脱サラして好きで稼いでいる人に 「自分で仕事を作る方法」を聞いてみた
好きなことを仕事に

脱サラして好きで稼いでいる人に「自分で仕事を作る方法」を聞いてみた

毎日電車に揺られ、毎日同じ職場で同じ仕事を淡々とこなす日々の中、「これからずっと会社員で生きていくのだろうか」「自分の人生はこのままいくのだろうか」と、ふと考えてしまうことってありますよね。

「好きなことで稼いで生きている人って羨ましいな」

「個人で仕事をしてみたいけど、お金を稼ぐ自信がない」

「そもそも自分で仕事を作るなんてイメージなんてできない」

今の仕事に満足はしていないけど、「自分で仕事を作って生きていくなんて、そんなの夢物語だ」と思ってしまう人は多くいます。

Ayana
Ayana

脱サラして好きで稼いでいる人って、どうやって自分の仕事を確立したいったのだろう?

私自身も、自分の好きなことで稼ぎ続けるなんて「実際はやっぱり難しいのでは?」という疑問が湧いてきてしまいます。

そこで今回は、

・脱サラして、自分のやりたいことを仕事にしながら

・オンラインでセッションを行ったり、自分が好きなテーマで執筆作業をしたりして

・奥さんとお子さんと沖縄で時間や場所に縛られない生き方を実現している

川喜田敬(かわきたけい)さんに、「自分で仕事を作る方法」について聞いてみました。

なぜ自分で仕事を作ろうと思ったのか、それ以前はどんなことをしていたのか、どうやって好きなことで稼ぎ続ける今のスタイルを確立していったのかなど…詳しく聞いてみると「どうやってやるのか」のようなやり方よりも、もっと大切なことが見えてきました。

Ayana
Ayana

どうやってやるかのノウハウばかり気になってしまう人は多いのかもしれません。

「起業してみたいけど、自分で仕事を作る方法がわからない」

「好きなことで稼いでみたいけど、自分のやりたいことが見つからない」

と悩んでいる方には、

ぜひこの記事を読んで、川喜田敬さんが実際にやってきた、会社員から独立するまでのストーリーを参考に、自分で仕事を作るためのヒントをつかんでくださいね!

脱サラして場所にとらわれないライフスタイルを送っている人

Keiさん

あらためて、今回インタビューさせていただく方は、川喜田敬さんです。(通称Kei、以下Keiさんと呼びます)

Keiさんは、大手の会社を辞め、2017年にライフコーチとして独立して以来、「やりたいことがわからない」「好きなことを仕事にしたい」と悩んでいる人にコーチングセッションの提供を軸に、現在は自身の経験を電子書籍の作家の活動をしているなど、自分の好きなことを仕事にしながら、自由なライフスタイルを送っている男性です。

Keiさんのプロフィール
1988年生まれ。鎌倉市出身。
「やりたいことがわからない」を解決し、世界に1人しかいない「自分」を仕事にする専門家であり、ライフコーチ。やりたいことだった途上国でのボランティアのために、3年で大企業を退職し、電気なし・水なし・ガスなしだったネパールへ。
現在は独立し、妻と日本&ネパールの2拠点生活を経て、沖縄へ移住。
場所に捉われないライフスタイルを満喫中。独立後、4年間培ってきたコーチングのスキルを活かし、現在は「世界に1つだけの仕事」を生み出すことに邁進しつつ、毎月100冊以上の本が売れるノマド作家としても活動している。

さっそく、彼の住む沖縄につないで話を伺いました!

Ayana
Ayana

さっそくですが、「自分で仕事を作る秘訣や続けるコツ」を探らせていただきます。Keiさんよろしくお願いします!

Keiさん
Keiさん

こちらこそ、よろしくお願いします!

 【会社員時代】思い描いていた社会人生活ではなかった 

会社

大好きな会社に就職!この先の人生は安心安定だと思ったのに… 

Ayana
Ayana

早速ですが、Keiさんのこれまでの過去について教えてください。

Keiさん
Keiさん

最初は新卒で就職しました。自分が1番入りたいと思っていた大好きな会社に入れたので、当時は「定年まで約40年間勤め上げるぞ!」って気持ちでした。

Ayana:まさに、希望に満ち溢れたキャリアのスタートだったんですね。

Kei:そうなんです。ただ、実際は全くといっていいほど仕事が向いてなくて、ミスばっかりしていました。仕事ができなくて怒られて、職場で泣いたりしたこともありましたね。笑

Ayana:そんなことがあったなんて、今からはイメージがわかないです。それでどうしたんですか?

Kei:モヤモヤを抱えながら働いている中で、指示をされながら働くよりも自分で考えながら働く方が好きなことに気がついたんです。自分って会社員に向いていないんだなと。それが、自分で何かしたいと考え始めた最初のきっかけかもしれません。

Ayana:なるほど。それで自分の仕事を作るぞ!って考えたんですね。

Kei:いや、それが最初は自分で仕事を作るなんて思ってもいませんでした。「まず俺って何がやりたいんだっけ?」という疑問にぶつかったのですが、まるで分からなくて・・・

Ayana:やりたいことが分からない…これは多くの人が抱える悩みですよね。その間、転職は考えなかったんですか?

Kei:そもそも、1番好きな会社で働いちゃっているから、転職するっていう選択肢は自分にはなかったんです。大好きな会社で頑張れなかったから、他の会社で頑張れるわけがないって思って。

自分に向いてないことの裏返しは、自分に向いていることでは?と捉えてみる。

やりたいことが分からなくて迷走期に突入 

Ayana
Ayana

やりたいことも分からない、転職する選択肢もないという状況で、どうやって道を切り開いていったんですか。

Keiさん
Keiさん

とにかく行動するしかない!って思って。とりあえず平日は仕事に行きつつ、土日にちょっとでも興味がある勉強会に参加したり、本を読みまくったり…。当時関西で仕事していたのですが、東京までビジネスクールに行ってみたり…と、とにかく行動していました。

Ayana
Ayana

すごい行動力!

Keiさん
Keiさん

本業もさなか、使える時間も限られている中でも、自分が全力で夢中になれるような「やりたいこと」を知りたい一心でした。でも、いくら行動してもやりたいことなんて全くわからなかったんです(笑)何がやりたいか分からないモヤモヤした状態で結局3年間も悩みながら仕事を続けていましたね。

悩んでもOK!悩みながらも、今自分にできることをまずやってみる。

やりたいことなんてないと諦めかけた時に出会ったコーチング

セミナー

Ayana
Ayana

それで突破口はなんだったんですか?

Keiさん
Keiさん

誰も知り合いがいない勉強会によく突撃しに行っていたのですが、ある勉強会で知り合ったおじさんが、キーパソンだったんですよね。

Ayana
Ayana

キーパーソン?

Kei:その人は、自己紹介で「プロコーチです」って名乗っていて、最初は「何それ?」って感じだったのですが、自然とコーチングに興味が湧いたんですよね。

Ayana:それが今Keiさんの軸となっているコーチングとの出会いだったんですね。

Kei:そうです。それで、後日その人にコーチングについて話を聴いてみたら、その流れでコーチングに興味あるんだったら「このワークショップ受けたらいいよ」って、3日間で10万円するワークショップを紹介されたんです。

Ayana:結構高額…!

Kei:怪しいな・・・と思いつつも、騙されたと思って行ってみたら、なんとその3日間でやりたいことがわかってしまったんです!

自分の興味の湧くことに自覚的になる。
その興味を大切に素直に行動してみる。

コーチングを仕事にしようと思った理由

Ayana
Ayana

3年間も悩んでいたことが、たったの3日間でわかったなんて!どうしてなんですか。

Keiさん
Keiさん

今振り返ってみると、ずっと行動しながら自分のやりたいことを外に外に探しに行っていたけど、結局は本音で自分の思いを話すってことが大切だったんです。自分のやりたいことは、自分の内側にすでにあったんですよ。

Ayana
Ayana

自分の内側?

Kei:コーチングって、相手の話に耳を傾け質問を投げかけながら、相手の内側にある答えを引き出す対話の手法なのですが、参加者と練習しているときにポロッと「途上国で働いてみたい」って出てきて。当時は、それが自分のやりたいことだって確信できました。

Ayana:確かに素直に自分の本音を人に話す機会って意外と少ないような…

Kei:結果的に、僕はコーチングによって会社を辞め、その後ネパールへ2年間ボランティアに行くことになるんです。コーチングで人生の可能性が切り開かれて、まるで人生が変わっていきました。

コーチングを仕事にしようと思ったのは、今度は自分が人の可能性を引き出し、その可能性を信じることができる存在になりたかったからです。

やりたいことはすでに自分に内側にある。

自分の本音を大切にする。

モロッコを愛する人

Ayana

Ayana

「人の人生の役に立ちたい!」と探究し続けるも、何ができるのか分からず人生迷子に。30歳の時に行ったモロッコがきっかけで、アラビア語とイスラームを学び始めると、人生が思わぬ方向へ。 現在は会社員を退職し、多拠点生活をしながらコーチング・対話・ライティングを通して"自分色の人生を生きる人"を応援&サポートしています。持ち前のポジティブマインドで軽やかに生きるを実践中。 夢はモロッコのリトリートツアーを提供すること。

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