仕事にやりがいを感じられない時の対処法
何をしても仕事にやりがいを感じられない、仕事に対してモチベーションが低い状態が続くということもあるでしょう。そういった時の対処方法としては次のような方法を試してみましょう。
自分を応援してくれる人間関係作り
人は他人の何気ない言葉からヒントを得たり、他人からかけてもらった些細な言葉に救われたりするものです。また、自分では気づくことができなかった新しい考えやアイデアに触れることで、行き詰った現状を打破できることもあるでしょう。
自分にはどうにもできない時は、周りの人と関わることで気分転換をする、相談に乗ってもらうという方法もあります。
仕事にやりがいを感じられない時ほど、周りの人間関係を大切にしてみましょう。自分1人で頑張っている錯覚に陥ることもありますが、周りの人の助けによって仕事ができていることを理解できると、周囲との関係ももっと良くなりますよ。
自分の対応力を上げるようにする
なにをすればいいのか分からないという方は、まずは仕事を覚える、仕事のスキルを身に着けて出来る仕事の幅を広げるという方法もあります。
出来る仕事が増えることで、より大きな仕事を任されるかもしれません。自分にしか出来ない仕事や重大な仕事を任されることは、承認欲求や自己実現の欲求を満たすことに直結しやすくなります。
資格を取得して、それが実務でも活かせたら自信につながりますよ
考えるよりもまずは行動したいという方は、新しい仕事を覚え、仕事に関する技術を磨いてどんどん活躍していくのがおすすめです。
「仕事に対する不満」の本当の理由に目を向ける
なんとなく仕事にやりがいを感じられない、仕事が楽しくない、という方は、自分は仕事のどういった部分に不満を感じているのかを考えることからはじめましょう。
給料が不満なのか、意思にそぐわない仕事をしているためなのか、上司に努力を認められないからなのか、もっと自分の可能性を伸ばしたいのか…心に不満に感じるということは、必ず何かしらの理由があるものです。
どういった部分に違和感を持っているのかまで深く理解していなければ、何らかの理由で一時的に気持ちが晴れたとしても、すぐにまた同じ悩みに苦しむことになります。
漠然とした悩みがあるという方は、まずは自分の心の声を聞き、どの部分にアプローチすればいいのか分析することから始めてみましょう。
「理想と現実」の距離を理解して埋める
いろいろな方法を試したけれども、それでも仕事にやりがいを感じることができないという人は、仕事以外の根本的な部分に問題が隠れているかもしれません。
こういったケースでよく見られる問題は「理想の自分と本来の自分との乖離」です。これは、本来の自分の在り方や心を無視してしまい、自分の理想像を無理矢理はめ込もうとしているため、心が疲れたり悲鳴を上げたりしている状態です。
理想の自分を目指したい(自己実現を叶えたい)という成長欲は人が生きていく上で当たり前に感じるものですが、理想と現実の自分との差に大きな乖離がある場合には傷つくこともありますし、自分の理想ではなく他人の理想に自分を無理矢理はめ込もうとすると、心に大きなダメージを与えることにもなります。
理想を求めるのも大切ですが、自分の「できていること」に目を向けて自分を認めることも大切ですよ
この場合ですと、仕事のやりがいを見つける以前に、自分の心としっかり向き合う必要があります。自分の強みを知ることでポジティブに仕事に取り組めるようにもなりますよ。
まとめ
仕事のやりがいは仕事内容や環境に問題がある以上に、自分自身の心の状態に影響している可能性が高いと言えます。自分の心が何を求めているのか、何を不満としているのかをまずは分析してみましょう。
仕事にやりがいを感じない方の多くは、承認欲求や自己実現が満たされていない状態でもあるので、対策法を考える際にはそういった方向からのアプローチも効果的です。
今回ご紹介した具体的な対策方法を合わせて、自分にとっての仕事のやりがいを見つけてくださいね。
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