「人の役に立ちたい」と思う心理とは?自分も相手も幸せになる考え方
人生にワクワクを

「人の役に立ちたい」と思う心理とは?自分も相手も幸せになる考え方

人の役に立ちたいと思ったときに必要な考え方

電球

あなたが「人の役に立ちたい」と思った裏側には、どんな願いがありましたか?

表面的な「人の役に立つかどうか」を軸に、行動したり仕事を選んだりして頑張ってみても、自分が何を満たしたいと思っているのかが分からなければ、続きません。

ここでは、人の役に立ちたいと思ったときに必要な考え方についてお話ししていきます。

根本的に、人は誰かの役に立っている

人の役に立ちたいと思わなくても、人は何かしらの形で人の役に立っています。また、役に立つか立たないかだけが価値の全てではないと知っておきましょう。

極論の話にはなりますが、生まれてきた赤ちゃんは何もできません。それを見て、何の役にも立たないから価値がないと思う人はいるでしょうか?きっと、存在しているだけで「命って素晴らしい」と思うはずです。

また、たとえ「全く人の役に立たない」と思っている仕事でも、本当に全く人の役に立ってないのであれば、その仕事はとっくに無くなっています。

それに、年金や税金を納めているだけでも、誰かの役に立っているのですよ。

Ayana
Ayana

人は根本的に、誰かの役に立っている!

そう考えてみると、「役に立っても立たなくてもどちらでもいい!」と思って何かをやっても、どうせ人の役に立つのです。

それならば、自分を満たすために、本当に好きなことをやったほうが、自分も相手も幸せになるのではないでしょうか。

自分のためにやることが人の役に立つ

多くの人が気がついていないのが、人の役に立ちそうなことをするよりも、自分のためにやることが、圧倒的に人の役に立つのです。

Ayana
Ayana

私もこの部分は、言われても最初はよくわかりませんでした。

でも、よく考えてみたら、自分が好きなことをやるのと、頭で必要だと思ってやることでは、そこにかける時間もエネルギーも全く違うものになりませんか?

つまり、前者の方が圧倒的にスキルも能力もあがっていくんですね。最初は誰の役に立たなくても、続けていれば、結果として、「あなたのやっていることを必要」としてくれる人が現れるのです。

そのため、一見何の役に立つのか分からないと思うことでも、自分が好きでやってみたいことは、どんどんやってみることをオススメします。

人の役に立つ仕事がしたい!と思ったら・・

「人の役に立つ仕事がしたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

Ayana
Ayana

せっかく1日の大半を費やすのだから、人の役に立つと思える仕事をしたいですよね。

でも、結論から言うと、人の役に立たない仕事などありません。粗悪な仕事は別として、世の中のほとんどの仕事が、誰かのためになっています。では、その違いは何かというと、直接的か間接的かだけなんですよね。

つまり、ここでのポイントは、

「どんな人たちに対して、どのように役に立ちたいか」です。

そこをしっかりと内省せずに、表面的に「人の役に立ちそう」「社会的に役に立つから」という理由で職業を選択してしまうと、後に「こんなはずじゃなかった…」と苦しくなってしまいます。

Ayana
Ayana

これは私も身を持って経験しています…汗

自分が関わる仕事が、どんな人の役に立ったら嬉しいのか?そして、自分はその人たちに対してどのように関わっていきたいのか?そこをしっかりと自分に問いかけることが大切ですよ。

「人の役に立ちたい」という想いを叶えるためにできること

you can do it

ここまでは、「人の役に立ちたい」という願いの心理についてフォーカスしてきました。ここからは、「人の役に立ちたい」という想いを叶えるためにできることについて具体的にお話ししていきます。

人の役に立ちたいと思ったまず自分の意識を内側へ

人の役に立ちたいと思ったら、まずは自分の意識を内側に向けましょう。というのも、多くの人は、「どんな仕事が役に立つか?」「何が人の役に立つのか?」など、外側に意識がいってしまうからです。

自分のことを理解せずには、本当の意味で人の役に立つことは難しいのです。そのため、自分が人の役に立つことで’’何を満たそうとしているのか’’が分かったら、まずは自分でその部分を満たすことに集中してみてください。

たとえば、人に役に立つことで「人から認められることで、価値を見出したい」という願いがあったとしたら、自分で自分の価値を認められるように意識するなどです。

「価値がある人でいたい」と願っているということは、「自分には価値がない」と自分で言っているようなものです。

Ayana
Ayana

そうではなく、「自分には生きているだけで価値がある」と思えることが最優先ですよ!

そのためには、誰かに認められるために何かをするのではなく、誰かに認められなくてもやりたいことを自分にさせてあげることが大切です。

「人の役に立つ」よりも「自分の人生を生きる」

ついつい、人は誰かに認められたくて、「他人はどう思うのか?」「他人はどうしたいのか?」を優先して考えてしまいます。それは、裏を返せば、「他人からどう思われるのか?」「他人が求めていることを満たせるのか?」を基準に生きているようなものです。

そうではなく、まずは「自分の人生を生きる」ことに集中しましょう。「自分はどう思うのか?」「自分はどうしたいのか?」、これまで他者に向けてきた意識や行動を、まずは自分に向けてみてください。

「〇〇すれば人に喜ばれるから」→「〇〇している時は自分の喜びであるから」

「〇〇すれば人にすごいと言ってもらえるから」→「〇〇することは、ただ好きだから」

「人は〇〇だと言うから」→「自分が〇〇だと思うから」

こんな風に、1つ1つの行動を、「自分主体」に変えていくことで、少しずつ自分の人生を生きられるようになります。

初めは慣れなくて、難しく感じるかもしれませんが、まずは「他人主体」で選択しているものがないかを洗い出し、自分でその部分を変えていきましょう。

自分の「役に立つ」とは何か明確にする

自分が「なぜ役に立ちたいと思っているのか?」は先述した通り、自分で深掘りしてみる必要があります。それと同時に、「自分の’’役に立つ’’とは何か?」についても、自分で理解しておくとGOODです。

なぜなら、’’役に立つ’’ということは、人それぞれで意味が違うからです。そして、どんな風に人の役に立つことが、その人の喜びにつながるのかもまた、それぞれです。

たとえば、「人に1対1でサポートすることが、役に立つ実感が沸き自分の喜びにもなる」という人もいれば、「1度に大勢の人に関わることが、役に立つし、エネルギーが湧いてくる」という人もいます。

このように、人には人それぞれの’’役に立つ’’という概念があります。

だからこそ、「自分の’’役に立つ’’とは何か?」について知っておくことで、自分の喜びから人の役に立つことができるのです。

モロッコを愛する人

Ayana

Ayana

「人の人生の役に立ちたい!」と探究し続けるも、何ができるのか分からず人生迷子に。30歳の時に行ったモロッコがきっかけで、アラビア語とイスラームを学び始めると、人生が思わぬ方向へ。 現在は会社員を退職し、多拠点生活をしながらコーチング・対話・ライティングを通して"自分色の人生を生きる人"を応援&サポートしています。持ち前のポジティブマインドで軽やかに生きるを実践中。 夢はモロッコのリトリートツアーを提供すること。

この人が書いた記事をもっと読む
ALIVE! 人生を楽しむためのポータルメディア

コメント

タイトルとURLをコピーしました