「私の人生、このままでいいのかな・・・」なんて、ふと立ち止まって考えてしまう瞬間がありますよね。
日常に物足りなさを感じていたり、何かしら不満があったりして、現状を変えたいと願っている人は多いのではないでしょうか。
私自身、家事と育児だけの生活に虚しさを感じ、現状を変えたいとずっと思っていました。
ですが、まず何からやればいいのか分からないし、いざ行動に移そうとしたら不安になるしで、長い期間動けずにいました。
子どもの頃は、入学や卒業など、節目節目に意図せずとも環境が変わる機会があったけれど、大人になるとそうはいきません。自分で積極的に何か変えようとしない限り、現状は変わらないままです。
このままは嫌だなぁ・・・でも、実際問題、何をどうすればいいの?みんな、それを知りたいはず!
そこで今回の記事では、現状を変えたいと思ったらまず何をすればいいのか、どんな行動をとればいいのか、自身の経験も踏まえつつシェアしていきます。
現状を変えたいと一度でも思ったことのある方、また、今まさに思っている方はぜひ、最後まで読んでみてください。みんなで一緒にはじめの一歩を踏み出しましょう!
目次
現状を変えたいのに変えられないのはなぜ?
ではまず、私たちはなぜこうも現状を変えづらいのか、整理しておきます。
人には現状維持機能が備わっている
「ホメオスタシス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
これは、生物の持つ基本性質のひとつで、内部環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向のことを言います。
たとえば、暑い時は汗をかいて体温を下げる、寒い時はブルブル震えて体温を上げるなど、この性質があることで、私たちは体温を正常に保てています。
すごくありがたい機能だけど、現状を変えようとする際には、それがブレーキのように働いちゃうんですよね・・・
ホメオスタシスは、たとえ、変化させようとしているのが自分の意思であっても、安心安全な状態を保とうと、その変化を食い止めようとしてしまいます。
そのため、現状を変えたいのに変えられないという現象が起こりやすくなっているのです。
何かチャレンジしようとする際に怖さや不安が生じるのも、ホメオスタシスの働きによるものなんですね
何をすればいいか分からない
現状を変えたい!変えるぞ!と思ったものの、一体何をどうすればいいのかわからず、動けなくなっている人もいます。
なんて、ぼんやりしたイメージはあるけれど、理想があまりにも現状とかけ離れているせいで、まずやるべきことが思い浮かばないといったケースは多いのではないでしょうか。
何をすればいいか分からないまま時間が経つと、「やっぱり、このままでもいっか・・・」と諦めてしまいがちです。
変えるための心構えや具体的な行動についても、記事の中でちゃんとお伝えしていきますね!
本気で現状を変える気はある?改めて確認してみよう
現状を変えるための具体的な行動をお伝えする前に、まずやっておいて欲しいことがあります。
それは、自分自身が本気で現状を変えたいと思っているのか、現状を変える覚悟があるのかを確認する作業です。
たとえば、現状を変えたいと口では言うものの、本心では「ちょっと面倒くさいな〜」と億劫に感じている人が、現状から抜け出す行動をわざわざとれるでしょうか。
「正直どっちでもいいかな」という気持ちがあると、きっとラクな方に逃げてしまう可能性が高いです。ですから、本気の本気で現状を変えるつもりがあるのか、という点は大事なポイントになります。
ここで改めて、自分自身に問いかけてみましょう!
5年後、10年後、何も変わらない日々が続いたら・・・?
そんな状況でもない限り、人はなかなか決断・行動することができません。
「このままでもいいといえばいいような・・・」そう思っていると、あらゆることが先延ばしにされ、いつまで経っても何も変わらないなんてことになります。
「5年後、10年後、このままの日々が続いたらどうなるんだろう?」
ちょっとだけ時間をとって考えてみてください。
5年後もまだ、家事と育児だけで一日が終わっているのかな
10年後もまだ、毎晩遅くまで会社で働いてるんだろうか
いかがでしょう?具体的に想像できましたか。
想像したら、ぜひ、その未来が自分にどんな感情をもたらすのか、じっくり味わってみてください。
もし、「そんな未来は絶対嫌だ!!!」と思うのであれば、違う未来をつかみ取るため、面倒くさくとも怖くとも、現状を変えるために今動く必要があります。
今死んだら、何を思うだろう
なんて人もいるかもしれませんね。
そういった場合は、仮に今死んだら、自分は何を思うだろうかと考えてみてください。
もっと親に会いに行けばよかった。親孝行したかったな・・・
失敗してもいいから、いろんなことにチャレンジすればよかった・・・
時間もお金も、使えるだけ使って楽しめばよかった・・・
みなさんはどうでしたか?
私も想像してみましたが、「あんなことするんじゃなかった」なんてことはひとつも出てこなくて、「あの時○○すればよかった」という、やらなかったことへの後悔がたくさん出てきました
日本という安全な国に生きていると、いつまでも生きていられそうな気がしてしまいますが、いつか必ず終わりがきます。
その時、どんな感情で、どんな表情で旅立っていきたいのか、それを想像してみることで、今の過ごし方が大きく変わってきます。
やりきったぞ!思い残したことなんてひとつもないぞ!って思えたらいいですよね
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