目次
自分の生き方がわからない時に私が体験した好転のポイント
ポイント1:自分にはない世界や価値観に触れる
私はもともと海外に興味があって、国籍問わず様々な価値観を持つ人と交流をすることが好きでした。そして、ちょうど30歳に時に行ったモロッコがきっかけで、イスラムで生きる人の生き方に興味を持ち、現地の人たちと交流するようになったんですね。
そしたら、1度も働いたことがないという女性や、月2万円くらいの給与で働いている働き盛りの青年が多くいて、自分が正しいと思っていた生き方は、そもそも日本にある狭い社会の中の1部であることに気が付つきました。
聞いた話でなく、実際に体感したことがポイントでした。
それから自分の日常でも、自分とは違う価値観を持っていたり、全く違う生き方をしている人と実際に会ってみたり、話を聞いてみたりするように。
こうして自分が知らない世界を体感していったことで、さまざまな固定概念が一気に払拭され、視野が広がっていったのです。この体験は、その後の自分の生き方に大きく影響を与え続けてくれました。
ポイント2:今までの自分の人生を振りえる
視野が広がると、物事の捉え方そのものが変わっていきます。今まで自分が’’正しい’’と思っていた価値観や固定観念は、’’正しい’’、’’正しくない’’ということではなく、ただ1つの生き方に過ぎないと気が付いたんですね。
そこからは、自分と深く向き合う時間を定期的にとって、「自分は何がしたいのか」「本当はどういきたいのか」真剣に考えるようになりました。
その中でも、今までの自分の人生を振り返ったことが、自分の生き方に大きく影響したんです!
それまで、自分は何を成し遂げてきたのか?どんなことを頑張ったきたのか?そういった成果を振り返った場面は多くありましたが、’’自分の人生そのもの’’を振り返った体験はありませんでした。
心に残っている人生を丁寧に振り返って追体験したことは、自分の本当に大切にしたい価値観や今まで何を大切に生きてきたのかに気がつくきっかけとなりました。
そして、自分のこれまで生きてきた人生に価値を見出せたことで、自分の生き方に自信を持つことができ、可能性に目を向けられるようになったんです!
ポイント3:好きなことを思いっ切りやってみる
あらゆる事柄に対して自分の捉え方が変わっていくと、常識や社会的に正解とされている生き方に沿って生きることがなくなっていきました。
一般的な生き方と自分は何か違うのではないか?という考えが自体が無意味に思えたんですね。
そう思えたからこそ、もうとにかく好きなことを思いっきりやってみようと、心のままに行動してみることにしました。
たとえば、学んでみたい!と思えば時間もお金も惜しみなく使いましたし、行ってみたい!と思えばできるだけ足を運ぶようにしました。
この先役に立つのか?とか、誰かの役に立つのか?など、それがどこに行き着くかわからなくても、まずはやってみることかポイントです。
自分に制限をかけずにますはやってみたことで、’’今まで気が付いていなかった’’自分の才能に気がつくチャンスになったり、これまでやってきたことのつながりを見出せたりと、可能性がどんどん広がっていきました。
ポイント4:生きている意味を見つける
こうして行動していくうちに、何かの制限の範囲でしか考えられなかったマインドが、いつしか完全に主体的になり、今までとは違う行動をとれるようになっていったんですね。
そして、色々な価値観を持った人と出会う中で、「素敵な生き方をしているな」と思った人にはある共通点があることに気がつきました。
自分がなんのために生きているのか?すごく探求している…!
つまり、自分の使命や役割は何なのか?ということが明確だったり、明確でなくても、そこを見出そうとしている点が共通していたのです。
アメリカの心理学者、マーティン・セリグマン博士も、自身の人生を好転させ、自らの力で充実した幸せな日々を送るためには、人生の意味・意義を見出すことが大切だと提唱しています。
つまり、生き方とは、あくまで手段であって、その目的(生きる目的)のために自分で選択していくものなのです。
それから私自身も、もっと広い視野で、自分の生きている意味というものを探求するようになり、自分の生き方がより明確になっていきました。
ポイント5:「自然体」で生きる、でも他者へのリスペクトは忘れない
自分の人生を本当の意味で主体的に生きれるようになったなぁと思えるようになった私が、今とても大切にしていることは、「自然体」で生きることです。
自然体というと言葉は少し抽象的ですが、私は「自分の心に嘘をつかず、素直に行動する」と捉えています。また、何か結果を求める時も、効率や思考ばかりに頼らずに、近道せず素直なやり方を選択していくということを実践しています。
それがたとえ遠回りになったり無駄になったとしても、気にしない…!
とはいっても、どんな状況でも自分の思い通りにすべて出すというのではなく、誰かを傷つけたり不快に思うであろうことはもちろんしません。自然体で生きることと同じくらい他者へのリスペクトは忘れないように心がけています。
今では、周りからは「自然体」「純粋に生きる人」と言葉をかけてもらえることが多くなり、正しさを求めて生きていた時よりもずっと人と深く繋がれるようになりました。
また、同時に自分に起こるポジティブなこともネガティヴなことも「起こるべきもの」として受け入れて、大きな流れの中で自分が生きていると客観的にも捉えられるようになっています。
生き方は、一生懸命に探さなくても、ありのままの自分を大切にすることで、自然と自分らしい生き方ができるようになっていくものだと私は感じています。
ポイント6:やっていることや自分ができることを言う!
最後は、私ができていないけどやっていきたいなと思っているポイントを紹介して終わりにしたいと思います。
先日、ある人と話していた時に
色んな人がいるけど、その人にどんなことができるのか知らないことって結構あるよね。
と、言っていたことが印象に残ったんですね。
思い返してみたら、たまにポロッとその時やっていることを話した時、「そんなことできるの?」と言われたことがあったり、逆に「この人って、こんなこともできる人だったんだ!」と思うことって、皆さんの中にも結構ありませんか?
自分が好きでやっていることは、自然とスキルが身についてきますよね。だからこそ、それがたとえ趣味程度にやっていることでも、学んでいる途中だったとしても、思いもよらないところで誰かのためになることがあるんです。
今自分がやっていることやできることを公言することは、結構大事なポイントかもしれません。
その時もし、自信がなかったり、人に言ったにも関わらず「できなかったらどうしよう…」と恐れがでてくるとしたら、それはきっとあなたにとって大事なことだという証拠なので、ぜひ続けてみてくださいね。
大事なことでなければ、できなくてもあまり気にならないはずです…!
小さなことでもいいので、やってみたいことや自分が今できることをまずはやってみる、そして周りに認知してもらうことで、自分が想像もしていなかった未来へと繋がるはずです。
コメント