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仕事辞めて後悔したことは?
これまで、仕事辞めて良かったと思うことをリアルな体感を交えてお話してきました。でも実際は、「後悔することもあったのでは?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
私が仕事を実際に辞めるという経験をした上で、嘘偽りなく正直に言うと…仕事を辞めて後悔していることはゼロです。仕事を辞めて正解だったとしか思えていません。
とは言っても、辞める時の不安は本当にけっこうあったんですよ。後悔したらどうしよう…って躊躇もしました。
それでも「仕事を辞める」という決断ができたのは、自分が実際に何に恐れているのかをしっかりと自分に向き合って理解できたからです。
もし今あなたが、「仕事を辞めたいと思っているけど迷っている」という状況にいるのであれば、まずは辞めたいと思っているのに、なぜ躊躇してしまうのかを自分なりに言語化してみましょう。
たとえば私の場合
・収入がなくなってしまうのが不安
・たいしたスキルも資格もなくこの先やっていけないのではないか
このような不安が大きかったんですよね。簡単にまとめると、’’お金の不安’’と、’’将来の不安’’が同時にあった状況です。おそらくほとんどの人がここの不安を抱えているのではないでしょうか。
自分の本当の恐れが不安にさせている
ところが、このお金や将来の不安の底にある根深い恐れは、人それぞれ違うのです。たとえば、考えてみてほしいのですが、収入が途絶えたところで、明日から生きていけないわけではないですよね。
その日暮らしでやっと1日を過ごしているのではれば問題は別ですが、本当の問題はお金ではない場合もまた多いのです。
収入がなくなることで「親との関係が崩れてしまう」という恐れがある場合もあれば、肩書きがなくなることで、「自分が無価値になってしまう」という恐れがある場合もあります。
心の奥底にある根深い恐れは結構人によって違うんですよ!
このような自分の本当の恐れに気がついていないことは結構あり、その恐れが現実化しないように、ただ漠然と「お金」が心配、「将来」が心配という表面上の不安をつくりだして、自分を守っているかもしれませんね。
まずは、自分はいったに何に恐れて仕事を辞めることに躊躇しているのか、「お金がなくなることでどうなると思っているのか?」「今の仕事を辞めることで何が起きると思っているのか?」もう1歩深掘りして自分に問いかけてみましょう。
仕事を辞めて後悔しないための対処法
私自身は、これまでお話してきたように、仕事を辞めることで人生が好転していきました。ですが何も、「仕事を辞めた方がいいよ!」と促したいのではありません。
仕事を辞める辞めないに関わらず、自分の人生をよりよく生きるためには、自分自身としっかり向き合い、自分にとって後悔しない選択をしていくことが何よりも重要だからです。
ここからは、仕事を辞めて後悔しないための対処法についてシェアしていきます。
いきおいで決めるのは危険
私が思う、「仕事を辞めたい!」と思ったらまずやるべきことは、内省です。仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれですし、前述したように「後悔したくない」という裏側にある恐れもまた、人それぞれだからです。
仕事を辞めたいと思って悩んでいる時って、人に相談する人も多いはず。先輩に相談して「ここで辞めたらもったいない!」と言われるかもしれませんし、友人に相談して「辞めちゃいなよ!」と言われるかもしれません。
いずれにしても、人から言われたいきおいで選択してしまうことは、後に後悔してしまいかねません。
時にはいきおいも必要ですが、最終的に選択するのは自分です!
人に相談することが悪いわけではありませんが、相談するのであれば、あくまでも参考にするというマインドを忘れないようにしておきたいですね。
大切なのは、「なぜ辞めたいと思ったのか?」を自分に問いかけ、仕事を辞めたい原因は何なのか自分で把握しておくことです。
さらには、今後どのように働きたいのか、もっと言うと、どんな人生を送りたいのかを自分の中で知っておくことが重要です。
辞めれば問題は解決するとは限らない
仕事を辞めたい原因がわかったら、その問題は’’辞めたら解決するのか?’’という点も1度考えてみましょう。
というのも、仕事を辞めればすべて問題は解決するとは限らないからです。たとえば、人間関係に悩んで仕事を辞めたとして、新しい環境で人間関係が必ずうまくいくなんてことは分からないですよね。
「仕事を辞めれば解決するのではないか」と期待していると、期待通りにならなかった時に後悔する可能性が高いです。
外側の環境を変えても自分の内側が変わらなければ、同じ現実が訪れるというのはよく聞く話しですよ!
もちろん、もし自分が今苦しみながら仕事をしているのであれば、辞めるという選択をするのは1つの改善方法です。
ですが、自分が今仕事を辞めたいと思っている原因が環境のせいだと思っている場合は、自分にも原因があるのではないか?と自分の内側にも目を向けてみましょう。
そして、仕事を辞める場合にも、自分でその原因を解決していこうとういう主体的な姿勢でいることが大切です。
辞めた後悔よりも辞めない後悔はない?
自分の仕事を辞めたい原因も分かっているし「辞めたい」と思っているのに、それでも「後悔しないだろうか…」と不安になってる場合は、仕事を辞める後悔よりも、辞めないデメリットに目を向けてみてはいかがでしょうか。
ついつい人は、今自分が不安に思っている側面でのデメリットしか考えられなくなってしまいます。今の仕事を続けることのデメリットと、辞めたことで生じるデメリットをそれぞれ書き出してみることをオススメします。
天秤にかけてみて自分の人生にとってどちらがいいかは、きっと自分でわかるはずですよ!
何に恐れている?が分かると対処できる
先ほども触れたように、「後悔しないだろうか…」と思っている心の底には、人それぞれの恐れが眠っています。それは、「収入がなくなる」「この先やっていけるか不安」という表面的なものではく、もっと深い恐れがあるはずです。
自分がいったい何に恐れているのかということが本当にわかると、不思議なことにそれだけでも気持ちが軽くなるんですよ!
また、その原因が分かれば、自分がどんな選択をしていけばいいのか道が見えてきますし、その恐れに対して対処する方法だって考えることもできるのです。
私が正社員で働かないと生きていけないかも…と思っていたけど、そうではなかったように、案外自分が知らないだけで、方法なんていくらでもあるのです。
仕事を辞める辞めないという選択を決める前に、まずは自分の辞めたい理由と、辞めることで恐れていることは何なのかをしっかり内省して理解することが、後悔しないための対処法です。
狭い世界にいない?すでに理想の人生を叶える人と繋がる
仕事を辞めたことで後悔する時とは、どんな時でしょうか?
もし私が後悔するとしたら、自分で決めた道に対して、家族や大切な人からの理解が得られなかったり、自分のことを心から応援してもらえなかったりする時かもしれません。
自分のことを大切に思ってくれているのを分かっていても、否定されると辛いですよね…
でもそれは、その人たちが経験していない分からない世界である可能性が高く、分からないからこそ心配につながっているのだと考えます。
もちろん、大切な人に本音で話したり、自分の想いを伝え続けることも大切ですが、それ以上に自分のいる世界を広げておくということも必要なのではないでしょうか。
なぜなら、自分が何か決断する時や、大きく動き出そうする時、自分のことを理解してくれる人がいることは、とても大きな支えになるからです。
私がオススメする方法は、自分の理想の人生をすでに叶えている人と繋がること。私自身も、自分の夢や未来を応援してくれている仲間がいるからこそ、今もこうして前を向いて頑張れているなと実感しています。
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