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もう頑張りたくない!そんな時の自分対処法
頑張れない自分を受け入れる
きっとあなたは、「頑張れない状況を何とか変えなきゃ」と思っているのではないでしょうか?そんな時は、変えるのではなく、まずは「頑張りたくない」と思っている自分を受け入れてみましょう。
頑張りたいのに頑張れない時、多くの人は
と、自分に責めの言葉をかけてしまいがちです。
頑張れない時、いくら自分を責めて追い込んでも、良い方向にはいきません。
まずは、「頑張りたくないと思っているんだね」と自分を受け入れ、寄り添ってあげましょう。
頑張ることを思い切ってやめてみる
頑張れない自分を受け入れられたら、「頑張ることを思い切ってやめてみる」ということも考えてみましょう。
自分が「頑張らなきゃ」と思っていることは、どんなことなのかを改めて書き出してみて、本当に頑張りたいと思っているのか、頑張らねばならないのか、整理してみることもオススメです。
また、何もしない日をつくったり、とことん頑張ることをやめる時間をつくったりなど、意識的に頑張ることをやめてみることも必要です。
その際、自分の体感覚としてどんな感じがするのか、頑張らないことでどんな感情が湧いてくるのか、自分と向き合う時間をとることも忘れずに。
特に普段、休む時間をつくらずに頑張って動いている人は、このような「空白」の時間を持つことで、普段考えられなかったことや、感じられなかった感情に気がつく良い機会になりますよ。
「頑張らない」でなりたい自分になるコツを知りたい方はこちらも参考に!
心の想いに耳を傾ける
頑張りたいのに頑張れない…と悩んでいるあなたは、「頑張らなければ」と思っているから悩んでいるはずです。
そこで、自分の心に問いかけてみてほしいのですが、頑張ることをやめたらどうなると思っているのでしょうか?

私自身もいまだに、「今日は何も頑張らなかったな…」と、たまに焦りがでてくる時があります。
そして、そんな自分に、「なんで頑張ることをやめたらダメなのか?」と問いかけてみると、「仕事が全くなくなってしまうのではないか」「人から見放されるのではないか」という恐れがあることに気がつきました。
これは人それぞれの理由があり、頑張ることをやめることで、自分が恐れていることが起きるのではないか?と潜在的に思っているのです。
基本的に、恐れから行動したり、頑張ったりすることは、結果的にうまくいきません。なぜなら、自分が本来望んでいる道から外れてしまうからです。
頑張りたくないことは頑張らなくてもいいのです。なぜ頑張らなければならないと思っているのか?その裏の想いを知ると案外気持ちもスッキリするはずです。
頑張らなくてもできることをやってみる
頑張りたいのに頑張れない理由でも触れたように、頑張れないのは、本心では「やりたくない」「合っていない」からです。









シンプルにいうと、好きではないということ!
そもそも、好きなことであれば、「頑張らなくては」という義務感を持たずに、自然に頑張れるはずです。そのため、今の自分が「頑張らなくてもできること」を探してみましょう。
というのも、実は自分の好きなことや得意なことって、すでに自然にやっているものなんですね。
そうはいっても、「できることなんてない」という声が聞こえてきそうですが、何もうまくできなくてもいいんです。









やりたいと思っているけどやれない時、それは頑張れないのではなく失敗を恐れているのです。
まずは、ただやってみたいことを、うまくできなくてもいいからやってみる。そんな気持ちでできることに時間を使ってみてください。
自分には何もできない…そんな悩みを抱えている人はこちらの記事も参考にどうぞ!
選択肢を広げてみよう
頑張ってきたけど、「もう頑張りたくない!」と思っている人は、自分の決めたことや1つの選択肢に固執してしまっている場合もあります。
特に私たち日本人の中には、
というような固定観念を持っている人が多くいます。
そんな状況で頑張ったとしても、結局のところ「これを頑張るしかない」「この方法で頑張るしかない」と視野が狭くなり、あらゆる可能性まで狭めてしまうんですね。
何のために頑張っているのか?が明確であれば、そこに到達するまでの選択肢はいくらでもあるはずです。また、1度やると決めたことだとしても、変えていいしやめてもいいのです。
選択肢を広げることで、自分が頑張っている先の本来の目的に向かって柔軟に行動できることが理想です。
目標や目的を明確にする
人間だれにでも「成長意欲」があるので、基本的には生きる上で「何か頑張りたい」と思うものです。
ところが、その目標や目的が明確でなかったり、ズレてしまったりしていると、結果として頑張り続けることはできません。
そのため、自分は「何のために頑張るのか?」目標や目的を明確にしましょう。
人によっては、「3年後にこうなっていたい」というビジョンに向かって頑張ることが充実感につながるかもしれませんし、「こんな自分でありたい」という価値観を満たすために頑張ることが合っている場合もあります。
いずれにしても、自分にとっての幸せな人生につながることが最も重要なポイントです。
ですので、短期的な目標や目的を決めることもそうですが、自分にとって「何が幸せなのか」「何が喜びなのか」ということも、きちんと自分で理解しておくことが大切です。
頑張ることが当たり前だと思っていた私が頑張らなくなった考え方
ここまで、頑張りたいのに頑張れない理由や、その際の対処法についてお話ししてきましたが、そんな私もこれまでずっと「頑張ることが当たり前」だと思って生きてきました。
ところが、いくら頑張ってもいっこうに人生に充実感が持てず、何のために頑張っているのかわからなくなってしまったことがありました。









そして、もうどうなってもいいや!と、半ば開き直って頑張ることをやめたら、返って生きるのが楽しくなりました!
最後に、頑張ることが当たり前だと思っていた私が頑張らなくなった考え方を紹介してこの記事を終えたいと思います。
「頑張らなきゃ」ではなく「頑張りたい」のか
「自分はこの会社で何を頑張れるのか?」そんな考えを持って就職した人は多いのではないでしょうか?
私自身も会社員時代、「役に立ちたい」という気持ちがベースにあったからか、常に自分が頑張れることを考えて職種を選んでいました。
ところが、数年立つと「なんか頑張れない…」という状況に陥り、転職をしても、また同じ状況になってしまい、自分が情けなく感じてしまったんですね。









でも、もう頑張りたくない…。
本音では、やりたいことじゃないと分かっていたけど、仕事なんだから頑張らなきゃと自分に課し続けていたのです。
でも改めて、「それは本当に自分が頑張りたい仕事なのか?」と問いかけてみると、答えは「NO」でした。
そんなある時、何の役に立つかわからないけど頑張ってみたいと思ったアラビア語を勉強してみたり、苦手だけどやってみたいと思ったライティングを学んでみたりしたんですね。
今ではそれが、モロッコの現地ツアーの活動、ライターとしての活動につながり、楽しく続けられています。
いずれも共通していたのは、「頑張らなきゃ」という義務感ではなく、自然に「頑張りたい」と思って学んでいた点です。
人は頑張りたいことじゃないと頑張り続けることはできない。「役に立つか、できるか」で考えるのではなく、「やってみたい、頑張りたい」と思ったことをやってみよう!
「頑張りたい」と思ったことでも、心変わりする
いくら「頑張りたい」と思ったことでも、時には心変わりすることもありますし、実際にやってみたら違った!なんてこともありますよね。









実際に私自身も、「頑張りたい!」「やってみたい!」と思ってやってみたけど、心変わりして辞めたものは五万とあります。笑
友人からも、「会うたびに何か新しいことしてるよね」って言われるくらい、色んなことに「挑戦してみては辞める」をくり返してきました。
以前は、自分は「飽きっぽいんではないか」「忍耐力がないのではないか」と思ったこともありましたが、そもそも「何かをやる」「何かを頑張る」というのは、手段であって目的ではないと分かってからは、さまざまな選択肢の中の1つとして捉えるようになりました。









つまり、「頑張りたい」と思ったことでも心変わりすることは、自然なこととも言えますね。選択肢なんてたくさんあるのですから!
大切なのは、「なぜそれを頑張るのか?」なのです。だからこそ、自分の人生の目的や幸せを明確にしておくことは大切なのです。
「頑張りたい」と思ったことでも、心変わりするのは自然なこと。大切なのは、頑張る先にある自分の本来の目的!
「頑張れないこと」を諦めると返って良い結果を招く
そもそも人には得手不得手があるので、「頑張れないこと」なんてたくさんあるのです。ところが、私もずっと、「なんでも自分で頑張らなければならない」という固定観念を持っていたので、頑張れないことも頑張ろうと必死でやってきました。
ところが、色んな価値観を持った人たちと交流するようになって、「人は違うからこそ助け合える」という価値観に出会い、考え方がガラッと変わりました。









「頑張れないこと」は諦めていいのかも。
そんな風に思ってから、とっても怖かったのですが、自分の「頑張れない」「できない」を認めていき、人に言えるようになると、返って人とのつながりが強くなったり、人に助けてもらえるようになったのです。
そしてその分、自分が自然と頑張れることを人のためにすることを意識するようになると、人に喜ばれることも増えていきました。
また、数年立つと「なんか頑張れない…」という状況に陥っていた仕事も、思い切って辞めてみたからこそ、今自分がやりたいことを仕事にできていると思うと、「頑張れないこと」を諦めた方が返って良い結果を招くのでは?と体験から感じています。
「頑張れないこと」は別に諦めても良い。自分が自然に頑張れることにフォーカスして、人に役立てよう!
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