シナジー効果を体験する人を見てたら、成功する人の共通点が見えてきた

シナジー効果を体験する人を見てたら成功する人の共通点が見えてきた

ライター:kuni

「1+1=2」

これは小学校から教わってきた計算式。僕もこの記事を読んでくださっているあなたも同じように教わってきたはずです。

ですが、世の中には1+1が3にも4にも、さらには16にもなる場合があるんだとか。

これは、シナジー効果(相乗効果)と言われているものです。これ、すごい話ですよね。足しているのは同じ「1」なのに、結果が違う。つまり、僕らが教わってきた数式を超える、大きな結果や成功を生み出せるわけです。

実は、僕はあるご縁をいただき、シナジー効果(相乗効果)を体験できる場をこれまで提供してきました。500人か600人か、もっとかもしれないですが、かなりの数の方々がシナジー効果を体験するのを見て、あることに気付きました。それは、成功する人たちの共通点。

くに
kuni

なるほど、だから成功するのか!という共通点が見えてきました

そこで、成功に近づく「シナジー効果」というものが、どういったものかを深掘りしつつ、僕が気づいた成功する人たちの共通点を、これから解説していきます。

そもそも、シナジー効果(相乗効果)ってなに?

疑問

まずは、シナジー効果(相乗効果)がどういった意味なのか、確認していきましょう。

シナジー効果とは、、、

・1+1が2以上の効果を生むことを指す言葉。新しい製品を追加した時、単に利益を合計したよりも、より大きな効果が生ずることを意味する。
(朝日新聞社が運用する コトバンク より引用)

・ある要素が他の要素と合わさる事によって、単体で得られる以上の結果を上げること。
(フリー百科事典 ウィキペディア より引用)

・全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということ
(書籍『7つの習慣』 より引用)

とあります。

言っていることは、なんとなくはわかります。「1+1なのに3以上になる」ということですね。ただ、具体例がないとイメージしにくいので、もう少しあとに具体例を共有します。

では、意味が理解できたところで、次は「シナジー効果ってどこから生まれた言葉なのか?」を見ていきましょう。

「シナジー」は生理学の用語だった

生物学

「シナジー」は今でこそビジネスの世界で使われることの多い言葉ですが、調べてみると、元々は生理学の用語だったことがわかりました。

生理学でのシナジーは、

2つ以上の筋肉,神経,刺激,薬物などが協働的に作用して,相乗的な効果を生むこと
(ブリタニカ国際大百科事典 より引用)

と解説されています。

では、なぜ生理学の用語だった「シナジー」が、ビジネスの世界でも使われるようになったのか?

それは、戦略的経営の父と言われるイゴール・アンゾフという方が、著書(戦略経営論)の中で「シナジー」を使ったことで、ビジネスや経営など広く使われる言葉になったんだそう。

くに
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何気なく使っている言葉に、こんな背景があったとは

ちなみに、アンゾフはシナジー効果(相乗効果)の種類を4つに分けて説明しているので、知識を深める参考として、ご紹介しておきます。

くに
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少し専門的な話なので、難しいと感じたら飛ばして読んでください 笑

その1:販売シナジー

単体のものを売ったり1ヶ所で売るのではなく、販売経路や売り場を増やす、または共有して、たくさんの購入に繋がるように相乗効果を得ること。

たとえば、以前に僕らの会社(いないいないばぁ)と蔦屋書店さまとでコラボしたことがあり、僕らが制作したボードゲームを書店で販売していただき、合わせてイベントも開催したことがあります。

書店側:本を読む・買う以外に書店に来る理由が増え、来客数と売り上げ増加が狙える

僕ら:ネット販売しかしていなかったところに、書店での販売経路が増え、売り上げ増加が狙える

このように、どちらの売り上げも増える企画です。まさに販売シナジー。

ホームセンターなんかはまさに販売シナジーですよね。元は日曜大工用品や園芸用品を扱うお店だったホームセンターに、飲食店やペットショップなど色んなお店が集まることで、集客が増え、販売が増えています。

くに
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すごいねシナジー

その2: 生産シナジー

大量に作ることでコストを抑えたり、工場や技術を共有することで相乗効果を得ること。

たとえば、僕らが以前コンサルしたお客さんで、店舗のテント(入り口の上にある屋根みたいなやつ)などを制作している、創業97年の老舗テント屋さんがいます。

そのテント屋さんと打ち合わせをした際に、売り上げを増やす施策の1つとして、テントの生地を使って家の窓用の日除けシートを作ってはどうか、というアイデアが出ました。

するとこれが大ヒット。元々ある技術や機械で作れたので、新しく導入したものはありません。つまり、作る場所や技術、人も変わっていないのに、新しい商品を作ることに成功した例で、これが生産シナジーです。

他の例として、アマゾンで欲しいものが複数ある時、同じ販売者から買うことで送料が安くなることってありますよね。購入者にとっても販売者にとっても嬉しい状態で、これもシナジーの1つと考えられます。

その3:投資シナジー

投資や研究開発などの成果を使って、相乗効果を得ること。

以前に、僕らの会社でYOUTUBEの解析ツールを開発したことがあるんですが、自社で使うだけではなく、その技術が欲しい企業に提供しました。

その企業は僕らが提供した技術を元に、新しいサービスを始めたんです。投資シナジーの1例です。

その4: 経営管理シナジー

経営やマネジメントの経験・ノウハウを共有して、相乗効果を得ること。

以前に、ファミリーマートがドンキホーテの販売手法をコンビニに応用し、実験店を開店した、というケースがあったんですが、その結果、開業1カ月で客数が1.3倍、売り上げは1.5倍になったという事例があります。

くに
kuni

まさに経営シナジー!

僕らの例で言うと、僕らはクラウドファンディングに2回挑戦し、2回とも1,000万円を超える支援額を達成した経験があります。そのノウハウや経験を、これからクラウドファンディングに挑戦しようとしている方に提供することで、僕らには新しいキャッシュポイントが生まれ、提供される側はより支援を増やせる、というシナジーが生まれます。これも経営シナジー。

以上が4つのシナジーです。

くに
kuni

専門的な話が多いと疲れちゃいますね 笑

さて、固めの話はここまでにして、シナジーについての理解が深まってきたところで、次はもう少し身近な例をみていきましょう。

シナジー効果(相乗効果)の身近な例

オーケストラ

シナジー効果(相乗効果)の例というと、一般的には「M&A(合併や買収)」などの例が多いです。

M&Aだと、たとえばこんな例。

ヤフーのZOZOTOWN買収。ヤフーの川邊社長は、「色んなシナジー効果によって取扱高を爆増させる」と話していますが、ヤフーとZOZOがそれぞれで事業を展開するより、大きな効果が生まれることを狙っている。

ただ、シナジーはビジネスに限りません。僕らの日常生活でもシナジーはあります。その例がこちら。

V字編隊で70%も飛行距離を伸ばす渡り鳥

V字になって飛んでいる鳥を見かけたことはあると思いますが、あれには意味があり、集団でV字になって飛ぶことで、1匹の時よりも飛行距離を伸ばせるんだそう。

一説によると、9匹で飛ぶと1匹の時よりも50%飛行距離が伸び、25匹になると70%も伸びるんだとか。1匹で飛ぶよりも、さらに遠くまで行けるようになるんです。まさにシナジー効果(相乗効果)。

くに
kuni

鳥たちにとっては、シナジーは当たり前の行動なんですね

合わせることで強くなる3本の矢

「1本では簡単に折れる矢でも、3本合わせると簡単に折れることはない」

これは歴史上の有名な話ですね。戦国武将の毛利元就が、3兄弟の息子たちに力を合わせることの大切さを説いたエピソード。シナジーのわかりやすい例です。

似たような話は多く、たとえば建築でも木を合わせることで強度を出す工法などもあります。植物の話で言うと、1種類だけ植えるより、2種類の植物を隣り合わせて植えたほうがよく育つことがあります。

くに
kuni

そう考えると、自然界ではシナジーだらけなのかもしれませんね

様々な音色が集まるオーケストラ

これはイメージしやすいと思います。1人が特定の楽器を演奏するよりも、様々な楽器が集まって演奏したほうが、素晴らしいハーモニーが生まれますよね。

楽器の中だと、シンバルなどは単独の演奏で人を魅了することは少ないかもしれませんが、オーケストラにおいては、とても重要な存在となり、シンバルがあることで人を魅了する演奏になります。

くに
kuni

シナジー素晴らしい!

ただ、必ずしも「オーケストラ=シナジー」になるとは限りません。

1+1が1以下になる「アナジー効果」

アナジー効果

先ほど例に出したオーケストラ。オーケストラは必ずしもシナジー効果(相乗効果)が生まれるわけではなく、それぞれの楽器がバラバラの演奏をしたら、聞くに耐えない状態になることもあります。それなら単独で演奏するほうがまだマシ。

1+1が3以上になることもあれば、逆に1以下になることもあるんです。これは「アナジー効果」と言われていて、つまりはシナジー効果の逆。

くに
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力を合わせればそれでOK、というわけじゃないんですね

集まった力をどう組み合わせていくかの重要性を感じる例です。

さて、もうむちゃくちゃシナジーに詳しくなりましたね 笑。お腹もいっぱいだと思うので、シナジーの理解についてはここまでにしましょう。

シナジーが生んだボードゲーム

ボードゲーム

ここからいよいよ、成功する人の共通点の話に移っていきます。

実は、僕らの会社いないいないばぁは、シナジーを生むために作った会社です。

くに
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1人ではできることが限られているけど、個性的な人たちが集まり、それぞれの特技を活かせば新しい価値を生みだせる

そんな想いで、それまで個人で活動していたメンバーが集まり、2013年に誕生した会社です。

そして、僕らの会社からシナジー効果(相乗効果)で生まれたものの1つが、「7つの習慣ボードゲーム」。

元々はマーケティングの会社だったいないいないばぁと、ボードゲームが大好きなメンバー(松永)、そして全世界3000万部を超えるベストセラービジネス著『7つの習慣』がシナジーを創り出し、新しい商品が生まれました。

※松永の記事はこちらから

本ではできない「体験」を提供するゲームとして2016年に誕生し、クラウドファンディングで1,250万を超える支援を集め、これまで10,000人以上の人たちがプレイするなど、今もなお大きな反響を呼ぶ商品となったのは、まさにシナジー効果です。

予想を上回る注文で在庫切れが続いたりもしましたが、たくさんのご要望をいただき、2019年10月に「7つの習慣ボードゲーム2.0」にバージョンアップして再販しました。

そして何を隠そう、このボードゲーム自体が「シナジー効果を体験できる」ゲームで、このゲームをプレイする著名人や経営者の行動や選択を見て、「成功している人ってこれが当たり前なんだ」と感じた共通点があったんです。

シナジー効果(相乗効果)の体験で見えてきた成功する人の共通点

成功者

ゲームの前に、まずは書籍『7つの習慣』について。

『7つの習慣』とは、アメリカ建国以来発行された約200年分の「成功」にかかわる文献を調査したスティーブン・R・コヴィーが、「成功」に共通する要素や傾向をまとめて生まれた書籍です。

この『7つの習慣』を元にしたボードゲームが「7つの習慣ボードゲーム」。『7つの習慣』の世界を体験することを目的にし、プレイヤーの選択や行動でゴール(成功)できるかどうかが大きく変わる、というこれまでにないゲームを開発しました。

プレイヤーは経営者となり、チームメンバーを集めながらプロジェクトでお金や信頼を増やし、限られた時間内にそれぞれのゴール(成功)を目指す、というゲーム。1つの選択や行動がゲームに大きく影響を与え、運だけではゴールに到達できない設計になっています。

『7つの習慣』の第6の習慣に「シナジーを創り出す」というものがあるのですが、この「シナジーを創り出す」ことも体験できるゲームなんです。

くに
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ゲームの詳細を書きすぎると、プレイした時に得るものがなくなってしまうのでこのへんにしておきます

7つの習慣ボードゲーム

とは言っても、シナジー効果(相乗効果)を生むか、アナジー効果を生むかはプレイヤー次第。

僕はこれまでこのゲームをプレイするところを4年ほど、人数にして500〜600人は見てきました。

プレイする人の中には、ビジネスマンや個人でビジネスをしている方も多いですが、経済評論家の勝間さんや累計70万部の著者望月さん、他にも多くの著名人や企業の経営者の方々にもやっていただきました。

僕から見たら、成功者と感じる方々です。

このゲームのゴール率はかなり低いのですが、その成功者たちはことごとくゴールを達成してしまうんです。そして、そのプレイを見ている中で、ある共通点に気づきました。

彼らは当然のようにシナジーを創り出す行動や選択をしていたのですが、その行動や選択に共通点があることを発見。その成功する人たちの共通点を、3つに絞ってお伝えします。

その1:3つの目を持っている

目

鳥の目、虫の目、魚の目というのをご存知でしょうか。

鳥の目:
鳥のように遠くから全体を見る目のことで、広い視野をもって全体像を把握しましょう、というもの。全体把握ですね。

虫の目:
虫のようにマクロで見る目のことで、現場に行ったり、近くで角度を変えながら物事を把握しましょう、というもの。近くで見ないと見えないものがあるんですね。

魚の目:
魚のように流れをよむ目のことで、時代の流れやトレンドを捉える目を持ちましょう、というもの。今は流れが早い時代なので、特にこの視点は重要ですよね。

この3つの目はマーケティングでよく耳にする言葉ですが、物事を成功に導くために必要と言われています。

そして、成功する人たちは、見事にこの3つの目を持っていました。プレイ中、全体像を把握し、時にはマクロで捉え、全体の流れを読みながら、その場に応じた行動や選択をする。

遊んでいる時って、夢中になっているので、人の素が出やすいと言われてます。そのため、プレイしている様子を見ていると、その人の素がわかり、普段どんな行動をしているかが見えてくる。

成功者たちのプレイを見ていると、この3つの目を持ちながらプレイしていました。だからこそシナジーも創り出せる。

くに
kuni

この3つの視点で物事を捉えることを、普段から当たり前に実践されているのが、見ていてよくわかりました

その2:人の意見を聞いてスポンジのように吸収する

話をきく

ある程度の成果を手に入れると、「自分の考えが絶対!」と考え、他の人の意見を聞き入れない人もいます。それはそれでありかもしれないですが、シナジー効果(相乗効果)を生む人たちは、他の人の意見に耳をかたむけていました。

他のプレイヤーの意見を同じ目線で聞き、プレイ後にゲームの解説をする僕らの声にも耳を傾け、そこから得るものがあったらすぐに吸収しようとする。正直、これが1番の衝撃でした。

くに
kuni

考えが凝り固まっておらず、柔軟なんだなぁ

『7つの習慣』の中に出てくる言葉で言うと、色メガネをかけていない状態。僕もそうですが、自分の気づかぬうちに、フィルターをかけて人を見てしまうことがあります。でも成功している人たちは違いました。

他の人の意見を聞き入れる余裕があり、だからこそ良い提案ができる。それがシナジーに繋がる。とても勉強になりました。

その3:1つのことに捉われていない

捉われる

3つ目の共通点がこれで、成功している人たちはみな、1つのことに捉われていないんです。考え方だけでなく、お金や人など、1つのことに執着していません。それがゲーム中のプレイにも出ていました。

目の前のことに集中しすぎて周りが見えなくなることってありますよね。僕もあります。でも、それだとシナジー効果が生まれないんですよね。

たとえば、努力して時間をかけて作ったものってかわいいですよね。愛着も湧きます。でも、そこに執着しすぎると新しいものは生まれないんですよね。自分たちの商品やサービスに執着しすぎない。1つのことに捉われない。このことを学びました。

くに
kuni

大きな視点で物事を捉えている人ほどシナジーを生み、そして成功に近づくんだなと気付かされました。成功する理由ってあるんですね。

ちなみに、「シナジーについてはよくわかったけど、ゲームがめちゃ気になるんですけど」と思われる方もいると思うので、ゲーム会のページも共有しておきます。

全国でゲーム会が開催されているので、ぜひ体験してみてください。

シナジー効果(相乗効果)で人生をさらに豊かに

成功

さて、ここまでシナジー効果(相乗効果)について、そしてシナジー効果を創り出す成功者たちの共通点について、お伝えしてきました。

1人の力でできることってホントに限られてますよね。でも、シナジーの力を借りると、無理だと思っていたことが実現できたり、5年かかることが3ヶ月でできたり、可能性が無限に広がっていきます。1+1が1600になってもおかしくない。そのことが、成功者たちの行動や選択を見てよくわかりました。

そもそも僕らが生まれたこと自体シナジーですからね。僕の場合、5人家族なので、

1人(父)+1人(母)=5人

です。

くに
kuni

シナジー起こしてますよね 笑

冗談ぽく言ってしまいましたが、でも、僕らの人生がシナジーの上に成り立っているのも事実です。

シナジーが生まれるほど、可能性が広がっていく。人生をさらに豊かにするために、今日からシナジーを創り出していきましょう。

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