目次
自分軸を持って生きるための7つの方法
①今の自分を受け入れる
自分軸を持って生きるということは、そもそも自分自身を信じていることが大前提となります。

自分を信じていないと、すぐに軸がぶれてしまう!
・自分軸がないと思っている自分
・周りに合わせてしまう自分
・つい人の顔をうかがってしまう自分
そんな自分を責めるのではなく、「自分にも自分軸は必ずあるし、今は見えなくなってしまっただけ」と、まずは今の自分を受け入れましょう。
もともと自分軸というものは、作るものではなくすでにあるものなんですね。生きてきた中で受けた他者からの影響や周りの環境、様々な外的要素が「自分軸」を見失う原因になっているのです。
今の自分を受け入れることで、自分の心の声や本当の望みが徐々にわかるようになっていきます。
②常に心の声に耳を傾ける
無意識ではありますが、人は日々の中でいろんなことを心の中で思っています。
ところが、そんな心の声に対して耳を傾けずに、「人によく思われたいから」「あの人はこう言っている」「常識ではこうだ」など、いろんな理由をつけて、無視し続けていることってありませんか。

無意識なことがほとんどなので、自覚がない人も多いかもしれません!
そのため、行動に移すかはいったん置いておいてたとして、まずは常に自分の本音を聞いてあげる癖をつけましょう。
自分が普段からどんなことを思っているのか、どんな感情を抱いているのか、自分で理解することが自分軸を確立していくうえでとても大切なポイントです。
③自己理解を深める
自分の心の声を聞くのと同じように、自分のことを理解することも併せて意識していきましょう。
「自分のことなんて、自分がよくわかっているよ。」そんな風に思う人もいるかもしれませんね。

わたしもずっとそう思ってきたので、その気持ちはよーーくわかります。
自己理解とは、簡単にいうと、
・価値観(何をしている時、どんな人といる時に幸せを感じるのか、何が好きなのか)
・興味関心(何に関心を持っているのか、どんなことに興味があるのか)
・性格、強み(何が得意なのか、どこに強みがあるのか)
を理解するということです。
これを見て、全てに答えがすぐ浮かんできますか?実は、自分のことって自分が1番よくわからないものなのです。
自己理解を深めるには、自分の人生を振り返ってみたり、普段話さないような価値観の違う人と交流してみたり、他者の視点から見た自分を知るなどの方法があります。
特に自分のことで気づきにくいのは、自分の強みや才能です。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
④情報に触れる機会を減らす
他人軸で行動してしまいがちな人にオススメしたいのは、「情報に触れる機会を減らす」ことです。
自分軸を持てない原因でもお話ししたように、他人軸になってしまうのは、周りのことを気にしてしまうなど、自分の考えよりも他人の考えを重要視してしまうからなんですね。
特にそんな状況にある人は、周りのことや状況が気になるので、たくさんの情報に触れているはずです。
たとえば、
・SNSやニュースをすかさず見ている
・人が集まる場所に理由なく参加している
などです。
情報に触れることは何も悪いことではありませんが、たくさんの情報に触れすぎてしまうと、何が正しくて、何を自分は信じたいのかわからなくなってしまいます。
特に自分軸がはっきり持てないうちは、意識的に情報に触れる機会を減らして、自分が何に関心があるのかにフォーカスしながら、本当に気になる情報だけ取り入れるようにしてみてくださいね。
⑤最終的な判断は自分でする
自分軸を持つということは、何も自分ひとりで考えたり悩みを解決していくというわけではありません。何かに迷った時、周りに相談したり、他者の意見を聞くというのは大切なことです。


ですが、意識したいのは、「最終的な判断は自分でする」ということ。
つまり、「他者がどう考えているか」や「他者にどう思われるか」ではなく、最終的には「自分がどうしたいのか」という自分の思いを大切にして、決断していくのです。
時には、自分以外の周りの人の多くが「自分と違う考え」を持っていたり、「自分が望んでいないアドバイス」を受けたりすることもあるかもしれません。
それでも、1番大切なのは「自分がどうありたいのか」なのです。他者の考えと違っても、自分を信じて選択できるか否かが、自分軸を持てるか持てないかの違いです。
だからこそ、常に自分の心の声に耳を傾ける癖をつけておきたいものですね。
⑥「NO」と言う勇気を持つ
特に日本人である私たちは「NO」というのがとても苦手です。つい、人によく思われたくて、人に嫌われたくなくて、本当は思ってもいないのに「YES」と言ってしまうことってありますよね。
自分軸を持って生きるとは、「自分がこうしたい、こうありたいという自分の考えのもと行動すること」でしたね。
そのため、時には、「NO」と言う勇気を持つことも大切です。
たとえば、
・人にお願いされたとしても、できないと言ってみる
・人に勧められても、興味がなければ断ってみる
・人に誘われても、行かないと言ってみる
など、自分の心の声に沿って決めながら、行動してみることを少しずつでもいいので実践してみてください。
もちろん、時と場合によっては難しいこともあるとは思いますが、そんな時でも「自分はこう思っているんだな。」ということをしっかり理解したうえで、判断するということを意識しましょう。


周りの意見や考え、自分との本音とうまく付き合えるようになってくることが理想ですよ!
⑦怖いと思うことこそ挑戦を!
周りの意見や考え、自分との本音とうまく付き合えるようになってくると、自分軸に沿って生きられるようになってきます。
ここまでくると、時に自分の想いに反することを選択する場合でも、なぜその選択をしているのか自分で理解できているはずですし、ちゃんと自分軸に戻ってくることができます。
ところが、「自分がこうしたい」という自分の考えのもと行動していくほど、「怖い」と思うこともでてくるはずなんですね。


でも、怖さがでてくるということは、自分にとって大事な可能性が高いです!
なぜなら、どうでもいいことであれば、別に怖さはそれほどでてこないからです。「怖い」という感情に寄り添ってみると、それは同時に、「関心」が強いことであったり、「好奇心」があることではないでしょうか。


もしそうであれば、怖さは「Goサイン」と私は捉えています。
そうやって、怖いと思うこと(自分にとって大切なこと)に挑戦していくと、自分軸がさらに太くなっていき、自分を確立して生きていけるようになっていきますよ。
自分軸を持って生きるとこんなメリットがある!
ここまで、自分軸を持って生きるための具体的な方法をお伝えしてきました。ぜひあなたも自分が取り組めることや状況にあわせて実践してみてくださいね。
私自身もお伝えしてきた方法を通して、自分軸がより確立していった感覚があります。そこで、ここからは、自分軸で生きることでどんなメリットがあるのか、体験を通してお話ししていきます。
悩んだり迷ったりしても立ち戻れる
自分軸を持って生きていても、自分の外側の影響を受けることだってありますし、時には悩んだり迷ったりすることも当然でてきます。
そうは言っても、自分の心の声にちゃんと寄り添い、違和感やモヤモヤする気持ちを無視せずにいれば、たとえ心がぶれても自分軸に立ち戻れる感覚があります。
何が自分にとって大切で、どんな価値観を大切にしているのかが明確であるからこそ、迷った時こそ「自分軸を再確認するチャンス」だと捉えるようになりました。


悩んだり迷ったりするということは、心の反応なんですよね。
そのため、迷いや悩みは自分軸に立ち戻るいい機会なのです。
他者や情報に振り回されない
私はこれまで、自分だけに関わることに対しては、昔からやりたいと思うことを選択してきたので、もともと自分軸はあるほうだとは思っているんですね。
ところが、「誰か」や「他者」が少しでも関わってくると、とたんに自分の意見が言えなかったり、つい相手に合わせたりするなど、自分軸がぶれがちでした。


他者や情報に振り回されて、自分軸があるんだかないんだか、そんな状態…。
なぜかと自分に問いかけてみると、それは「人からよく評価されたい」という想いがあるほか、「自分を出すことで嫌われてしまうのではないか」という根本的な恐れがあったからです。
でもそんな自分のニーズや恐れを知れたことで、自分自身の良き理解者として寄り添えるようになり、徐々に自分の本音や想い、時には「NO」を言えるように意識していくと、自分軸がぶれにくくなりました。
今では、他者や情報に必要以上に振り回されずに、他者や自分自身と心地よい距離感で生きることができています。
自分の心から望むことを選択できる
自分軸で生きられるようになると、それが他者に関わるか関わらないかに限らず、自分の心から望むことを選択できるようになっていきます。
たとえば私の場合、コロナが流行し始めた頃、
・ある著名人が「この先、職を失う人が増えるから仕事がある人はしがみつきなさい」と言っているのを聞いたとしても、仕事を辞める選択をする
・「海外に行けない」という考えを持った人が多い中でも、日本と海外を行ったり来たりする生活を送る選択をする
など、
世の中的に難しいと言われる中でも、自分の心としっかり向き合いながら、自分が望む選択ができていると感じています。


常識に沿って無意識に判断していた過去から比べたら、すごい変化…!
「これは正しい、これは正しくない」という概念はなく、「自分がどうしたいのか?」という想いのもと、そこに可能性を見出して選択していくことで、自分の人生の充実度も比べ物にならないくらい高くなりました。
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