なんとなく日々が過ぎていく毎日で、生きていて楽しいことはない。
人生の“生きがい”を見つければ、毎日はもっと楽しくなるんじゃないか…そんな風に思うことがありますよね。
ところが、自分のやりたいことや好きなことさえ分からずに、「生きがいなんてどうやって見つけたらいいのだろう?」と、分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。

実は、私自身もずっと人生に生きがいを見つけられず悩んできました。気がつけば、ただ時間だけが過ぎていき、悶々とした日々を過ごすように…。
ところがある時、「生きがい」はいくら探しても見つかるものではないと分かったのです。なぜなら、生きがいとは、どこかにあるものではなく、自分を探求する中で見えてくるものだと体感したからです。
現在は、ありがたいことに自分らしく楽しく生きられるようになりましたが、そこにたどり着くまでには3〜4年ほどかかりました。

もし、’’生きがい’’とは何なのか、もっと早く知っていたら、こんなに時間はかからなかったかも…とも感じています。
そこでこの記事では、「生きがいがない」と感じている人に向けて、改めて「生きがい」とは何か?また、生きがいを見つけるためのヒントや、自分らしく楽しく人生を生きる方法についてお話ししていきます!
目次
生きがいって何?実は世界共通語!?
「生きがい」の概念は様々ではありますが、実は一言では表現できない日本独特の価値観を表す言葉です。
一般的な概念では、
・生きていることに充実感をもたらしてくれるもの
・生きることへの意味や価値を見出してくれるもの
・自己実現への欲求を満たしてくれるもの
などが挙げられます。

どの概念も共通しているのは、「人生に幸福度をもたらしてくれるもの」として捉えられていると言えますね。
たとえば他に、北欧の「楽しい時間、居心地の良い空間」を大切にする’’ヒュッゲ’’も「人生に幸福度をもたらしてくれるもの」として提唱されています。
ですが、日本の「生きがい」は、どちらかと言えば「社会に貢献することを通して感じる幸福感」を指すことが多く、「他者貢献」「仕事」の意味合いが含まれています。

そんな、日本の「生きがい」という言葉は、「ikigai」として世界的に研究されていることを知っていますか?
世界で流行中の日本発の人生哲学「ikigai」
「ikigai」とは、簡単に説明すると、「自分が好きなこと」「世界が必要としていること」「報酬を受けられること」「自分が得意なこと」が重なり合った中心に「生きがい」があると説いた哲学のことです。
さらに細かく見ていくと、それぞれの2つが重なっているところは以下のように分類されています。
得意で好き:情熱
好きで必要とされる:使命
必要とされ、報酬が得られる:天職
得意で報酬が得られる:専門職
1つの要素だけでなく、どれも自分らしい人生を送るのに大切な要素であり、これからが全て揃うことで’’生きがい’’としているのですね。

日本の「生きがい」という言葉は、意外にとっても深い!
では、なぜ人は「生きがい」を見失ってしまうのでしょうか?その原因を見ていきましょう。
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