今、自分の部屋にいたらくるっと見渡してみてください。
家の中で過ごす時間が多くなったいま、いかに快適に、ストレスなく過ごせるかというのは、とっても大切ですよね。
実は、僕は一級建築士なのですが、「いかに快適な空間にするか」を日々考えながら過ごしています。
300棟以上の家を設計してます
最近になって、特に大切に思うのが「いつもいる場所に植物を取り入れる」ということ。
というのも、植物の重要性については様々な書籍でも紹介されまして、アメリカの航空宇宙局・NASAでも研究されているほど。
発売以来、10万部を超える名著「最高の体調」の中でも、ストレスを減らし、仕事の生産性をあげるとして、観葉植物の導入をすすめています。
ということで、
今よりもっと快適にストレスなく、なんなら運を良くするための「観葉植物との付き合い方」について、ご紹介します^^
まず、「部屋に植物を置く3つの効果」について、先にシェアしておきます。
1つずつみていきましょう。
目次
1:リラックス効果&ストレスの軽減
まず、色には様々な心理的効果がありまして、植物の「緑」は自然界に存在する色なので、なじみやすく、安らぎを感じられます。
人が認識できる光の波長の中で真ん中にあるのが「緑」で、そのため脳の興奮も抑えてくれるんですね。
目にも優しい色です
また、植物が出す成分に「フィトンチッド」というものがあります。
この成分には、自律神経を整え、リラックス作用があると言われてるんです。
385人を対象にしたノルウェーの実験では、観葉植物を置いた環境だと、ストレスが減り、病気で会社を休む回数が少なくなったんだとか。
という報告もあるそうで、人が本来もつ治癒力が高まるとも言われています。
植物おそるべしですね
ちなみに、「緑」は他の色をまとめる効果もあって部屋のインテリアを素敵にしてくれます。
植物が1つあるだけで、部屋の印象は大きく変わるので、インテリアの面でも植物を置くことはオススメです。
2:空気洗浄&抗酸化作用
アメリカの航空宇宙局・NASAが観葉植物について研究しているんですが、何を研究しているかというと「空気洗浄効果」について。
長い研究の結果、観葉植物には高い洗浄能力があることが発見されています。
植物から発生する物質の中に「フィトケミカル」というものがあるんですが、簡単にいうと、「抗菌効果」があります。
空気の洗浄だけでなく、体を錆びつかせない「抗酸化作用」や有害物質のVOCを除去するなど、とっても優秀なんです。
また、僕たちが酸素を吸収し、二酸化炭素を出すかわりに植物は光合成をし、二酸化炭素を分解して酸素を生み出してくれるわけですが、
つまり、部屋に植物があることで新鮮な酸素を取り込むことができます。
普段飲むお水が不純物のはいってないミネラルウォーターがいいのと同じように、空気だって不純物のはいってないほうがいいですよね。
僕たちの体に優しい環境を提供してくれるのが「観葉植物」なんです。
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