「あ〜もうどうして・・・・」と頭を抱えたくなるくらい、何をやってもうまくいかない時ってありますよね。
なぜこうもうまくいかないのか、八方塞がりのような現実からどのようにして抜け出していけばいいのか、ということに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、
何もかも上手くいかない!どうしたらこの現実は変わっていくのだろう・・・。
と悩んだ時がありました。
そこから、自分でいろいろ試していくうちに、”もっと自分を大切にしていくことで毎日が変化していく”ということや、”考え方を変えるともっと毎日をラクに楽しく生きられるようになる”ということが分かるようになり、「なにもかもうまくいかない・・・」という日々から抜け出すことができたのです。
そこで今回は、何をやってもうまくいかない原因・理由と、何をやってもうまくいかない人生を好転させていくコツをご紹介します。
鬱々とした日々から抜け出して、もっと人生を思いきり楽しんでいきたい!という方、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
何をやってもうまくいかないのはどうして?その原因とは
あれこれ試してみても、うまくいかない・・・。その理由は何なのでしょうか。うまくいかない原因を知るだけでも気持ちがスッキリしていきます。
そんな何をやってもうまくいかない原因について、見ていきましょう。
“ダメ”な方にばかり意識が向いてしまっている
何をやってもうまくいかない時は、自分の意識が 「うまくいかない」方にばかり向いてしまっていることが多いです。
本当はうまくいっていることもあるのかもしれないのに、「ダメだ・・・」と思い込んでしまっていることもあります。
人間の脳には、RASという機能があります。RASとは、Reticular Activating Systemの略で、日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言い、脳に入ってくる情報を処理してくれるフィルターの様な役割をします。そして、自分にとって“必要”と思う情報だけ取り上げてくれるのです。
何を必要と判断するかと言うと、“自分が意識を向けたもの”に対してです。
そのため、「うまくいかない・・・」という方にばかり意識を向けていると、本当にうまくいかない状況ばかり脳が拾ってくるようになり、本当は何か上手くいっていることがあったとしても、フィルター機能によって見えなくなってしまっているのです。
ダメな方にばかり意識を向けてしまっていることで、うまくいかないという情報を脳がインプットし、そのような現実を体験してしまうようになります。
ストレスを溜め込んでしまっている
ストレスを溜め込んでしまっている場合も、うまくいかない現実を作ってしまう原因になることがあります。
うまくストレスを発散できれば、気持ちも前向きになり、心の余裕ができたことで今の状況を良くしていけるための方法を思いついたりして、行動に移していくことができます。
しかし、ストレスを発散できずに溜め込んでしまうと気持ちの余裕もなくなり、自分の視野も狭くなってしまって
とうまくいかない状況ばかりに意識が向いてしまうようになるのです。
疲れていてストレスが溜まっているのにも関わらず、そのストレスをうまく発散できていない時は、何をやってもうまくいかないという状況に陥りがちです。
自分の疲れやストレスをそのままにせず、発散していけると良いですね。
自分が本当にやりたいことをやっていない
うまくいかないのは、実は自分が本当にやりたいことをやっていないということが1つの原因として考えられます。
本当にやりたいこと・好きなことはあるのに、それを我慢してしまっているとそれ自体もストレスになりますし、やりたいことや好きなことができていない状況が「うまくいっていない」と思ってしまうことにも繋がってしまいます。
また、「うまくいかせたい」と思っていることが「こうした方が良いだろう・・・」と頭で考えたものだとしたら、それは自分が本当に望むものではないので、無意識にブレーキがかかってしまったり、なかなか行動に移せない・・・という原因にもなります。
そして結果的に「何をやってもうまくいかない・・・」という状況になってしまうのです。
なぜか上手くいかない・・・という時はこれは自分が本当にやりたいこと?と問いかけてみるのも良いですね。そして、自分が本当にやりたいこと・好きなことに1日の中で5分でも良いから取り組んでみましょう。
変わってしまうことが怖い
“何をやってもうまくいかない”という状況を変えたい!と自分の意識では思っていますが、実は無意識では今の現状を変えたくないという心のブレーキがかかってしまっていることがあります。
人間にはホメオスタシス(恒常性)という現状を保とうとする働きがあります。
この機能により、体温を36度台に保つことができたり、転んでどこかを擦りむいたとしても、時間がたてば傷も癒えて健康な状態に戻すことができたりと命を守ってくれているのですが、反対に言えば今の状況・現状から変化してしまうことを避けてしまうようになります。
生命を守るための防衛本能として、現状を維持させようとする力が働いてしまうため、たとえ今の現状が自分にとって望んだものではなかったとしても、そこから変わってしまう(うまくいってしまう)ことに怖さを感じて心の中でブレーキを踏んでしまいます。
そのため、この状況をなんとかしたい!と思っても現状を維持したい無意識のブレーキによって、なかなか変われないという状況に陥ってしまいます。
・“ダメ”な方に意識が向いている
・ストレスを溜め込んでいる
・本当にやりたいことをやっていない
・変わってしまうことが怖い
何をやってもうまくいかない人の特徴
何をやってもうまくいかない原因についてお伝えしました。次は、何をやってもうまくいかない状況になってしまいがちな人の特徴についてみていきましょう。
自己否定が強い
「私はなんてダメなんだろう・・・・」と自己否定が強い人は、自分の状況においても”ダメな所”をみつけてしまいがちで、結果的に「うまくいかない・・・」という状況になってしまいます。
そしてそんなうまくいかない状況をみて「やっぱり私はダメなんだ・・・」と自己否定を強めてしまいます。
ないもの探し上手
うまくいっていないものを探すのが上手になってしまっています。
あれもうまくいかない、これもうまくいっていない、と“ない”もの探しが上手になってしまっているため「何をやってもうまくいかない・・・」という現実になってしまいます。
ないもの探しが上手になってしまっていると、本当は上手くいっているところもあるかもしれないのに、それ自体も気づかなくなってしまっているのです。
継続するのが苦手
うまくいかない状況をなんとかしたくて行動してみるも、それが続かない人も結局「何をやってもうまくいかない・・・」という状況になってしまっています。
続けていくことで、気づくことがあったり現状を打破するきっかけを得られることもあるのですが、その前に諦めてしまうため、うまくいかない状況に戻ってしまうのです。
人生が上手くいっている人の共通点
続いて反対に、人生が上手くいっている人の共通点をみてみましょう。この共通点を知ることで、自分のうまくいっていない状況を変えていくためのヒントをもらえますよ。
自分を認めている
人生を自分らしく楽しんで生きている人、上手くいっている人は自分自身のことを認めている人が多いです。
自分の良いところも悪いところも受け入れ、認め、自分の良いところを伸ばしていくためにはどうしたら良いだろう?と考えて行動に移せます。
自分で自分のことを認められることができるため心に余裕を持つことができます。
あるもの探し上手
人生が上手くいっている人は“あるもの探し”が上手です。たとえ1つ上手くいっていないことがあっても、
とある方に目を向けて感謝しています。
上手くいっていないことに対しても、
と学べることがあったと前向きに捉えることができています。
あるもの探しが上手になることで、自分自身に対して、自分の環境に対しても「これだけある」と思えるため不足感や不満から開放されて、充実した人生を送ることができます。
挑戦すること楽しんでいる
何か新しいことに挑戦することを楽しんでやっています。
と楽しんでトライすることができます。
人間は変化を怖がるものなので、通常は新しいことに挑戦することも怖くなってしまいますが、挑戦すること=楽しいというマインドセットになっているため、行動していくことを楽しむことができます。
上手くいくまでやり続けている
うまくいくまで諦めずにやり続けることができます。「じゃあこの方法だったらどうだろう?」と工夫をしながら継続し、「うまくいった・・・!」という結果を得られます。
自分に合ったやり方をみつけ、上手くいくまでやり続けていくことで「上手くいかない・・・」という日々から抜け出すことができ、人生を思いきり楽しんでいきていくことができるのです。
何をやってもうまくいかない時はどうしたらいい?人生を好転させていくコツ
人生がうまくいっている人の共通点をお伝えしてきました。次は、具体的に何をやってもうまくいかない時の対処法についてシェアしていきます。
ぜひ実践して、「うまくいかない・・・・」と悩む日々からさよならしてくださいね!
コツ1:やってきた自分を認める
「何をやってもうまくいかない・・・」と悩んでいるということは、“何かその状況を変えるためにやってきたことがある”ということです。
そうやってやってきたご自身のことをまずは認めてあげてください。「よくやっている。がんばってきたね。」と自分自身に声をかけてあげてください。
うまくいかない・・・ということに対して自分自身を責めるのではなく、その現実を変えるために何か少しでもやってきた自分を労ってあげることで、
ということに気づくことができ、心に余裕ができます。
うまくいかない状況をなんとかしたいと思ってインターネットで検索してみた、ということも立派な行動です。
まずはそうしてやってきたご自身のことを認めてあげてくださいね。
コツ2:本当に何もうまくいっていないのか?を自分に問いかける
本当に何もかもうまくいっていないのか?ということを自分に問いかけてみましょう。
本当はうまくいっていることもあるかもしれないのに、「うまくいかない・・・」という方に意識を向けているため、上手くいっていることが見えなくなっている場合もあります。
と自分に問いかけてみることで、うまくいっていることを脳は見つけてきてくれます。
そしてそのうまくいっていることがどんなに小さなことだったとしても、それを認めていきましょう。例えば「今日は、起きようと思った時間に起きて、ゆっくりストレッチできたな・・・」ということも上手くいったことの中に入ります。
そんな小さなことを・・・と思わず、そういったことを「うまくいっている」と意識して認めることで、どんどん上手くいっていることに目を向けられるようになっていきます。
コツ3:上手くいっていることを探す
まずは意識して“上手くいっている”ことを探してみましょう。上手くいっていることがある、と脳に意識づけるために思いついた“上手くいっていること”をノートに書き出してみることもおすすめです。
意識して探してみることで、最初は見つけるのが難しかったとしても、1つ見つかるとどんどん他の上手くいっていることも見つけることができます。
すると、
と自覚することができ、うまくいかない・・・という日々から抜け出すことができます。
コツ4:どうなったら嬉しいのか?を明確にする
上手くいっていない状況がどうなったら嬉しいのかを明確にしてみましょう。「こうなったら嬉しいな〜。」と思うことをどんどん書き出していきます。
すると自分の理想が明確になり、そうなっていくためにはどうしたらいいのだろうか?という次にやるべきことがみえてきます。
自分の理想を知って明確にするだけでも気持ちは上がりますし、次の1歩が見えてくるのでおすすめです!
コツ5:新しいことに挑戦する
今までやったことのないことに挑戦してみましょう。できればそれが自分が本当はやってみたかったけれどできていなかったことや、自分の理想に近づくための行動であるとより良いです。
自分がやってみたこと、興味のあることに挑戦してみるとそれだけで「楽しい!」と感じられ毎日が充実していきますし、何か行動に移してみれば必ず結果が見えてきます。
その結果を元に、「次はこうしてみようかな・・・」と新たなアイディアが生まれることがあるので、新しいことにトライしていきましょう。
コツ6:上手くいっている人に相談する
例えば仕事がうまくいかないことで悩んでいるのだとしたら、その悩んでいる分野で上手くいっている人に相談してみるのもおすすめです。
うまくいっていない人に相談してもそこからうまくいく糸口を見つけ出すのは難しいですが、上手くいっている人に相談してみることで自分にはなかった新しい視点をもらい、現状を打破するきっかけを得ることができます。
悩んでいることがあったら、それに対して上手くいっている人に相談してみて、どうしていったらいいか、ヒントをもらいましょう。
コツ7:環境を変える
何をやってもうまくいかない、という時は環境を変えてみるのも手です。住む場所を変える、行動範囲を変える、出会う人を変えてみることで、何かしら変化が生まれてきます。
特に、どんな人と一緒にいるのかは自分の人生に大きな影響を与えます。すでに自分の理想を叶えている人や、夢に向かって行動している人と出会っていくことで刺激になり、前向きに行動していくことができます。
環境を変えてみたい、という方はぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
コツ8:ストレスを上手に発散する
ストレスを溜め込んでしまっている状態は、うまくいかない原因にもなってしまいます。そのため、ストレスはこまめに発散していくようにしましょう。
どんなことをするとリフレッシュされて気持ちがスッキリしていきますか?できればそれをリストアップしてみてください。
・お風呂に入ると心も体もリラックスしていく
・海をぼーっと眺めているのが好き
など、自分のストレスが解消される方法を見つけて、ストレスを溜め込まずに済むようにその時に合わせてリフレッシュ法を試してみてください。
すると気持ちがスッキリして、余裕を持つことができます。
コツ9:好きなことに夢中になる
自分が好きなことに没頭する時間を作ってみましょう。好きなことをやる時間は、自分にエネルギーや活力をあたえてくれます。
好きなことに夢中になれる時間があるだけで、充実感を得られますし、気持ちがどんどん明るくなっていきます。
すると、「よしっ、やっていくぞ♪」と自分の現状をなんとかしていくための行動もしやすくなっていきます。
好きなものが何なのか分からない・・・という場合はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
コツ10:うまくいくまでやり続ける
大事なことは、上手くいくまであきらめずにやり続けていくことです。一つやって「ダメだった・・・」となっても、別の方法では上手くいくかもしれません。
自分自身のことを認め、やってきたことに対して労いながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。
自分の意識の向けるところを変えてみるだけで、必ずこのうまくいかない状況を打破する方法は見つかります。
うまくいくまでやり続けて、毎日が楽しい!と思える日々にしていきましょう。
何をしてもやっぱり上手くいかない・・・そんな時は
うまくいかない状況からさよならするにはどうしたらいいか、その具体的な方法についてご紹介しました。
実践していくことで、「うまくいった!」という現実を体験していくことができますが、それでもやっぱりうまくいかない・・・と感じてしまうこともありますよね。
そんな時にどんな風に考えると気持ちがラクになるのか、というポイントをシェアさせてください。
コツ11:うまくいかせようとするのをやめる
何をやってもうまくいかない・・・と感じる状況って本当にしんどいし苦しいですよね。
だからこそ「この状況をなんとかしたい!」と思って行動していきますが、その時に大切なのは「うまくいかせよう」と肩肘をはってしまわないことです。
「今度こそは・・・!」と力むあまりに、空回りしてしまって結果的にうまくいかない・・・ということになってしまうことがあります。
「うまくいかせよう!」と力むのをやめて、ただやることに集中していきましょう。余分な力がとれることによって、気持ちにも余裕がでてきます。気持ちに余裕がでてくると、良いアイディアも浮かんできやすくなってきます。
肩の力を抜いていきましょう。
コツ12:何をやってもうまくいかない時もあるさ、と認めよう
色々試してもうまくいかない時は、「そういう時もあるさ。」と認めていきましょう。現状をなんとかしたくて闇雲に動いたとしても、上手くいくことはありません。
失敗すること、は誰にでもあります。そんな自分を「ダメだ・・・」と思い責め、落ち込むのはやめて、「そういう時だってあるよね。」と思うようにしていきましょう。
それだけで気持ちがラクになっていきますよ。
私もうまくいかない・・・と思った時はそういう時もあるよねって認めるようにします。認めるだけで心がフワっと軽くなっていきますし、前向きな気持ちを取り戻すことができます。
コツ13:今は人生の休憩タイムだと考える
何をやってもうまくいかない時は、今は人生の休憩タイムなんだと考えましょう。ちょっと休憩して、次に進んでいくためのエネルギーチャージの時間だと思い、できるだけ自分の気持ちに寄り添ってあげてください。
・ぼーっとしたかったらぼーっとする時間をとる
・忙しくて自分がやりたくてもできなかったことがあったのなら、それをやってみる
など、一旦この状況をなんとかするための行動はおやすみして、自分がしたいように、できることをやってみましょう。
そうやって一旦休憩タイムをとることで、元気が戻ってきます。自分の気持ちが明るくなってきたらまた、「じゃあこれやってみようかな♪」と思いついたことをやっていきましょう。
自分の気持ちに寄り添い、自分自身を大切にしていってくださいね。
1.やってきた自分を認める
2.「本当に何も上手くいっていない?」と問いかける
3.上手くいっていることを探す
4.どうなったら嬉しいのかを明確にする
5.新しいことに挑戦する
6.上手くいっている人に相談する
7.環境を変える
8.ストレスを上手に発散する
9.好きなことに夢中になる
10.うまくいくまでやり続ける
11.うまくいかせようとするのをやめる
12.何をやってもうまくいかない時もある、と認める
13.今は人生の休憩タイムだと考える
まとめ
何をやってもうまくいかない原因、上手くいかない人の特徴や人生がうまくいっている人の共通点、人生を好転させていくための具体的な方法や気持ちがラクになる考え方についてシェアしてきました。
「うまくいかない・・・」と感じている時は本当にしんどいですよね。
その日々から脱却して、自分が本当に楽しい!と心から楽しめるようになっていくためには、自分自身を大切にしていくこと、意識・考え方をちょっと変えていくこと、そしてできることから行動に移していくことが大切です。
最後まで読んでくださったあなたの毎日が充実していき、自分らしく思いきり楽しんでいける人生を過ごしていけることを願っています‼︎
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