探している

見つからない自分探しより、今が充実する自分理解がおススメなワケ

ライター:沖 明香

「自分探し」という言葉を聞くと、なにやら甘酸っぱいような、もしくはほんのり青臭いような、しかしいつまでもそう言っていると、だいじょうぶ?って言いたくなるような、そんな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

自分探しをしたいと思うとき、かならずそこには今の自分自身に満足できない、今の現状を変えたい、やりたいことを見つけたい、と漠然としたもやもやを抱えているはずです。

そして素敵な自分が、満たされるなにかがどこかにあるはず、と外に見つけようといろいろなことをしようとするかもしれません。

自分探しという言葉には、自分探しの旅に出るといわれるように、どこか遠くにそういう自分がいるような捉え方をしがちです。

でも残念ながら、いまの自分を知ることなくして、いまの自分の現状を受け入れて、いまを充実させていくことなしに、素敵な自分も、満たされる現状も現れることはありません。

そこで今回は、いまの自分をよく理解して、充実させていって、自分のあり方を確立するためのヒントをお伝えしますね。

  1. 自分を知ると決めることが、自分探しの本当の始まり
  2. 「自分探し」という言葉を定義してみると
  3. 自分理解を実践するための基礎準備について知ろう
    1. 1人になれる環境を確保すること
    2.  今の自分自身を否定しないこと
    3.  ペンと紙(もしくはPC)を準備してアウトプットすること
    4. 自分を知るための質問をするときには必ず肯定的な質問をする
  4. 自分探しは現状を客観的に俯瞰することからがスタート
  5. 自分理解に必須な、自分への問いかけ力を磨く
    1.  今ある悩みや不安を積極的に変えていくための問いかけ
    2. やりたいこと、望みを知る問いかけ
  6. パーソナリティをより深く知るための問いかけ
    1. 「あなたの両親の素敵な部分と嫌だと感じる部分はどういう部分?」
    2. 「今の自分の好きなところはどこ?」
    3. 「今の自分の嫌いなところはどこ?」
  7. ライフワークを見つけていくための問いかけ
    1. 子どもの頃、よくやっていたこと、大好きだったものはなに?
    2. 人に感謝されたり、よく褒められることはなに?
    3. どれだけ使ってもなくならないお金と、いつでも自由にできる時間と絶対に失敗しない保証があるとして、やりたい、というものはなに?
  8. 自分探しの旅で自分はみつかるのか?
  9. 自分への理解を深め、今ここから最高の自分をつくっていこう

自分を知ると決めることが、自分探しの本当の始まり

始まりの位置

ここにいる自分は、ほんとうの自分じゃない。すごく大きな不満があるわけでもないけれど、なんだか満たされない。もっと生き生きと輝きたい。きっとそれがほんとうの自分だ。

さやか
さやか

こういう気持ちって、だれもが1度はもったりするよね。わたしもめっちゃあった!

そんな時って今とは全く違う環境にいけば、場所を変えれば、普段の行動を変えれば新しい自分に出会えるんじゃないか、と考えたりしますよね。

もちろんそれも1つの方法です。場所や環境を変えることで新しい価値観や物事の見方と出会い、それを取り入れることで自分の世界を変えることができます。

確かにそうしたほうがある意味てっとり早いし、人ってわざわざ自分を知っていくなんて面倒だ、って思っちゃうもんなんです。なので大概の人が先に周りを変えることを選択します。

でも本気で「自分探し」をしたいと考えているのであれば、まず客観的に自分を見つめて知ろうとする、ということのほうが、とっても大事で必要なことなんです。

場所や環境を変えることはあくまでも手段。自分と向き合って自分自身を変えるんだと意識しなければ、同じことを違う場所で繰り返してしまうことのほうが多い。

いったい自分のなにを変えていくことが必要なのか?自分は何を不満に思い、何を望んでいるのか。

それを理解しておかないと、いつのまにか他人や出来事に流されるままになって、結局わたしって何者なんだろう、とエンドレス自分探し、になりかねないです。

焦って外側や行動を変える前に 「自分を知ること」が必須である。「実は自分のことよく分かっていない」 この部分をよく自覚しておくことが大事。

なので、「自分探し」をする前に、今の自分に満足していないんだな、変わりたいと思っているんだな、ということを自覚して、今の自分と向き合うぞ、と腹を決めちゃいましょう。

そこが「自分探し」のほんとうのスタート地点の始まりです。

「自分探し」という言葉を定義してみると

まず「自分探し」という言葉ですが、これはそもそも言葉の定義そのものがとっても曖昧です。

「自分を探していく」ある意味そのままといえば、そのままですよね。しかしここを明確にしておかないと、どこからなにをしていいのかが分かりません。

じゃあ、どんな自分を探していけばいいの?というと

「自分のことを好きと思える」「自分であることに満足している」「自分の人生に満足している」

という自分を探すのです。

ただ残念ながら結論から言ってしまうと、そんな自分は探しても見つかりません。自分を探したところで、今、ここにいる自分以外に、自分なんていません。

では、「自分探しに」にはどういう定義をつけて、どうすればいいのかというと

「自分探し」とは「今の自分から理想の自分を創っていく」ということである。そのためには「自分について深く理解すること」が必要である。

となるのです。

ここでは「自分探し」は「自分自身を理解し、なりたい自分を創ること」という定義のもと、ここからは自分を知っていく方法とマインドセットについてお伝えしていきますね。

自分理解を実践するための基礎準備について知ろう

1人の時間

まずここでは、「自分を知る」ために、とても大事な事前準備からお伝えしたいと思います。

1人になれる環境を確保すること

まず真っ先にしてほしいことは、だれにも邪魔されない自分だけに集中する時間をつくる、これを死守してください。

さやか
さやか

できるなら毎日、もしくは週に1回でも2回でも、どうしても無理なら2週間に1回でも!

え、そんなこと?と思う方もいれば、家族もいるし、やらなきゃいけないこと山ほどあるし無理!と思う方もいるかもしれませんね。

けれど、わたしたちの頭のなかは常におしゃべりが止まらず、思考は散漫しています。

「今日の夕飯はなににしよう?」「あんなこと言われて悲しい」「今日の合コン、何着ていこう?」「やばい課題が終わらない」などなど、いつも忙しいのです。

多くの人は目先のことや、やらないといけないと思っていることに終始追われていて、自分とじっくり対話することなんて、ほとんどしていません。

また人と関わっている以上、多くの人たちの考えや意見や行動に、思っている以上に影響を受けているものです。

自分のことを知らない人は、自分のことが分からないから安易に周りに流されやすいんですね。

夢や目標をもって進んでる人をみれば、自分もそうなりたいと、あたかも自分の望みもそれだ、と思い込んだり、大多数がいいと言うから、なんとなく“いい”気がしてしまったり。

他人の考えに流されたり、取り入れているうちに、気づけば自分がどこにいるのか、なにをしたいのか、よくわからなくなってしまうのです。

「自分のことを知る」には、自分のためだけに「1人になって考える時間」確保はマスト!この時間を持つだけで、人生は大きく変わる

ここをしっかりと頭に入れてくださいね。

 今の自分自身を否定しないこと

悲しむ女性

自分探しをしたいと思う人は、基本的に今の自分や環境に不満があるから変えたい、と思っている人が大半ではないでしょうか。

もちろん不満を感じるから変えていきたい、新しい自分になりたい、という気持ちは原動力にもなるのでとっても大切です。

しかし、今の自分や現状をみようとするとき、うっかりやりがちなのが、自分へのダメだしなのです。

自分へのダメ出しは百害あって一利なしです。

・自分へのダメ出しをずっと続けていると、どんどん自分を委縮させて行動できなくなる 

・自分ってダメなやつと思い込むようになって自己肯定感が下がり負のスパイラルへ!

・自分の本心やこうしていきたいがどんどん分からなくなる。

これは他人であっても、自分であっても同じことです。客観的に自分の気持ちや、自分の状況を観察して把握するだけでいいのです。

「自分を知る」という作業を行う時には、いっさい自分へのダメ出しはやめていきましょう。

実際にやってみると思っている以上に、自分に対して否定的な言葉をかけていたりすることに気がついて驚くはずです。

このこともしっかりと頭に入れておいてくださいね

 ペンと紙(もしくはPC)を準備してアウトプットすること

紙に書く

先ほどもお伝えしましたが、わたしたちの頭のなかはいつもおしゃべりでいっぱいです。

いろいろなことを意識的に、または無意識的にも膨大な量の思考をしています。

ましてや現代のようにあらゆる情報にいつでも触れられて、インプットできる環境の中では、頭のなかは洪水のように思考が溢れています。

なので「自分を知る」作業をするときには、必ず頭だけで考えるのではなく

・ノートに書き出す
・手帳にメモする
・携帯のメモ欄に書き出す
・PCでワード機能などにメモする 

など必ず手を使ってアウトプットする癖をつけること。

書き出して視覚化することで、あらためてどんなことを普段考えていたかに気づいたり、新しいアイディアがどんどん浮かんでくることがあります。

さやか
さやか

書き出しは「脳の交通整理」をしてくれるよ。頭の中で終わらせるだけでなく、しっかり書き出そう~!

ちなみに、自分の中にある不安や恐れなど、ネガティブなことでも書き出すと、自分がいったい何を恐れているのか、その正体がクリアになって向き合いやすくなって行動のブレーキが外れることもあるので、それもおすすめです。

自分を知るための質問をするときには必ず肯定的な質問をする

幸せな質問

わたしたちは、何かに悩んだりしているとき、自分のなかで否定的な質問を無意識にしていることも多々あります。

たとえば、なにかうまくいかない時、当たり前のように

Aくん
Aくん

「なんでうまくいかないんだろう?」「どこがいけないんだろう?」

とか思ったり、つぶやいてしまうことってありませんか?

これって、じつは自分に自分で「うまくいかない理由」を質問しているのと同じことなんです。

私たちの脳みそはとても優秀なので、質問を自分になげかけると、その答えをずっと探し続けます。

つまり否定的な質問をなげかけると「どうしてうまくいかないのか?」その理由をたくさん集め出します。

これがダメだから、あれが足りないから、それが良くないから、、、こんなうまくいかない理由を集めてもうまくいくはずはないし、どんどん落ち込むだけですよね。

基本的に、人はネガティブなことを考えがちなので、しっかり意識しておかないと、いつの間にか否定的な質問を自分にしがちです。

問いかけは脳を変えるので、どんな問いかけ(質問)を自分にするかは、超超大事なポイントだったりします。

なので、悩み事や現状の問題について書き出すときは

「なんで○○できないんだろう?」ではなく「○○をよくするには今どうしたらいいのだろう?」というような、肯定的な質問の形に変えることを意識する。
ここを気をつけてみてください。

自分探しは現状を客観的に俯瞰することからがスタート

俯瞰図

とにかくまずは、今の自分の現状を客観的に把握することからが、すべての始まりになります。

1歩目を踏み出すにしろ、自分の現在地がわからないことには、どこにも進むことができません。

まずは霧を晴らしてなにがどこにあるのか、自分がどこにいるのかをクリアにしてあげましょう。

そのために、かなり有効なのが頭の中にあるものをどんどん外に出して書き出していくことなのです。

・生活について
・人間関係について
・仕事について
・家族について
・パートナーシップについて
・お金について
・ほか気になるところ
ある程度、それぞれの分野にわけてみるとより分かりやすいです。
たとえば生活なら
●朝7時に起床、満員電車に乗り9時出社。休む暇なく昼食を15分で食べ、22時過ぎに帰宅。
という人もいれば
●午後15時起床、18時までゴロゴロして過ごし、19時より仕事開始22時まで仕事をして、23時よりオンラインゲーム、午前3時から6時まで再度仕事。午前7時に就寝。

などなど、ひとの数だけいろいろあるハズです。そのなかでもポイントとして

自分の感情はできるだけ乗せずに「事実」だけ書き出すこと。   
 
できるだけ客観的に「どういう行動をしているか」「具体的事実」だけ書き出書き出して眺めた後、そのままその書いた事実の下でも、横でもいいのでそれに対し「自分はどう思い、どう感じているのか」を書いていきましょう。

※事実・出来事と感情は分けて書く!
という部分を意識して書いてみてください。
例)朝7時に起床、満員電車に乗り9時出社。休む暇なく昼食を15分で食べ、22時過ぎに帰宅。

やばい、しんどい。働きすぎて、ただの社畜になってる。わたし、こういう生活をしたかったんだっけ?などなど。

この時は、ネガティブな気持ちがあるなら、そのまま思いっきり書き出しても大丈夫なので、どんどん書き出してしまいましょう。

なぜ出来事や行動と感情を分けるかというと、一緒に書いてしまうと、感情にくっついている思い込みというフィルターで、新しい視点や解釈、新しい発想というのが出にくくなるからです。

出来事や事実だけをそのまま眺めてくると、新しい角度からそれらを眺めやすくなります。また「あたり前」と思っていたことに、急に違和感を感じはじめるかもしれません。

ぎゅうぎゅうに物を詰め込んだクローゼットの中を、いったん全部出してから、いらないものは処理したり、場所を変えて整理整頓していく感じですね。

さやか
さやか

とにかくもう出てこない!というところまで、まずは徹底的に書きだす!

頭の中で整理されずに、もやもやと悩んでいることも、頭の中から出して眺めるだけで、スッキリしてしまうこともあります。「吐き出す」ということは心のお掃除にも、効果絶大なのです。

自分理解に必須な、自分への問いかけ力を磨く

自分を知るためには、先ほどからお伝えしているとおり、自分に問いかけをして、知るための時間をあえてつくることが、とても大切になります。

とはいえ、普段からそんなこと考えたこともないよー、という人にはどういう問いかけをしていいのかも分からないですよね

ここからは今の自分自身を知るために役立つ問いかけをいくつかお伝えしていきますね。

 今ある悩みや不安を積極的に変えていくための問いかけ

悩みや不安というのは抱えていると、ほんとうに毎日も憂鬱ですよね。

でもこの憂鬱って、ハッキリと理由があるものもありますが、なんとなくスッキリしない、なんとなく不安だ、みたいなこともけっこう多いんです。

そして理由がわからないからこそ、どうしたらいいか分からないので、余計にしんどかったりします。

まずは、先ほどからお伝えしているように、悩みだと不安だと思っていることを書きだして、しっかりと見ない振りせず見てみましょう。

見ない振りしていると、まるでおばけのように、よくわからないから、ほんとうはたいしたことないものなのに、恐怖が増大しちゃうなんていうのは、よくある話です。

なんかもやもやする、不安を感じる、困っていると感じることで、自分はいったい何に対してそう感じているのか、細かく書き出していきます。

ここで「この出来事が本当はどうなったらうれしい?どういうことが自分にとっては最高だと思う?」という問いかけを自分にしてみる。

この質問を一番はじめにするのがなぜ大事かというと、人はネガティブな悩みや状況に対しては、常に「ない」「足りない」「できない」などの不足の面から物事を見ているからです。

そしてその視点からなにかをポジティブに変えるための発想はなかなか出てきません。

脳にしている質問が「ないものはなに?できないことはなに?」という質問をしているのと同じだからです。

なので、たとえ最初なにも浮かばなかったとしても、焦らなくていいので、まずは「ない」「できない」という不足の部分から、自分の望む方向に答えを探すことに、フォーカスを切り替える練習だと考えてみましょう。

「不安や悩み」よりも「自分の本当はどうしていきたいか、何が望みなのか」により意識を向けることの方が、超、大事!!

そして何かを変えたいとき、解決したいときは、自分の望み(ゴール)を先に設定しちゃうのです。

ゴールを先に設定することで、それを実現させるには「何をどうすればいいのか?」などの逆算をして考えていくことができる。

飛躍的にものごとを変えていくには、未来から今を見る視点をもつこと。

大事なポイントは、「ある」にフォーカスを変えること。そして先にゴールを設定することなのです。

やりたいこと、望みを知る問いかけ

自分の望み

今、自分がなにをやりたいのか、なにを求めているか分からないっていう人はけっこう多くいます。

そんなとき、ただぼんやりしていても、いつまで経っても見つかりません。しっかりと自分の望みを導き出していく問いかけをしていきましょう。

たとえば

「もし、いまと全く違う理想の人生があったら、わたしはどうしたい?どうなりたい?」という質問を自分に投げかけてみる。

自分のことがよく分からないと、最初はとくに思い浮かばないかもしれません。でもそれでも大丈夫です。

どうしても出てこなければ「このままの人生が続いたら、死ぬときに一番後悔することはなにか?」「なにを選んでなにを捨てたら、一瞬で生活は人生は変わる?」

という質問を投げかけてみてもいいですね。

とにかく、まず今までの自分の人生の選択以外に視野を広げていくことを自分に問いかけましょう。

さやか
さやか

そこから脳が動き出し、それのヒントを拾うためのリサーチを勝手にしてくれるよ。それくらい自分への「問いかけ」って重要!

そして世の中には、視点を広げれば自分と全く違う生き方や、時間の過ごし方、生活をしている人はごまんといますよね。

普段の生活のなかでも、自分と違う生き方や、時間の過ごし方をしている人がいたら、どんな風な生活や考え方をしているか聞いてみるのもいいでしょう。

身近にいなければ、インターネットでもSNSでもいいですし、今って探す方法はいろいろあります。

「この人がいいな」と感じる部分があれば、その人のどんなところを自分はいいな、と感じたのか、憧れを感じるのか、逆に嫉妬を感じるのであればどこがうらやましいのか、これも細かく書き出してみる。

「憧れ」の部分も「嫉妬」の部分も、そこには、あなたの理想とするものが必ず隠れています。

丁寧にそれらを抽出して文字化してアウトプットすることで、ぼんやりしていたものが明確になるはずです。明確になることで、行動へのステップも見えやすくなります。

「自分の望み」や「自分がなりたいと思うこと」「自分はこれからどうしたいと思うのか」はこのようにして、どんどん自分に問いかけをしていくと、自分の望み、やりたいことが見えてきますよ。

パーソナリティをより深く知るための問いかけ

次は自分自身について、さらに知るための質問です。ひと口に自分といっても、人っていろいろな面を持っていますし、案外自分のことは表面だけしか理解できていないことも多いんですよね。

なにせ、いつも自分以外のだれかのこと、なにかのことに気を取られてしまうのが常ですから。自分を多角的に知るために、いろんな質問を投げかけてみましょう。

「あなたの両親の素敵な部分と嫌だと感じる部分はどういう部分?」

家族

なんで自分のことなのに、両親のこと?と思うかもしれませんが、この問いかけは、自分を知るために、かなり重要な質問になります。

親との関係は人生に大きな影響を及ぼしています。なぜなら、子どもの頃は親のことを素直に、そっくりそのまま彼らの思考や感情も受け入れて、それがあなたの一部をつくっているからです。

あなたのなかには、お父さんの好きなところと嫌いなところ、お母さんの好きなところと嫌いなところが必ずある。

もしあなたが、あんな風にはなりたくない、と反面教師のように正反対なことを選んでいたとしても、それがあなたの中からなくなったわけでは、残念ながらないのです。

また実はやりたいと思っていたことが、親への反発心でそう思っていただけだったり、または逆で、親の期待に応えたい、親が喜んでくれるから、それをやりたいと思い込んでいたり

さやか
さやか

じつはそれ、あなたの本心でないですよ~

みたいなことはかなりあったりします。

あたり前過ぎて、よっぽどなんかおかしくない?みたいなことが起こらないと、なかなかそれに向き合う機会はないし、気づけないんですよね。

なので、親との関係はほんとうにじっくりと向き合うと、自分の本当の気持ちや、気づいていなかった自分の一部を知る大きな機会にできるのです。

「今の自分の好きなところはどこ?」

自分が好き

自分のことを好き、といえる、これ、人生においてとても大事なことです。あなたは自分の好きなところをどれだけ思いついて言えるでしょうか?

幸福度高い人生を送っている人は、総じて自分自身のことが好きです。自己肯定感が高く、自分を大切にしています。

これは自分だけが良ければ、というわけではなくて、自分のことを本当に素晴らしい人だと自分が認め満たされていると、他者のことも同じく尊重できるのです。

さやか
さやか

ちなみに昔、わたしって超絶不幸!って思ってた時は、やっぱり自分のことがとても嫌いだったので、自分好き度と幸福度はまちがいなく関係してるよ。

自分探しをしたいと思う人は、どちらかといえば、現状の出来事や、自分自身を認められない、好きではないから違う自分になりたい、という人が多いかもしれません。

けれど、この自己肯定感はまわりから褒められるから、何かが誰かより秀でているから、という比較からではなく、ただただ自分のことを認められる、好きでいられるか、がとても大事だったりします。

ここを理解せず、誰かに認められたいがために、新しい素敵な自分になろうとしても、ゴールの見えないマラソンをするようなものです。

なので、まず「今」の自分のなかで、「好きだな」「こういう自分いいかも」をたくさん見つけていきましょう。

「今の自分の好きなところはどこ?」という問いかけを自分に投げかけることによって、今まで見えていなかった部分に光をあててあげる。

また自分のことがあまり好きではない、もしくは嫌いという人は、最初なかなか見つからないかもしれません。

どうしても好きと思えない場合、「なんかマシなとこ」でもいいので、小さなところから、積極的に見つけ出すことを意識してみる

だんだん慣れてくると、自分の好きな所や良いところがたくさん見つかっていって、自分のことをどんどん好きになれたり、そこまででなくとも今の自分も悪くないかもね、と思えるはずです

「今の自分の嫌いなところはどこ?」

さて次は「自分の嫌いなところ」というところになります。なぜわざわざこの部分もピックアップするかというと、じつは私たちのネガティブといわれる部分、自分が嫌いだと思う部分もとても大事な自分の一部だからです。

人は変わろうとするとき、ポジティブな部分、光が当たっている部分をフォーカスしがちになります。ネガティブだった人ほど、そうです。

ネガティブな部分、ダークサイドの部分を見ないようにしたり、さらには否定してしまうことをやりがちなんですね。

さやか
さやか

でもこれをやってしまうと、抑圧している部分が必ずどこかで暴れ出すようになるんだよね。。。

そりゃそうですよね、その自分だってもともと自分のなかにちゃんとあるもの、ですから。ポジティブな部分もネガティブな部分もあるのが、自然なことなんです。

それを無意識にでも否定したり抑圧していると、余計に自分のことが嫌いになっていったり、嫌な出来事として現れてきて、なにがなんでも「ある」ことを認めさせようとするんですね。

まずは自分が嫌だと思っている自分の部分を、あると感じているものを、ただ書いて出してみる。   
 
そしてそんな自分をダメなやつ~!いなくなれ~!と攻撃するのではなくて、ただ「ある」と認めてみる。(攻撃したり否定すると余計つらくなるので注意)「まあ、あってもいいか」と眺めてみる。

そうしていくと不思議なことに、たしかにあるんだけど、そんなに以前ほど気にならなくなってきたり、そういうところもあってもいいか、と自分をゆるせてくるんです。

自分をゆるせるようになると、今まで思いつかなかったような、やりたいことが自然と思いついたり、行動できなかったことが行動できるようになったりしていきます。

書き出していくうちに、自分のネガティブになりやすいパターンや状況、なども冷静に見れるようになってくる   
 
こういう時に自分はネガティブになったり、あまり望ましくない反応をしているのだな、と気づくことで、それに対して必要な対処もしていける!

自分の嫌いなところにも、おもわぬ宝が潜んでいるので、いろんな角度から自分を知っていきましょう。

ライフワークを見つけていくための問いかけ

新世界

学生時代から社会人になって数年経ち、仕事にも慣れてくると、そんなに仕事が嫌というわけでもないけれど、わたしはこのままでいいのかな?これってやりたいことなのかな?と悩みだす人は多いです。

もっとやりがいがあるものを、やっていてワクワクするような、ライスワークじゃなくって、ライフワークや使命というものを見つけたいと思っている人も、たくさんいます。

A子
A子
 

でも、じゃあライフワークってどうやって見つけていけばいいのよ?

うん、わかります。そう思いますよね~。

ある人は、最初はそんなに興味もなかったけれど、やっているうちに楽しさを感じ夢中になってやっているうちに、それがライフワークになる人もいます。

もともとそれがすごく好き、でやっているうちにライフワークになっている人もいますよね。

自分のライフワークに関しても、行動も必須ですが「自分への問いかけ」をすることも、とっても大切になります。

ここではそのヒントとなるような問いかけをいくつかご紹介しますね。

子どもの頃、よくやっていたこと、大好きだったものはなに?

子どもの遊び

あなたは子どもの頃、どんな子どもだったでしょうか?活発に身体を動かして外で遊ぶのが好きな子もいれば、家で漫画や読書などをしたり、ゲームで遊ぶのが好きだったかもしれません。

・子どもの頃に夢中になるもの、情熱を傾けられるものには、必ずその人の才能の種が埋められている 
 
・子どもの頃の得意だったもの(たとえば、細かいものつくりが得意だったり、想像力豊かに絵を描ける)も、自分の才能を生かすために必要な道具だったりする。
 
ひとりひとり得意なものが違ったり、好きなものやできること、気になるものが違うというのは、人生を豊かにするために、それを使うように持って生まれたものなのです。

大好きなことをやっていると、大変なことでも楽しめるし、インスピレーションも湧いてきます。

けれど、自分が好きだったこと、情熱を傾けていたことも、大人になるにつれ「やらなければいけない」「嫌なことでも我慢してやる」「それをやったほうが有利、評価が得られる」などで、やりたくないことでもやっているうちに、分からなくなった、なんてこともよくあります。

この問いかけをしても、すぐに出てこない人もいるはずです。なので、あらためて時間をとってじっくりと思い出してみましょう。

そして、それらを思い出したら、すぐにやってみましょう。どんどんエネルギーが湧いてくるはずです。

人に感謝されたり、よく褒められることはなに?

ありがとう

自分ではよくわかっていないけれど、じつはすごいことをやっていたり、才能を発揮していることってあります。

でも、本人にとってはそれができることは、とくに努力がいらなかったり、当たり前すぎて、なかなか気づけないってことあるんですよね。

でも人によっては、その才能や能力が喉から手が出るほどほしい、と思う事だってあるんです。

こういう場合、自分でも自覚して行動していくうちに、ものすごく結果を出せたりもするのですが、まずは気づかないと「ない」のと同じな訳なのです。

それをみつけていくためには、人からよく言われることに注目してみるのです。

普段の生活の中でも、人から「〇〇してくれて、ありがとう」「○○できるってすごいね」と言われることがないか、あらためて考えてみる

わたしの知人のなかにも、まわりの人から悩みごとや困りごとを相談されることが多く、いつもその人のために役立つ情報や、解決してくれる人を探して紹介していたら、とても感謝されて、いつのまにか紹介業として仕事になった人がいます。

その知人はもちろん、最初からそんなつもりではなく、ただ「人に喜ばれたい」「人と関わることが好き」ということでやっていたことに、お金を払いたいという人が出てきて、最初はびっくりした、と話していました。

自分のあたり前、普通のことが、最初は「仕事になる」とは思っていなくても、人に感謝されたり、褒められていることで、たくさんの人を喜ばせたりしていれば、求められ仕事になることもある。

自分が自然にできて、感謝されるもの、褒められるものには、才能の種が隠れているので、しっかり掘り出して自覚して、伸ばしていってあげましょう。

どれだけ使ってもなくならないお金と、いつでも自由にできる時間と絶対に失敗しない保証があるとして、やりたい、というものはなに?

自由とお金

多くの人は自分に対して制限をかけて、そのなかで生きています。そのなかでももっとも大きな制限はなにかというと「お金」「時間」そして「恐怖」です。

大多数の人が生活のために、お金のために働いて、そして労働という名の時間を消費して生きています。

それが「あたり前」の世界、そういう仕組みがあるなかで生きているので、仕方がないのですが、それが枠となっていて、その範囲でできることを無意識のうちに選択し、本当にやりたいと思うことに蓋をしていることもたくさんあるのです。

そして、もうひとつ自分の本当にやりたいと思うことに蓋をするものとして、「恐怖」があります。

ひとは恐れや不安を回避するためには、どんなことでもやる、というくらい恐怖と向き合うことを避けます。

なので、自分のほんとうにやりたいこと、に気づいてしまうと、それと向き合うことは避けられないので、自ら気づかないよう仕向けていることがあるのです。

同じ仲間としては、「自分には無理、できない」の諦めなどもあげられますね。

はじめから、制限ありきのなかで考えても制限ないでしか考えられないし、自由な発想は出てきません。

そんなときは、この質問をしてみてください。

もしお金も時間も、身の回りのことすべてが潤沢にそろっている中で、つまりなんにも不足がなかったら、純粋にやってみたいと思うことって何だろう?

その純粋なやってみたいことは、いわゆる仕事というものにはつながっていないかもしれません。

もしかしたら、誰のなんの役に立つものでもないと思うことかもしれません。すごく小さなことかもしれません。

まずはなんでもよいので、小さなことから、今できそうなことからやってみる、トライしてみる。 
 
この純粋な「やりたい」をやりだすと、これが必ず呼び水となって、新しいつぎの「やってみたい」を必ず連れてくる。

そうしているうちに、必要な人と出会ったり、情報がやってきたり、世界が広がっていくことが起こってきます。そしてそれがライフワークにつながる道になっていた、ということも、全然あるのです。

制限をとり払いながら、何度でも自分に質問してみてください。

自分探しの旅で自分はみつかるのか?

自分探しの旅

「自分探しの旅に出る」というように、なぜか自分探しというと旅に出て、自分を探そう、というイメージはないでしょうか。

自分探しの旅に出て自分が見つかるのか、といえば、見つかるかもしれないけれど、見つからないかもしれない、と言えます。

というのも、結局は旅に出て今までと全く違う環境のなかであっても

自分自身を知ろうとする、「自分は何を考え、どんな人間で、何を望むのか」と問うていく、自分理解への姿勢は欠かせなく、そこと向き合えるかどうか

が、問われるからです。

今の現状の中でそれができない、その姿勢がない人に、まったく新しい慣れていない環境の中で、それができるかというとやはり疑問です。

A子
A子

そんなことはない、自分は旅に出て、今までできなかった行動ができた、とても開放的に自分らしくいれたわ!

という人もいるでしょう。

けれど、しがらみがない、深い人間関係がない場所で、自由に目新しいものを体験するのは簡単なんです。なんだか新しい自分になれた気もするかもしれません。

しかし、ちょっとした旅に出て、異文化に触れて新鮮だった、楽しかったくらいでは、本質の変化までいくのは難しいので、帰国したらあっという間に、元の生活に順応していきます。

あのときの今までとは変わった自分はなんだったんだろう、となりかねないのです。

ただ環境を変えるメリットとしては

・現地に長くいて、今までと全く異なる環境、人種、全く異なる価値観、考え方に触れることで、その強烈な「違い」のなかから、自分がどんな価値観を持っていたか、考えを持っているかは見つけやすい   
 
・今までにないタイプの人と触れ合い、自分もこんな風になってみたい、という理想のあり方やライフスタイルを見つける機会もある。

などがあります。そこで、真剣にとことん向き合えば、ものすごく深く自分を知れる機会になりますよね。

しかし、それらもやはり「自分はどうしたい?なにが好き?嫌い?なにを望む」を明確にないと、選択肢が増えただけ混乱してしまいます。

旅に出ようが出まいが、重要なのは「自分のことを知る」「自分について理解する」ことなのです。

旅で本当の自分は見つかるかも、という期待はやめて、まずは自分理解の姿勢を身につけていきましょう。

自分への理解を深め、今ここから最高の自分をつくっていこう

今ここから

どんなきっかけであれ、自分探しをしようと思うこと、それ自体はとっても素晴らしいことです。

それは、より自分の可能性を大きく広げていきたい、もっとより良い自分になりたいという成長の欲求でもあり、自分への期待がそこにはあるからです。

自分探しは、自分理解であること。自分を知ろうとすることから、すべてが始まる。

今日からこのことをしっかりと頭に入れてください。そして

・どこか遠くに探しに行くのではなく、今の自分を否定するのでもなく、今ここからできることを見つけると決める。

 

・たくさん自分に問いかけをしてあげて、自分の気持ちをどんどん明確にしていく。

・それを叶えていくには、手にしていくためには、どうしたらいいのだろう?一体なにが必要なんだろうと、さらに具体的にして、行動していく。

こんな風に1つひとつ地に足つけて、今いる場所でいまの自分から理想の自分を創っていく、と決めて腹を括って行動すれば、いまが充実し始めて、未来の自分も最高の自分になっているはず。

自分理解を深めながら、どんどん行動して、最高の自分と出会ってくださいね!

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