劣等感で苦しい時の対処法。人と比べず今の自分を愛せるようになるには
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劣等感で苦しい時の対処法。人と比べず今の自分を愛せるようになるには

劣等感で苦しい時の対処法

豆電球劣等感が生まれる原因について見てきましたが、ここからは、具体的な対処法についてお伝えします。

ゆうこ
ゆうこ

強い劣等感を抱いたままだと苦しいですよね・・・。ぜひ何かひとつでも行動に移して、気持ちを切り替えていきましょう!

劣等感を抱く自分を受け入れる

誰かにできて、自分にできないことがあれば、悲しかったり悔しかったりするものです。何も不自然なことではありません。

それなのに、「こんなことくらいでいちいち落ち込むなんて・・・」と自分を責めていませんか。

劣等感を抱くこと自体にマイナスの感情を抱くと、そこから気持ちを切り替え、前向きな行動をとるまでに時間がかかってしまいます

ですから、まずは劣等感を抱く自分を否定せず受け入れてあげましょう。

ゆうこ
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「あ、今劣等感を抱いてる自分がいるな」と認識するだけでOKですよ!

何に劣等感を抱いているのか整理する

何に対して劣等感を抱いているのかはっきりしないまま、

「あの人にはかなわない気がする」
「私って何をやってもダメだな~」

なんて落ち込んでいる場合もあります。

そんな時は、誰の、何に劣等感を抱いたのか、その時の状況を具体的に思い出してみましょう。そして、きちんと言語化してみてください。

自分が何に劣等感を抱いているのかを明確にすることで、自分がどうなりたいのかが見えてきます

ゆうこ
ゆうこ

「私だって本当はあんな風になりたい!」と思うからこそ劣等感が生まれるんですよね・・・

自分の長所に目を向ける

劣等感で苦しい時は、自分のいいところを忘れてしまいがちです。

「できない自分」にフォーカスしてしまうと、たくさんあるはずの「できる自分」が見えなくなってしまうのです。

そんな時は、

「人からありがとうと言われたことは何だろう」
「人によく頼まれることは何だろう」

と、自分を振り返ってみてください。

「できないことばかりじゃない。できることだってたくさんある」そんな風に考えられると、気持ちが前を向きやすいですよ。

小さな「できた」を積み重ねる

自分の長所がよく分からないという人は、日常での小さな成功体験を積み重ねるようにしましょう。

たとえば、

・5時に起きて資格の勉強をする
・筋トレを毎日30分やる

など、自分で決めた約束事を守ることで少しずつ自信をつけていくのです。

ゆうこ
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小さな「できた」を積み重ねて、セルフイメージを高めていきましょう!

時間を決めてとことん落ち込む

「気分が沈んでどうしようもない・・・」という人もいるかもしれません。

そんな時は、時間を区切ってとことん落ち込みましょう。

たとえば、「この30分だけ落ち込んだらもう切り替える!」そう決めて、そのことばかり考えるのです。

大体30分もしたら考えることがなくなるというか、考えても仕方ないことに気づきはじめるものです。

「悩んでも落ち込んでも何も変わらないんだったら、どうしたらいいかな」なんて思えるようになれば、劣等感で苦しい状態から抜け出すチャンスです。

好きなことに没頭する

時間も忘れてやり続けちゃうような、好きなことはありませんか。ゲーム、読書、筋トレ、DIYなど、なんだって構いません。

ゆうこ
ゆうこ

私は、図書館や書店で本を選ぶ時間が何よりしあわせ・・・

好きなことに没頭することで、「楽しい」「うれしい」をいっぱい感じてください。

劣等感で苦しい状態に陥ってしまった時は、ポジティブなことを考えようとしてもなかなか難しいものです。

ですから、感情を無理矢理変えようとするのではなく、自分の気分が良くなる行動を選択することで、自然と湧き出てくる感情を味わうようにしてみましょう。

ゆうこ
ゆうこ

劣等感で苦しい状態にひたすら向き合うのではなく、一旦現実逃避するのも方法です。気持ちが切り替わりますよ!

身近な人に話を聞いてもらう

自分ひとりで思い悩むのが辛くなったら、誰か身近な人に話を聞いてもらうのもおすすめです。

ただ受け止めてもらえるだけでもラクになりますし、何かいいアドバイスをもらえる可能性だってあります。

「できるようになりたいんだったらこんなやり方もあるよ」
「ここまでできたら十分じゃない?」
「人には人の、あなたにはあなたの良さがあるよ」
「そもそも、あの人みたいになる必要あるの?」

など、自分にはない視点からの意見が、劣等感で苦しい状態から抜け出すヒントになります。

劣等感の意味づけを変える

私たちの行動パターンは、人それぞれ、ある程度決まっていますよね。

「劣等感→苦しい→落ち込んでなかなか立ち直れない」というパターンができあがっていると、毎回同じことを繰り返してしまいます。

この行動パターンを変えるためには、「劣等感」の意味づけを変える必要があります。

具体的に説明すると、多くの人にとっては、

劣等感=良くない、ネガティブ
劣等感を抱く自分=情けない、人より劣っている

というイメージがあるのではないでしょうか。

これがもし、

劣等感=チャンス、ポジティブ
劣等感を抱く自分=向上心がある、成長できる可能性がある

に変わったらどうでしょう。「劣等感」という言葉から受ける印象が全然違ってきませんか?

言葉含め、物事にどんな意味づけをするかは個々人の自由です。劣等感を抱いた時、「成長できるチャンスだ!」とポジティブに捉えられると、劣等感を恐れる必要はなくなります

劣等感が生まれにくくなる考え方

サムズアップ劣等感で苦しい時の対処法について見てきましたが、「そもそも劣等感なんて生まれなきゃいいのに・・・」と思いますよね。

そこで、ここからは、劣等感が生まれにくくなる考え方についてシェアします。

あるのは「優劣」ではなく、ただの「違い」

競争社会においては、何事も、誰かより優れている、劣っているという視点で捉えがちです。

「あの人より私の方が・・・」
「私よりあの人の方が・・・」

なんて比べ続ける毎日は苦しいものです。

ですので、他者と自分の間にあるのは「優劣」ではなく「違い」であるという認識に変えてしまいましょう。

「あの人はあれが得意で私はあれが苦手」
「私はこれが得意であの人はこれが苦手」

といったように、みんな、できることとできないことがあって、違うのが当たり前なんだと思えば苦しくなりませんよ。

「できない」ではなく、「今はできない」

誰かにできて自分にはできないことがあると、つい落ち込んでしまいますよね。

できない自分にフォーカスすると、「なんでこんなこともできないの・・・」と自分を責めてしまいがちです。

そんな時は、「今はできない」というように、「今は」という言葉をつけて呟いてみましょう。

今できないからといってこの先ずっとできないわけではありません。「今はできない」というのは、明日できるようになるかもしれないってことですよね!

できない自分をムダに責めて、自分の可能性を狭めるようなことはやめましょう。

ゆうこ
ゆうこ

今できないということは、できるようになるチャンスがあるということ!

誰しも不完全な存在であることを認める

何でもできる人、完璧な人に憧れたくなるけれど、実際そんな人はいません。誰にだって苦手なことはあるし、失敗もあります。

そもそも、みんながみんな不完全な存在だからこそ、お互いを尊敬し合えるというメリットがあるのではないでしょうか。

自分にできないことをできる人がいたら、素直に「すごいな〜」と思えばいいんです。

ゆうこ
ゆうこ

人のいいところを見つけられるのって素敵なことですよ!

あなたにだって、何かしら頑張ってきたことや得意なことがありますよね。それを思い浮かべてみてください。それはきっと、人より上手にできること、誰かに教えてあげられることであるはずです。

あなたが誰かをすごいと思うように、誰かもあなたに対してすごいと思っていること、忘れないでくださいね。

存在意義を見つけようとしない

「ただ存在しているだけで意味はあるし、価値もある」、自分に対してそんな風に思えたらラクだけれど、そう思えない人の方が多いのではないでしょうか。

もっと役に立たなきゃいけない、もっと価値を生み出さなきゃいけない、そんな気持ちで過ごすのは苦しいですよね。

このままじゃダメだと思い、無理に自分の存在意義を見つけようとすると、

「私、すごいでしょ?」
「あの人より、上手にできてるでしょ?」

と、他者への承認欲求が強くなってしまいがちです。

そもそも、すでに存在している私たちに、意味を持たせる必要はあるのでしょうか。

「○○しなきゃ」を手放し、自分は「どうしたいか」で動いてみましょう。自分の声に耳を傾け、そのとおりに動いてあげることが、自分を大切にすることにつながります。

ゆうこ
ゆうこ

自分を大切にしていると、ネガティブな感情が湧きにくいです!

自分が主人公!自分に都合良く捉えよう

「人と比べて落ち込むクセがどうしても直らない・・・」と悩んでいる人もいるかもしれません。

そんな人にお伝えしたいのは、「自分が主人公なんだから、もっと自分に都合良く考えていい!」ということです。

人より苦手なことがあったとしても、

「これは向いてないから、他の得意を伸ばせってことね!」
「私よりできる人が見つかってよかった!助けてもらおっと」

なんて考えちゃえばいいんです。

できないことも無理して頑張ろうとするから、劣等感で苦しい状態に陥ってしまうのです。

「○○ができないから○○ができるようになろう」と前向きに考えられるのであればそれもいいでしょう。

ですが、「○○はできないけど、得意な△△をもっと伸ばしていこう」と考える方がラクでしっくりくるのであれば、そちらを選択するのも方法です。

大事なのは、人が自分をどう思うかではなく、自分が自分をどう思うかです。自分を好きでいられる選択、自分を追い込まずに済む選択をしていけるといいですよね!

一歩踏み出した人

ゆうこ

ゆうこ

家事と育児で一日が終わる…そんな日々にも幸せを感じていたけれど、妻でも母でもないわたしの人生をもっと楽しみたいと思うようになりました。 考え過ぎて動けない自分を変えるべく、「とりあえずやってみよう」の精神で、現在ライティングに挑戦中。 もっと軽やかに、変化を楽しめる人間になるのが目標です!

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