「私の才能ってなんだろう…」そう悩んだことがある人は多いですよね。自分の特技や才能を知っている人って、そのことで人から頼りにされたり、自分に自信があったり「いいなぁ」と心のどこかで思っていませんか。
私も周りの人がキラキラと輝き、眩しく、余計に悲しくなる…昔は、そんな人たちを見ては自分の才能の事をよく考えていました。
子どもの頃から通信簿には必ず『自信を持って』と書かれていて、学生時代だけでなく、社会人になってからも、ずっと周囲に言われ続けていた言葉でした。大人になってもグルグル・モヤモヤした日々をずっと過ごしていたので、友達からは「またモヤモヤしている」と何度も言われていたくらいです。
でも、今は自分の強みを知り、自分で自分の事を認められ、仕事に活かす事で成果を出せることができるようになりました。もちろん今もモヤモヤすることはありますが、そんな時も自分にしかいできないことや得意なことをもう一度見直して実践し、自分の強みを確認しています。
では、どうやって自分の才能をひとつずつ知り、それを強みに仕事をできるようになったのか。自信がない人は、自分の強みを発見して仕事に生かせたらいいですよね。
この記事では、才能がないと思い込んでいた私がどのようにして、自分の中にある才能に気付いたかをお伝えしていきます。
難しいことは何もなく、自分の気持ちひとつで変わっていきますので、自分の中の才能をどんどんみつけて、一度きりの人生を一緒に楽しんでいきましょう。
目次
- 1 そもそも才能ってなに?
- 2 才能がないと思い込んでいた私
- 3 才能をみつけるける
- 3.1 1 才能がないと思っている思い込みを外す
- 3.2 2 人からよく言われる言葉に注目してみよう
- 3.3 3 「ありがとう」と言われる場面を思い出そう
- 3.4 4 自分が周りの人に伝えている言葉に注目しよう
- 3.5 5 やっていて楽しいことはなに?
- 3.6 6 今までの置かれていた環境を思い返してみる
- 3.7 7 今まで続けている・続けられていることは?
- 3.8 8 好きなことをみてみよう
- 3.9 9 今までやってきたことは?
- 3.10 10 私ってどんな人?書き出して自分のタイプを知ろう
- 3.11 11 素直になって、ありのままの自分を受け入れてみる
- 3.12 12 自分を好きになる
- 3.13 13 才能のハードルを下げる
- 3.14 14 あえて人と比べてみる(周りをみてみる)
- 3.15 15 違う視点でみてみる
- 3.16 16 自分の強みを掛け合わせてみる
- 3.17 17 周りの人に聞いてみる
- 4 まとめ
そもそも才能ってなに?
そもそも才能って、どういうことなのでしょうか。
ここで才能についての定義を明確にして、確認をしていきましょう。
その人の素質や能力のこと。生まれつきの才能もありますが、努力で身につく才能もあるようですね。才能って生まれつきだけのものではなくて、自分で努力して人より得意なこととか、うまくできることなども「才能」なので、難しく考えすぎる必要はないです。
才能って難しくとらえてしまいがちだけど、誰かを助けられる位のスキルなら誰にでも「才能」がさがせそう!
才能がないと思い込んでいた私
では、共通認識になったところで、どうして才能がないと思い込んでしまったかをみていきましょう。
私たちは、いつから自分の事を才能がないと思うようになったのでしょうか。
こどもの頃は、才能のことなど全く気にせず、好奇心旺盛の気持ちのままに、いろんな事に挑戦したり、想いを描いて、失敗や周りの目を気にすることなく、無邪気にいろんなことを試していましたよね。
大きくなるにつれて、人との比較や周りの目を気にしたり、順位を目にする機会が増え、自分で自分の幅を狭め、才能を伸ばせずにいるようになったのではないでしょうか。
私もその一人でした。
先ほどにも書きましたが、自分には才能がないと思い込んでいたので、いつも自信がなく、周りの人を羨ましがっていました。
こわい
わからない
これらは、私の口癖でした。今思うと、かなり頻繁に言ってました(笑)
好きなことは??
わからない
やりたいことは??
わからない
どうしたいの??
わからない
本当に迷子でした。
でも…
これからお伝えするヒントを元にひとつずつ自分をみつめることで、私の強みをみつけました。自分と対話する事で、みえる景色がかわり、物事の進むスピード、道も変わってきたのです。それをみなさんに体感して欲しい!下記の方法であなたの才能が一つでも多く見つかることを願っています!では才能を見つける方法にいきましょう。
才能をみつけるける
グルグルのモヤモちゃんだった私が、すっきりさんになった方法をお知らせさせていただきますので、少し長いですが、最後までお付き合いください。
1 才能がないと思っている思い込みを外す
先ずは、自分には才能がないと思っている、その思い込みを捨てましょう。
とっても大事なことなのでもう一度言います(笑)
才能がないと思っているのは、思い込みです!!先ずは「どうせ私なんて…」と思うその気持ちが自分の才能に気付けない大きな理由の一つです。なので、まずその思い込みとお別れしましょう。
『思い込みさん、今までありがとう、さようなら!!』とゴミ箱に捨てましょう。
次に行く前に、才能がないと思っている思い込みを捨ててください。
これだけは必ずしてくださいね!効果絶大ですよ!!
2 人からよく言われる言葉に注目してみよう
友達や職場の人・生きている中で関わる全ての人、誰でもよいのです。その人たちの会話をよーく思い出してください。共通して言われていることはありませんか。
例えば…
整理が得意だね
おしゃれだね
など
周りの人から同じようなことを言われているのは、それはあなたの強みです。あなたの言動が相手の心に触れたからこそ、それを伝えてくるのです。それは、相手に届いているということ。
私がよく言われていたのは『人が話したくなる質問をする』『人が気付かない所に気付く』『場が明るくなる』でした。自分ではそう思っていなかったので、私って周りからそう思われているんだ…と気付くことができました。
3 「ありがとう」と言われる場面を思い出そう
日常の中で『ありがとう』と言われた場面を思い出してみましょう。『ありがとう』と相手があなたに感謝の気持ちを持つのは、あなたのその言動が相手の心に響いたってことですよね。
どんな小さな『ありがとう』でも良いんです。
例えば…
誰かに席を譲る事ができた
これらは困っている人を助ける事ができるあなたの才能です。
『相手を喜ばせられた』『相手があなたの能力に助けられた』ということなので、『ありがとう』と言われた場面を、よーく思い出してみましょう。
『ありがとう』って素敵な言葉ですよね。言った人も言われた人も嬉しくなる言葉
4 自分が周りの人に伝えている言葉に注目しよう
あなたは周りの人との付き合いの中で、素敵だな、見習いたいな…と思ったことや、伝えている言葉はありますか。
あなたが相手のよい部分を見つけられるのは、あなたの中にその部分があるからで、あなたの中にあるからこそ、相手の人の「それ」に気づけることができるのです。
例えば、あなたが相手の『気が利く』ことに気付けたなら、あなたは気が利く才能があります。それは、あなたの中に、気が利く部分がなければ、人の気が利く行動に気付くことができないことが理由です。
なので、周りの方に伝えていることをよーく思い出して、自分に照らし合わせてみましょう。あなたの強みに気付くヒントが隠されていますよ。
5 やっていて楽しいことはなに?
日常生活の中で、やっていて楽しいことはありますか?
お食事をするのも忘れてしまうくらいに没頭していること
普段の生活の中の自分の行動を見直してみましょう。楽しいことの中に、あなたの才能があるはずです。夢中になって行うことは、一般的に努力と言われることを無意識に楽しみながらできているということなので、知識や情報、技術が確実に向上しています。それは楽しみながら取得している、あなたの才能になります。
私は食いしん坊なので、食べ物に関しては時間を忘れて調べたりします(笑)こんな感じの事で良いんですよ。楽しいと思うことが大切です!
6 今までの置かれていた環境を思い返してみる
「??」と思った方もいるかもしれませんが、今までいた環境によって鍛えられた才能があるかもしれません。
例えば私でいうなら、保育士をしていたので子どもや保護者のことは、よく観察していました。それを毎日、何年も行っていたので、いろんな事に気がつくようになりました。今はそれが周りに認められて、私は『よく気が利く人』となりました。
才能がないと思っていても、知らない間に才能となっていることがあります。今まで自分が置かれていた環境を見直してみましょう。そこで何に重きを置いていたか、何をやっていたを振り返ってみましょう。
7 今まで続けている・続けられていることは?
子どものころから続けていることはありますか。それもあなたの才能となります。
先ずは『コツコツ続けられる事』が才能ですよね。『継続は力なり』という言葉がありますが、コツコツ続けていることが、すでにあなたの力となっています。
長く続けている人は、技術より目が肥えてしまい、自分のことができない人のように思うことがよくあります。それは、知識が付いたり、見る目が高くなっているからです。
でも、それも才能ですよね。
確実に技術もあがっているのですが、信じられないのならば、はじめた当初のものをみて見ましょう。過去の自分と比較することで、技術があがっていることを視覚で実感できるので、確認してみてくださいね。
書道を始めた頃の作品をみると、ビックリ!今は上達したなぁと実感しています(笑)過去の自分と今の自分を比べてみてくださいね
8 好きなことをみてみよう
あなたの好きな事はなんですか。そう聞かれて困る方もいるかもしれません。私もそうでした。
好きな事の見つけ方は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
好きなことって、自然とその事に関しての知識や情報を持っていたりします。
私でいうと、お世話すること。保育士でさらに鍛えられたのもあり、周りの人が何をしてもらったら喜ぶか(例えば、咳をしている人にのど飴を渡す、目薬をさしている人にティッシュを渡すなど)を考ています。
好きなことは、ほかの人より詳しいはずです。その知識や情報は、あなたの才能なのです。
9 今までやってきたことは?
子どもの頃から楽しくてやっていることはありますか。もしくは、今までやってきたことはなんですか。
例えば私でいうと、昔から子どもが好きで、一緒に遊んだり、お世話をしていました。そして仕事に就いたのが保育士。なので、私の場合は、子どもとの関わりは、さまざまなタイプの子どもと接してきたので、いろんな引き出しを持っています。
才能がないと思うのは、あなたの才能がある方向に、目を向けていないだけです。違う方向に目をむけているから気付いていないだけなんです。今までしてきたことやどんなことに重きをおいてきたか、振り返ってみましょう。
10 私ってどんな人?書き出して自分のタイプを知ろう
自分ってどんな人間なのかを、自分と向き合って書き出してみましょう。
どういう事に興味をもって、どういう事に楽しさを感じ、どんなことに嫌悪感を感じるのか。どういう人でありたいのか、どういう風にみられたいのか…本当の本当はどうなのか。
自分と向き合って、自分はどういう人かを確認する作業をしましょう。
特に「楽しいこと」は人にとって楽しくないことも含まれているかもしれません。でもそれはあなたの「得意=才能」です。そうする事によって、今までは才能がないと思っていたあなたの中に、意外な才能がある事に気付きますよ。
上記と似ていますが、才能がないと思うのは、あなたの才能がある方向に、あなたが目を向けていないだけです。違う方向に目をむけているから気付かないだけなんです。
文字にする事で、頭の中で考えていたことが、視覚化され、整理されていきます。書き出しワークで自分とよく向き合って、才能がないと思っている思い込みを早く捨てましょう。
11 素直になって、ありのままの自分を受け入れてみる
方法.10で書き出して出てきた自分を素直に受け入れましょう。自分自身と向き合うことで、今までみえていなかったあなたの姿がみえたのではないでしょうか。
本当は、ちょっとできること
自分自身を素直に認めて受け入れましょう。そして、あなたの才能をいかしていきましょう。
その才能を活かして、必要としている人の力になれるとしたら、とても素敵なことですよね。自信を持って、あなたの才能を活用してくださいね。
12 自分を好きになる
自分を好きになりましょう。
「簡単に言わないで…」
と聞こえそうですが、これ、才能がないと思っているならば、かなりの効果があります。
私もそうでしたが、自分を好きになろうとする時に、理想の自分と比べたりすると思いますが、理想の自分ではなく、今の自分をそのまま受け入れてください。
自分で自分を認め、満たしていければ、自分自身に対しての否定がなくなり、○○な自分も○、△△な自分も○となります。どんな自分も受け入れられるようになります。そうすることによって、今まで認められなかった、見つけられなかったあなたの才能に気付くはずです。
そのままの自分を受け入れたらとっても気持ちが楽になりますよ
13 才能のハードルを下げる
私もそうでしたが、才能がないと思っている人は、才能のハードルを上げすぎているのかもしれません。ナンバーワンの人だけが、才能がある人ではないですよね。
例えば俳優さん。映画や舞台、ドラマで活躍されているのは、ナンバーワンの1人だけじゃないはずです。
そもそもナンバーワンを決めるのが難しい。
いろんなタイプの俳優さんがいますが、私たちもそれぞれの個性を活かしながら、自分の才能をみつけていけばいいのです。主役級の俳優さんはたくさんいます。
みんないろんな才能を持っているのです。
14 あえて人と比べてみる(周りをみてみる)
あなたの周りにはどんな人がいますか。
いつもは人と比べることで、周りがキラキラしてみえて、自分には才能がないと思うかもしれませんが、今回はあえて比べてみましょう。
上記でもお伝えしましたが、先ずは才能がないと思っている思い込みを捨てて、才能のハードルを下げてから、比べてくださいね。
あなたにとって
ちょっとでも得意なこと
周りの人と比べて、
「あの人より地図が読める」「あの人よりIT系に強い」など、自分にできることがある事を先ずみつけましょう。そして、周りにいる人と比べてみましょう。
地図が読める人は、誰かに道案内したことはありませんか。IT系に強い人なら、アナログよりの人に何か教えたことはありませんか。他の人よりできる、わかる、って事を実感しましょう。
15 違う視点でみてみる
人にはいろんな面があります。相手によってあなたの見せる面が変わってきますよね。そこをあなたの中にもある部分なので、多角度からみてみましょう。
短所の方に目を向けるのではなく、長所の方に目を向けて、自分の強みをみつけて行きましょう。上記と似ていますが、才能がないと思うのは、あなたの才能がある方向に、あなたが目を向けていないだけです。
違う方向に目をむけているから気付かないだけなんです。
書き出しワークで自分とよく向き合って、才能がないと思っている思い込みを早く捨てましょう。
どの面も大事な自分の一部。大事にしていきたいですね
16 自分の強みを掛け合わせてみる
あなたの強みがみつかったら、それを掛け合わせてみましょう。
一つずつの才能が弱い…とか、みんなもできる…と思っているならば、その才能を掛け合わせてみましょう。
例えば私でいうと、保育士や書家はたくさんいますが、両方をかけあわせることで、他の人にはない私の個性となります。
才能も掛け合わせることで、オンリーワンのモノとなり、あなたの強い才能になります。あなたの才能を掛け合わせていき、オンリーワンの才能をみつけてみてくださいね。
17 周りの人に聞いてみる
何度もお伝えしますが、才能がない人はいません。
周りの人は、あなたの気付いていない才能に気付いている事が多いので『私はどんな人??』と聞いてみましょう。
あなたのことを客観的にみてくれ、あなたが当たり前と思っていることが、周りの人からすると、あなたの才能と捉えていることあります。
あなた自身が気付いていない、自分の魅力を素直に受け取ってください。周りから認められているのに、それを受け取らないのはもったいない。あなたが知らない才能を知ることができます。
どんな内容が返ってくるかドキドキワクワクしますね。ぜひ聞いてみてください!
まとめ
すべての人はすでに才能を持っています!
何度も言いますが、どの人も必ず才能があります。この長い文章を最後まで読めることも才能なんですよ。
ただ、自分で気付いていない、見ている方向が違うだけ。自分の事を認められない、才能がないと思い込んでいるだけ、才能のハードルを上げているだけなのです。
それら1つずつ自分と向き合って、認めて行くだけで、才能がないと思っている今と違う景色が見られるはずです。
才能は雲の上のものではなく、どの人にもあるものなのです。ただそれに気付いていないだけなのです。
才能に気付かず毎日を過ごしていてはもったいない。皆さんには素敵な才能があります。
これからは、上記のヒントをもとに、あなたの才能を1つでも多くみつけ、強みとして、より楽しい人生を送るきっかけになったら幸いです。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
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