのではなく、普段から何もしなくて良いのです。
なぜなら、ずっと動き続けていたら、疲れてしまうから(笑)
あなたは、毎日、頑張っています。
いつもとても頑張っているので、時間を無駄にしても良いのです。1分たりとも時間を無駄にしてはいけないという法律はありません。
何かをしなくては!と意気込んでいると、力が入り、義務的に感じ、心持ちも変わってきます。視野も狭くなり、多角的な捉え方ができなくなってしまいます。そして、できた時はして当たり前、できなかった時は自分を責めてしまうのです。
でも、何もしないと思っている中で、何かをしたら『私って素晴らしい』って感じられ、できなくてもしないと思っているので、自分を責めることもありません。
何かをする時に、あなたのモチベーションをどのように上げるかが鍵になってきます。上記はやることが一緒でも、気持ちが違うので、取り組むときに心持ちが変わってきます。どうせ行うなら、気持ち良く行っていきたいですよね。
何もしないことは悪いことではありません。悪いと思っていることが、あなた自身を苦しめているのです。自分の中で、何もしない時間を過ごすことに許可ができるといいですね。
普段、頑張っているので、やらないことも大事。何もやらないこともタスクに入れるくらいの気持ちで過ごしていくと、気持ちに余裕が生まれてきますよ。
3何もしない時間、余白があなたにもたらすもの
何もしない時間があると、余白が生まれます。ガチガチに予定が詰まっていたり、何かに取り組み続けていたら疲れてしまい、すっきりと活動していくことができません。
1日の中で、まずは余白を作ること。そうすることで、何かをしようと意欲が沸くのです。
することとしないことを決めていくことで、時間を何に使うかの選択していけます。優先順位を設け取捨選択ができるようになります。
この前、友達と話していた時に





休みは何をしているの?





コーヒー飲んで、テレビ観ている!





テレビ観てるだけ?





うーん、書くのが好きだから、テレビ観ながら、テロップで出てきた文字を筆ペンで文字を書いたりしているかな





そっかぁ、私、何もしないのが苦手で、何かしなきゃって焦るんだけど、焦って空回りなんだよね





私は何もしないを大事にしているから、その余白にいろいろ思いつくんですよね





そっかぁ!余白ね、性格的に何かしなきゃってすぐに思っちゃうんだよね
という会話がありました。性格的なことや、その人に合ったやり方がありますが、もし有意義な時間を過ごしたいと感じているなら、先ほどもお伝えしましたが、時間を無駄に過ごすことを許可してください。時間を無駄にしても良いと思えると、とても楽になっていきますよ。
人は1日の中でたくさんの決断をして、たくさんの情報を浴びて、たくさんのことを考えています。脳にはキャパがあって、それを越えてしまうとなかなか正常な判断ができなくなっていきます。
余白があると、気持ちに余裕がありリラックスしていたりゆったりした気持ちになれます。目の前のことだけに囚われず、俯瞰して物事を見れるようになったりするのです。
心の余白があるからこそ、丁寧に物事を行えたり、日々、自分の心を整えていくことができ有意義な時間を使えるようになりますよ。
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