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ありのままの勇気とは一体どういう事なのか
実は、この文章の途中にあるイラストは私が描いています。
みなさん、ぜひみてくださいね!(笑)
このイラストがみなさんに「高評価される」保証はありません。良いねぇ、と言ってもらえるか、それとも否定的な意見をされるかは掲載されるまでわかりません。
それでも私はイラストを描かせてもらえるチャンスに挑戦し、描くことへの喜びやイラストを掲載してもらうという体験を味わうことができています。その挑戦は、もしかしたら否定されるかもしれないという悲しい感情を得るかもしれない、という可能性と表裏一体になっています。
勇気が出ない、自信がない、と足踏みしていたら味わえない感情を今まさに体感している最中です。
評価によっては傷つくような感情を味わうかもしれないことに、臆しないことこそが「私はこれで良いんだ」と思えることです。
なるほど・・「私のままでいいこと=勇気につながる」のね。
アメリカのヒューストン大学の研究者、ブレネーブラウン氏の著書『本当の勇気は「弱さ」を認めること』のなかに
とあります。この自分の弱さを自分自身が受け入れることをVulnerability(ヴァルネラビリティ)と呼びます。
ヴァルネラビリティは強い自分も弱い自分も、あるがままの自分を受け入れることなのか・・
その不完全な自分を「これでいい!」と思えることが、『勇気』なのか・・
ただし、全て伝える、といっても自分の弱みをだれかれ構わずおおっぴらに開示すれば勇気が出る、という短絡的なものではありません。お互いの信頼関係が必要で、一定の境界線が大切です。
突然知らない人に、「実はさ・・・悩んでて・・・」と、真顔で重大な悩みを相談しませんよね。逆に言えば、打ち明けられる人間関係があることこそ、勇気を出せる場をあなたが今まで作ってきた、と言えるでしょう。
友人に悩みを打ち明けられたら親身になって聞くから、ますます距離が近づくもんね・・・
ヴァルネラビリティについておすすめの動画があるのでおすすめしておきますね。
ブレネーブラウン氏のTEDでの講演「傷つく心の力」
さあ、勇気を鍛えましょう
自分自身の弱さを受け入れること、不安全な自分でOKなんだと思えることこそが『勇気』だということを知り、「勇気が出ない」と嘆いていた頃の自分と比べてみてください。
いい感じに脱力していませんか。「私はこれでいいんだ」と思えなかったあの不足感、欠乏感からふわっと解放されているはずです。勇気は、もう自分の中にあるものなんだと思えたら、あとはそれを鍛えるだけ。
さあ、勇気を鍛えていきましょう!
ステップ1:まず自分の不完全さを認める
完璧な人はいない→今まで見ないようにしていた不完全な自分を知る→恥ずかしい自分を隠そうとすればするほど身動きが取れなくなり勇気が出せなくなる
ステップ2:自分に優しくなれる
失敗をしてもそれは勇気を出した結果であり、失敗して恥ずかしいと思う気持ちと、自分の評価が下がるということは全くの別物であることを知る
ステップ3:周りにも優しくなれる
不完全な自分を大切にできると、周りにも寛大になれる→失敗をとやかくいうことではないとわかる
ステップ4:失敗が失敗でなくなる
失敗しても、それは勇気を出してチャレンジした結果であり、その成果が思ったものではなくても一歩踏み出した事実は変わらない
ステップ5:ありのままの自分をさらけ出す
失敗の「恥ずかしい」という感情を、自分は十分ではない、それを見られたくないと隠さない。自分は不完全であるという前提で「この自分でいいんだ」と認めることが、成功も失敗も、どちらも等しく自分であると思える。
GOAL!勇気を出せる自分になる
勇気がりんりん湧いてきます!
何だか歌いたくなってきたわ!♪愛と勇気だけが友達さ♪
まとめ
「勇気が出ない」「失敗したらどうしよう」と嘆いて、自分の粗探しばかりしていた時には気が付けなかった、「恥ずかしい」という感情をきちんと知り受け止めること。それは、勇気を必要とする場面においてまず何よりも大切なことです。
完璧になるまでイラスト描けない、載せたくない、なんて言ってたら恥ずかしがっているうちに時間だけが過ぎ去ってしまうよね・・
勇気を出すと決めた時に、もし「恥ずかしい」「やっぱり怖い」「失敗したくない」という感情に溺れてしまい、思わず逃げたり隠れてしまいそうになったら思い出してください。
「不完全な自分でもいい」と思う、その想いこそがあなたの一歩踏み出す勇気になるんだと。
そしてそれを思い出した時、あなたの勇気はさらに鍛えられますよ!
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