目次
SNSをやめたことで起きた変化と得られるメリット
ここからは、私の実体験も含め、SNSをやめたことで起きた変化と得られるメリットについてお話ししていきます。
①本当に時間をかけたいことに時間を使えるように
SNSをやめて最初に思ったことは、「時間ってこんなにあるんだな」ということでした。

絶った初めの頃は、会社員で働いていて仕事も忙しかったのですが、通勤時間、帰宅後、週末と自分の時間がたっぷりできてプライベートもより充実した時間になりました!
そう思っている人でも、1日の中でSNSをチェックしている時間が多いという人は少なくありません。
たとえば、実際に1日3時間SNSを使っているとしたら、1週間で21時間、1ヶ月では約90時間にも及びます。




















90時間、自由な時間がもらえると思ったら結構テンションあがりませんか?
私の場合は、通勤時間に語学の勉強をしたり、帰宅後は料理を楽しんだり、週末も朝から出かけたりと、「今その瞬間に時間をかけたいことに時間を使う」という意識が持てるようになりました。
②情報が勝手に入ってくるのではなく、取りにいくようなった
SNSをしているときは、勝手に毎日情報が入ってくるので、無意識のうちに情報過多になっていました。




















でも、SNSを辞めてからは「自分に必要だと思う情報を取りにいく」という意識に変わりました。
もちろん、周りはSNSを使っている人がほとんどなので、そんな他者から聞く情報もたくさんあったんですね。
最初は「世の中の流行にまったくついていけなくなるかも・・」なんていう思いもありましたが、自分としっかり向き合っていたので、だんだんと自分にとって、必要な情報とそうでない情報を見分けられるようになりました。




















これはとても大きなメリットでした!
逆に、知らないことがあっても、自分がその時に知りたいと思えば、人に素直に聞くようにしています。
それまでよく思っていた、「いい大人はこれくらい知っていないと・・・」という考えも今ではなくなりました。
③〇〇しなきゃというプレッシャーがなくなった
SNSを常にチェックしていた時、誰かと常に繋がってるように感じられると同時に、どこかで縛られている感じもしていました。
なんでだろうと振り返ってみた時、
自分がこんな風に思っていることに気がついたんです。




















縛られているのではなく、自分でただ自分に課していただけですね。笑
SNSをやめて、そこに気がついてからは、メッセンジャーアプリのLINEすらも通知をオフに切り替えたほどです。
仲の良い友人たちには、「オフにしているから急ぎだったら電話して」と伝えるようにしたことで、自分で見ようと思った時に見る、タイミングがよければ返信するといったスタイルに変えることができ、自分に課していた〇〇しなきゃというプレッシャーもなくなりました。
④大切な人とはリアルで会うことを心がけるように
私が以前SNSを使っていた理由は、SNS上で友人の投稿を見たり、コメントのやりとりをすることで、周りの近況を知れることが大きかったからだと感じています。
直接会わずとも、知っている気になれると同時に、見るのをやめるとなると相手のことが何もわからなくなってしまうような気がして、勝手に相手に失礼というか、そんな罪悪感のようなものが自分にはありました。




















ほんと、勝手な話ですが。笑
それが、SNSをやめた期間では、「会いたい人には直接会うことを心がける」という意識に変わっていったのです。
そのおかげもあってか、顔を見ながら美味しいご飯でも食べている時間は、「豊かな時間だな」と以前より感じるようになりました。




















SNSを見ていないのもあってか、会っていない期間の話に花が咲くことも!
当たり前ですが、SNSをやめたからといって、友達とのつながりがなくなるわけでもありませんし、万が一それでつながりがなくなるくらいなら、自分にとって必要な関係ではないと思っています。
⑤自分の目の前にある景色や環境に目を向けられる
通勤中の電車の中、家に帰るまでの帰り道、ちょっとした待ち時間・・など、ことあるごとにスマホをいじり、私の目線は常に画面にありました。
それどころか、目的もなく食事の写真を撮ったり、景色を撮ったりと、自分の目の前にある景色や環境に目を向けられることが少なくなっていました。




















あとから、結局その膨大な写真を見返すことって少ない・・・!
SNSを辞めてからは、必要な時にしか画面を見ないようになり、自分の五感を使うことや、今ここを感じることに意識を使えるようになったのも大きなメリットです。




















今この瞬間は今しかない・・!
⑦自分で思考する時間が圧倒的に増えた
SNSを辞めて、それ以前から大きく時間が増えたことがあります。




















それは、「自分で思考する時間」です!
もともと私は考えるのが好きだったのですが、SNSを常にチェックしていた時は、情報を垂れ流しにしていて、その都度考えることが少なくなっていたんですね。
SNSをやめたことで徐々に考える時間が増えたおかげか、ふとした時にインスピレーションが湧いてきたり、アイディアが浮かんできたり、そういう体験も圧倒的に増えました。
特別考えるのが好きじゃない人でも、SNSをやめ、ぼーーーっとする時間が増えることで、自分の内側から本音が出てきたり、インスピレーションが湧いたり、そういった何かしらのメリットは必ずあるはずです。
⑧人生を見つめ直す機会になった
これは、人それぞれかとは思いますが、私の場合は圧倒時に「自分の人生を見つめ直す機会」になったというのが1番のメリットでした。
SNSをやめようと思ったきっかけは、「自分の人生に本気で向き合おうと決めた」と先述したとおり、
・自分にとって本当に必要なものはなんだろうか
・自分にとって本当に好きなものはなんだろうか
・自分にとって本当に大切な時間はなんだろうか
そんなことを、「これでもか!」というくらいに自分と向き合い、日常で自分に問いかけ、少しずつ不要なものを手放していきました。
SNSだけがきっかけではありませんが、そのおかげもあって、自分が本当に生きたい人生にシフトしていけたと思っています。
SNSをやめたことで感じたデメリット
さて、SNSをやめたことで起きた変化について散々お話ししましたが、「そうはいってもデメリットもあったんじゃ?」と思う人もいるのではないでしょうか。




















正直いうと、今振り返っても、後悔したことって本当にないんですよね。
でも、それは結果的によかったからに過ぎず、やってみたからこそ、「これはデメリットになりうるな」と思うことはあるので、その辺の話をシェアさせていただきます。
①取り残されるかもしれない恐れが出てきた
それまで、SNSをチェックすることが当たり前だったので、最初は「人との距離が離れてしまうかも」「世間から置いていかれるかも」などといった恐れは実際にありました。




















SNSに依存してしまう原因にぴったり当てはまりますね。笑
「他者の動向が気になって仕方なくなる」ということはありませんでしたが、それまで見ていた世界がなくなったので、「なんとなくソワソワするな」というのは感覚的に残りました。




















でも、そのうち慣れてきて、気づいたらそんな気持ちも無くなっていましたよ!
また、自分が持っていた「人との距離が離れてしまうかも」「世間から置いていかれるかも」という恐れが現実に起きることはなく、結局は問題もありませんでした。
②SNSで繋がりうる新たな出会いの機会が減る
SNSをやめている期間、不便は感じませんでしたが、SNSで繋がりうる新たな出会いの機会は減るといったデメリットがあります。
というのも、SNSを再開した今、やはりSNSやブログなどによって、人と繋がる可能性は大きく広がるなと感じているからです。




















今やネットで人と繋がるなんていうのが当たり前になっているので、そういった新たな機会が減ってしまうという意味では、マイナスポイントかもしれません。
ただ一方で、自分に本当に必要な繋がりだけが増えていくというわけでもないので、ここに関しては何のためにSNSを使うのかの目的によって良し悪しが決まると感じます。
また、もともとSNSを見て楽しむだけのエンターテイメントで使っていたり、何か癒しのために見ていたりする人は、自分の楽しみの時間が減るといった見方もあります。




















そういう人は、自分にとって必要な使い方のみに切り替えて、ストレスに感じているところを手放してみるといった方法を試してみるのも良いかもしれませんね。
SNSを再開してから起きた変化
ここからは、SNSをやめた経験をした後、SNSを再開して感じる以前の使い方と比べて起きた変化についてお話ししていきます。
目的を持って発信、閲覧するように
以前はSNSをなんとなく使っていたので、自分から発信することも多くありませんでしたし、はっきりいって使う目的は明確にはありませんでした。




















でも再開してからは、目的を持って発信、閲覧するようになりました。
自分の中で「なぜ使っているか」が明確になっていると、それ以外のことで利用することがなくなるので、おのずと利用する時間も減りました。
だらだら見をしなくなった
SNSの時間が増えるのって「だらだらと見てしまう」というのが1つの原因ではないでしょうか。




















つい、つい・・・で、気がついたら、こんな時間!笑
そんな体験をよくしていましたが、今はそういうことが無くなり、「自分が見たいものを見たい時だけ見る」と意識できるようになりましたね。




















システムが巧妙なので、それでもたまにハマりそうにもなりますが。笑 自分が今どうしたいのかを考えながら時間を使っていれば問題ないです!
優先順位が低いときは迷いなく離れる
SNSを再開したといっても、その時々で「優先順位が低いときは迷いなく離れる」というのを意識するようになりました。




















そうしてSNSから少し離れる時間をとると、ふと投稿したい内容が浮かんできたり、ちょっと調べものがしたくなったりすることもよくあるので、不思議なものです。
自分の時間やその時々で大切なことを優先しつつ、SNSとうまくつきあえることが1番なのかもしれませんね。
SNSをやめてもやめなくても、大切なのは自分
SNSをやめた体験から、メリットや変化についてお話ししてきました。
今では必要不可欠となっている便利なSNSですが、世界の才能のある人たちが、人間の心理を巧妙に利用してつくっているということもあり、無意識に依存してしまっている人も少なくはありません。
とはいえ、「SNSは悪いもの」というわけではなく、自分の使い方次第で、良くも悪くもなるという点を理解して利用するのが大切です。
私自身はSNSをやめてみてよかったなと思っていますが、SNSを使うことが正しいか正しくないかが問題なのではなく、大切なのは日々の中で「自分にとって何が大切か?何が必要か?」と自問自答することなのではないでしょうか。
それでもし、「SNSやめたいな」と感じたのなら、3日間、1週間などの短期間からやめてみることをオススメします。
この記事を読んでくださった皆様にとって、一度SNSとの付き合い方を考えるきっかけになれば幸いです。
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