やる気が全くない訳ではないけれど、なぜか頑張れない時ってありますよね。
気持ちは頑張らなきゃ!と思っているのに、時間ばかりが過ぎていく…そんな時、心の底では、「もう頑張りたくない…!」そんな風に叫んでいるのかもしれませんね。
でも同時に、「周りは頑張っているのに自分ってダメだな」「頑張れない自分は甘えているんじゃないか」など、自分を責めてはいないでしょうか。

私自身も、常に頑張る自分でいなければ!とずっと思っていました。
ところが、頑張ることが必ずしもいいことではないと分かるようになってからは、無理に頑張ることをやめました。そして、人間誰にでも頑張れない時があることを知ったのです。
そんな今では、一生懸命に頑張らなくても、自分の人生を自分のペースで生きられるようになり、無理せずに楽しく日々を過ごせています。
そこで今回の記事では、頑張りたいのに頑張れない理由や、「もう頑張りたくない」と思う時の自分対処法についてお話ししていきます。
目次
「頑張る」ってどういうこと?
ところで、みなさんは「頑張る」という言葉をどのように捉えていますでしょうか?ちなみに、調べてみると、
1 困難にめげないで我慢してやり抜く。
Weblio辞書
2 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。
3 ある場所を占めて動かないでいる。
という意味があります。
私たちが普段使っている「頑張る」というのは、1の「困難にめげないで我慢してやり抜く。」という意味合いがほとんどですよね。
特に日本では、「我慢が美徳」とされる風潮があるので、「頑張ることが素晴らしい!」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。








頑張れ!頑張ってね!という言葉を人にかけたり、かけられたりすることも多いのでは?
ところが、そんな応援の言葉をかけかれることが返って辛い時もありますよね。頑張りたくてもなんだか頑張れない…その理由を考えてみましょう。
頑張りたいのに頑張れない理由とは?
自分に合ったことをやっていない
「もう頑張りたくない…。」もし、あなたがそんな状態にあるのならば、それはもしかしたら「自分に合ったこと」をやっていないからなのかもしれません。
なぜなら、自分がどんなに努力してもどうにもならない時は、自分の不得意なことをやっていたり、自分に合った場所に身をおいていない場合がほとんどだからです。
たとえば、勉強が全くできなかった学生が職人の道で開花したり、会社員で全く仕事ができない社員が自分で仕事をしたら成功したりなど、そのような話を聞いたことがないでしょうか。








どんなに頑張って努力してもうまくいかない時は、それは’’自分に合っていない’’というサインなのかもしれませんよ。
言い換えれば、自分に合う事柄や環境は必ず用意されているということです。
本音では頑張りたいと思っていない
頑張りたいのに頑張れない…そんなモヤモヤとした感情を抱えているあなたは、もしかしたら本音では頑張りたいと思っていない場合も考えられます。








つまり、頭では「頑張った方がいい」「頑張るべき」と考えているのに、心では「頑張りたくない」と思っているので、綱引き状態にあるということ!
そして、そんな状態の時は決まって「やりたいと思っていない」ことばかりを自分に課している状態がほとんどです。
ぜひ今一度、「本当に頑張りたいと思っているのかな?」と自分に問いかけてみてください。
答えが「Yes」でも「No」でも、同じように「頑張ることで何を求めているのか?」を1歩深掘りして考えてみてください。
頑張ることは我慢だと思っている
「頑張る」という言葉を聞いて、あなたはどんなイメージが湧きますか?








私は今まで頑張ることは耐えることだと思っていました。
日本では、「我慢が美徳」とされる風潮があると先述しましたが、それが故に「頑張る」=「我慢」と思っている人が多いのも事実です。
頑張るとは、困難にめげないで我慢してやり抜くという意味があるので、間違いではありません。
ところが、「我慢すること」だと常に思ってしまうと、「頑張らねばならない」という気持ちが大きくなってしまうばかりか、無意識に「耐えること」「我慢すること」を選んでしまいます。
決めたことはやり抜かなければならないと思っている
頑張ることは我慢だという考えと同じくらい多いのが、「決めたことはやり抜かなければならない」という考え方です。








決めたことをやり抜くって、なんだか素敵なイメージがある!
たしかに、1度決めたことをやり抜くことはいいことですし、良いイメージがありますが、それを絶対としてしまうと、返って視野を狭めてしまいかねません。
もう頑張りたくない…そんな風に感じた時は、やり方を変えてみたり、そもそも本当にやるべきことなのかを考えてみたりするなど、修正・変更することも必要なのです。
頑張る目的が明確にない
たとえば、「仕事で良い結果を残したい」「何か資格を取得したい」などの気持ちがあったとしても、それが何の目的なのか、もっと言うと自分の人生の喜びにつながっていなければ、頑張れないのです。








漠然と人生を充実させたくて「とにかく頑張りたい!」、過去の私もそんな風に思っていました。
たしかに、仕事で良い結果を残すために頑張ったり、資格を取得するために頑張って勉強したりすることは、いっときの充実感につながるかもしれません。
ですが、その先の頑張る目的が明確になければ、いずれ「自分は何のために頑張っているのだろう?」と疑問が湧くうえ、そんなことを繰り返しているうちに、「頑張りたいのに頑張れない…もう頑張りたくない!」という状況に陥ってしまうのです。
ここからは、「もう頑張りたくない…でもどうしたらいいの?」そんな状況にある人へ対処法をお話ししていきます。
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