今日は「忘れる力を身につける」という話をご紹介していきます。
と思うかもしれませんが、変化がはやく、そして情報があふれる今の時代においては、実はめっちゃくちゃ大切な技術なんです。
たとえば、
「これ覚えなきゃ」とビジネス本や参考書、マニュアルなどを必死に読んだことは誰にでもあると思います。
でも、「これ忘れなきゃ!」と必死になることはなかなかないですよねw
というより「忘れる」という発想自体があまりないし、覚える努力はしても忘れる努力はしないもの。
ただ、ビジネスをする上でもよりよい人生を送るためにも、「覚える」ということと同じくらいに「忘れる」ということは大切なんです。
「忘れる力」が人生を加速させてくれるのですが、それには、2つの理由があります。
目次
脳の中がごっちゃごちゃになってる
今はスマホのおかげで、常にインターネットと繋がっています。
知りたいことはすぐに調べられるし色んなニュースや情報がとびこんできます。
逆に言えば、情報に触れる機会が多すぎるし、なにより、知りたくもない情報まで自然に入ってきちゃうんです。
すると、必要のない情報で頭がいっぱいに。だからこそ、いらないものは「忘れる」。

部屋の断捨離と同じですよね
いらない情報を捨て、新しいプラスの知識、価値観をどんどん増やす。
そのためには、1度頭のなかを整理する必要があります。
また、嫌なことが頭の中にある状態だとよい仕事もできません。
たとえば、
このようなことがあった時、
と頭を抱えながら最高の仕事をするなんてムリですよね。
責任感の強い方であれば、毎日プレッシャーを感じ、夢でも仕事をしている、なんて方もいます。
でも、体だけじゃなく、心まで疲れてしまうといい仕事はできませんよね。




経営者の方ならなおさらですね
リーダーが疲れてしまうと社員にも影響し、会社に影響する。だからこそ、嫌なこと、どうでもいいことで頭をいっぱいにしてはいけないんですね。
古い価値観を捨ててクリエイティブな脳にする
自分がすごく時間をかけて勉強したものを捨てるって、なかなかできないですよね。
でも、そこに捉われていると新しいことに取り組めず、同じことの繰り返しになります。
これまでの経験や知識はプラスに働くこともあれば、逆に、新しい発想の邪魔になったり先入観にとらわれて物事が正しく見れなくなることもあります。
数々の偉大な実績を残し史上最強の棋士と言われている羽生善治さんは、棋譜(過去のデータ)を一気に捨ててしまうそうです。
なぜなら、過去の記憶や経験が、新しい発想やクリエイティブな思考の妨げになるから。
過去にとらわれていると、どうしても同じ行動パターンになってしまい、同じことを繰り返す人生になってしまうんですね。




だからこそ、「忘れる」必要があります
そして、考えや発想を新しくし行動を変えると、できることが増えていきます。
これまでできなかったことができるようになることもあれば、新しいものに挑戦することも増えます。
過去の時間に生きるのではなく今の時代に合った生き方をするために、
を意識してみる時間は、これからの人生をこれまでにない、新しいものにしてくれます。
という話になるので、簡単に取り組めるものをいくつかご紹介します。
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