これから夢を叶える
好きなことを仕事に

ただのオタクが夢を叶えるために死ぬ気で1000万円以上を集めた話

誰にでも叶えてみたい夢、実現したい夢ってありますよね。

海外に行って大好きなものを極めたいとか、規模の大きいイベントをやってみたいとか、純粋に何か作品をつくってみたいとか、いろんな夢があるかと思いますが、ほとんどの夢は叶えるために「お金」が必要なんですよね。

それもやりたい夢に限って、気軽にポンッ!と払えないような金額が必要だったりして、夢がなかなか実現できない・・・と思った人もいるのではないでしょうか。

僕はもともと「大好きなことで生きていきたい」という夢があったのですが、その夢を叶えるチャンスがやってきたときに、そのためのお金が手元に全然ありませんでした。

でも、お金がないから諦めるんじゃなく、覚悟を決めて、いろいろな人の助けを借りて、死ぬ気で取り組んだ結果、数ヶ月で1000万円を超えるお金を集めて、夢を叶えることができたのです。

今回は、その体験談をお話していきますので「なるほど。貯金以外にも、こうやって数ヶ月でお金を集めて夢を叶える方法もあるんだなぁ〜」と人生の選択肢の1つとして考えてもらえるように、わかりやすく話していきますね。

僕が叶えたかった「大好きなことで生きていきたい」という夢

プロフィール3

オフィスの大好きなボードゲームを眺めている写真

夢を叶えるために1000万円以上を集めたらしいけど、その夢は何?というか、君は誰?と思う人もいるかと思いますので、簡単に自己紹介させてください。

僕は「ボードゲーム」というエンターテイメントが大好きなオタクです。

ボードゲームって聞いたことがない人もいるかもしれませんが、簡単にいえば、「人生ゲーム」とか「オセロ」などのような電気を使わないゲームのことを指します。

このボードゲームに僕はドハマリしていて、学生の頃から、ボードゲーム以外のものを買うときは「これを買うためのお金があれば、ボードゲームにすると10個ぐらい買えるけど、それでも買う?」と常にボードゲームを基準とした人生をおくっていました。

そんな尖った考えの学生時代は、おこづかいのほとんどをボードゲームにつぎこんだため、コンビニに行ってお菓子を買うとか、ボードゲーム以外のものを買った記憶が殆どありません笑

そんな小さい頃からボードゲームが好きだった僕は、大学生のときに「ボードゲームで生きていけたらいいなぁ・・・」と考えていました。その夢を叶えるためにいろんな人に会いに行ってボードゲームをしたり、ボードゲームで生きる方法は何かないかと成功者に聞いてみたりと、いろいろなことをやった結果、25歳のときにそのチャンスが訪れました。

それは、ビジネスの世界ではとても有名な「7つの習慣」のボードゲームをつくるというオファーでした。

(注釈:「7つの習慣」はアメリカの建国後 に発行された200年分の「成功」に関わる文献を調査し、それらに共通した7つの習慣をまとめたもの。世界で3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げたベストセラーで「20世紀にもっとも影響を与えた2大ビジネス書」のひとつといわれている)

学生の頃から、それなりに本は読んでいたので、7つの習慣のことは知っていて、こんなすごいコンテンツでボードゲームをつくったら何かが変わるんじゃないだろうかと思いたったことを覚えています。

ですが、当時の僕は、ボードゲームはあくまでエンターテイメントとして提供したり、人に紹介したりするのがメインであって、オファーをもらうまで「つくる」という選択肢は頭にありませんでした。

しかし、これがもし実現したら「ボードゲームで生きることができるという夢を叶えるチャンスになる」と直感で感じ、経験もお金も何もないのに「やります!」とオファーしてくださった方に対して、宣言していました。

今、振り返ってみると正気じゃないですね。つくったことなんてないですし、つくるためのお金もないのですから笑

「7つの習慣」といえば、ビジネス界では多くの人が知っていたり、聞いたことのある、いわばブランドですし、そんなブランド企業のボードゲームの制作に失敗すれば「ごめんなさい」とかいうノリではすみません。

しかし「ここでやらなきゃ生きている意味がない」と当時、思った僕はつくることを決断し、その実現に向かって突き進むことになります。

このとき、今までやったことがなかったことにチャレンジして取り組んだことで、後に僕が好きなことで生きていくという夢につながっていきました。

つくったことのないボードゲームのプロジェクトに立ちはだかる様々な壁

このボードゲーム制作にあたって、つくるためのお金がないという問題もありましたが、他にもたくさんの問題がありました。

まずは「7つの習慣」を扱うフランクリン・コヴィー社との契約が必要なのですが、これが個人ではなく、法人とでないとできないということでした。まぁ、そりゃそうですよね。

僕は会社を持っていなかったので、会社をつくるという選択肢もありましたが、ただでさえ、ボードゲームをつくったことがないのに、おまけで、全く経験のない会社の立ち上げや経営までをやる余力ははっきり言ってありませんでした。

そこで、僕がコピーライターとして働いていた「いないいないばぁ」というWebマーケティングやプロデュースを行う会社のメンバーに相談したのです。

会社のメンバーは僕がボードゲームを大好きなことを理解していましたし、会社の名前のとおり「面白いことを仕事にする」ことを推奨する価値観を持つ会社でした。

なので、もしかしたら会社で実現できるかもしれないと思い、相談してみたところ、意見が真っ二つに別れました。

面白そうだからやろう!という意見もいれば、ボードゲームという未知の分野で初期投資や在庫管理など、Webを主体とする会社でやるのはリスクが大きすぎるという意見もありました。

今思えば、反対されるのも当然です。僕はボードゲームをつくったことがないですし、ビジネスとしてやるのであれば、ただつくって「あのプロジェクトは面白かったよね」ではすみませんし、7つの習慣という世界的なブランドですから、しょぼいものをつくるわけにもいかず、いいものができたとしても、それが売れるという保証はどこにもなかったからです。

でも、僕はボードゲームが本当にできるのかとか、売れる保証とか、そんなことよりも、「ボードゲームで生きていきたい」という情熱だけで動いていました。

ここまでくると、もう完全なエゴです笑

そんな感じで今思うと、めちゃくちゃことを言ってましたが、そんな熱苦しい僕に対して、社長は「そんなにやりたいなら、まずゲームをつくってこい。それができなきゃ、判断ができない」と言いました。

たしかにそのとおりです。結果がないただのオタクの妄想にリスクを冒すわけにはいきません。

そう言われたらやるしかない!と思いたった僕は、その場で会社のメンバーに対して「ボードゲームを完成させます!」と宣言したのです。

あえてもう1度言っておきますが、これまでボードゲームはつくったことなかったんですよ笑

その後、宣言した僕は、今までやっていたコピーライターの仕事を全て止めてもらい、家にこもって、ひたすらボードゲームをつくることだけに集中しました。

そしてボードゲーム制作をはじめて4日後、ついに試作品ができあがったのです。

まさか4日でつくることができるとは思いませんでしたが、一見無理そうなことでも、情熱を持って全力で取り組んでいれば、ある程度のことはなんとかなるんだなと教えてもらえた貴重な経験にもなりました。

これはいけそう!あとはお金をどうするか?

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試作品を会社のメンバーに体験してもらったところ、思っていたよりもいい反応が返ってきました。

ボードゲームを何千個と遊んでいた僕からすれば、できあがったばかりの未完成のゲームをやってもらうということは、正直、恥ずかしすぎて心配しかなかったのですが、少しホッとしたことを覚えています。

ただ、それでもちろん、完成!というわけではありません。ここからさらにブラッシュアップしていかなければならないのですが、当時の僕は最初の試作品に自分の持っている全てをぶつけていたこともあって、メンバーから「こうしたらいいんじゃない?」という好意的なアドバイスも好き勝手にいろいろ言われているような気がして、発狂しそうになったりもしました笑

会社でボードゲームに詳しい人は僕しかいなかったり、そんな僕はボードゲームをつくったことがないからわからないこともたくさんあって、そこに四苦八苦しながら、修正してやってもらってから「良くなってるけど、◯◯みたいなのが欲しいんだよね」とかさらっと言われると、ヌハアアアアア!!!とかなんかよくわからない叫びが飛び出しそうになったりと、そんなこんなを何回も繰り返していました。

後半は何回持っていっても、「どうせ何かしら修正すんでしょ」みたいな感じでやさぐれていて、本当にひどい状態だったと思います。しかし、その愛という名の鞭があってこそ、「7つの習慣ボードゲーム」は完成したのだと思います。

試作品

メンバーと何度も議論しながら完成した7つの習慣ボードゲームの試作品

そのおかげで、根幹は基本的に同じですが、メンバーとの何回ものブラッシュアップがあって、目に見えてゲームがどんどん良くなり、とても完成度の高いものが完成しました。これも、リスクも責任も一緒におってくれた会社のメンバーと全力でぶつかりあったおかげですし、本当によかったと思います。

さて、ここで忘れてはいけないのがお金の問題です。

当時の僕は、新しいプロジェクトのためのお金は持ち合わせておらず、正直、会社にとっても、試作品が良いからといって、ボードゲームが売れるかもわからないし、在庫を持たなければならないし、そもそもWeb会社なのになぜボードゲームを作るのか意味がわからないし・・・などなど、お金の問題は「ゲームが面白いから」という理由だけでは簡単に解決しませんでした

おまけに会社がWebマーケティングをメインにしていたこともあり、「商品が良いから売れる」という常識は、今の時代には通用しないということもわかっていました。

そんなお金の問題で袋小路になりかけた中、1人のメンバーがこう言ったのです。

「クラウドファンディングを使って制作資金を集めるのはどうだろう?」

当時、このプロジェクトが立ち上がったのが2015年で、正直、まだ今ほど、クラウドファンディングが流行っているとはいえない時期でした。

(注釈)クラウドファンディング:いろんな人がインターネットを介して、他の人や組織のプロジェクトに対して、資金の提供や協力をすること。日本のクラウドファンディングのサイトは「キャンプファイア」「Ready for」「マクアケ」などが有名。

でも、このプロジェクトを応援したい人たちがいるかもしれない・・・。

そう思った僕たちは、クラウドファンディングをやるという決断をしたのです。

人生初のクラウドファンディング!まだまだわからないことだらけ!

悩む

クラウドファンディングをやると決めましたが、クラウドファンディングなんてやったことがありません。なので、まずはどのクラウドファンディングを使うかを調査しました。

日本の有名なクラウドファンディングは「キャンプファイア」「Ready for」「マクアケ」などがありますが、そのあたりでどれにしようかと考えた結果、メディア効果を狙えるサイバーエージェント系列の「マクアケ」を使うことにしました。

すると、会社の創業者の1人であるこいけんさんが、なんとマクアケの代表取締役である中山社長にFacebookを使って、直接コンタクトをとってくれました。

(注釈)こいけんさん:いないいないばぁの創業者メンバーの1人。主にマーケティング担当。

参考記事:人脈形成に秘訣あり!私と豊かな経営者たちの実践してるリアルな事例

ちなみに2人はこのコンタクトをとるまで会ったことはないんですよ。この行動力、さすがです。

中山社長も7つの習慣のボードゲーム化プロジェクトに可能性を感じてくださり、マクアケの超優秀なキュレーター(企画してくださる方)を紹介してもらいました。

そして、その方と企画を練っている中、いくら集めるかを決めなければいけなかったのですが、ボードゲームをつくったことがない僕らはどれくらいの制作費がかかるかがわからなかったので、これも片っ端からいろいろな場所に見積もりを出して調べました。

すると、ボードゲームは作る個数や内容物、国内生産か海外生産か、制作期間はどのくらいかなど、条件によって値段が大きく変動するため、確実な金額が定まらないことがわかりました。

しかし、それがかえって、クラウドファンディングとの相性が良かったといえます。クラウドファンディングは、制作する前に資金を集めることができるので、100人が支援すれば100個、1000人が支援すれば1000個つくればいいということが可能だからです。

そしてある程度、試作品のデザインも入り、クラウドファンディングの企画がまとまってきた時点で、ついにプロジェクトの資金集めがスタートすることになりました。

やっと企画がまとまって、クラウドファンディングを始めることができると安堵したのもつかの間、ここから僕たちの怒涛の毎日が始まるのでした。

クラウドファンディングで資金を集めるときに大切にしておきたい3つのこと

資金

僕たちは今回のプロジェクトで担当のキュレーターの方から教えてもらったり、実際にやってみて実感したことから、大切にしておくべきポイントをいくつか見つけたので、わかりやすく3つにまとめてお話しますね。

これを頭の片隅に置いておくだけで、もし、あなたが夢を叶えるためにクラウドファンディングという選択肢を選んだときに資金が集まりやすくなると思うので、参考にしてみてください。

①クラウドファンディングが始まる前から徹底的に準備する

準備

僕たちには、クラウドファンディングでどうすれば資金を集められますか?という問い合わせが結構頻繁にくるのですが、その大半の方が”既にプロジェクトを始めていて、集まらないから連絡してくる”ことが多いです。

ですが、クラウドファンディングはプロジェクトを公開してからどうするかを考えるよりも、”公開する前や公開した瞬間が一番大事”と断言できます。

例えば、あなたがたまたまクラウドファンディングのプロジェクト見かけて、ちょっと内容に興味を持って、そのページを開いてみたときを想像してみてください。

そのプロジェクトが、

①たくさんの人に支援されていて、たくさんの金額が集まっているプロジェクト

②まだほとんど支援されていなくて、全く金額が集まっていないプロジェクト

の2つで、どちらかに支援してみようかなと思ったら、あなたはどちらを選びますか?

おそらく、大半の方が①を選ぶかと思います。もし、仮に内容が全く同じようなものだとしても、②よりも①のほうが支援したくなるのではないでしょうか。

これは人間であれば、自然なことで、人は盛り上がっているものに便乗したくなりますよね。ぶっちゃけ、僕もそうです笑

ある程度、興味があったとしても、誰1人として、支援していなかったり、全く集まっていないプロジェクトだと、よほど、そのプロジェクトの発案者のファンだったり、その人から直接頼まれたなどの事情がない限り、支援しようとは思いませんよね。

いやいや、知人から支援してもらえばいいじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、クラウドファンディングは知人だけでなく、自分と全く関わりのなかった人からも支援をしてもらえるところが強みですから、その人たちに支援をしてもらうためには、やはり最初の印象がとても重要になります。

だからこそ、プロジェクトが盛り上がっていると思ってもらうために、クラウドファンディングがスタートする前の準備が大事なのです。

ネットで連絡する画像

僕たちのプロジェクトの例でいえば、最初に盛り上がっている感を出すために、プロジェクトが始まる前から、今までご縁のあった方々に「今度、このようなプロジェクトをしますので、応援してもらえませんか。もしくはシェアしてもらえませんか。」と連絡しました。正直、何人に連絡したかは覚えていないですが、毎日100人以上に連絡をとったと思います。

さらに、最初に応援していただくのですから、その人たちに向けた出血大サービスの特典も忘れてはいけません。

僕たちのボードゲームのプロジェクトは、このときのクラウドファンディングで支援をしてくれれば、通常20000円のところを17000円でお届けするというのが基本特典でしたが、支援してくれた最初の100人には、13000円で提供する枠をつくっていました。ちなみに、これ、全然集まらなかったら大赤字でした笑

このような特典をつくったことにより、最初に勢いをつけることができたのです。この「始まる前の準備」があって、2つ目の大切なことにつながっていきます。

②クラウドファンディングは「始まってからの3日」が勝負!

カレンダー

クラウドファンディングが始まる前の準備をして、勢いよくスタートを切り、これから支援してもらえる方々の心理的ハードルを下げたり、モチベーションをあげることができたら、安心してしまうのもわかりますが、ここで油断してはいけません。

なぜなら、クラウドファンディングは、公開している期間中で、始まってからの最初の3日が一番重要な時期だからです。

これは、マクアケの方に教えてもらうまで知らなかったのですが、クラウドファンディングでは、プロジェクトが始まってから3日で集まった金額の3倍が最終的な支援金額になるというデータがあるのです。つまり、最初の3日にどれだけ集められたかで集まる金額がほぼ決まるといっても過言ではありません。実質、僕らは最初の3日で400万近く集めたのですが、最終的には1250万円以上集まり、マクアケのデータ通りの結果になりました。

初日300万円達成

初日に300万円の資金調達を達成。

基本的に、クラウドファンディングで支援されるタイミングというのは、プロジェクトが始まったときか、プロジェクトが終わる直前の2つしかありません

なぜこの2つのタイミングかというと「最初はとてもお得で限られた人数しか手に入れることができない枠があるから支援する」というのと、「プロジェクトが終わってしまうと、この価格で手に入れることはもうできないから支援する」という「今」支援する理由が明確にあるからです。

とすると、最初の3日間を逃すと、次に支援金額が集まるタイミングは、実質、最後しかなく、その最後のタイミングで支援するかどうか悩んでいる方が、「このプロジェクトはいろんな人が支援して注目されているのか?」「どれくらい盛り上がっているのか?」「そもそも達成しているのか?」などのいろんな判断軸で決める中、最初に全く集まっていなかったとしたら、それはもう、最後も集まらないことがほぼ確定しているといっても大袈裟ではないでしょう。

さて、ここまで、クラウドファンディングで資金を集めるために大切なのは、極論的には、3日までの行動ともいえるのですが、当然、最初の3日だけがんばって後は放置してもいいのか?となると、そうではありません。

そこで大切になるのが3番目の心構えになります。

③一体感をつくって巻き込む

巻き込む

最後にお伝えするのは、クラウドファンディングにおいて常に意識しておきたい心構え「一体感をつくって巻き込む」です。

この「巻き込み」はクラウドファンディングの強みといえますが、その中でも特に巻き込み力が強いといえるのがマクアケで、サイバーエージェントグループのネットワークを使って、いろんなメディアさんをつなげてくれたり、認知を広げるコラボの提案をしてくれるため、ただクラウドファンディングでプロジェクトを公開よりも、多くの人に知ってもらうチャンスが多いです。

例えば、僕たちの場合、アスキーさんの記者の方に実際にゲームを体感してもらい、アスキーデジタルに記事を書いてもらったところ、記事がバズってとても話題になり、多くの方に支援をしていただいたり、日本一の売上を誇るといわれる伊勢丹新宿店のマクアケブースでオリジナルのPRパッケージをつくっていただき、展示してもらったりしました。

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新宿伊勢丹に展示された7つの習慣ボードゲーム

このような感じで、プロジェクトの途中でも、いろいろな人を巻き込むような企画を行った結果、じわじわと伸びていきました。

ちなみに僕はこのプロジェクト中、ほとんど誰かと制作中のゲーム関連の活動をしているか、マクアケの対応をしているかのどちらか全力を尽くしていました。その結果、1250万円以上を集めて、夢を叶えることができたのです。

そして、この話題になった「7つの習慣ボードゲーム」は2019年10月にのバージョンアップしたリニューアル版の制作が決定し、「7つの習慣ボードゲーム2.0」として発売され、さらにたくさんの人に体験していただいています。

夢を叶えるのは1人じゃなくて、みんなでやってみるのもいい

みんな

思えば、こうして僕が夢を叶えることができたのも、自分1人ではなく、いろんな人が力を貸してくれたからこそ、実現できました。

昔であれば、クラウドファンディングのような仕組みはなかったわけですから、もし今回のようなプロジェクトをやるのであれば、コツコツと貯金をしなければならないでしょうし、そのボードゲームをつくるために会社をつくって契約したり、販売方法を考えたり、製造方法を調べたりと、いろいろやらなければいけないことがたくさんありますから、ボードゲーム以外、大した能力がない僕には、そもそも実現できなかったかもしれません。

しかし、1人だったら実現しなかったかもしれない大掛かりなプロジェクトを僕はたくさんの人の力やクラウドファンディングという魅力的なサービスのおかげで、実現することができました

さらには、このプロジェクトが成功したおかげで、いろんな企業からボードゲーム制作のお話をいただいたり、マツコの知らない世界をはじめ、様々なメディアからボードゲームの紹介をお願いされたりもするようになり、結果的にボードゲームで生きていくという夢を叶えることもできました

最近では、「好きなことで生きる」ことを実現した人として、ビジネス書で有名なダイヤモンド社さんから本を出させてもらったり、学校から企業や自治体と幅広い場所で講演もさせていただくようになり、本当に感謝しかありません。

これも全ては、このクラウドファンディングのプロジェクトに取り組んでくれた会社のメンバーや協力してくれた方々、支援いただいた方々のおかげです。

さらには、夢を叶えるためにクラウドファンディングでお金を集めた経験は、ただお金が集まったという結果以上に、たくさんのご縁やきっかけが生まれ、僕にとって、かけがえのない体験になりました

もし、あなたが夢を叶えるためにお金が必要で困っているのであれば、ぜひ、クラウドファンディングという選択肢も考えてみてください。

お金以上にあなたのこれからの人生に大切な何かと出会えるはずですから。

あなたの夢を叶えて、毎日が充実したライフをおくっていきましょう!

GOOD LUCK!

ボードゲームの人

松永直樹

松永直樹

ボードゲームソムリエ。ボードゲームデザイナー。世界のボードゲームのプロフェッショナル。20世紀にもっとも影響を与えた2大ビジネス書の1つ『7つの習慣』や映画化で話題の大人気作品『キングダム』のボードゲームを開発。ボードゲームのプロとして『マツコの知らない世界』をはじめ、様々なメディアに出演。「好きなこと(ボードゲーム)で生きる」をテーマにした初著作「戦略と情熱で仕事をつくる」をダイヤモンド社から出版。職業柄、独り身の遊び人だと思われやすいが、一応、最愛の妻と娘の3人家族。

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