こんにちはikueです。
友達とワイワイ騒ぐ時間も楽しいですが、1人の時間を作ることで自分の気持ちや考えと向き合うことができます。
そんな自分の時間を1人でのんびり過ごすのにオススメなのが美術館です。
と美術館に行くことにハードルを感じている人もいますが、個人的には絵の価値が分からなくても作品を楽しむだけで十分ではないかと思っています。

その時代の生活を絵から感じ取るだけでも楽しいですよ
今回は、展示してある絵だけでなく、その場にいるだけで楽しくなる(落ち着く)都内の美術館を紹介します。
国立新美術館


国立新美術館の入り口
六本木・乃木坂の近くにある国立新美術館。
国立新美術館のロゴ「新」の文字は佐藤可士和さんが手掛けています。少し話が脱線してしまいますが、佐藤可士和さんはセブンアンドアイやユニクロ・GUなどのロゴも手掛けている有名なアートディレクターです。
また、国立新武術館の設計者は黒川紀章氏はクアラルンプール国際空港や国内で数多くの美術館(和歌山県立近代美術館・広島市現代美術館などなど)を設計した方です。建物の形が特徴的で、それを見るだけでも楽しめます。
国立新美術館のコンセプトは 「森の中の美術館」で、中にはいると都会の喧騒から離れ全面ガラス張りの建物に光が差し込むのが心地良さが特徴です。
建物の中でお茶を飲むだけでも、ゆっくり流れる時間を楽しむことができます。
のべ14,000㎡の国内最大級の展示スペースを有する美術館・2,000㎡の展示室を7つ備えているので、お目当ての作品以外にもたくさんの作品が楽しめるのもおすすめのポイントです。






とにかく美術館時代が大きいので、様々なジャンルの作品展が開催されています。そして、作品を2つ見るだけでも半日がかりになるので、芸術に浸りたい時はオススメです
三菱一号館美術館


美術館から見た広場
東京駅丸の内南口から歩いて行ける三菱一号館美術館。
丸の内というオフィス街の中にありながら、美術館の周りは自然に溢れていて、まさに都会のオアシスといった印象です。
赤煉瓦の建物は、1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもので、美術館の建物自体に歴史を感じるような作りになっているのも特徴。
建物の中から煉瓦造りの屋根を見れる部屋もあります。
コレクションは近代美術(1880~1890年代)の作品が多いですが、色んな国の美術館の作品が楽しめるので、サイトをチェックしてみてください。






美術館のあとは、近くにあるエシレのパンやフィナンシェとコーヒーを買って、外のベンチでのんびりするのが至福のひと時です
根津美術館


根津美術館の竹の生垣
南青山という超都会にある美術館です。
美術館に一歩入ると、南青山(東京)ということを忘れてしまうエントランスまでの竹の生垣にまず感動することでしょう!
そして、なんといっても見どころは庭園です。広さ17,000㎡にもおよぶ日本庭園内には自然が溢れていて、遠くに高い渋谷の建物などが見えるのが不思議に感じるくらい静かな時間が流れています。


有名な庭園のカキツバタ
庭園を眺めながらお茶ができるところもありますよ。
美術館の東洋のコレクション、陶器・絵画・彫刻・書跡などが多くあります。国宝にも指定されている「燕子花図(かきつばたず):尾形光琳筆」はとても有名です。






東洋の作品に興味がなくても、日本庭園にだけでも足を運んで欲しいくらい素敵な場所です。季節ごと雰囲気が変わるのでいつ行っても楽しめますよ
太田記念美術館
山手線原宿駅から歩いて行ける場所にある太田美術館。
「えっこんなところに美術館があるの!?」というところにあります。
作品は浮世絵がメインで日本の歴史を感じられる作品が多いのが特徴です。
葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳など人気絵師の代表作を実際に見てみたい人には特におすすめの美術館です。
入ってすぐのところにある靴を脱いで畳に座りながら作品を見れるところが個人的に気に入っています。






浮世絵や日本人の庶民の生活などが浮世絵から見えるので、江戸時代の人の生活を垣間見た気持ちになれますよ
まとめ
美術館と聞くと「作品を見るだけ」と考えてしまう人も多いですが、その建物や周りの雰囲気を楽しむことで、そこにいる時間を充実したものにできます。
そして、写真や映像とは違った生の絵の美しさにきっと驚くはずです。
今回紹介させていただいたところは、もし美術館に行ってみたけど合わなかった・・・と感じる人もその後に、近く(その街)で楽しめるところばかりです。もし近くに遊びに行くことがあったら、ぜひ美術館に足を運んでみてください。
パソコンや携帯などのデジタル機器から離れる時間を作ることで、心にゆとりが生まれ、ゆっくりとした時間の流れを楽しめますよ!
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