「人生はなるようになる」
「悩んでいても仕方ない」
どんなに努力しても人生がうまくいかない時、「なるようになる」と自分に言い聞かせながらも、割り切れないことってありますよね。
理屈的に頭ではわかっていても、何をやってもうまくいかない状況では、自分のことが嫌になってしまい、落ち込むこともあるのではないでしょうか。
人生なるようになんて全然ならない…泣
そもそも、「なるようになる」というのはどのような意味なのでしょうか。そんな疑問も湧いてきますよね。
私自身は、これまで「人生なるようになる!」と開き直るために使う言葉だったように思いますが、今では少し違った捉え方をしています。
というのも、この「人生なるようになる」という言葉の裏にはたくさんの後悔しない人生を送るためのヒントがつまっていると理解できたからです。
そこでこの記事では、「なるようになる」という本当の意味、そして自然体で生きられるようになる心の鍛え方をお伝えしていきます。
特に、「なぜ人生うまくいかないのだろうか」と悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
「人生なるようになる」ってどういう意味?
「人生なるようになる」
誰もが一度は聞いたことがあるこの言葉。みなさんはどのように捉えていますでしょうか。
私自身も自分に言い聞かせてきたように、「人生なるようになる」という言葉は、楽観的な考え方で捉えている人が多い印象です。
人生なるようになるから、悩んでも仕方ない!
一見、とてもポジティブな考え方に見えますし、「諦めも肝心」という言葉があるように、開き直ることも時には必要かもしれません。
ですが、単純に「人生なるようになるから、何もやらない」という解釈ではないことを覚えておきましょう。
「人生なるようになる」というのは、言い換えると、「自分の運命に逆らわない」ということです。
つまり、どれだけ人生の流れに身を任せられるかが、「人生なるようになる」という状況を理解する上でとても重要なのです。
そう言われても「人生の流れ」って何だろう…ピンとこない。
そう思った人もいるかもしれません。実は私も初めはよく分かりませんでした。
周りの人が「大きな流れに乗る」とか、「自然な流れに任せる」と言っていても、「ふーん、なるほど」って感じてあまり理解できなかったんですね。
ところが、最近になってようやくその意味が理解できるようになりました。少しわかりやすいように体験を交えて深掘りしていきますね。
「人生なるようになると」と腑に落ちた体験
少し私の体験をシェアさせてください。
私はこれまでずっと「努力すれば必ず良い結果を招く」と信じていた人間でした。
というのも、これまで自分には難しいと思ったことでも、必死に努力して道を切り開いてきた体験があるからです。
ところが、一時的な達成感や喜びは得られるものの、しばらくすると悩みにぶち当たり、「努力せねば」「何か行動せねば」とまた必死に努力するという繰り返しで、本当の意味で人生に充実感を得られなかったんですね。
そして、いつもこう思っていました。
私には何もないから、人よりも努力しなきゃ。人生が楽しくないのは、自分の努力が足りないからだ!
今ならわかるのですが、私は無意識に「今の自分ではいけない」と自分を否定し、「うまくいかないのは自分のせい」と、自分の努力を認められない状態になっていたのです。
もちろん努力することは良いことです。ですが、自分を否定する形で努力しても終わりがないことに気が付いたんですね。
そして、努力した結果として、うまくいくこともあればうまくいかないことも当然あるのです。なぜなら、物事は努力よりも環境や状況の影響が大きいからです。
うまくいかなかったのは自分のせいでなく、そういう結果になったということだけなんだ。
そう思えたら肩の力が抜けて、冷静に「どうしていったらいいのか」を考えられるようになりました。
つまり、やるべきことはやった上でうまくいかなかったら、「うまくいかなかった理由」を探して、またチャレンジすればいいだけのことで、自分を否定する必要はないということ。
また、極端な話、逆に努力しなくてもうまくいってしまうこともあります。これが「自分の運命に逆らわない」考え方で、「人生なるようになる」ということなのです。
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