目次
自分を縛るプライドを捨てる方法
①身の丈にあった心地いいものを選ぶ習慣をつけてみる
他人からどう見られているかを気にして、ついつい見栄をはっていませんか。考えてみたら、自分の選ぶ行動や考え方が、人が見たらどう思うかで判断していることがあります。自分を縛っていたものは見栄ですよ。
まずは、普段のお買い物や身につけるものを、本当に自分のほしいものだけ、気に入ったものだけにしてみましょう。買い物をするときに「これ、〇〇さんがいいねって言ってたものだな!」ではなく、自分が身につけたら、気分あがるなぁとか、ワクワクする!というものに変えてみましょう。「他人がいいなと思うだろうな」ではなく、自分自身が心地よく感じるものに変えるといいですよ。
わたしの場合
最近、引っ越しをしました。以前は、駅チカのマンションに住み、友達からも、いいところに住んでるねといわれて、ちょっと優越感に浸っていました。友達が遊びにくるのにも便利だし、引っ越しもどうかなと思っていたのですが、そこから離れて、最寄りの駅からバスで15分かかる、住宅街の小さな一軒家に引っ越しました。
不便になりましたが、マンション暮らしとは違って、ご近所の方が歩く足音が聞こえたり、楽しそうな子供の遊ぶ声が聞こえてきて、なんか生活しているなぁ!と生活感が漂う感じがとても居心地がよくて、自分でも驚いています。
人からいいねと言われるところより、自分が居心地のいいところに移って、よかったなぁと思ってます。
②自分の話はしないで、人の話を聞く
人と話をしていて、ついつい自分の方が・・・と自分の自慢話をしてしまいたくなることがありますよね。
そんなときに、ぐっとこらえて人の話を聞きましょう。そして、素直にそうなんだね。人の話に共感し、私はね・・・と一拍置く癖をつけてみましょう。最初はついつい、言葉がでてしまうかもしれませんが、ハッっと気がついたときでいいので、人の話を優先させる癖をつけてみましょう。
私も、ついつい人の話に被せて、話し始める悪いくせがあります。その話なら知ってる!って、人の話を最後まで聞かないんですよね。気をつけます・・
人と話すときに、早口になってしまいがちです。自分では、なかなか気づかなかったのですが、目上の人に「もっと、ゆっくり喋ったほうが聞きやすいよ」と言われることが何度かありました。
自分の方が知ってる、聞いてもらいたい!と思うとついつい、早口で人の話を遮って、話してしまう癖があったようです。これでは、周りの人に気分よく話を聞いてもらえないですよね。
なかなか、この癖を治すのは難しいのですが、まずはゆっくり話すことをこころがけています。
③人と自分を比べない
人は人、自分は自分です。自分を卑下することも他人を卑下することも、自分を縛るプライドのせいのことがあります。
自信のないせいで、ついつい見栄をはったり、自信のなさを隠そうとして、自分は間違っていないという思い込みを優先していまいます。
また、他人と比べて自分が優位だなと思って、自慢のたねをひけらかしていませんか。自分の方が・・・という考え方をやめてみましょう。
④自分の考えや行動を優先しないで、人に従ってみる
頑固さやこだわりも自分を縛るプライドの一つといえますね。
私もよく人から、頑固だよねと言われることがあるので、耳の痛い話です。確かに、意見を曲げたり人の意見を聞くのが苦手です・・・頑固だと、ついつい自分の言い分を通したくなりがちですよね。
例えば、家族や友人と旅行に行ったときも、自分のこだわりで行きたいところや興味あることを決めがちになってしまいます。
そんなときは、一度でいいので人の意見に従ってみましょう。こだわりを捨てることで、違う世界がみえたりするものです。
わたしの場合
仕事で、この方がいいと思うと他の人の意見を無視して、突っ走る場合があります。
最終的に出来上がったものをみたときに、なんかしっくりいかなくて、その時に他の人の意見を聞いて修正することも・・・時間の無駄だったなぁと後悔することがあります。
答えは一つとは限らないので、いろいろな意見を聞いて進めていったほうがいいのですよね。意固地に物事を進めるのも、ほどほどにするようになりました。
自分を縛るプライドを捨てる!といっても・・・なかなか難しい!ではそこにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
自分を縛るプライドを捨てるデメリット
自分を見失ってしまう
どんなプライドでもプライドを捨てるのは難しいし、捨ててしまったら自分が自分でなくなる気がしますよね。人からどう思われようと、どう言われようとプライドは捨てたくないということこそ、真のプライドなんだ!思う人もいるでしょう。
そういう人が、プライドを捨ててしまうと自分が自分らしくいられないのではと、自分を見失ってしまうことがあります。自分を見失ってしまうと、どう行動したらよいかわからず、動け出せなくなることもありますね。
自己肯定感が得られない
自信のなさを高いプライドで補っていた場合、このプライドを捨てることで人から評価されない(よく思われない)と思ってしまい、自分の存在価値を見いだせなくなってしまうことがあります。
満足感がえられなくなる
プライドを捨てることで、妥協している気分や適当になってない!?と思い、物事に対して満足感がえられなることもあります。
デメリットをみると、なんだかプライドを捨てるのはむずかしい・・・でも、そこを乗り越えれば、下記のメリットで得られますよ。
では、反対に自分を縛るプライドを捨てるメリットは何でしょうか。
今まで自分とは合わないなと思っていた人との距離が縮まる
プライドが高い人って、距離をおきたくりますよね。
プライドを捨てることによって、人から、「あれ?〇〇さん、最近、なんか話しやすくなったな」と思われて、人が寄り付くようになります。人間関係の幅が広がります。
新たな世界観を見えて、新しい考え方が得られる
プライドが高い人は、頑固とも言われます。頑固な思い込みのせいで人の意見を受け入れられずに、自分の世界を狭くしてしまっています。
人の意見を積極的に聞くことで、新た価値を見いだせて、世界を広げることができます。人としての幅が広がります。
気持ちが楽になる
こうでなくてはならないと、プライドのせいで無理していた自分を手放すことで、気分が楽になります。プライドを持つ人は、責任感や向上心が強いので、もっと、もっとと無理することがあり、疲れてしまいます。
プライドを捨てて、こんなものでもまぁいいかと気楽に考えることで楽になります。心の幅が広がります。
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