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人生なるようになるという思考で生きるメリット
「人生なるようになる」といういった感覚が少しは掴めてきましたでしょうか。ここからは、人生なるようになるという思考で生きる3つのメリットについてご紹介します。
①ネガティブ思考になりにくい
「人生なるようになる」と、人と比べず自分の人生に向き合って生きられるようになると、ネガティブ思考になりにくくなります。
どんな人の人生にも、ポジティブな事とネガティブな事が起きていますよね。ですが、私たち人間の特性上、どうしてもネガティブな面に目がいきがちです。
問題を克服しては次の課題に励み、修正を繰り返して生きていく事が成長だ大人から教わって生きてきていますし、自分に持っていない物や足りない物を補うことが当たり前となっている社会があるので当然とも言えるでしょう。
自分はネガティブだと思っている人は、ただ物事のマイナス面を見てしまいがちなだけなのかもしれません。
自分に起こるポジティブなこともネガティブなことも心身に受け入れ、人生の流れに身を任せられるようになると、ネガティブなことも必然であることに気がつけるようになります。
②自分のありのままを認められるようになる
人生なるようになるという状況が理解できると、自分のありのままを認められるようになっていきます。
というのも、人生に起こる出来事にポジティブな事とネガティブな事があるように、自分自身にも良い面や悪い面、得なことや不得意なことがあることが自然だと捉えられるようになるからです。
たとえば、
こんな風に普段思うことが多い人は、自分が持っていないものや足りないものばかりを探し求めることがベースになっていないでしょうか。
もちろん問題や課題を克服していくことも大切ですが、その際どんな心のあり方でいるかがとても重要なんですね。
実は、自分を否定する形で努力しても、結果的に充実感を得ることはできないんです!
自分のありのままを認められるようになることで、自分が持っていないものに執着せず、逆に持っているものを活かそうという思考が働きます。
そのため、何かうまくいかなくても自分を否定することなく、軌道修正することができるのですよ。
人生なるようになるのです。
③力が抜ける!自然体で生きられる
自分に起こる全てのでべきことは必然であること、自分のありのままを認められるようになると、余計な力が抜けて自然体で生きられるようになるのです。
すると、「自然な流れに任せる」ということが体感として分かってきます。
また、自分に足りないものを追うのではなく、「こうしたい」「ワクワクする」など、自分の本音から湧き出てくるやりたいことをできるようになっていきますし、今あるものに感謝できるので幸せを感じやすくなります。
逆に、生きづらさを感じていたり、何をやっても上手くいかないと思っていたりする時は、自分の人生の流れに逆らっていることに気づかずに、「もっと努力すればうまくいく!」「頑張らないと幸せになれない!」と必死に頑張って生きている状況なのかもしれません。
人生は、その人らしく自然体で生きている時こそ、輝くのではないでしょうか。
そうは言っても、どうやって「人生なるようになる」と考えられるようになるのだろう?という疑問もでてきますよね。
人生なるようになるという考え方になれる心の鍛え方
「人生なるようになる」という考え方になるためには、「不安を理想に変える」力を持つことです。
というのも、人生なるようになると思えない1番の原因は「不安」です。とはいえ、人間の本能的にも不安はつきものなので、不安になるのは当たり前のことなんですね。
不安を解消するために不安の根本的な原因を知るということをよく聞きますが、実は不安の原因を追求しても不安がなくなることはありません。
じゃあ、どうしたらいいのだろう?
そう考えていた時、不安は未来のイメージがきているということに気がついたんですね。
つまり、起きてもいない未来をイメージすることで、あたかもそれが起こったように感じて不安になるということです。
逆に言えば、理想のイメージをすることで、あたかもそれが起こったように感じられるようになれば、不安がくる時と同じように「ワクワクの状態」になれます。
とはいえ、「理想のイメージが湧かない」「良い未来のイメージができない」という人も多いのではないでしょうか。そこで、「不安を理想に変える」ための心の鍛え方をお伝えしていきます。
不安になりやすい意外な原因?優柔不断を克服する
自分の優柔不断さに悩んでいる人は多くいます。優柔不断というと、何か選ぶ時に迷ってしまうというイメージが強いですが、
・自分の意見がまとまらない
・あれやこれやと、あることないことを考えてしまう
といったことも、優柔不断の要素です。
優柔不断な人は、どっちがいいのか選ぶ時に、マイナスな面を考えていることが多いはずです。たとえば、「こっちを選んでこんなことが起きたらどうしよう」「こっちには〇〇なマイナスな面がある」など。
つまり、損したくない・失敗したくない・後悔したくないという気持ちから、決断ができないという状況なのです。
とはいえ、視点を変えれば「常にベストな選択をするために尽くしている」ということにもなります。
優柔不断を克服するためには、優柔不断な自分は「ベストの状況を作り出そうとしている」と認識し、プラスな面を考えて決断できるように心がけてみてください。
そもそも、どんなことにもプラスの面とマイナスな面があるので、どちらを選んでもマイナス面があるんですね。
そのため、プラスの面を考えるようにすることで、同時にマイナス面を受け入れることに慣れていきましょう。
慣れてくると、プラスな面に目を向けられ、自然に理想や良いイメージを浮かべられるようになります!
自分の人生を見下さずに賞賛する
多くの人が、自分の人生に対して
というように捉えています。
人生なるようになるというのは、「自分の運命に逆らわない」という話をしましたが、そもそも「自分の人生はつまらない」と思っているようでは、自分の人生の流れに身を任せることなどできません。
そのため、まずは自分の人生は素晴らしいものだと気がつきましょう。オススメは、自分がこれまで生きてきて、「頑張ったこと」「誇れること」を思い出し、自分を褒めてあげること。
この時、決して他者と比べてはなりません!自分の人生の中で1番誇れることはなんだろう…と振り返ってみてくださいね。
誰にでも、その人なりに辛い状況であったり、誰にも言えない葛藤であったり、その中で努力したり、必死で取り組んできた体験があるはずです。
それは、あなたにしかない唯一無二の体験なのですから、自分でしっかり称えてあげる習慣をつけましょう。
「自分はこれまで頑張ってきたんだな」「自分は今頑張っているんだな」と自尊心を育てることで、自信が湧いてポジティブな未来を想像できるようになります!
唯一無二!自分と今を受け入れ活かす
当然のことですが、人は皆一人ひとり全く違う人間です。そして、私もあなたも自分の意思で「自分自身」に生まれたわけではありませんよね。
私たちはつい、他者と比べて「自分にはこれがない」「自分はここが足りない」と無いものばかりに目がいき、不安や焦りがでてしまいがちです。
でも、そもそも他者にはあって自分には「ないもの」があって当然なのではないでしょうか。もちろんその逆も必ずあります。
自分自身はこの世でたった1人の唯一無二の存在です。そのため、自分を受け入れ、自分をよく知り、自分をどうやって活かしたらいいのだろうかと考えることに時間を使いましょう。
また、今を受け入れることも大切なポイントです。たとえば、別の時代に生まれていたら、今抱えている同じ悩みをもっていたでしょうか?おそらく別の悩みを抱えていたはずです。
今の時代に生を受けた自分には何ができるのか?そうやって、自分と今を受け入れ活かすマインドでいることがとても大切なのです。
自分の人生は唯一無二!そう改めて思うと、自分の運命をなんとか変えようと思って生きる方が大変だと思えてきませんか?
不安を無理に解消しない!能力ではなく価値観に注目しよう
「不安を持たずに、自信を持とう!」
そう誰かに励まされ、その瞬間は少し気持ちが紛れても、結局は同じ不安に悩まされるという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
それもそのはず、不安な気持ちから自信が湧いてくることはまずないからです。そのため、不安な状態から、自分を安心させることが重要です。
安心できないということは、何か成果や結果がないと、もしくは頑張って努力していないと、自分に存在価値がないと思っていませんか。
つまり無意識に他者との能力合戦に入ってしまい終わりはありません。
そうではなく、自分が大切にしている価値観を満たすことを意識してみましょう。価値観とは、「何に価値があると認識するのかという考え方」です。
不安を無理に解消しようとするのではなく、自分にとって「何に価値があると思うのか」に焦点をあて、そこを満たし心の支えにすることで、不安に囚われずに安心のフェーズに入ることができるのです。
自分の価値観には能力も優劣もありませんよ。
大切なのは目の前のことに囚われないこと!視野を広く持とう
自分のネガティブな感情や不安とうまくつきあえるようになると、自ずと視野が広くなり、色んな角度から出来事を捉えられるようになります。
すると、全てのことに対して「良い面」「悪い面」どちらもあることに気が付くようになるはずです。
一見ネガティブに思えるようなことでも、そこには必ず良い面があり、どんな事柄にもバランスがとれるようになっているのです。
つまり、人生も同じようにバランスがとれるようになっているんですね。
だからこそ、人生はなるようになる!
大切なのは、起こってもいない不安や終わった過去などに囚われず、視野を広く持つことです。
時には心配事が多くなったり、嫌なことがあったりするかもしれませんが、そこに多くの時間を費やしたところで、現実は何も変わりません。
変わるのは、「あなたの内面(心)次第」なのです。
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