目次
自分の好き嫌いよりも、何が正しいかで生きてませんか?
私が人生にモヤモヤして自分の生き方がわからないと悩んでしまった1番原因は、「自分の好き嫌いよりも、何が正しいか」で生きていたからでした。
なぜかというと、常識から外れてしまったら、周りから「どう思われるのか?」を気にしていたんだと思いますし、「社会から必要とされなくなってしまうのでは?」と怖かったからです。
そのため、たとえば仕事では、
・正社員で働くことが正解
・会社は最低3年続けることが正解
・転職は少ない方が正解
・もし転職するなら20代のうちにするのが正解
と思っていましたし、プライベートでは、
・20代で結婚するのが正解
・子どもを産んで家を持つのが正しい幸せ
・何か飛び抜けたスキルや能力をつけるのが正解
などなど…
今思い返せば、世間の常識にものすごい縛られていました…笑
いつからかは分かりませんが、無意識にたくさんの「こうあるべき」に囚われていたんですよね。こういった「何が正しいか」といった基準が、自分の選択に大きく影響していたんです。
このように、自分の生き方がわからないと悩んでしまう背景には、何かしらの「正しさ」を求め、自分を見失ってしまっているのです。ここからは、生き方がわからないと感じてしまうよくある理由についてみていきましょう。
自分の生き方がわからないと感じてしまう理由
理由1:他者と比較してしまう
「正しさ」を求めて生きているということは、他者と比較しているという証でもあります。自分は他の人と比べて「良い」のか「悪い」のか、無意識にジャッチしていませんか?
そして、その心の裏には、他者に「置いてかれたくない」や「認められなくなってしまう」などの、何かしらの恐れがあるのではないでしょうか。
先ほども少し触れましたが、私自身なぜそんなに正しさを求めていたのかといえば、「社会から必要とされない人にはなりたくない…」という恐れがあったからです。
飛び抜けたスキルや能力もないから、将来やばいかも…
とはいえ、人は皆、本能的に他者と比較してしまう生き物です。そのため、比較してしまう自分を責めるのではなく、捉え方を変えて「自分に何が取り入れられるかな?」という視点を持ってみてください。
また、他者と比較してしまいそうな時は、過去の自分と比較するように意識してみることもオススメです。
理由2:自分と本気で向き合っていない
目の前の仕事に追われる中、毎日同じ日々の繰り返しを生きていて、自分と向き合うことを忘れてはいませんか?
毎日頑張っているあなたはとても素敵ですが、自分の人生について本気で考える時間を少しでもいいので持ってみましょう。
何かモヤモヤするな…という心の声に気づくだけで終わってしまったらもったいないです。
私自身、ずっと得体の知れないモヤモヤに蓋をして、自分を騙し騙し生きていました。今思えば、自分の人生を考えてきている’’つもり’’でいたんだなと感じています。これでは、自分の生き方がわからなくなって当然です。
でも、自分と本気で向き合い「本当はどう生きたいのか」、時間がかかっても問い続けたことで、少しずつ自分のを取り戻していくことができました。今では定期的に自分と向き合う時間を意識的に持つようにしています。
理由3:やりたいことがわからない
自分と向き合ったところで、多くの人がぶつかる壁は、「やりたいことがわからない」ということです。
「本当はどう生きたいのか?」
「本当は何がやりたいのか?」
を知ることは、生き方そのものに繋がっていく重要なポイントです。でもそんな重要なことを、ましてや自分のことなのになぜ多くの人が分からないと悩むのといえば、それはやりたくないことを無理してやっているからです。
でも、やりたくないことをやることで何かしらのメリットを得ているので、そこに矛盾がおきて、’’わからない’’と顕在意識では認識してしまうんですよね。
だから生き方だって、いくら考えてもわからないんです…!
本当はわからないのではなく、私が「正社員を辞めたら社会から外れてしまう」と思っていたように、’’今あるものを失うのが怖い’’ということが原因なのかもしれません。
理由4:年齢に縛られている
いざ、自分のやりたいことがわかったり、何か新しい可能性を見つけたとしても、「もう〇〇歳だしな…」と諦めてはいませんか?
私もようやく自分の人生を本気で向き合った時には、ちょうど30歳を迎えていました。その時私は、心の中では「モロッコで活動したい…」と思っていたのですが、そんな大きな決断をすることは、初めはできませんでした。
もう30代にもなるのに、そんなことしたら将来どうなっちゃうの…!?
結局これも、年齢を基準とした“こうあるべき”という正しさに囚われていたと後にきがつくのですが…笑
一般的な常識から外れることを恐れ年齢に縛られてしまう、そんな社会の中で生きている人は多いのかもしれません。でも自分の人生は自分のものさしでしかはかれないのです。
年齢に縛られずに、まずは常に好奇心を持って新しいことでもやってみる。この繰り返しが自分の生き方へ繋がっていくと今はそう感じています。
理由5:未経験からではスタートできない
これも、年齢と同様に思い込んでしまうポイントです。私も、生き方を模索しようと思っても、「自分にはスキルがない」ということに何度も悩まされました。
20代のうちにもっと何かスキルをつけておくべきだった…
でも、今こうして書いているライターのお仕事も、個人的にやっているコーチングも、モロッコへ行くためにと学び始めたアラビア語も、全て未経験から、それも30歳をすぎてから挑戦していき少しずつ身になってきたんです。
結局は、「未経験からではスタートできない」と自分に制限をかけていただけで、その可能性を見ていなかったのは自分だったんですよね。実際にやってみると、自分が心から純粋にやりたいと思うことであれば続けられるし、スキルはついてくるということも身を持って体験しました。
人生をスタートすることも、新しいことをすることも、何歳だろうと、なんどきでも、誰にだってできるんです。
この記事を読んでくださっているあなたに伝えたいことは、自分の可能性を狭めず、まずは1歩でもいいので行動をしてみてほしいということです。
ここからは、参考までに30歳を過ぎた私が体験して人生が好転したポイントを、振り返りながらお伝えしていきますね。
何かの1歩の後押しになったら嬉しいです!
コメント