こんにちは、ひらいです。
自宅で過ごす時間も増えて「何か面白いことないかな?」と探してはいないでしょうか?
そんな方に、自由奔放なエンターテイナーである私がオススメの映画をご紹介しましょう。(自由奔放なエンターテイナーについて、詳しくはコチラをご覧ください)
ただ「面白い」だけでは単なる趣味の共有になってしまいますので、「好きなことを仕事にしたい」「もっとワクワクした人生を生きたい」という方に役立つようにご紹介をします。
さて、今回ご紹介したいのは、Netflixが独占配信をしている映画「浅草キッド」です。こちらの作品は、ビートたけし(北野武)さんがお笑いを志し、お笑い界の頂点に立つまでのストーリーを描いています。
特に若い世代はビートたけしさんがどのように人気者になっていたのか知らないを知らない方も多いのではないでしょうか。
お金も芸も持っていない青年が、いかにしてお笑い界の頂点に立ったのか。ストーリーそのものや、時代の空気をうまく表現した描写も見どころではあるのですが、作中に出てくる師匠とビートたけしさんのコトバが、ビジネスや人生に役立つ名言でしたの、ご紹介させていただきます。
目次
1:客に媚びるなよ。何がおもしれぇかはオメエが客に教えてやるんだよ。
ビジネス界では「お客様が望んでいるものを提供すること」がセオリーとされています。成功している会社や人のやり方を真似ることを推奨する経営者もいます。もちろんそれが間違いではありませんが、特に今の時代、情報は溢れ、商品やサービスの差がわかりづらい時代です。
短期的に見れば、それらの方法でも成果が出るかもしれません。でも、「あなたじゃなきゃダメ」と「選ばれる理由」がないと、熱狂的なファンは生まれず、常に新しいお客さんを集めることを考えなければなりません。
他の会社や人では提供のできないオリジナルの商品・サービスを作ることがで「あなたじゃなきゃダメ」と言ってくれるお客さんを増やすことができます。もしかすると、初めは受け入れられないかもしれません。でも、時代に合わせるのではなく「新しい時代をつくる」そんな気概を持つことが大切です。
「相手」ではなく「自分」を主語にして考えることで、オリジナリティが生まれます。
他の人にはできないことをしたい、世の中を驚かせたいのなら、「これが良いんだよ」「これが面白いんだよ」ということをお客様に提示していく必要があります。
新しい時代や文化を作りたいなら、胸に刻んでおきたい言葉です。
2:普段ボケねぇやろうが、舞台でボケられるわけねぇだろうが
宴会の後、師匠が履いてきた革靴をサッと出した、ビートたけしさんに師匠が言った一言がコチラ。
その後、師匠は「出すのはそっちじゃなくて、アッチ(赤いハイヒール)だろ。アッチを出してそれを俺が履いたらボケられるじゃねぇか」と。
この一言も響きました。芸人に限らず、一流の人はつねに自分の仕事や、芸に関係のあることを意識的に、あるいはほとんど無意識的に考えていることをひしひしと感じました。ふだんからアンテナを張っているからこそ、情報をキャッチ(インプット)できるし、だからこそとっさにアウトプットもできるものです。
ぼくの仕事は「人を惹きつける文章」をアウトプットすることですが、いきなりアウトプットしようと思っても、なかなか文章を思いつきません。アウトプットするという前提だからこそ、意識をしなくても印象的なコトバや文章を自然にキャッチすることができています。
作家のひすいこたろうさんは、ご自身の身近に起きた一見マイナスのようなことをプラスに転換する天才ですが、普段から「何か面白いことないかな?」とアンテナを張っているそうです。だから普段の何気ない息子さんの言動で本が書けるそうです。
仕事とプライベートを切り分けるのではなく、普段からつねに考えていること、意識していることが、咄嗟の時に出ます。
あなたならどんなアンテナを張りますか?
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