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なぜ勇気が出ないのか
勇気が出ない原因は主に3つあります。
①挑戦してもどうせ・・・という不安、恐怖に苛まれている
とにかく恥ずかしい思いをしたくない、失敗して傷つきたくないという感情が心に充満しているときは人にどう思われるかを気にしすぎているときです。
例え失敗したり挫折したとしても、それも自分の経験値として解釈すれば一旦は落ち込んだとしてもまた前を向くことができるでしょう。しかし自分の価値判断を他に委ねてしまっている時には「失敗=ダメ」というレッテルを自分に貼ることになります。
勇気を出した結果に自分以外の価値基準を当てはめてしまうと、勇気を出すことに対してどんどん臆病になってしまうという悪循環になってしまいます。
つまり、挑戦して評価されたとしても今後勇気を出すことに対してハードルが上がってしまい、次に評価されなかった場合のダメージは大きくなってしまいがち。。
恥ずかしいという気持ちは、自分の価値とは関係ない事を知ることが勇気を鍛える上ではとても重要です。
勇気を出せたことこそが大切!恥と自分の価値は関係ない!
②じつは現状にそんなに不満がない
勇気を出したほうがいいのかも、と思いつつもどうしても変えなくてはいけないほど追い込まれていないし、本音は現状を変えても変えなくてもどちらでもいいと思っている場合もあります。
友達としては良い関係を築けているけれど、一歩踏み出してお付き合いしたい。でも今の関係が壊れてしまうんじゃないか・・と、理想と現実を天秤にかけてしまい告白を先延ばしにしてしまいがち。
そんなときは今の状況を維持しようとするホメオスタシス(恒常性機能)が働いています。体温を一定に保とうとするような生物学的にだけではなく、心理学的にも機能するので変えたいと思いつつも三日坊主で終わってしまったりするのはそのためですね。
勇気を出したいけど・・・出せるもんなら出したいけど・・・でも今のままでも良いか・・・というときは、あなたのホメオスタシスがバッチリ機能している証拠です。
ホメオスタシスはなかなか優秀で、すぐに連れ戻そうとしてくれます。苦笑
③いつもの思考パターン、ネガティブ思考に囚われてしまう
自己肯定感が低かったり、自分を信じられない、というように普段ネガティブに考えるような人は何をやるにしてもその思考パターンが出てきてしまいがち。
自分自身への欠乏感や不足感が、一歩踏み出したい自分の足枷になっています。
失敗するイメージに縛られて動けなくなり、「恥ずかしい」感情に人生を乗っ取られている状態です。
自分自身の思考パターンが「ネガティブなんだよね」と思った方は心のあり方を書いてくれているこの記事をおすすめします。勇気を出せないと悩む前に、自分自身の内面を見つめて感情や思考パターンを整理してみるのも良いかも。
この前、イラストのコンペに挑戦しましたが結果出せずで、一旦ガッツリ落ち込みました。別に落ち込んでもいいんです・・・結果と私の価値とは関係ないので。また描きたくなったら描けばいい!それだけなんですよね。
でも、以前は「もう私なんて描いてもしょうがないんだ」と価値基準を自分の外に置いて「とほほ・・・」と悲観していました。
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