仕事を辞めたいと思っていても、実際「辞めてしまった後、後悔しないだろうか?」と勇気がでなくて悩むことってありますよね。
実は私も仕事を辞めようと思った時、不安がでてきてしまい、すごく躊躇しました。
次の仕事も決めずに辞めたので正直とっても怖かった…
でもいざ仕事を辞めてみたら、新しい仕事に出会えたり、人間関係の幅が広がったりと、多くの制限から解放されるばかりか、選択肢が広がり人生が楽しくなりました。
今では、「仕事辞めて良かった!」と心から思えています!
そこでこの記事では、私の実体験をもとに、仕事辞めて良かった理由、実際に後悔したことはなかったのか?という気になるポイントも交えながら、後悔しないための対処法について書いていきます。
記事を読み終えた時には、後悔しないための選択を自分なりに導き出せていると嬉しいです!
目次
「仕事辞めて良かった!」と辞めた私が思う理由
私が仕事を辞めた時のことを振り返ると、転職と退職のどちらの経験もあるんですね。そして、どちらの経験も「仕事辞めて良かった」と思えているので、その体験を踏まえながら、転職時と退職時の状況を振り返っていきます。
手放したからこそ出会えたものは財産に
まず、仕事辞めて良かったと思う1番のことは、仕事を手放したからこそ自分にもたらしてくれた新しい選択肢です。
特に大きな影響を与えてくれてのが、「新しい人間関係」と「新しい仕事」です!
同じ環境で働いている時は、どうしても行動の範囲が狭まってしまい、新しい価値観を持った人に出会えるチャンスはありませんでした。そのため、仕事に関しても自分の想像の範囲でしか選択肢がなかったのです。
今思うと結構せま〜い世界で仕事していたんだな…
仕事を手放し、自分が所属していた組織やコミュニティから離れたことで、全く別の生き方をしている人に出会うようになったんですよね。
他業界に転職した時も、退職して自分で生きていく選択をした時も同じように、人間関係が、がらっと変わりました。
そして、特に会社員を手放した最近では、「自分がやってみたいこと、できることはなんだろう?」と制限なしで考えられるようになり、今私がやっている、ライター・コーチングという仕事にも出会うことができました。
とはいえ、家と会社の往復をしている生活をしていれば、行動の範囲が狭まってしまうことなんて、ある意味当然の状況です。
もちろん、仕事を続けていることで、新しい選択肢に出会えないというわけではありませんが、辞めたからこそ舞い込んできた沢山の出会いがあったことは体験を通して感じています。
人生を主体的に選択できるように
’’仕事を辞める’’というのは、人生の岐路といっても過言ではありません。その選択が、この先の未来に大きく影響を与えることは間違いないです。
これは私の個人的な体感になりますが、転職をした時、会社員を辞めた時など、大きな選択をすればするほど、自分の人生を主体的に生きている実感が増していったように感じています。
特に会社員を辞めてからは、何にも縛られないようになり自由な反面、時間も仕事も自分で管理しないとなりません。
それまでは、会社の言われた通りに、求められている仕事を淡々とこなしていましたが、今では、「自分の人生をどう生きていくのか?」を軸に、何事にも主体的に選択できるようになりました。
何が自分にとって大切なのか?自分で優先順位決めて選択できるようになると、幸福度が上がっていく!仕事辞めて良かった!
やりたいことに全力で取り組める
仕事を辞める選択をする時、それが転職だろうが新たな挑戦だろうが、いずれにしても’’自分が望む未来’’に1歩踏み出そうとしているのには違いありません。
私が仕事辞めて良かったと思う大きな理由はここにあり、自分がやりたいと思うことに全力で取り組める時間を持てることは、本当に豊かだなぁと感じています。
じゃあ、やりたいことがないとだめなのか?といえば、そうではありません!
仕事を辞める理由は’’ポジティブでなければいけない’’というイメージを持っている人が多いように感じるのですが、その理由がネガティブでも構わないのです。
というのも、仕事を辞める人の中に全くネガティブな理由が無い人の方が珍しいのではないでしょうか。
自分の夢を叶えるために辞めるという選択をした私も、実際は、組織のあり方の疑問から’’自分の人生の時間を使うのは持ったいない’’と思っていた事実は、辞める決断に大きく影響していました。
どんな人も、’’人間関係に疲れた’’、’’給与が見合わない’’、’’残業が多い’’など、仕事に対して何かしらの不満を抱えています。
逆にこれらのネガティブとされる理由は、あなたが求めている’’願望’’にもつながるヒントになっているといった見方もあります!
’’人間関係に疲れた’’と思っている人は、人間関係が良好な環境が自分にとって大切だという証拠ですし、’’給与が見合わない’’と思っている人は、自分の能力にもっと可能性があると信じているわけです。
はたまた、’’残業が多い’’と感じている人であれば、プライベートの時間や家族との時間がその人の人生にとって重要だということです。
ただ嫌だから仕事辞めると言った逃げ腰の姿勢のままでいると、状況は変わるとは思えないので注意が必要です。
ですが、仕事を辞めるという選択は、自分が叶えたい願望・夢、もっと言うと’’自分の人生をより良く生きたい’’と思う方向へ全力で取り組めるチャンスとも言えるのです。
仕事を辞めたことで見えてくるものがある
仕事を辞めたことで、’’仕事’’以外のことに目を向けられるようになったのは、自分が全く想像していなかったメリットです。
私がキャリアをスタートさせた販売職から一転して、人材の仕事に転職した際には、夕食をゆっくり食べられる時間が増えたことで健康的な生活を意識するようになり、日々の健康を大切にするようになったという変化がありました。
さらに会社員を手放してからは、自分が好きな’’料理’’(趣味)に時間を沢山使えるようになったことが、自分の人生に豊かさをもたらしてくれるということにも気がつきました。
「え、そんなこと!?」と思われる人もいるかもしれませんが、そんな些細なことでさえ、仕事に追われている日々では全く気がつかなったのです。
仕事によって見えにくくなる事柄は働く環境によって、またその時の状況によってさまざまではありますが、毎日毎日仕事に追われている生活をしていた時は、無意識に’’仕事’’にメリットがあるか否かで自分のプライベートも選択していたことは間違いありません。
自分の生活の中で会社の存在がとても大きく、職場の人間関係が日常に大きく影響していた!
なぜそうなってしまったのだろうと考えてみると、会社に役に立つことでしか自分の価値を測っていなかったことが原因でした。仕事の業務も職場の人間関係もとにかく円滑にすることが、人生で最も大切だと思っていたんですよね。笑
ところが、私は仕事を辞めたことでこの仕事への価値観が大きく変わりました。会社に役に立っているから自分に価値があるのではなく、自分がすでに持っている価値を活かして社会に貢献していくことが、仕事をすることの意味だと今では思っています。
そのためには、仕事以外の自分の人生で大切なことも、ないがしろにしないことが重要だということにも気がつきました。
仕事を辞めたことで見えてきたものは、本当に沢山あった!
肩書きを超えた人間関係が築けるように
実は私は、ほんの数年前まで、’’正社員で働くことが正しい’’と思いこんでいたので、正社員という肩書きを捨てるなんて絶対にできないと思っていたんです。
肩書きがない自分では社会や人をつながることはできないと思っていたのかも…
先ほども触れたように、私は会社に役に立つことで自分の価値を測っていたこともあり、当然どこかに所属している自分としてしか人間関係の輪が広がりませんでした。
「〇〇会社で働いているAyanaさん」「〇〇店のAyanaさん」、「採用担当のAyana
さん」
など、学生時代の友達以外の人間関係では、まっさらな’’’自分という人間’’を通した人とのつながりは全くなかったんです。
ところが、仕事を辞めた今では、肩書きを超えた人間関係が築けるようになりました。
これは自分でもびっくり…!
会社員で働いている時は、会社員で働いている人としかほとんどつながりがありませんでした。でもいざ辞めてからは、自分の理想の人生を叶えている人に会いにいったり、話を聞くようになったりする中で、’’肩書き’’で人を見ない人が周りに増えていきました。
こういった人間関係が築けるようになったおかげで、仲間と仕事をするようにもなりましたし、自分の価値を活かして生きるということが、少しずつできるようにもなってきました。
もちろん不安もありますし、時には怖くなることも沢山あります。それでも、仕事を辞めて良かったと思えているのは、自分の可能性を信じ自分の選択を尊重できる今の環境があるからだと感じています。
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